2021年2月2日 更新

マラソンの歴史とは?起源・発祥を歴史年表付きで簡単解説

マラソンの歴史は、古来から起こった長距離を走る習慣から始まり、現代ではオリンピックの花形競技と言われるまでになりました。歴史あるマラソンはマラトンの戦いに由来しています。第1回のアテネオリンピックにマラソンが導入されてからは、年々ランナーを増やし続けています。1980年代には女子の参加も認められ、歴史に残る記録を残す女性ランナーも現れました。

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1896年 アテネオリンピック

第1回オリンピックはマラソンの発祥地でもあるアテネで開催されました。出場選手は男子のみに限定され、女性の参加は公式では認められていませんでした。

第1回オリンピックのマラソンでは、マラトンの戦いの故事にちなんでマラトンからアテナイの競技場までの約40kmを25人で競争。優勝者は地元ギリシャの羊飼いスピリドン・ルイスでした。

1904年 セントルイスオリンピック

3回目となるオリンピックマラソンは、アメリカのセントルイスで行われました。セントルイスオリンピックは、万国博覧会の付属大会として開催されていたため、5か月もの期間に渡って開催されています。

セントルイスオリンピックのマラソン大会では、キセル・マラソン事件が発生。参加者のフレッド・ローツは、40kmのコースの中盤で倒れてしまい、たまたま通りかかった車でスタジアムに向かっていました。しかし、途中で車がエンストを起こし、体力が回復したローツが走ってスタジアムに戻って1着でゴールしてしまいます。後にローツを車に乗せた男性が事実を告発したために不正が発覚。約1時間後にゴールしたトーマス・ヒックスが優勝を勝ち取りました。

1960年 ローマオリンピック

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ローマオリンピックのマラソンでは、エチオピアのアベベ・ビキラが優勝。はだしのまま石だたみのコースを走り抜けたことで有名です。

1964年 東京オリンピック

東京オリンピックのマラソンでは、エチオピアのアベベ・ビキラが2連覇を達成しました。さらに、日本の選手である円谷幸吉がマラソンで銅メダルを獲得しています。

1984年 ロサンゼルスオリンピック

政治的介入を防ぐために一切税金を使わずに開催され、商業主義の発端ともなったロサンゼルスオリンピック。さらに、モスクワオリンピックをアメリカを含む資本主義陣営である西側諸国がボイコットしたため、西側諸国に対する報復で社会主義陣営である東側諸国が今大会をボイコットし、参加人数が減少していました。

そのような中で女子マラソンが公式競技と認められるようになりました。
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1996年 アトランタオリンピック

1996年に開催されたアトランタオリンピックでは、日本の選手有森裕子が女子マラソンで銅メダルを獲得しています。有森選手の自分で自分をほめてあげたいという一言が流行語ともなりました。

2000年 シドニーオリンピック

シドニーオリンピックで行われた女子マラソンでは、高橋尚子が日本陸上界で約60年ぶりの金メダルを獲得。日本の女子マラソン部門では初めての金メダルであったため、オリンピックの後に国民栄誉賞が授与されています。

2004年 アテネオリンピック

108年ぶりにマラソンの発祥地アテネで開催されたアテネオリンピックでは、日本が合計37個の当時では史上最多数のメダルを獲得。

女子マラソンでは野口みずきが高橋尚子に続いて日本選手2人目となる金メダルを獲得しました。

マラソンの歴史年表

年代 出来事
紀元前450年 マラトンの戦いでの功績を讃えて市民に長距離を走る習慣が定着
1890年代 ミシェル・ブレアルの提案で、マラソンが第1回オリンピックの競技に
1900年代 日本初のマラソン大会となる神戸マラソン大競争が開催される
セントルイスオリンピックにて、キセル・マラソン事件が発生
1960年代 エチオピア選手の台頭
1970年代 初めて女性のみのマラソン大会が開催される
1980年代 ロサンゼルスオリンピックにて女子マラソンが公式に認められる
1990年代 アトランタオリンピックの女子マラソンにて有森裕子が銅メダルを獲得
2000年代 シドニーオリンピックの女子マラソンにて高橋尚子が金メダルを獲得
アテネオリンピックの女子マラソンにて野口みずきが金メダルを獲得

マラソンの歴史を記した本

マラソンの歴史や由来に関して記された書籍は少なく、あまり多くの出版はありません。しかし、名選手のルーツに関する書籍や選手自身が書いた書籍は多くあります。

女子マラソン強豪列伝 歴史をつくったヒロインたち

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出版社 著者
ベストブック 川口素生
60 件

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