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バドミントン練習メニュー10選!【初心者入門編】

バドミントン練習メニュー10選!【初心者入門編】

バドミントンの初心者が取り組むべき練習メニュー10選を解説。複数人で行う練習から、1人でも取り組める練習方法も紹介しています。どのような練習をバドミントン初心者が行うべきか、その内容と具体的な練習メニューについても解説しているので、是非参考にして下さい。

2022.12.30 バドミントン

バドミントン初心者練習メニュー①

フットワークトレーニング

バドミントンに必要な要素として、スマッシュ、レシーブ、体力、フットワークと様々なことが思い浮かぶと思います。しかしバドミントンで最も大切なのはフットワークで、初心者にとってはまず最初に行うべきトレーニングメニューです。なぜならば、ショットの種類や、やり方を知っていたとしても、実際に試合でそれを行うにはフットワークでシャトルの落下点に素早く移動しなければスマッシュもレシーブもできないからです。

また、フットワークの基本をしっかりと身につけていれば、シャトルを打つときに十分な体制が確保でき、相手のコートに強いショットを返すこともできるようになります。またフットワークトレーニングは持久力の向上にも役立つ練習メニューです。

つまりフットワークはバドミントン初心者にとっての基本のトレーニングです。

具体的な練習のやり方

全面フットワーク

バドミントンのフットワークの練習メニューとしてオススメするのは全面フットワークトレーニングです。
やり方は、バドミントンコートの半面を使い1人で行います。コート中央からスタートし、コート右奥でクリアの素振りを行ったら中央へ戻り、ネット右でロビングの素振りを行います。中央に戻りコート左奥でクリアの素振りを行い中央へ戻ります。次にネット左前でバックのロビングを行います。
この一連の流れを10回×3セット行いましょう。
体力に余裕がある、また持久力も高めたいときはメニューの回数やセット数をより多く設定するといいでしょう。バドミントンにおいて持久力も非常に大切な要素ですので、フットワークトレーニングを通じて体力も高めていきましょう。

バドミントン初心者練習メニュー②

羽根つき

Badminton Bat Activity · Free photo on Pixabay (50584)

初心者が1人でできるバドミントンのトレーニングメニューとして、羽根つきがあげられます。羽根つきというとお正月に行われる板で羽を打つ羽子板を思い浮かべるかもしれませんが、その要領でシャトルとラケットを使って行う練習メニューです。
スマッシュやレシーブといったバドミントンのメインと言える技術を繰り出すためにもまずはシャトルとラケットに慣れるということが大切です。
この練習を行うことで、どのくらいの強さで打つと、どの程度シャトルが飛ぶのか、ラケットのどの部分で打つ良いのかといったことを感覚的にわかるようになります。バドミントンではこの感覚を身につけるのは非常に大切です。また同時に長時間続けると体力の向上にも役立ちます。

具体的な練習のやり方

この練習メニューで必要な準備物はシャトルとラケットのみです。バドミントンのコートは必要なく、屋内でも屋外でも簡単に1人でできる練習メニューです。
やり方はフォア、バックハンドでシャトルを打ち上げて地面に落とさないように、なおかつその場から動かないように打ち続けます。

具体的な練習メニュー
①フォアハンド 20回
②バックハンド 20回
③フォアハンド、バックハンド交互 20回

この①~③のメニューを3セット行います。連続してトレーニングを行うことでバドミントンの基本的なラケットさばきだけでなく、体力の向上にも役立ちます。回数には自身のレベルに合わせて目標を設定して行うといいでしょう。
最初から高い目標を設定すると長続きしませんので、努力したらできるという回数を設定しましょう。

バドミントン初心者練習メニュー③

シャトルキャッチ

バドミントン初心者の場合、シャトルをキャッチするときに手で取ってしまったり、ラケットで取ってもシャトルが跳ねてコートに落ちるといったことを経験したことがあると思います。シャトルはラケットで、なおかつよりエレガントにキャッチできるようになると、周囲の人からはバドミントン経験者と見られるようになります。
バドミントン初心者にとっては最初は難しいと感じると思いますが、ぜひ初心者から抜け出す1つの段階として取り組んで頂きたい練習メニューです。

具体的な練習のやり方

シャトルキャッチの方法

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この練習メニューで必要な準備物はシャトルとラケットのみです。羽根つきと同様こちらも1人でおこなえ、バドミントンのコートは必要なく、屋内でも屋外でも簡単にできる練習です。
やり方はフォアハンドでシャトルを高く打ち上げ、ラケットでキャッチします。

具体的な練習メニュー
①フォアハンドキャッチ 10回
②バックハンドキャッチ 10回
③前方へ打ち上げて動きながらキャッチ 10回
④後方へ打ち上げて動きながらキャッチ 10回
⑤左右へ打ち上げて動きながらキャッチ 10回

回数に関しては自身のレベルに応じて設定するといいでしょう。また、前後左右への打ち上げを行うことで、持久力の向上やステップワークの練習にも繋がります。行うことは簡単ですが、体力が必要な練習です。

バドミントン初心者練習メニュー④

素振り

バドミントンの各ショットを正しく習得するための基本となるのが素振りです。バドミントンの素振り練習はスマッシュやレシーブを行う上の基本を作って行く最初の練習メニューです。
バドミントンの世界ではシャトルを初心者がいきなり打つことはタブーとされています。それは正しくないフォームが身についてしまうと、なかなか修正できなくなってしまうからです。なのでまずは素振りを行なってバドミントンの正しいフォームを身につけていくことが大切です。
バドミントン歴が長い選手でも素振りの練習を取り入れているほど、バドミントンにおいては素振り練習は大切なトレーニングです。素振りは地味な練習ですが、バドミントン上達の第一歩ですのでぜひ取り組んでください。

具体的な練習のやり方

オーバーヘッドストローク

この練習メニューで必要な準備物はシャトルとラケット、バドミントン半面コートです。コートが確保できない場合はコートの大きさを再現できれば構いません。屋外でも屋内でも行える練習メニューです。

具体的な練習メニュー
①フォアハンドの素振り
②ラウンドの素振り
③バックハンドで上から下への素振り
④バックハンドで下から上への素振り
⑤フォアハンドで下から上への素振り
⑥オーバーヘッドストロークでの素振り
 
各種類の素振りを50回ずつ行います。この練習メニューを行うことで、素振りの基本的なフォームが身につくとともに、長時間続けることで持久力も高めることができます。

バドミントン初心者練習メニュー⑤

壁打ち

壁打ちは一人でできる練習メニューの定番です。やることは非常に単純ですが、バドミントンの基本をしっかりと身につけるには非常に有効的な練習です。特にレシーブにおける基本を身につけることができます。
バドミントンの初心者のみならず、上級者も大体壁打ちをしています。トップ選手もお勧めしている練習方法で、最年少でナショナルチームに所属している奈良岡功大選手も家の中で何万発も壁打ちをしていたというのは有名な話もあるほどです。
素振り練習と同等に初心者のラケット操作技術、レシーブ技術向上には欠かすことのできない練習メニューですので、ぜひ取り組んでください。

具体的な練習のやり方

バドミントン壁打ち

この練習メニューで必要な準備物はシャトルとラケット、壁のみです。家の中でも外でも、体育館の壁でも構いません。やり方はいたって簡単で壁に向かって打ち、レシーブし続けるだけです。

具体的な練習メニュー
①壁にランダムに打ち続ける
②フォアハンドのみで行う
③バックハンドのみで行う
④壁に的を貼り狙って打つ
①~④を各々5分程度を目安に2セット行う。

時間や回数は自身のレベルに応じて調整してしましょう。
このトレーニングによって強弱をつけてシャトルを打つ技術、レシーブ技術の向上、また持久力を高めることにも役立ちます。

バドミントン初心者練習メニュー⑥

対面ドライブ

ドライブはコートと同じ程度の高さで返ってきたショットを地面と平行な軌道で打つショットのことです。
ドライブの打ち方としては大きく2パターンあり、1つ目は自分の体の正面で打つ場合、2つ目は自分がサイドに動きながら打つ場合です。
例えば、サイドのハーフショットやドライブで返ってきたサーブリターンを相手コートにドライブで返すというような状況で使います。また、ドライブはレシーブの局面でも攻撃の局面でも使います。
この練習メニューを連続して行うと体力的にきついですが、初心者のうちからしっかりとした技術を習得するためにも取り組んでいきましょう。

具体的な練習のやり方

ドライブ基礎打ち見本

この練習メニューは、バドミントンコートで2人1組でネットを挟んで対面し、ドライブを打ち続ける練習メニューです。

具体的な練習メニュー
①ドライブをランダムに打ち続ける
②フォアハンドのみで行う
③バックハンドのみで行う
④フェイントを入れながら行う
⑤ゲーム形式で行う
ルールは、ドライブを打ち合い自陣コートに落ちたりドライブ以外のショットになったら失点。21点取った方が勝ちとなります。これを各々5分ずつ行いましょう。

単調な練習メニューではありますが、長時間続けることで持久力も向上します。飽きないようにゲーム形式を取り入れるなど、初心者は楽しくトレーニングできるようにすることをお勧めします。

バドミントン初心者練習メニュー⑦

対面クリア

バドミントンのクリアとはオーバーヘッドストロークで相手コートの奥に返すショットのことを言います。クリアには大きく2種類あります。
1つ目はハイクリアです。これは相手コート奥に高い軌道で返すクリアで、試合でレシーブ側になり追い詰められているときに体勢を立て直すことを目的として打つ場合が多いショットです。バドミントンでは非常に大切な基本ショットの1つです。
2つ目はドリブンクリアです。低い軌道で返すクリアで、バドミントンの試合で相手をコート奥へ押しやって体勢を崩したいときに打つ攻撃的なショットです。
どちらもバドミントンでは非常に大切なショットですが初心者には少し難しいショットですのでこの練習メニューを繰り返し行い、身につけていくことをお勧めします。

具体的な練習のやり方

バドミントン基本打ち ハイクリア

この練習メニューは、2人1組で対面式で練習します。片方がネット際からコート奥へ打ち上げ、それをもう一方の人がクリアするということを繰り返すようにします。

具体的な練習メニュー
①ハイクリアをコート奥で打つ 20本
②ハイクリアをコート中央からコート奥に動きながら打つ 20本
③ドリブンクリアをコート中央から打つ 20本
④ドリブンクリアをコート左右に動きながら打つ 20本

このように練習メニューを構成することで基本を身につけることができます。また、左右の動作を加えることでより実践的になるだけでなく、体力や持久力の向上にも役立ちます。反復して行いレシーブ技術を身につけていきましょう。

バドミントン初心者練習メニュー⑧

対面ドロップ

ドロップショットはバドミントンの試合をする上では欠かすことのできないショットです。ドロップは相手を前に動かすために必要なショットです。スマッシュのように球のスピードは速くありませんが、スマッシュやクリアと組み合わせることでラリーにスピードの緩急を出すことができ、より相手がレシーブをしづらい状態を作ることができるようになります。
攻撃で使うドロップはスマッシュやクリアと同じフォームで打つことでフェイントの効果もありますので、練習からフォームを意識して行うようにしましょう。

具体的な練習のやり方

バドミントン基本打ち ドロップ

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この練習メニューは、2人1組で対面式で練習します。
1人がネット際からシャトルを打ち上げそれをもう一人がドロップを打ちます。打ち上げる方も返球をレシーブするトレーニングになる練習メニューです。

具体的な練習メニュー
①コート中央でドロップを打つ 20本
②コート中央から左右に動いてドロップを打つ 20本
③コート奥からドロップを打つ 20本
④コート中央からコート奥へ下がりながらドロップを打つ 20本

前後左右に動くため体力面の向上にも効果があります。持久力を高めたい際には動きのあるメニューを中心により長時間行うようにするといいでしょう。
このメニューを行うときのポイントはスマッシュとクリアのフォームから打つという点です。

バドミントン初心者練習メニュー⑨

対面スマッシュ

バドミントンのショットの中で最もかっこいいショットがスマッシュです。スマッシュで点を取る選手の姿を見てバドミントンを始めた人も少なくありません。
しかしスマッシュは難しい技術であり、基本がしっかりしていないと空振りしてしまったり、当たってもシャトルが浮いてしまうようなミスをしてしまいがちです。またスマッシュは打ち続けるには非常に体力も必要になってきます。試合中ラリーが続いた中で、点を取りにスマッシュを打つためにも、持久力の練習もしておいたほうがいいでしょう。
かっこよくスマッシュが打てるようになるためにも、基本をしっかりと抑えて練習に取り組んでください。

具体的な練習のやり方

アタックノック スマッシュ

この練習メニューは、2人1組で対面式で練習します。1人がネット際からシャトルを打ち上げ、もう一人がスマッシュを打ちます。

具体的な練習メニュー
①アタックノック(ネット前に立ち、投げてもらったシャトルをスマッシュする) 20本
②コート中央からスマッシュ 20本
③左右に動いてスマッシュ  20本

連続して行うことで体力の向上にも役立ちますが、初心者は持久力の向上より基本を身につける方が大切ですので1回1回丁寧に行いましょう。またスマッシュの感覚を掴むためにアタックノックというメニューを取り入れることをおすすめします。
慣れてきたらどこを狙うかという打ち分けも練習メニューに組み込んでいくといいでしょう。
 

バドミントン初心者練習メニュー⑩

オールショート

オールショートは前後に振られる際にドロップ、ドライブ、ヘアピン、スマッシュで返球するという練習メニューです。この練習メニューを行うまでにバドミントンの基本である各ショット、フットワーク、体力面全てできる段階で行います。
初心者にとっては1つ上のレベルに行くために行う練習とも言えます。より実践的な練習メニューになるため、持久力も非常に大切になってきます。
この練習メニューはバドミントンで必要となる全ての要素を網羅したトレーニングですので、ぜひ取り組んでください。

具体的な練習のやり方

オールショート

この練習メニューは2人1組で対面式で練習します。
1人がコート中央からシャトルを相手コートの前後に打ち分けます。それをもう一人がドロップ、ヘアピンを基本としてスマッシュやドライブも交えてを打ちラリーを続けるという練習です。

具体的な練習メニュー
①前後規則正しく出してオールショートを行う 5分
②前後にランダムに出してオールショートを行う 5分

5分連続して行うのは体力的にきついですが、実際の試合ではより疲労の溜まった状態で行うのが普通ですので、持久力の向上も目的の1つとして取り組んでいきましょう。

バドミントン練習メニュー10選【初心者入門編】まとめ

Badminton Bat Ball · Free photo on Pixabay (50827)

ここまでバドミントンの初心者入門における様々な練習メニューを紹介してきましたが、初心者にとって大事なことは基本をしっかりと身につけることです。
体力や持久力といったことも大事ですが、フットワーク、素振り、壁打ちといった地味ですが大事な練習を通じて、基本をしっかりと学んでいってください。中級者になってから基本がしっかりしていなくて伸び悩んでしまう人は多々見受けられます。より楽しく、よりうまくなるためにここで紹介した練習メニューを是非、参考にしてみてください。

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