ソフトボールの塁間の距離は何メートル？プロ・高校・中学に分けて解説！

ソフトボールの塁間の距離は年代や男女により違いがあり、中学生以上の一般的な塁間の距離は18.29mです。ソフトボールは塁間の距離が短いことで、アウト・セーフがきわどいタイミングになりやすく、スリリングな試合展開を楽しむことができるスポーツです。

ソフトボールの塁間の距離は何メートル？

ソフトボールの塁間の距離は同じ球技である野球と比べて、各年代別に3分の2短く設定されています。野球と比べて狭く設定されている理由はソフトボールは元々、アメリカのプロ野球選手が雪や気温の低下で使用できないときの屋内練習用で行われたことがきっかけだからです。
塁間が狭いソフトボールでは、一塁手とバッターランナーの衝突を避ける目的でランナー用のオレンジのベースが設置されています。

実業団のソフトボールの塁間の距離

セミプロである男女実業団や女子のJDリーグでも適用されている日本ソフトボール協会の公式ルールで定められている塁間の距離は18.29メートルです。オリンピックをはじめとした国際大会も塁間の長さは18.29メートルが採用されています。
塁間18.29メートルは足の速い人の場合では3～4秒で到達できる距離であり、内野手は内野安打を許さないために野球と比べて定位置を前方に取る必要があります。

中学・高校ソフトボールの塁間の距離

中学・高校ソフトボールの塁間の距離は一般の男女ソフトボールと同じ18.29メートルであり、男女別の違いもありません。野球でも中学生からグラウンドはプロ野球と同じ広さで行われていることが一般的であり、ソフトボールでも実業団と同じルールが適用されています。

小学生のソフトボールの塁間の距離

小学生のソフトボールの塁間の距離は男女共通で16.76メートルと決められていて、ホームベースから１周の長さは約67メートルになります。少年野球では扱うボールや主催団体の規約による塁間に差があり、硬式野球のリトルリーグは一般のソフトボールと同じ塁間の距離を採用しています。
小学生のソフトボールは少年野球と比べて塁間が短いため、守備の選手は捕球したボールを素早く送球するスピードが求められます。

ソフトボールのスリリングな展開を楽しもう！

ソフトボールは野球と比べてグラウンドが狭くてボールも大きいため、性別や年齢を超えて楽しむことができるスポーツの一つです。野球と比べてベース間の距離が短いことで、守備位置や機敏な動き、的確な状況判断を瞬時に求められ、スピーディーな展開を楽しめることがソフトボールの魅力の1つです。
ソフトボールの塁間の距離を知ることでスリリングな試合展開を楽しむ幅が広がります。

  ポストする

  シェアする

LINEで送る