バドミントンの上達法!練習方法やコツ・テクニックを徹底解説
バドミントンが上達・強くなるなるための練習方法やメニューを解説。練習方法については、1人でも行える練習方法も紹介しています。また、バドミントンのテクニックについても紹介!さらに、バドミントンが上達しないときの対処方法についても解説しています。
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公式ライター Activel_director
バドミントンが上達するための2つのポイント
上手くなるには地味な練習が大事
例えば、走りこみ等の体力トレーニングによって足腰が強くなれば、試合中に素早くシャトルの下に入ることができ、その足腰が安定したショットを生み出すことになります。
そして、基礎打ちといった基礎的練習も初心者のバドミントンのテクニック上達のために大事です。基礎打ちは単なるウォーミングアップと捉えている方も多いですが、基礎打ちの1つ1つを試合で使えるように意識することが初心者の上達のために重要です。また、試合中のラリーで止まっていることはないため、基礎打ちの際も必ず動くようにしましょう。
合理的な練習メニューが必要
ここで、上達のためにはこの2種類の練習メニューをはっきりと区別して、日にちを変えて行うということが大事です。フィジカル系の練習は、限界まで追い込むことで大きな効果が期待できます。そのため、基礎打ちを含んだテクニック系の練習メニューのために余力を残すようにしてしまうと、中途半端な練習となってそのテクニック上達効果が最大にならないので注意が必要です。
バドミントン練習方法①体力トレーニング
バドミントンに必要な体力
ただ、バドミントンでは一度プレーが途切れて、サーブを行うまでの数秒~十数秒はブランクがあるため、体を休ませることができます。そのため、心肺機能を強くすることによって、短時間で体力を回復させる機能を強くすることが重要です。
インターバルトレーニング
インターバルトレーニングでは、まず、負荷の高いトレーニングを一気に短時間で行い心拍数を上げます。その後、短時間の休憩を入れて心拍数を下げた後、また負荷の高いトレーニングを行うというのを繰り返します。
具体的な上達のための練習メニューとしては「200m走×5」、「400m走×3」といったメニューがあります。これらの練習メニューでは各距離を全力でダッシュした後、2分ほどインターバルとしてゆっくりとチャイニーズステップを行うというのを各セット数行います。
ハードな練習法・メニューなので、バドミントン上達を願う初心者は週2回ぐらいにして、過度なトレーニングはしないようにしましょう。
コート周回トレーニング
このバドミントンコート周回トレーニングは、ターンによって下半身の筋肉を強くし、バドミントンに必要な素早いフットワーク上達の効果が期待できます。ただ、ハードな練習法・メニューですので、特にバドミントン上達を願う初心者は自分の身体と相談してオーバーワークはしないようにしましょう。
バドミントン練習方法②筋力トレーニング
バドミントンに必要な筋力
この手首の筋力トレーニングの方法には、ダンベルを使ってリストを強くするウエイトトレーニング、重りを巻き上げて手首を強くするトレーニング方法などがあります。また、変わったものではお風呂の湯船の中で手首をくねくねと動かして負荷をかけるという方法もあります。このような上達のためのトレーニングで手首は鍛えられて強くすることはできます。しかし、これだけでは実際のスイングとしては変わらず、上達しない・上手くならないということもあります。
王道の練習は素振り
バドミントンのスイングで使用する筋力は、普通の筋力トレーニングでは効率よく鍛えられない場合があります。素振りはスイング力を直接鍛えることができ、また練習法もわかりやすいというメリットがあります。
ただ、素振りが上達のための効果的な練習法・メニューとなるのは、「正しいフォームでスイングできる。」ということが前提となります。間違ったフォームで素振りをしていると、スイングと関係ない筋肉が鍛えられてしまって上達効果が薄くなり、上達しない・上手くならないことになりますので注意しましょう。
また、基礎打ちの際にも、この素振りでのフォームを意識して行うようにしましょう。
筋力トレーニングの原則
また、筋肉を限界まで追い込むようにしないと上達のための効果的なトレーニングになりません。そのため、例えば素振りを行うというときは回数をトレーニングメニューのノルマにするのではなく、自分が「キツい」と思うまでの回数を1セットにし、それを3セット行うようにしましょう。ただし、初心者は早い上達を焦ることによる、オーバーワークはしないようにし、怪我には十分に注意しましょう。
バドミントン練習方法③スマッシュの練習
正しいフォームで打つ
バドミントンのスマッシュのフォームは「オーバーヘッドストローク」といい、半身で構えて、足を入れ替えながら、腕を振って打つというのが基本動作です。この動作には腰や肩の回転、肩甲骨の運動などの全てが一連の動作となって、全身のパワーの全てをスイングに生かすという意味があります。初心者はこれを理解し、動作の1つ1つを洗練して上達させる必要があるのです。また、初心者は基礎打ちでもこのフォームを意識するようにしましょう。
スマッシュを速くするための筋力トレーニング
スマッシュを速くするためには、肩の後方から広背筋にかけて、肩の前方から胸筋にかけて、上腕回りといった筋肉を強くすることが必要だといわれています。これらの筋肉を強くするためには、「懸垂」の筋力トレーニングが効果的です。ジムや公園の鉄棒等を利用して、トレーニングすることをおすすめします。
前腕(回内・回外)を鍛えればスマッシュは速くなる
ただ、この前腕はダンベル等で負荷をかけにくく、重い負荷をかけすぎると腕を痛める恐れがあります。そのため、素振りが上達のための最適な練習法となります。素振りを行う際には全身を使わず、前腕の回内(バックは回外)だけでスイングするようにしましょう。また、初心者は基礎打ちでもこのスイングを意識しましょう。
バドミントン練習方法④1人での練習方法
したがって、ここでは一人で行ってもバドミントンが上手く・強くなる練習法・メニューを紹介します。
シャトル打ち上げ(お手玉)
さらにテクニックが上達してくればシャトルを2つに増やして、お手玉のようにシャトルを打つ練習法もできます。この練習法であれば、前述の練習効果に加えて2つのシャトルに反応する反射力を強くすることができます。
ショートサーブ練習
この練習法では、例えば家の廊下等で行う場合には、まずバドミントンの試合のネットの高さである約1.5mくらいの高さに紐を張り、ショートサーブの練習を行います。もし、上記のようにネットの高さに紐を張るのが難しいという場合には、自分からちょっと離れた場所にシャトルの筒を入り口が自分の方向を向くように斜めに置いて、その筒を狙ってショートサーブ練習を行います。どちらの場合においても、自分の狙ったポイントに正確にシャトルをコントロールする、というテクニックを意識して練習しましょう。
ドライブ練習
この練習法は、ダブルスでパートナーがショートサーブを打った際に、そのリターンがサイドにドライブで返ってきたシチュエーションを想定しています。その時に「強いドライブ」を打ち返すテクニックを上達させるというのが、この練習法の目的です。
「強いドライブ」が打てるようにテクニックが上達していれば、バドミントンの試合時に相手側の前に落とすか、ロブを上げるかという2択に追い込まれたような際に、もう1つの選択肢を増やせることになります。
壁打ち
この壁打ちはテクニック上達のための単純な練習法ですが、バドミントンが上手い人はほとんどの人が行っている練習法です。例えば、日本のナショナルチームに所属しているような選手でも家の中で何万発も壁打ちをして、家の壁を壊していたというエピソードがあるそうです。単純な練習法だと思って甘く見ず、真剣に取り組めばバドミントンが上手く・強くなることに繋がります。
バドミントンのテクニック①フェイントショット
フェイントショットの下半身の使い方
したがって、フェイントショットのテクニックでは足を踏み込んだ後、ワンテンポおいて、別方向へショットを打つといったイメージとなります。この際、身体の入り方等はそれまでのプレーと同じようにして、タイミングのみずらすとより効果的です。
フェイントショットのスイング
そのため、バドミントンのフェイントショットのスイングはなるべくコンパクトにする必要があります。また、フットワークテクニックも上達させてシャトルの下に速く入れれば、さらにショットの打点を高く保てます。
フェイントショットのコツ
最初からフェイントをかけようと思っていると、身体の動き等にぎこちなさが出てしまい、どうしても違和感が生まれてしまいます。そのため、フェイントをかけるギリギリまでその動作はしないで、自然にしていることが重要なのです。バドミントンが上達し、上級者と試合するという場合にはこのように「相手にプレーを読ませない」というテクニックの上達が大切になります。日々の基礎打ちから意識してみるようにしましょう。
バドミントンのテクニック②ラケットの握り方
ラケットの握り方は指導者の間でも意見が分かれる
さらに、例えば同じイースタングリップでも、「小指と薬指で握れ。」という指導者もいれば、「人差し指と親指で握って、残りの指は添えるだけにする。」という指導者もいます。そのため、バドミントンのテクニックを今から上達したいと願っている初心者にとっては、混乱を招く事態となってしまい、上達しない・上手くならないことに繋がるのです。
状況に応じて最適な握り方をする
バドミントンの初心者の場合、例えばまずは前述のイースタングリップしか握り方の種類がないでしょう。しかし、バドミントンのテクニックが上達していけば様々なショットに対応していくために、最適な握り方を試合の各場面や日々の基礎打ちの中でも自然と考えていくようになるはずです。
上達レベルに応じて握り方を変えていく
ただ、これはあくまで一例であり、これが理想というわけではありません。自分のテクニック上達レベルに応じて握り方を変え、工夫して日々の基礎打ち等でも改良していくようにしましょう。それがさらなるテクニックの上達にもつながります。
バドミントンが上達しない時の対処方法
自己流をやめて基礎を見直す
例えば、前述の握り方でも変なクセがついてしまって、上手くならないといった時には基礎打ちにおいても自己流になっていてテクニックが上達しない・上手くならない状況になっています。その場合は基礎ができている人に指導してもらったりして、テクニックが上達できる握り方に矯正しましょう。
アドバイスを素直に受け入れる
自分がアドバイスを貰いたくないと思う人から貰った一言でも、それがテクニック上達のきっかけなるということもあります。特に社会人になってから初心者でバドミントンを始めた人は、なかなか教えてもらえる機会すらありません。アドバイスを貰えること自体が貴重だと感じて、積極的に取り入れていくようにしましょう。
バドミントンの上達法まとめ
テクニックについても、短期間で上達してすぐに身につくというものではありません。日々の練習や試合等で様々なテクニックを試しながら、徐々に自分のテクニックとしていきましょう。また、フォーム等を修正した場合、修正直後は思う結果が出ない場合があります。しかし、日々の素振りや基礎打ちなどで練習することによって徐々に自分のフォームになっていきます。上達しない時でも、焦らずに練習を続けていきましょう。
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