2020年12月4日 更新

空手の歴史とは?空手道の起源・始まりの歴史を年表で簡単に解説

空手の歴史は、現在の沖縄である琉球王国で始まりました。空手道の起源は琉球王国の古武術がルーツで、中国や日本の武術の影響を受けながら独自のスタイルへと発展しました。空手は、大正時代に発祥地の沖縄から全国的に広がり、現在では5千万人近い競技人口を誇る世界的な人気競技へと成長していきます。

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空手の歴史年表は、空手の起源と言われる手(ティー)が生まれた琉球王国時代から始まります。琉球士族の護身術として誕生したが、大陸から伝来した中国武術や本土からやってきた日本武術の影響を受け、現在の空手の基礎ができあがりました。

琉球王国時代

15世紀 琉球王国が誕生
中国の福州に琉球館を設置し、貿易や武術の交流が促進
16世紀 尚真王が武器の使用を禁じたため、琉球士族の間で空手が流行
17世紀 薩摩島津藩が琉球を侵略し、禁武政策を実施
18世紀 佐久川寛賀が清へ留学し、帰郷後に唐手を普及
琉球王国時代の空手の歴史は、沖縄古来の武術である沖縄手が中国や本土の武術の影響を受けながら発展していく時代です。2度の禁武政策が実施された結果、素手で身を守る武術である空手が琉球士族の間で盛んになったと考えられています。

明治~昭和初期

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1879年 琉球王国が滅亡し、唐手が衰退の危機
1901年 糸洲安功の尽力により、唐手が学校教育に採用されて読み方をからてに変更
1924年 沖縄唐手研究倶楽部を設立
1929年 船越義珍が唐手を空手に改めると発表
1933年 大日本武徳会が唐手を日本の武道として承認
明治時代の空手の歴史は、唐手が現代の空手道へと変化する時代です。

琉球王国の滅亡後、琉球士族が没落して唐手の存続が危ぶまれる状況になりましたが、学校教育への採用や、空手家たちが積極的に他流試合をおこなって実力を世に示したことから、全国的に空手の知名度が高まりました。

戦後~平成

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1945年 終戦後、武道が禁止されるが、空手道は早期に活動を再開
1948年 船越義珍の門弟たちが日本空手協会を設立
1954年 錬武館が第1回全国空手道選手権大会を開催
1959年 全日本空手道連盟(旧)を設立
1964年 全日本空手道連盟(全空連)を設立
1969年 極真空手の大山倍達が、第1回オープントーナメント全日本空手道選手権大会を開催
1972年 沖縄が日本に復帰
1981年 国体に沖縄が初参加
2013年 全日本フルコンタクト空手道連盟を設立
2018年 第1回沖縄空手国際大会を開催
戦後から平成の空手の歴史は、空手が発祥地の沖縄から日本全土に広がり、さらなる発展を遂げる時代です。全日本空手道連盟を始めとした統一組織の設立が相次ぎ、全国規模で空手道の大会が開かれるようになりました。

直接打撃制を採用する極真会館などの団体もあらわれ、空手道は多様化・国際化への道を進むことになります。

空手のルールの歴史

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空手の基本的なルールは、対戦相手と突きや蹴りの打撃技を応酬してポイントを取り合うことで勝敗を決めます。選手には、よい体勢からコントロールされた技を出すことが求められていて、試合中はスポーツマンシップを遵守した行動を取ることが期待されます。

空手の基本的なルール

判定 得点 適応範囲
一本 3ポイント ・上段蹴り
・マットへの投げ、足払いで倒した後の有効技
技あり 2ポイント ・中段蹴り 
・背部への突き
・各技が得点に値する複合の手技
・相手を崩して得点した場合
有効 1ポイント ・中段突き 
・上段突き
・打ち
全空連の競技規定では、赤と青の旗を持った副審4名が技の有効性を判定し、2名以上の副審が旗を上げると選手がポイントを得られます。どちらの選手もポイントがなく試合時間を終了した場合は、5名の審判が多数決で勝敗や延長を判断するルールです。

空手競技はスポーツであるため危険な技は禁止されていて、試合中に禁止行為を犯した場合は、忠告・警告・反則注意・反則・失格の懲罰が与えられます。

ルール改正の歴史

空手のルールは、長い歴史の中でさまざまな改正を重ねてきました。2020年東京五輪の追加種目に採用されたことから、2019年にはわかりやすさを重視した大幅なルール改正がおこなわれました。

1人で演武するは旗による判定から採点方式へと変更され、女子の組手は試合時間が2分から3分へと長くなり、逆転の可能性が高まると期待されています。

空手着の歴史

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空手着のルーツ

空手着のルーツは、船越義珍が講道館で演武するときに、自分で手縫いした柔道着風の道着が文献で確認できる最古のものと言われています。

琉球王国時代にどのような衣服で稽古していたかは現存する史料がないため不明ですが、戦前の写真では上半身裸で稽古する空手家の姿が残されています。
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