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ボッチャの基本ルールとは?初心者が知っておきたい競技のポイント!

ボッチャの基本ルールとは?初心者が知っておきたい競技のポイント!

ボッチャには、障害のクラス分けやチームの人数、試合時間など細かい公式ルールがあります。しかしそのルールこそが「究極のバリアフリーのスポーツ」と言われる所以である。2020年に行われる東京パラリンピックの競技として、ボッチャのルールを説明していきたいと思います。

2021.12.16 球技

ボッチャとは何か?

ボッチャとは?

ボッチャとは、ヨーロッパで生まれた脳性マヒや身障者に向けて生まれたスポーツで「究極のバリアフリースポーツ」として説明される。ボッチャのルールはジャックボールと呼ばれる目標となるボールに、赤、青二種類のボールを投げ合うというのが公式ルールのカーリングのようなスポーツである。
ボッチャはパラリンピックの公式競技になっているほどメジャーな競技である。「一般社団法人日本ボッチャ協会」という協会があるくらい日本にも根付いている。なので今回は、東京パラリンピックの競技にもなるボッチャを説明する。

ボッチャのクラス分けの公式ルールの説明

ボッチャのプレーヤー

ボッチャのプレーヤー

ボッチャの良いところ重度の身障者の人や脳性マヒ者の人でもプレイ出来るルールだ。なぜなら、ボッチャの公式ルールにはクラス分けというものがある。これはボクシングの階級分けのようなもので、このルールによってボッチャは色々な障害を持った人が公平に戦える。なので、ボッチャのクラス分けのルールを説明する。

ボッチャのクラス:BC1

対象:脳原性疾患
投球:可(足蹴り可)
勾配具:なし
アシスタントに車椅子の操作やボッチャボールを渡してもらうなどのサポートをしてもらえる

ボッチャをプレイ出来る人数:個人戦、団体戦

ボッチャのクラス:BC2

対象:脳原性疾患
投球:可
勾配具:なし
アシスタント:なし
上肢で車椅子操作がある程度できる

ボッチャをプレイ出来る人数:個人戦、団体戦

ボッチャのクラス:BC3

対象:脳原性疾患
非脳原性疾患
投球:不可
勾配具:なし
アシスタント:なし
自身でのボッチャボールの投球ができないので、アシスタントによるサポートで勾配具を使用する

ボッチャをプレイ出来る人数:個人戦、ペア戦
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ボッチャのクラス:BC4

対象:非脳原性疾患
投球:可(足蹴り可)
勾配具:なし
アシスタント:足蹴り選手(BC1・BC2と同等の四肢運動機能障害を有する(頸髄損傷、筋ジストロフィーなど)の人のみ有り

ボッチャをプレイ出来る人数:個人戦、団体戦
ここまでがパラリンピックなど国際大会の公式戦に参加できるボッチャのクラス分けのルールの説明だ。クラス分けによって、対戦人数も変わるルールである。

日本には公式ルールではないが、オープンクラスというもう少し軽度の障害を持った人でもボッチャをプレイ出来るクラスがある。

オープン座位
BC1~BC4に該当せず、座ってボッチャボールを投球する選手。
車いすの使用の有無は問わない

オープン立位
オープンクラスの中でも、立ってボッチャボールを投球が可能な選手

ボッチャの公式ルールの説明

公式ルールが規定するボッチャの試合の始まりの説明

ボッチャの試合時間は、公式ルールに開始時間の指定があるのでそこから始まる。まず、両チームに審判より開始時間を知らされる。ボッチャのプレーヤーはルールで説明されている通り、開始15分前には審判のいる召集場所に参加する出場人数全員がいなければならない。公式の時計で確認できる。ルールにより試合時間が来たら、召集場所は閉められ、他人が入るのは認められない。ゲームの試合時間に現れないボッチャのプレーヤーは、試合の権利を失う。ちなみに、試合時間にチーム人数が足りないというのもこのルールに当てはまる。

公式ルールのボッチャの試合時間

ボッチャのルールには、各チームにボッチャボールの投球のための制限時間がある。これは審判とタイムキーパーが計る。(ジャックボールを投げる時間は時間制限に含まれない。)

ルール上、制限時間に達してもボッチャボールが投球されない場合、そのボッチャボールとそのチームの残っているボールは無効となる。制限時間に達した後、ボッチャボールが投球された場合、ルールによってプレーの邪魔になる前に審判がコートから取り除く。もしもそのボッチャボールが別のボッチャボールを邪魔したら、そのゲームは没収されるルールである。

両チームの残り試合時間はスコアボードに記される。
ルールにより、ボッチャの試合時間中に不正確な時間が測定されたら、審判は時間調整できる。また、審判は協議など時は試合時間を止めることが出来るルールである。
ボッチャの公式ルールが定める試合時間
BC1,BC2,BC4 1ラウンド選手5分
BC3       1ラウンド選手6分
団体        1ラウンド団体6分
ペア       1ラウンドペア8分

個人・ペア戦は4ラウンド、団体戦は6ラウンド
(なのでボッチャ試合時間は一試合だいたい1時間)

公式ルールのボッチャのコートの説明

ボッチャのコート

ボッチャのコート

ボッチャの公式ルールでは、コートは12.5m×6mの室内でプレイされる。
ボッチャの選手は2.5m×1mのスローイングボックス内でプレーをする。個人戦ではボックス③④(③が赤、④が青)、ペア戦ではボックス②~⑤(②④が赤、③⑤が青)、チーム戦ではボックス①~⑥(①③⑤が赤、②④⑥が青)を使用する。

ボッチャのルールが定める参加人数の説明

公式ルールのボッチャの参加人数は、個人戦、ペア戦(人数2人)、団体戦(人数3人)の戦いだ。ただし、BC1、BC4の場合は、ボッチャの審判に認められたアシスタントは車いすの操作のフォローなどで参加出来るルールがある。アシスタントは、戦況の説明、アドバイスは出来ない。

ボッチャの試合の流れの説明

ボッチャのプレイ説明

ボッチャのプレイ開始

ボッチャの審判がコイントスして先攻後攻を決める。最初にジャックボールという目印になるボールを投げる。ジャックボール無効エリアで静止させたり、サイドラインやエンドラインを超えて投球してしまうとルール違反となり、相手にジャックボールを投げる権利が移る。

ボッチャの試合中

最初にジャックボールを投げたチームからカラーボールを投げるルールで、以降は審判が判定したジャックボールから赤、青のボッチャボールが遠いチームが6球ずつ投球する。投球が終わった時点で、相手チームのジャックボールに一番近いボッチャボールより、近くにある自分のチームのボッチャボール1球につき1点でポイント換算するのがルールである。

それを4もしくは6ラウンド繰り返し合計得点で競う。

ボッチャで使う道具のルール説明

ボッチャで使う道具は3つある。ボッチャボール、ランプ、リリーサーである。
道具はボッチャの公式ルールで、材質や大きさを選手によって変えること出来る。選手の作戦や特徴に合わせてそれらを変えることが出来る。だから、道具は審判によって事前に確認が必要である。
ここでは、ボッチャで使う道具の説明をする。

ボッチャの道具①ボール

ボッチャボール

ボッチャボール

ボッチャで使われる、ジャックボールと赤、青ボッチャボール
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ボッチャで使用するボールは、公式ルールで大きさと重さの規定がある。
(周長が270mm±8mm以内、重さは275g±12g以内)。
しかし、ボッチャのボールは審判の事前チェックを受けたマイボールを使用する。

ボッチャの道具②ランプ

ランプ

ランプ

 ランプとは、ルールによりボールを投げることができない、BC3クラスの選手が使用することが許された勾配具だ。ランプにボッチャボールを転がすことで投球を行う。公式ルールでも、ランプの長さを継ぎ足すこと、素材を変えることが出来る。
ランプの勾配の角度を変えて、ボッチャボールのスピードを調整して距離を変えたり、相手のボールを弾いたりする。ただし、ボールを射出するような機械を取り付けたり、角度を測る水準器を付けるのは公式ルールで禁止されている。

ボッチャの道具③リリーサー

リリーサー

リリーサー

BC3の選手が手でボールをおさえておくのが難しい場合やボッチャボールをおさえるために手が届かない場合、ランプでボールを投球するのに使うのがルールで認められている。金具が折り畳み式になっているので、伸ばして調整して使用する。先端の平らな部分でボッチャボールを押さえておく。

ボッチャという競技のまとめ

ボッチャ日本代表チーム

ボッチャ日本代表チーム

ボッチャは、公式ルールによるクラス分けによって、身障者や脳疾患の人など本当に様々な人がプレイ出来るスポーツとなっている。そのために、アシスタントの人やボッチャの道具などフォローするルールがある。だからこそ、ルールをチェックする審判の存在が重要になる。つまり、ボッチャボールの距離の判定や試合時間の計測だけでなく、プレイヤーをフォローする事物のチェックが必要になる。

さらに、個人~団体戦と様々な人数で戦え、日本では立ってボッチャのボールを投球出来るルールのクラスもある。様々なルールによってアシスタントの人や健常者の人も交えて楽しめるようになっている。

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