2021年1月4日 更新

山の神の意味とは?箱根駅伝の伝説の選手を絶対知っておこう!

山の神とは、箱根駅伝の山登り区間の5区を好記録で勢いよく駆け上がり、見ている人に勇気と感動を与えた選手のことです。高低差のあるコースを懸命に走る山の神の大活躍は、箱根駅伝をより魅力ある大会に引き上げています。伝説の選手を知ることは、箱根駅伝の観戦を一層面白くしてくれます。

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山の神とは?

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山の神とは、箱根駅伝の山登り区間の5区を好記録で勢いよく駆け上がり、見ている人に勇気と感動を与えた選手のことです。

箱根駅伝全10区間の内で往路の最終区間の5区は、小田原中継所からゴールの芦ノ湖までの標高差は864mあり、最大の難所の区間と言われています。5区の山登り区間は、優勝を左右する区間で、今までに山の神の逆転劇や名勝負が繰り広げられています。

山の神の意味

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5区での山の神のずば抜けた走りは、90回を超える箱根駅伝の数々の名勝負を表すシンボル的な意味合いを持っています。毎年お正月に開催される箱根駅伝は、スタートからゴールまでの全区間を生中継される日本の風物詩です。

普段、陸上競技を見ない人でも箱根駅伝を見る人は多く、往路優勝を決める最終区間の5区は特に注目が集まり、山の神の活躍は大会を大いに盛り上げてくれる起爆剤です。

山の神誕生の背景

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山の神が走る5区は、小田原中継所からゴールの箱根・芦ノ湖まで20.8km、最高標高地点874mの山登り区間です。たすきを引き継いだ序盤は比較的平坦な道が続き、箱根湯本駅前から本格的な上り坂に入り、ペース配分をうまくすることが求められます。

他の区間と比べて非常に特異な5区は、強靭な脚力とスタミナを持った山登りのスペシャリストの山の神が必要です。

山の神の走法

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歴代の山の神の走法を見比べてみても、全く同じようなフォームで走ってはいませんが、共通する走り方のポイントはあります。山登りを力任せに走れば、筋肉に乳酸がたまってすぐに疲れてしまうので、歩幅を若干狭くして走り、肩甲骨を動かしながら腕を後ろに引き、上半身の力を骨盤の動きと連動させています。

山の神の走法は、自分の磨き上げてきたフォームに、山登りの走りの要素を加えた走りです。

山の神のメンタル

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大学駅伝で最も有名な箱根駅伝の5区を走る山の神に必要なメンタルは、レース当日に、箱根の坂で是が非でも自分が活躍し、優勝する強い気持ちです。総合成績に及ぼす影響が大きく、マスコミに注目度が高い5区を任せられた選手は、大きなプレッシャーを抱えての走りになります。

トラック練習でも、きつくなったらすぐ離れていくようなレースをしている選手ではなく、離れても粘り強く走る選手のメンタルが求められます。

初代の元祖山の神

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早稲田大学:金哲彦選手

名前 金 哲彦
大学 早稲田大学卒業
出身高校 九州国際大学付属高等学校
生年月日 1964年2月1日
箱根駅伝記録 1983年59回大会:5区2位
1984年60回大会:5区2位
1985年61回大会:5区区間賞(区間新記録)
1986年62回大会:5区区間賞
マラソン記録 2時間11分48秒:1992年東亜(春川)マラソン
元祖山の神とは、ランニングコーチ・マラソン解説者の金哲彦氏です。瀬古利彦氏を開花させた名伯楽の中村清監督の指導の下、無名だった金氏は、早稲田大学1年次に5区に抜擢され、区間2位の好成績を収めています。卒業するまで4年連続で箱根駅伝の5区を任され、区間賞を2度獲得し優勝に貢献した金氏は、山登りのスペシャリストです。

山登りが得意な金氏は、当時は山登りの木下と呼ばれ、金哲彦氏は大学までは、木下哲彦と名乗っています。
金哲彦氏は大学までは「木下哲彦」と名乗っています。

歴代の山の神と称された選手

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2005年からマスコミに山の神と称された歴代の選手は、初代・今井正人選手(順天堂大学)2代目・柏原竜二選手(東洋大学)3代目・神野大地選手(青山学院大学)3人です。

山の神の称号は、単に優勝を左右する重要な5区を制した選手が、与えられるわけではありません。小田原中継所から往路ゴールとなる芦ノ湖までの山登りで、好記録だけでなく観衆を感動させ、記憶に残る選手だけが山の神の称号を与えられます。

順天堂大学:今井正人

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