ボッチャの基本ルールとは?初心者が知っておきたい競技のポイント!
ボッチャには、障害のクラス分けやチームの人数、試合時間など細かい公式ルールがあります。しかしそのルールこそが「究極のバリアフリーのスポーツ」と言われる所以である。2020年に行われる東京パラリンピックの競技として、ボッチャのルールを説明していきたいと思います。
Writer
公式ライター Activel_director
ボッチャとは何か?
ボッチャとは?
ボッチャのクラス分けの公式ルールの説明
ボッチャのクラス:BC1
投球:可(足蹴り可)
勾配具:なし
アシスタントに車椅子の操作やボッチャボールを渡してもらうなどのサポートをしてもらえる
ボッチャをプレイ出来る人数:個人戦、団体戦
ボッチャのクラス:BC2
投球:可
勾配具:なし
アシスタント:なし
上肢で車椅子操作がある程度できる
ボッチャをプレイ出来る人数:個人戦、団体戦
ボッチャのクラス:BC3
非脳原性疾患
投球:不可
勾配具:なし
アシスタント:なし
自身でのボッチャボールの投球ができないので、アシスタントによるサポートで勾配具を使用する
ボッチャをプレイ出来る人数:個人戦、ペア戦
ボッチャのクラス:BC4
投球:可(足蹴り可)
勾配具:なし
アシスタント:足蹴り選手(BC1・BC2と同等の四肢運動機能障害を有する(頸髄損傷、筋ジストロフィーなど)の人のみ有り
ボッチャをプレイ出来る人数:個人戦、団体戦
日本には公式ルールではないが、オープンクラスというもう少し軽度の障害を持った人でもボッチャをプレイ出来るクラスがある。
オープン座位
BC1~BC4に該当せず、座ってボッチャボールを投球する選手。
車いすの使用の有無は問わない
オープン立位
オープンクラスの中でも、立ってボッチャボールを投球が可能な選手
ボッチャの公式ルールの説明
公式ルールが規定するボッチャの試合の始まりの説明
公式ルールのボッチャの試合時間
ルール上、制限時間に達してもボッチャボールが投球されない場合、そのボッチャボールとそのチームの残っているボールは無効となる。制限時間に達した後、ボッチャボールが投球された場合、ルールによってプレーの邪魔になる前に審判がコートから取り除く。もしもそのボッチャボールが別のボッチャボールを邪魔したら、そのゲームは没収されるルールである。
両チームの残り試合時間はスコアボードに記される。
ルールにより、ボッチャの試合時間中に不正確な時間が測定されたら、審判は時間調整できる。また、審判は協議など時は試合時間を止めることが出来るルールである。
BC1,BC2,BC4 1ラウンド選手5分
BC3 1ラウンド選手6分
団体 1ラウンド団体6分
ペア 1ラウンドペア8分
個人・ペア戦は4ラウンド、団体戦は6ラウンド
(なのでボッチャ試合時間は一試合だいたい1時間)
公式ルールのボッチャのコートの説明
ボッチャの選手は2.5m×1mのスローイングボックス内でプレーをする。個人戦ではボックス③④(③が赤、④が青)、ペア戦ではボックス②~⑤(②④が赤、③⑤が青)、チーム戦ではボックス①~⑥(①③⑤が赤、②④⑥が青)を使用する。
ボッチャのルールが定める参加人数の説明
ボッチャの試合の流れの説明
ボッチャのプレイ説明
ボッチャのプレイ開始
ボッチャの試合中
それを4もしくは6ラウンド繰り返し合計得点で競う。
ボッチャで使う道具のルール説明
道具はボッチャの公式ルールで、材質や大きさを選手によって変えること出来る。選手の作戦や特徴に合わせてそれらを変えることが出来る。だから、道具は審判によって事前に確認が必要である。
ここでは、ボッチャで使う道具の説明をする。
ボッチャの道具①ボール
(周長が270mm±8mm以内、重さは275g±12g以内)。
しかし、ボッチャのボールは審判の事前チェックを受けたマイボールを使用する。
ボッチャの道具②ランプ
ランプの勾配の角度を変えて、ボッチャボールのスピードを調整して距離を変えたり、相手のボールを弾いたりする。ただし、ボールを射出するような機械を取り付けたり、角度を測る水準器を付けるのは公式ルールで禁止されている。
ボッチャの道具③リリーサー
ボッチャという競技のまとめ
さらに、個人~団体戦と様々な人数で戦え、日本では立ってボッチャのボールを投球出来るルールのクラスもある。様々なルールによってアシスタントの人や健常者の人も交えて楽しめるようになっている。
商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。