陸上のケツワレ(ケツ割れ)とは?語源や気になる意味を解説【陸上専門用語】
陸上のケツワレ(ケツ割れ)とは、400mや中距離競技で全力疾走した後に起こる尻から太もも裏の部位が痛む症状です。日常生活にはない独特の違和感で、ケツがいくつもに割れてしまうような痛みと表現されることが語源です。完全に避けることは不可能で、痛みと上手に付きあう必要があります。
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公式ライター Activel_director
陸上のケツワレとは?
ケツワレは表現しづらい痛み
・尻が割れるくらい痛い
・尻と太ももの裏が強烈にだるくて動けない
・筋肉をギュッと絞られているみたいで苦しい
・尻と足に力が入らず立ちあがれない
ケツワレの語源
陸上競技者には「今日は1ダース(12片)に割れた」「久しぶりだったので2ダースに割れた」などと、痛みの強弱を数で表すことも一般的です。
陸上のケツワレが起こる理由
ケツワレする競技
正式な競技ではありませんが、自転車を一定時間ひたすら全力で漕いだ場合でもケツ割れと同様の現象が起こることがあります。
ケツワレするタイミング
走っている最中でもケツ割れの痛みは起こりますが、パワーを出し続けている気の張った状態であるため倒れ込むほどの違和感や痛みが出ることは稀です。
ケツワレを避ける方法とは?
・トレーニングをして、体の疲労物質が出るタイミングを遅らせること
・ケツ割れのタイミングを知って体を痛みに慣らすこと
ケツ割れを少しでも避けたいならば足腰を鍛え、さらに屈強な体づくりをすることが1番の方法となります。同時に、ケツ割れは人間の生理現象に近いものであり怪我ではないため、疲労物質が出てきたときの違和感に慣れることも便利な方法の1つです。
鍛えればケツワレは避けられるか
ただしトレーニングを積んで自分の全力値が上がれば、ケツ割れするタイミングも変ります。鍛えることで400m地点でケツ割れしていたものを500m地点まで我慢することは可能です。
ケツワレの対処法
ケツ割れが起こりそうなときの対処には、辛くても倒れ込まずにゆっくり歩き続ける方法があります。体を動かし続けることで原因となる疲労物質を体内で循環させて痛みを和らげることが可能です。
ケツワレで自分の限界を超えよう!
ケツ割れの違和感をダッシュとジョグを繰り返す練習メニューの切り替え目安にするなど、上手に取り入れて自分の限界突破を目指しましょう!
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