走り幅跳び用スパイクおすすめ10選【ナイキ/アディダス/ミズノ他】
走り幅跳びのスパイクは短距離とは異なった走り幅跳びの踏み切り、助走パフォーマンスに欠かせない動作があります。走り幅跳び専用スパイクは普段走るための陸上競技用スパイクとは構造が違うので、ここでは走り幅跳び用のシューズとおすすめの選び方についてご紹介していきます。
Writer
公式ライター syaki
走り幅跳び専用スパイクの性能
走り幅跳び競技動作
①助走スプリント(踏みきり動作の延長)
②踏切動作
③着地動作
【助走スプリント(踏みきり動作の延長)】
助走に欠かせないのはリズミカルで加速的な走りと、最適なスピードです。
【踏切動作】
踏切動作は助走のスピードを落とすことなく飛び出す方向へいかに重心移動ができるかにかかってきます。
【着地動作】
着地動作は、距離のロスを最小限に抑え、なるべく距離を多く得ることにかかっています。
走り幅跳びでは、着地の姿勢、タイミング、腕の振りだしかたに気をつけ、滑りこむ姿勢すべてが走り幅跳びの重要な要素になります。
走り幅跳び専用スパイクの構造
走り幅跳び専用スパイクは、踏み切りの衝撃をもろに受けるかかとの部分は、特に二重構造になっていて、足にかかる負担をかなり減らしています。
プレートのアッパー(アッパーとは、靴底を除いた足の甲を覆う部位の素材)の間にも厚めのクッションが入っています。
短距離、走り幅跳び兼用のスパイクにも一応クッションはありますが、走り幅跳び専用のものと比べるとやはり薄いです。より記録がどんどん伸びたり高いレベルの方によっては、スピード、筋力の違いもあり、より足への衝撃が強くなりますので、兼用スパイクの選び方ではなくクッション性の高い走り幅跳び専用スパイクの選び方をおすすめします。
走り幅跳び用スパイクのフィット性
中には靴下をはかずに、素足でぴったりとフィットしたシューズを選ぶ選び方をする選手もいます。
微妙な靴下の滑りなどを予防するためです。
走り幅跳び用スパイクは、各ブランドより出ている種類が少ないこともありますが、必ず数足ためし履きをし、ソックスをはくならそのソックスを持参して足の状態とあっているものを選ぶことが重要です。
走り幅跳び専用スパイクの重量性
天候不順時には雨でぬれてしまい、その分の重量が加わったり、スパイクのピンに土が付着して重く感じ、瞬発力にかなり影響するためです。
しっかりしたソールのプレートが入っているタイプのスパイクは、プレートの反発によって、跳躍をしやすい構造になっていますが、短距離専用スパイクに比べて重いなと感じる方もいるようです。
走り幅跳び用のスパイクの選び方
①短距離用スパイク
②中長距離用スパイク
③跳躍用スパイク
④投てき用スパイク
マラソン用シューズもありますが、今回はトラック&フィールド用で考えます。
これらの中で走り幅跳びのスパイクの選び方は、①短距離用で使えるもの、③走り幅跳びや三段跳びなど跳躍用で使えるものの2種類の選び方があります。
初心者のスパイクの選び方は、最初から専門競技や走り幅跳び専用のスパイクではなく、短距離、跳躍系のどちらにも使えるオールラウンドタイプの選び方をします。まずそれぞれの特徴と選び方を見ていきます。
①短距離用スパイク
スパイクは、ピンの取り換え式であるモデルと、固定式であるモデルに分かれます。固定式は、スパイク自体の重さをより計量化するために考えられています。さらに競技者のレベルによって、ピンの長さの選び方が違います。
【ピンの長さの例】
・初心者12ミリ
・中級者8ミリ
・上級者7ミリ
これはレベルによって走る時に使う足の裏の部分の接地面と、足の筋力が違うため、上級者はより足抜けがいいように短いピンの選び方になります。
走り幅跳びも、助走の際は短距離と同じように短い距離でしっかりスピードを上げるため短距離用兼、幅跳び用として使えるシューズが沢山出ていますのでおすすめです。
中距離用スパイク
というイメージです。ピンの長さは短距離用より短く、とがっていないタイプになります。
中長距離用スパイクは、かかとのクッションが短距離用と違い、より長い時間走るための足の衝撃を吸収するようになっています。
競技によって走る時に使う部位、走り方が変わるためです。
トラック競技の800メートル、1500、3000、1万メートルなどにおすすめです。
跳躍用スパイク
ピンの配列も、しっかりとした助走のスピードアップに対応した配列になっているものが多く棒高跳び、走り幅跳び、三段跳び等におすすめです。
投てき用シューズ
砲丸投げ、円盤投げ、ハンマー投げにおすすめ。
競技場によって使用不可なピンもある
■ピンの特徴と、トラックフィールドの状態での選び方
・オールウェザー用
トラックが硬くて弾むために、ピンの刺さりすぎ防止で、先がとがっていないもの
・アンツーカー用
土のトラックにはやわらかくクッション性があるため、
しっかり地面に食い込むよう先がとがったピンになっている もの
走り幅跳びに適しているピンの長さは、9ミリから12ミリといわれています。
走り幅跳びにおすすめスパイク:ナイキ編
ナイキマックスキャット4
100m~800mまでの短・中距離種目に対応します。短距離用スパイクピン(三段並行7mm) が付属してきますが、走り幅跳び用に使うのであれば、少し短めなので、ナイキのシューズに合う9ミリ以上のピンを別に購入した方がよさそう。
ナイキのスパイクは並行輸入品が多く、デザイン、色、多様性があり、様々な選び方ができます。
他の選手と違ったデザインのスパイクを選びたい方にもおすすめです。
ナイキズームLJ4走り幅跳び用
走り幅跳びをはじめ、跳躍系の 助走のスピードを最大限に高めるピン配置になっています。
ナイキのスパイクの付属ピンは、海外で主流となっている6.15mmのニードルピン(先が尖ったタイプ)となっており、競技場によっては使用禁止の場合もあるため、選び方に注意しましょう。
ナイキの走り幅跳び専用シューズは日本で扱っている種類が少ないのですが、並行輸入等で手に入れる方が多く、プレートのしっかりした反発性により、とても跳躍しやすいと競技者から好評です。
走り幅跳びにおすすめスパイク:アディダス編
アディダス ADIZERO LJ 3 シューズ
国内のシューズのサイズよりやや小さめであるため、0.5サイズ~大き目を選ぶとよいでしょう。
必ず足を入れて実際に確認しましょう。反発素材が売りになっているこのシリーズは、重さが250グラムほど。ソールがしっかりしている作りのためやや重く感じる方もいらっしゃるようですが、足の疲れが表れにくく、アディダスアディゼロは おすすめの1足です。
このシューズはアディダスのの機能性とファッション性を兼ね備えていて、海外でファンも多い走り幅跳び用スパイク大人気モデルです。
アディダスの陸上スパイクは、現在日本で販売しているシリーズは数が少なく、人気で売り切れてしまうことも多いそうです。
アディダスjumpstarシューズ
アディダスの陸上競技用シューズは販売されているものが少ないので人気モデルは売り切れてしまうことが多いため、注意しましょう
走り幅跳びにおすすめスパイク:ミズノ編
ミズノの陸上スパイクブレイブウィング
上級者にはやや物足りないという方もいらっしゃいますが、オールマイティーに使えるタイプのミズノのスパイクのため、部活をはじめたばかりの方などにおすすめです。同じサイズで幅広のタイプもありますので、
自分の足に合ったものを必ずためし履きしましょう。やや小さめのサイズなので、ワンサイズ大きいサイズを選ぶ方も。
ミズノの陸上スパイクシティウスウィング
ミズノの足底のプレートはしっかりとした反発があり、短距離、走り幅跳びをはじめとした跳躍にもおすすめです。重さは両足で200グラム。しっかりした作りの割に軽く、履き心地が良いモデルです。
走り幅跳びにおすすめスパイク:アシックス編
アシックスのHEATFLAT FR 7
クッション性ホールドフィット性、そして軽いと、走り幅跳びにもバランスの良いアシックスの1足です。
アシックスの陸上スパイクEFFORTSK
アシックスヒートフラット
足首にしっかりとしめることができるベルトが付いているのがフィット性をより高めてくれるため、
人気です。このアシックスヒートフラットは通気性が抜群で、履き心地も大変優れています。
かかとのクッション性もしっかりしており、衝撃をしっかり吸収してくれます。短距離と走り幅跳びなどの跳躍競技を複数選択する方にもアシックスヒートフラットはおすすめの選び方。
その他のブランドお勧めスパイク
NEW HEALTH
値段の割に軽量、通気性にも申し分ない性能を備えていて、練習用の1足等に最適なモデルです。
サイズがやや大きめのため、必ず履いてみることをお勧めします。
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