2020年6月24日 更新

陸上のケツワレ(ケツ割れ)とは?語源や気になる意味を解説【陸上専門用語】

陸上のケツワレ(ケツ割れ)とは、400mや中距離競技で全力疾走した後に起こる尻から太もも裏の部位が痛む症状です。日常生活にはない独特の違和感で、ケツがいくつもに割れてしまうような痛みと表現されることが語源です。完全に避けることは不可能で、痛みと上手に付きあう必要があります。

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陸上のケツワレとは?

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陸上のケツワレ(ケツ割れ)とは、全力で走った後に尻から太もも裏の部位が動けなくなるほど痛む現象です。男女年齢問わず、オリンピック選手ですら起こすことがあります。ケツ割れは一過性なため、起こしても病院に行ったり治療をしたりする必要はありませんが、屈強な男性アスリートでも痛みだすと動けなくなることが一般的です。

ケツワレは表現しづらい痛み

ケツ割れの症状は、日常生活で体感することのない陸上競技特有の痛みです。怪我の痛みなどとも違い正確な言葉が見つからないほど大変不思議な症状で、人によってさまざまな表現をします。

・尻が割れるくらい痛い
・尻と太ももの裏が強烈にだるくて動けない
・筋肉をギュッと絞られているみたいで苦しい
・尻と足に力が入らず立ちあがれない

ケツワレの語源

ケツ割れの語源は「ケツが割れるように痛い」と表現された症状です。元々2つに割れている尻が、さらにいくつもに割たのではないかと痛みを表現する人が多いところからきています。

陸上競技者には「今日は1ダース(12片)に割れた」「久しぶりだったので2ダースに割れた」などと、痛みの強弱を数で表すことも一般的です。

陸上のケツワレが起こる理由

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陸上競技でケツ割れが起こる原因は、短い間に全力を出し切ったことによって現れる疲労物質です。運動で疲れが出た場合の表現で乳酸が溜まったと言いますが、全力疾走したことで体内にエネルギーと共に乳酸が過分に出てくることが原因と言われています。

ケツワレする競技

ケツ割れする陸上競技は、一般的に400m・800m・1500mなどの短中距離です。いずれも疲労物質が出る程度の時間、ずっと全力疾走を続ける競技となります。ケツ割れは、走っている時間が短い100mやペース配分を伴うマラソンなどではほぼ起こりません。

正式な競技ではありませんが、自転車を一定時間ひたすら全力で漕いだ場合でもケツ割れと同様の現象が起こることがあります。

ケツワレするタイミング

陸上競技中にケツ割れするタイミングは、ゴール直後です。ケツ割れの痛みはパワーと疲労が出たときに起こります。陸上選手はゴールするとき最大の力を発揮していることから、ゴールして力を緩めると同時に疲労物質が増え、ケツ割れの激しい痛みとなります。

走っている最中でもケツ割れの痛みは起こりますが、パワーを出し続けている気の張った状態であるため倒れ込むほどの違和感や痛みが出ることは稀です。

ケツワレを避ける方法とは?

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ケツ割れの苦しみを避ける方法は大きく2つです。

・トレーニングをして、体の疲労物質が出るタイミングを遅らせること
・ケツ割れのタイミングを知って体を痛みに慣らすこと


ケツ割れを少しでも避けたいならば足腰を鍛え、さらに屈強な体づくりをすることが1番の方法となります。同時に、ケツ割れは人間の生理現象に近いものであり怪我ではないため、疲労物質が出てきたときの違和感に慣れることも便利な方法の1つです。

鍛えればケツワレは避けられるか

ケツ割れを完全に避けることは、いかに鍛えた場合でも不可能です。陸上競技で全力を出せば、初心者なりオリンピック選手なりのタイミングでケツ割れは起こります。

ただしトレーニングを積んで自分の全力値が上がれば、ケツ割れするタイミングも変ります。鍛えることで400m地点でケツ割れしていたものを500m地点まで我慢することは可能です。

ケツワレの対処法

ケツ割れを起こしてしまった場合、ひたすら痛みに耐える以外の対処法はありません。さすったり冷やしたりすることで違和感が和らぐ場合はしても構いませんが、筋や筋肉を痛めてしまうことのないよう十分注意が必要です。

ケツ割れが起こりそうなときの対処には、辛くても倒れ込まずにゆっくり歩き続ける方法があります。体を動かし続けることで原因となる疲労物質を体内で循環させて痛みを和らげることが可能です。

ケツワレで自分の限界を超えよう!

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ケツ割れは痛くて・苦しくて・二度と味わいたくないと感じるような辛いものである反面、自分が全力を出し切ったことを示す重要な証です。ケツ割れを起こしたことによって自分の限界を知ることもできますし、ケツ割れのタイミングが変われば体が屈強に変化した証拠となります。

ケツ割れの違和感をダッシュとジョグを繰り返す練習メニューの切り替え目安にするなど、上手に取り入れて自分の限界突破を目指しましょう!
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