ランニング初心者は必見!準備~始めるまでに必要な6ステップとは?
ランニングの初心者・ランニングを始めたい人への準備から始める方法までを6ステップに分けて紹介・解説。また、ランニングを実践した際の注意や、走り続けていくための方法も併せて紹介しています。さらに、番外編としてマラソン大会への参加についてもおすすめしています。
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公式ライター old_user_id: 311
ランニング初心者が始めるために必要なSTEP1
初心者は走る目的が無いと続かない
しかし、「走る」ということが単調な動作でもあることから、明確な目的を持って走り始めるようにしないとすぐに飽きてしまいます。実際、目的を持って走り始めなかった場合、「面倒」、「時間が無い」、「身体に変化が起きない」などの理由からすぐに走ることをやめてしまうといった話もよく聞きます。そのため、走り始めたいという初心者は、まず明確な目的を持って走るという事が重要です。
ダイエットを走る目的にする
私達人間の身体は、摂取エネルギーが多ければ体重が増加しますが、消費エネルギーが多ければ体重は減少します。そのため、摂取カロリーを減らすだけでも体重は減少します。しかし、その場合、脂肪だけでなく筋肉も減少してしまいます。走ることによって筋肉に刺激を与えれば、筋肉だけでなく脂肪もエネルギー源として使われるため、ダイエットとして始めるには理想的といわれているのです。
健康管理を走る目的にする
走ることのような持久的・有酸素的運動を継続的に行うと、身体内部の多くの機能を刺激します。そのため、身体の老化防止のほか、高血圧や心臓病といった循環器系の病気、糖尿病や通風といった代謝系の病気の予防効果があるとされています。さらに、走ることによって転倒を防ぐ能力も高まることから骨折を防いだり、骨粗鬆症や変形性膝関節症といった骨関節系の病気を予防する効果も期待できます。
その他の走る目的
このようなことから、走ることにはストレス解消の効果が期待できるので、この効果を目的に走ることを始めたいという方も多いようです。また、走り始めると新陳代謝が良くなり、肌がツヤツヤしてくることから、美肌効果が期待できます。このような美容効果を目的に走ることを始めたいという女性も多いようです。
ランニング初心者が始めるために必要なSTEP2
目的達成期間を決めよう
ダイエットをなるべく短期間に達成したいという方は、走る頻度を多くし、その距離を長くしたり、目標タイムも速くする必要があります。ただ、健康管理を目的にしているという方であれば、継続することが重要となり、その達成期間も長くなることから、ランニングの具体的な目標も自分が続けることができる軽めの目標となるでしょう。このように、自分の走る目的に合わせた目的達成期間を決めておくことが大切です。
ランニング目標距離を設定する
例えばダイエット目的の方の場合ですが、前述の通り、体重50kgの人なら1km走ると50kcalの消費になります。このエネルギーを身体の脂肪でまかなうとすると、脂肪は1gで7kcalのエネルギーに相当するため、脂肪1kgを使うには7000kcalの運動が必要になります。この7000kcalを走って消費しようとすると、1kmで50kcal消費ということから、140km走ることになりますので、月間140km走れば、毎月1kg減量できるという計算になります。自分のダイエット目標体重に合わせた目標距離を設定しましょう。
健康管理を走り始める目的としている方は、最初は楽に走れる程度の距離から走り始めるようにすることがおすすめの始め方です。
ランニング目標タイムを設定する
健康管理を目的としている方はジョギングの速さから始めるようにして、自分の体力と相談しながら長い時間をかけて、ゆっくりとジョギングからランニングの速さに上げていくようにしましょう。
ランニング初心者が始めるために必要なSTEP3
初心者はシューズだけはこだわろう
シューズはネット等でも購入可能であり、高機能ながらもリーズナブルであるというシューズも多く扱われています。ただ、初心者は自分にあったシューズを、スポーツ店などで実際に履いてみてから選ぶことをおすすめします。
初心者のシューズの選び方
また、ランニングシューズはメーカーによって、実際の自分の足のサイズに合わせた場合と、自分のいつものサイズに合わせた場合のフィット感が違うことが多くあります。そのため、スポーツシューズ売り場で足のサイズを計ってもらい、そのサイズ+0.5~1cmぐらいのシューズを選ぶことをおすすめします。さらに、軽量化されたランニングシューズはあくまでも「速く走る」ことを目的に作られています。そのため、初心者にはおすすめできませんので注意しましょう。
ランニング時の服装を準備しよう
また、初心者であれば、いきなり半袖半ズボンといった恰好で公道を走るというのは、さすがに抵抗があります。そのため、同じく速乾性、通気性、伸縮性のよいジャージ等の服装・恰好を準備して走り始めると良いでしょう。
ランニング時の携帯品を準備しよう
さらに、夏などの暑い時期に走ると、熱中症などの危険性が高まりますので、万一の時のために、連絡用の携帯電話と保険証を準備しておくと安心でしょう。
ランニング初心者が始めるために必要なSTEP4
走る頻度や時間帯を決めよう
なるべく涼しい時間帯を選ぶことが必要であり、そして、最初は続けやすいように短時間で走る予定を立てましょう。
ランニングコースを決めよう
コースは例えば「キョリ測」といった地図サイトで決めると、距離だけでなく消費カロリー等もわかって便利です。また、走り始める前にそのコースを車等で下見して準備しておくと、そのコースに歩道があって安全か、アップダウンは激しくないかなどの情報を前もって知ることができるのでおすすめです。
ランニング初心者が始めるために必要なSTEP5
ランニング前にストレッチをしよう
ただ、ラジオ体操第一だけでは、ランニングにおいて必要な下半身のストレッチが十分ではありません。そのため、ラジオ体操第一を終えた後、追加でアキレス腱伸ばし等のストレッチを行うことが必要です。
アキレス腱炎のストレッチ
ウォーキング、ジョギングをしてみよう
もし、ウォーキングやジョギングを行うだけでもしんどかったという方は、そのまま30~40分程度のウォーキングやジョギングを続け、その日はそのまま終了にしましょう。そして、このペースを何回か続けてみてからランニングに移行し始めるようにしましょう。
短時間のランニングをしてみよう
初心者の場合、そもそも走ること自体に身体が慣れていないため、ちょっと走るだけでも過負荷になり、その効果を得ることができます。そのため、ランニングからウォーキング・ジョギングに移行して身体が楽になってきたらまたちょっとだけ走る、これを繰り返すだけでも十分に効果が得られます。もし、このペースではダイエット等の目的が達成できないと感じた場合は、目標設定の見直しが必要です。
ランニング初心者が始めるために必要なSTEP6
初心者はフォームを1つだけ意識しよう
その他、フォームとしては、骨盤を高くキープする、背筋を伸ばす、着地の時の足の位置を整えるといった下半身の矯正も重要ではあります。しかし、走り始めたいという初心者は、まず腕の位置だけを気をつけて、脇を締めて走るようにしましょう。そして、走り続けていき、マラソン大会で好成績を狙いたいというような段階に入ったタイミングで、全身の正しいフォームを学び始めるようにすることをおすすめします。
交通安全に気を付けよう
また、歩道と車道が完全に区別されていない道路や、比較的幅の狭い道路を走る時は車の通行を妨げないように、十分に気をつけて走るようにしましょう。また、走っている時に自転車との接触事故が起きる可能性もあります。車と併せて、自転車にも十分に気をつけて走るようにすることが必要です。
体調管理をしっかりしよう
また、初心者の場合、走ることに慣れていないことから思わぬ怪我をする恐れもあります。例えば、捻挫や肉離れなどの怪我を負った場合、復帰するのに1ヶ月近くかかってしまうこともあります。そうならないためにも体調の変化や怪我に注意し、無理をして走ることのないようにしましょう。
整理運動をしよう
ただ、真冬に走った場合は整理運動をしている間に身体が冷えてきてしまうため、暖かい場所で整理運動を行うか、ウインドブレーカー等を羽織った格好で整理運動を行うのがおすすめです。
ランニング初心者が続けるために必要な4つのこと
好きなランニングウェアを着る
そして、走ることに慣れてきたら機能性を重視した服装や恰好を準備して走るように切替えていきましょう。
音楽を聴きながらランニングする
ただ、交通事故につながる可能性もありますので、ランニング中は周囲の音が聞こえる程度の音量で音楽を聴くようにしましょう。
ランニングアプリを活用する
また、ランニング用のGPS機能付きウォッチでも、走った後に専用サイトにデータをアップすることで走りの成果を記録できるものもあります。自分の走る時の服装や恰好との相性も考えて、走りやすいほうを選んで準備しましょう。
初心者は無理しないことが大切
実は、走ることによる身体の疲れというのは、走った後から2週間後くらいにどっと出始めるという方も多く、初心者の場合は特にその傾向が強いようです。そのため、初心者が走るのが面倒になったという時は、身体の疲れが取れないまま走っているせいである可能性もあります。
したがって、もし走るのが面倒になったという時には、無理せずに少しの期間走ることを休み、また走りたいという気持ちになった時にすぐに再開するようにしましょう。ここで無理をしてしまうと、大きな怪我につながってしまったりして、長期間走れない状態になってしまう恐れがあるのです。そうならないために、ランニング初心者は無理をしないということを一番に心がけるようにすることが必要です。
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