バドミントンのフェイント!やり方や打ち方のコツ
初心者の方に向けてバドミントンのフェイントのメリット、やり方、打ち方、練習方法を紹介していきます。騙し合いのバドミントンの試合において、フェイントはとても効果的なショットです。試合を制するために、初心者の方もフェイントをマスターしていきましょう。
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公式ライター Activel_director
バドミントンは騙し合いのスポーツ
バドミントンの試合を制するためには、ラリーの中のここぞというときにフェイントをかけて相手を騙すことがポイントです。
しかし、一口に相手を騙すといってもやり方が分かりません。
フェイントのショットの打ち方が分からないという方も多いと思います。
何となく打ち方を真似してみたりしてみても、相手がフェイントにかかってくれなくて困りますよね。
・フェイントはどうバドミントンの試合に役立つのか分からない
・相手を騙したいけど、やり方と打ち方が分からない
・騙すためにどうフェイントを練習したらいいのかやり方が分からない
ここでは、上記のような方に向けてバドミントンのフェイントのメリット、やり方、練習法を紹介していきます。
騙し合いのバドミントンの試合において、フェイントはとても効果的なショットです。
試合を制するために、初心者の方もバドミントンのフェイントで実力アップしてしまいましょう。
バドミントンのフェイントとは
相手にとって想定外のショットを打ち、逆を突きます。
フェイントを使うことで相手の足を止め、試合を有利に運ぶことができるという点がポイントです。
やり方と打ち方の例を挙げると、相手が右にシャトルが飛んでくると思ったところで左に打ったり、
後ろに打つと思ったところで前に落としたりといったテクニックがバドミントンのフェイントになります。
ときには時速400km/h以上にもなるシャトルを追いかけるバドミントン。
一瞬の判断が要求される試合のなかで、フェイントによる騙し合いの駆け引きはバドミントンの試合の大切な要素です。
フェイントのメリットや種類を理解することで、騙し合いの駆け引きを有利に進めることが出来ます。
ポイントをしっかり押さえて、バドミントンのフェイントのやり方、打ち方をマスターしましょう。
バドミントンのフェイントのメリット
バドミントンのフェイントには様々なメリットがあります。
大きく3つに分けたので順に紹介します。
相手の足を止めて体力を削ることができる
バドミントンにおけるこのストップ&スタートには強い力が必要になるので、体力が削られます。
素直に打つより楽にポイントを奪うことができる
例えば、こちらに甘い球が上がってきたときは相手も強打を警戒します。
そこであえて、別のショットを打つことで相手の裏を付き、楽にポイントを奪うことができるのです。
相手が勝手に警戒してくれる
相手は一度フェイントにかかると警戒し、こちらが素直に打った球に対しても反応が遅れるようになります。
バドミントンのフェイントショットの種類・コツ
やり方、打ち方もそれぞれありますが、その中でも、バドミントン初心者の方が習得しやすいフェイントのショットを紹介します。
バドミントンのフェイントのショットを打つ上で、やり方と打ち方の共通のポイントは早くシャトルに追いつくことです。
つまり、まだシャトルが床から遠い位置であるうちに、いつでも打てる体勢をつくるということです。
シャトルに追いつくのが遅いと騙す時間がなくなってしまうので、相手を騙すことが難しくなります。
バドミントンのフェイントをかけるためには、まずはシャトルの下に早く入れるようにしましょう。
早く入れるようになると、以下3つのショットのフェイントもすぐにマスターできるようになります。
サーブのフェイントのやり方、打ち方
バドミントンのサーブのフェイントはラリーの中ではなく、止まった状態で打つため比較的容易であり、初心者の方にもおすすめです。
バドミントンのサーブのフェイントのやり方、打ち方は主に2通りです。
ロングに打つと見せかけてショートに打ったり、逆にショートに打つと見せかけてロングに打つことで相手を騙します。
コツは同じフォームで動き始め、打つ瞬間だけ力を抜いたり入れたりすることです。
ロングに打つからといって、動き始めから腕に力が入っていたり、動きが速かったりすると相手に気付かれてしまいます。
ロブのフェイントのやり方、打ち方
ネットに近いところで打つので、コントロールがつけやすく、相手の状況が分かりやすいです。
バドミントンのロブのフェイントは、ネット際の球に対してヘアピンで前に落とすと見せかけて後ろに打ち、相手を騙します。
やり方と打ち方のコツはサーブのフェイントと同じで、打つ瞬間だけ力を入れるということです。
ヘアピンと同じフォームでネット際に入り、打つ直前に手首を返して力を入れて後ろに打つ。
上手く決まると、相手は真後ろに動き出さないといけなくなるため体勢が崩れ、フェイントだけでポイントが奪えます。
ドロップのフェイントのやり方、打ち方
クリアーを打つと見せかけて、打つ直前にドロップに変えてシャトルをネット際に落とします。
やり方と打ち方のコツは、できるだけ同じフォームでシャトルの下に入り、打つ瞬間にラケットを止めることです。
相手はクリアーがくると思った時点で身体が後ろに倒れているので、前に落とされたシャトルに追いつくことができません。
一度決まると、普通にクリアーを打つときも相手が警戒するようになるので強力なフェイントといえます。
バドミントンのフェイントショットの練習方法
今はバドミントン初心者でも、フェイントをマスターできれば実力アップ間違いなしです。
ここからは、バドミントンのフェイントショットの練習方法について紹介します。
バドミントンのフェイントのショットは相手を騙すショットです。
もちろん、シャトルを上手くコントロールするショットの技術は重要です。
しかし、バドミントンのフェイントの練習において「自分の身体やラケットの動きに対して相手の反応がどうであったか」を確認することはそれ以上に重要なことです。
バドミントンのフェイントの練習は必ず、対人練習や試合などで試してみて相手の反応を見ながら行いましょう。
サーブのフェイントの練習方法
まず、鏡の前でサーブを打ち、ロングとショートで振り方に違いがないかどうかを簡単に確認しましょう。
ある程度できるようになったら、コートでレシーバに立ってもらい、自分のサーブを受けてもらいましょう。
「今のはロングに来ると分かった」、「今のはショートだと分かった」といったようなフィードバックを貰えるとより効果的な練習になります。
ロブのフェイントの練習方法
ヘアピンの構えでシャトルの下に入り、直前で手首を返してロブを打つ。
最初のうちはシャトルのコントロールが難しいので、コートに入るようになるまで繰り返し練習しましょう。
コートの中にある程度コントロールできるようになったら、次は半面でシングルスを行いましょう。
バドミントンの場合、半面での試合は前に打つか後ろに打つか選択肢が2つしかないので、ロブのフェイントをかける機会が多くあります。
相手の反応を見てみて、足りないと自分が思う部分を再びノックで練習しましょう。
可能でしたらフェイントに対するフィードバックも貰えるとより良いです。
ドロップのフェイントの練習方法
バドミントンは上から打つショットの場合、サーブのように簡単に鏡で確認することが困難なので、動画を撮るなどすると良いと思います。
コートの中にコントロールできるようになったら、半面シングルスで試しましょう。
前か後ろかしか選択肢がない状態で相手をひっかけることができれば、フェイントをマスターできているといえます。
動きながらのドロップはフォームが崩れやすいので、相手を騙すのは少し難しいです。
相手を騙せたときの感覚を自分でメモするなりしてコツをつかみましょう。
まとめ
しかし、高度な分マスターすれば、楽に相手から簡単にポイントを奪うことができる必殺技でもあります。
また、フェイントは格上の相手に勝つための秘策でもあります。
なぜなら、上級者であればあるほど、ラケットの面や身体の動きでシャトルの方向を読んでくるからです。
それを利用して相手を上手く騙すことができたら、実力で勝る相手に対しても有利に運ぶことができます。
初心者の方でもサーブやロブなど、簡単なフェイントからしっかりマスターして、実力アップを狙っていきましょう。
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