草野球の初心者必見！草野球の始め方・服装や道具の準備を解説

草野球の面白さ

草野球の面白さは、新しい人間関係を築ける交流の場になるだけでなく、野球の素人が練習して上手くなることで達成感を味わえるところです。草野球は野球と違って、試合時間は90分、イニング数は7回までと決まっていますので野球よりもスピーディーに試合が進み勝敗が決まります。金属バットが使用でき、打球がよく伸びてバッティングも楽しめます。

新しい仲間との交流

草野球チームには幅広い年代の人が所属しているので、新しい仲間との世代間交流が生まれます。草野球は週に1度、土曜日か日曜日のどちらかで大体2時間〜3時間練習を行いますが、練習後には打ち上げとして飲み会を開くことが多いです。草野球に取り組む人の中には、練習や試合後の飲み会を楽しみにしている人も多く、年齢関係問わず青春を感じられるのが草野球の面白さです。

初心者でも試合の活躍で得られる達成感

草野球では、初心者でも試合に出場できる嬉しさや試合で活躍する達成感を味わえます。草野球チームの所属メンバー数は、試合に出場するチームだと大体15人〜20人が平均です。そのため必ず試合に出場できるわけではありませんが、練習を続けて上達すれば初心者でもスタメンに選ばれたり、チャンス時の代打で出場できたりしますので、達成感を感じられます。

草野球の始め方を知りたい!

初心者の人が草野球を始めたいと思ったら、まずは自分に合ったチームを探すことから始めましょう。草野球チームを探すときに特に確認するべきポイントは、

・自宅から練習拠点までの距離

・チームの全体的な技術レベル

・チームメンバーの年齢層と雰囲気

草野球チームを探すにはホームページを確認するのが1番効率的です。気になったチームを見つけたら、見学や体験をすることでさらに理解を深めてから応募できます。

草野球チームの調べ方

草野球チームの調べ方として、まずインターネットで「（活動したい地域名）　草野球　初心者」と検索します。草野球公園 3番地、LaBOLA、ジモティーは、有名な草野球チームの情報サイトで、全国の草野球チームの野球技術レベルから所属している人の年齢層やチームの特徴まで確認が可能です。情報サイトには新しいメンバーの募集も随時更新されており、年齢層・野球技術レベルなど応募条件が分かりやすく載っています。

草野球チームの見学•体験

草野球チームの見学・体験をしたいときは、事前にチームの代表者に連絡して日時と場所のアポイントを取り、当日は動きやすく汚れても良い格好で行きましょう。草野球チームの中には、公式ホームページか草野球チームの情報サイトで見学・体験会を定期的に主催しているチームもあり、気軽に応募ができるのでおすすめです。

草野球チームへの加入手順

初心者が草野球チームに加入する方法は、ホームページもしくは広告からの応募です。ホームページからの応募は、問い合わせフォームから自分の連絡先と加入希望の旨を送ります。ポスターやチラシは連絡先の記載を確認しましょう。応募する際によく聞かれる内容が3つあります。

・野球経験の有無
・○投げ○打ち
・希望するポジション

細かい野球経歴と、チームに加入した後の希望を事前に整理しておくと話がスムーズです。

草野球の初心者に必要な服装・格好とは?

草野球の格好は、チームで統一したユニフォームと帽子が基本のスタイルです。UNDER ARMOUR、MIZUNO、DESCENT、SSKの製品は動きやすい伸縮性のある設計や、コットン素材を使用した肌触りの良い製品を多く販売しています。アンダーシャツの着心地は、フィットした形とゆとりのある形がありますが、フィットした形は筋肉の疲労軽減に優れ、ゆとりがあるタイプは苦しすぎない開放感を実現しています。

草野球に必要な服装①ユニフォーム

草野球を始めるにはユニフォームが必要ですが、チームの予算で購入して帽子と合わせてメンバーに貸し出す場合が多いです。草野球では参加する大会や連盟でユニフォームの規定が違いますが、基本的にはポジションに関わらずチーム全員が同色、同型、同意匠のユニフォームを着用しなければなりません。背番号は0〜999の中で着用が認められています。

草野球に必要な服装②アンダーシャツ

初心者が選ぶべきアンダーシャツは、適度な締め付けで着心地が良く、汗が流れてボールが滑ることを防ぐコンプレッションタイプのアンダーシャツです。汗を吸って素早く乾かす役割があり、冬は寒さ対策にもなります。UNDER ARMOURのアンダーシャツは、他の商品より程よい締め付けで筋肉の疲労を軽減する機能が優れていますので、着用に慣れていない初心者には特におすすめです。

草野球に必要な服装③スパイク

草野球で着用するスパイクは、ソールタイプが金属タイプとポイントタイプに分かれます。初心者には土•天然芝•人工芝全てに対応するポイントタイプをおすすめします。留め具がレースタイプのスパイクは、テープタイプよりもフィット性があり怪我のリスクも少なくなって、安全性も高いです。大会に出る草野球チームでは、色の規定がある場合がありますので事前に確認してから購入しましょう。

草野球に必要な服装④靴下

草野球初心者が靴下を選ぶときは、足の怪我を防ぐためプレー中にズレにくい靴下がおすすめです。DESCENTの靴下は指先が5本指タイプで、滑り止め糸を使用しているので踏ん張りが効きやすくなっています。他の靴下にない最大の特徴は、足にかいた汗を素早く吸水速乾して外部に発散してくれる点です。コットン素材は履き心地も良く、程よい締め付けと厚みで履きやすく設計されています。

草野球に必要な服装⑤ベルト

草野球初心者が使用するベルトは、ベルトが切れて怪我するのを防ぐために、丈夫で耐久性が高い革製のベルトがおすすめです。もう少しお手頃な値段でに手に入れたい方には人工皮革製のものが最適です。MIZUNOのMOVEベルトは、本体部分とベロ部分で異なる皮革を使用しているので、他製品と比べて伸縮性や耐久性に優れています。腹部の力が少なく着け心地が良いのも特微です。

草野球に必要な服装⑥ウィンドブレーカー

草野球初心者におすすめのウィンドブレーカーは、冬の寒さに耐えられる保温機能を採用したエスエスケイのウィンドブレーカーです。サーモトロンという太陽光を熱に変換して蓄え、体から出た熱を反射して保温する保温素材を採用し、体温を逃さないことに特化した他製品に差をつけています。ハーフジップタイプのため着脱が簡単で、初心者でも格好に合わせやすいデザインです。撥水機能が高いので急な雨にも対応可能です。

草野球の初心者に必要な道具5選

草野球の初心者に必要な道具は、バットとグローブに加えてバッティング精度を上げるバッティンググローブやたくさんの持ち物を収納できる野球バッグがあります。自分に合ったバットを選ぶのが難しい草野球初心者は、強い打球を飛ばしやすい高反発ウレタン素材を使用したものが最適です。グローブは、守備ポジションが決まっていない初心者にはオールラウンド用があり、使い込むほど手に馴染んでくれる牛革製が適しています。

草野球に必要な道具①バット

野球素人の方が使用するバットは、打球速度が上がり打球の飛距離も伸びるMIZUNOの複合製ビヨンドバットがおすすめです。この複合製のバットは、弾が当たる部分に高反発ウレタン素材が使用されていて、他のバットより強い打球を飛ばせて初心者に人気です。ウレタン素材は比較的長持ちで耐久性があり素人の方でも扱いやすいですし、バットケースが付属しているので別で購入する必要もありません。

草野球に必要な道具②グローブ

草野球初心者が使うべきグローブは、どのポジションでも使用できるオールラウンド用のグローブです。MIZUNOのSoft Plusは牛革でできていて最初から柔らかいうえに徐々に手に馴染んでくれる特性があり、グローブの使用に慣れていない初心者でも扱いやすく出来ています。球の衝撃を吸収する補強がされているほか、スタイリッシュなデザインです。

草野球に必要な道具③バッティンググローブ

草野球初心者が使用するバッティンググローブは、伸縮性とグリップ力があるUNDER ARMORの合成革皮バッティンググローブがおすすめです。手の甲部分に厚手の伸縮素材を使いグリップ力を強化しています。他の製品にはない手首を1周する新型クロージャーで、グローブがずれることを防ぎます。デザインはシンプルですが、初心者には無理なく選べる落ち着いたデザインでどんな格好にも合わせやすいです。

草野球に必要な道具④野球バッグ

野球バッグは、ショルダーバッグとリュックタイプが主流になっていますが、初心者には両手が空いて肩の負荷も少ないリュックタイプをおすすめします。こちらの野球バッグは40Lの大容量でたくさん荷物を入れられるほか、通常のリュックタイプよりも肩の負担を軽減する構造で持ち慣れない初心者にはおすすめです。奥の荷物が若干取り出しにくいですが、シューズ専用の収納スペースがあり使いやすい野球バッグです。

草野球初心者に必要な礼儀とマナー

草野球初心者に必要な礼儀とマナーは大きく3つあります。

①時間を守ること

②相手チームにも声援を送り一緒に試合を楽しむこと

③チーム内の連絡を徹底すること

草野球の試合ではチーム内だけでなく、相手チームにも敬意を払って挨拶と声援を送ることを心掛けて、野次は絶対にやめましょう。また、ポジションにつくためグラウンドに入るときは帽子を取って一礼し、プレー環境に感謝を表す行動も大切です。

集合時間の順守

草野球の試合の集合時間は、一般的に試合開始時間の20分〜30分前に設定されますので必ず守りましょう。試合開始前は、グラウンドの外で着替えと道具の準備をしたあと、各自簡単にウォーミングアップをしてから作戦会議やポジション・サインの確認を行うのが通常の流れですが、遅刻すると十分にウォーミングアップができません。試合開始時間に合わせて準備しないように注意が必要です。

相手チームへの挨拶と応援

草野球の試合では、互いのチームで挨拶と応援を交わしながら試合をするのが基本です。試合開始・終了の挨拶はもちろん、バッターボックスに入ったら審判と相手ピッチャー、キャッチャーにも一礼しましょう。試合中に両チームの選手に野次を飛ばすことは避け、相手チームの良いプレーを称賛する姿勢が大切です。万が一デッドボールを与えてしまったら必ず帽子を取って一礼することで謝罪の気持ちが伝わります。

チーム内の連絡の徹底

チーム内で練習や試合の出欠確認をされた時は、人数が集まらなかった場合の人員補充にかかる時間を考えて素早く返事をすることを徹底しましょう。草野球チームに所属するからには積極的に練習や試合に参加する姿勢が求められます。試合直前や当日の急な欠席連絡はやむを得ない場合を除いてなるべく避けるべきです。練習や試合の開始時刻に遅刻しそうな時は、チームの代表者に早めに連絡しましょう。

必要な服装と道具を揃えて草野球を楽しもう

草野球は、自分に合ったチームを探して必要最低限の服装と道具を揃えるだけで、初心者でも十分楽しむことができます。草野球の有名な大会では、決勝戦が東京ドームや京セラドームで行われることもあり、素人がプロ野球選手と同じ舞台で野球をするのも夢ではありません。草野球は、新しい仲間と野球を楽しみながら夢を追いかけられます。野球経験がない素人でも、勇気を出して始めてみましょう。