内野手のスローイングのフォームと手の動きとは?【野球上達ガイド】
内野手のスローイングにフォーカスし、基本のスローイングフォームや手の動き・コツなどを解説。悪送球が多くて悩んでいる、スローイングに自信が持てないといった内野手の方、今一度基本からチェックしてレベルアップしましょう!
2021.12.16
|
野球
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内野手は正確なスローイングが必要
内野手は早くて正確なスローイングが必要です。なぜなら、野球の試合ではいくら難しいゴロをさばいても送球がズレてしまえばエラーとなってしまいますし、送球に時間がかかってはファインプレーも一転水の泡となってしまうからです。
内野手は捕ったら安心ではなく一つのアウトが完成するまでは決して油断することはできません。
当記事では内野手が早くて正確なスローイングを習得できるよう、基本フォームや手の動き・コツなどを解説しますので、送球エラーに悩んでいる選手や内野手になって間もない選手は、レベルアップしましょう。
内野手は捕ったら安心ではなく一つのアウトが完成するまでは決して油断することはできません。
当記事では内野手が早くて正確なスローイングを習得できるよう、基本フォームや手の動き・コツなどを解説しますので、送球エラーに悩んでいる選手や内野手になって間もない選手は、レベルアップしましょう。
内野手のスローイングの基本フォーム
★内野手必見!★スローイング(送球)のコツと練習法を紹介!
via www.youtube.com
内野手は、様々な体勢からスローイングをすることもあれば打球やランナーを鑑みて強いボールを投げなければいけない時もあります。
プロ野球選手のような華麗なプレーに目が行きがちですが、野球の試合で大切なことは確実にアウトにできるプレーで確実にアウトにするということです。
そのためにもまずは基本となるスローイングフォームをしっかり押さえておく必要があります。変な癖がついてしまうと修正が難しくなることもあるので日頃の練習から注意しましょう。
プロ野球選手のような華麗なプレーに目が行きがちですが、野球の試合で大切なことは確実にアウトにできるプレーで確実にアウトにするということです。
そのためにもまずは基本となるスローイングフォームをしっかり押さえておく必要があります。変な癖がついてしまうと修正が難しくなることもあるので日頃の練習から注意しましょう。
捕球するときの体の使い方
右投げの選手の場合、捕球をしたら右足を左足の前に出してステップをするのが基本です。右足が左足の後ろに流れてしまうのが癖となっている選手も見られますが、これでは上手く力が伝わりません。
下半身から上半身に力を伝えて身体全体を使って投げるイメージが大切なので、当然捕球から正しいフォームやスムーズな動作を意識することが必要となります。スローイングは腕だけでやろうと思わないことです。
下半身から上半身に力を伝えて身体全体を使って投げるイメージが大切なので、当然捕球から正しいフォームやスムーズな動作を意識することが必要となります。スローイングは腕だけでやろうと思わないことです。
スローイング時のポイント
スローイング時は投げる方の手だけではなく、グラブの使い方も大切です。グラブは投げる方向に向かって差しだしましょう。身体が自然と連動しコントロールがつけやすくなる他、強いボールを投げることにもつながります。
ただダブルプレーや足が早いランナーの場合などで咄嗟のプレーが必要となる際はロスとなるため、あくまで基本として覚えてください。
ただダブルプレーや足が早いランナーの場合などで咄嗟のプレーが必要となる際はロスとなるため、あくまで基本として覚えてください。
スローイング後の体の流し方
スローイング後は、投げた方向に向かって2、3歩歩き出すイメージで身体を流しましょう。最後まで身体の使い方を意識することでスローイングフォームの安定につながります。
もちろん内野手であれば状況によってはその場で踏ん張って上半身の強さで投げる時もあるので、こちらも基本の動作として覚えてください。
もちろん内野手であれば状況によってはその場で踏ん張って上半身の強さで投げる時もあるので、こちらも基本の動作として覚えてください。
内野手のスローイングの3つのコツ
野球の試合で内野手が、ダブルプレーや際どいプレーなど難しいプレーで一つでも多くアウトを取るためには早くて正確なスローイングは必要不可欠です。
もちろん一朝一夕では身につきませんが、重要なコツがあります。順に紹介していくので練習の際に役立ててください。
もちろん一朝一夕では身につきませんが、重要なコツがあります。順に紹介していくので練習の際に役立ててください。
①内野手のスローイングの基本
内野手の基本として、確実に習得しておきたいのがスナップスローという投げ方です。
スナップスローは、肘を90度以上に曲げて耳の横や頭の後ろでトップを作りコンパクトで素早いモーションから手首のスナップを利かせてボールをリリースします。
この投げ方であれば短い距離を素早く正確に送球することができるので、ダブルプレーの際にはもちろん、際どいプレーの際にもランナーをアウトにできる可能性が高まります。
内野手が、スナップスローを身につけることができればプレーに余裕も生まれます。そして難しいシチュエーションでも慌てることなくプレーができるようになります。
スナップスローは、肘を90度以上に曲げて耳の横や頭の後ろでトップを作りコンパクトで素早いモーションから手首のスナップを利かせてボールをリリースします。
この投げ方であれば短い距離を素早く正確に送球することができるので、ダブルプレーの際にはもちろん、際どいプレーの際にもランナーをアウトにできる可能性が高まります。
内野手が、スナップスローを身につけることができればプレーに余裕も生まれます。そして難しいシチュエーションでも慌てることなくプレーができるようになります。
②スローイング時の体の使い方
スローイングの大事なポイントは腕だけで投げようとしないことです。スナップスローという投げ方も同様で腕の振りや手首のスナップばかりに気を取られていてはスムーズなスローイングフォームを身につけることはできません。
コツは足の動きから入り股関節を柔らかく使うことです。捕球をしたら重心を右から左へ、そして身体をひねって下半身から上半身の動きへと体全体を連動させていきます。大きい筋肉から小さい筋肉へ力を伝えていくイメージです。
コツは足の動きから入り股関節を柔らかく使うことです。捕球をしたら重心を右から左へ、そして身体をひねって下半身から上半身の動きへと体全体を連動させていきます。大きい筋肉から小さい筋肉へ力を伝えていくイメージです。
③手首の使い方
スナップスローという投げ方は、手首のスナップをしっかり利かせて投げることが重要です。ではスナップを十分に利かせるためにはどうしたら良いかといいますと、ポイントはトップの位置から腕を振りすぎないことです。
腕が前にいきすぎてしまうとスムーズに手首が返らなくなってしまうので、腕の動きを止めてから手首を返すようなイメージでボールをリリースするのがコツです。
もちろん強いボールを投げるためには手首の強さも必要となります。普段から手首の強化をしておくことでより強いボールを投げれるようにもなります。
腕が前にいきすぎてしまうとスムーズに手首が返らなくなってしまうので、腕の動きを止めてから手首を返すようなイメージでボールをリリースするのがコツです。
もちろん強いボールを投げるためには手首の強さも必要となります。普段から手首の強化をしておくことでより強いボールを投げれるようにもなります。
内野手のスローイングが上手くなる3つの練習法
内野手のスローイングが上手くなるためには「何を意識して練習するのか」「どういった練習をすれば良いのか」にフォーカスして解説していきます。
スローイングが苦手という内野手や、野球を初めて間もないといった内野手は、一人でできる練習もご紹介します。
スローイングが苦手という内野手や、野球を初めて間もないといった内野手は、一人でできる練習もご紹介します。
①スローイングの基本フォームを習得する練習
スローイングの基本フォームを習得するためには、やはり反復練習が必要です。相手がいればキャッチボールで、一人であればシャドーや壁当てで、何度も何度もスローイングをして正しいフォームや投げ方を体に染み込ませましょう。
また、あくまで内野手の場合、捕球をした状態からスローイングに入るので捕球からリリースまでの一連の動作を一つのフォームとして練習しておくことが重要です。下半身から始動してステップを踏み、体の使い方を十分意識しながら行いましょう。
また、あくまで内野手の場合、捕球をした状態からスローイングに入るので捕球からリリースまでの一連の動作を一つのフォームとして練習しておくことが重要です。下半身から始動してステップを踏み、体の使い方を十分意識しながら行いましょう。
②様々な状況に対応するための練習
野球の試合ではいつもベストな体勢で捕球できるとは限りません。特に内野手は体を左右に振られることもあればバウンドに合わせて体ごと合わせにいく時もあります。
そのため様々な体勢からでも捕球しスローイングができるよう日頃のキャッチボールから意識しておくことが大切です。あえて体から遠い位置で捕球をしたり、ステップを踏みながら捕球をしたり、自分で工夫してみましょう。
一人で練習を行う時も同様です。一旦バウンドさせたボールを捕球してからスローイングしたり、ポーンと上に自分で投げてからスローイングをしたりと、ただスローイングするのではなくあらゆる打球を想定して練習しましょう。
そのため様々な体勢からでも捕球しスローイングができるよう日頃のキャッチボールから意識しておくことが大切です。あえて体から遠い位置で捕球をしたり、ステップを踏みながら捕球をしたり、自分で工夫してみましょう。
一人で練習を行う時も同様です。一旦バウンドさせたボールを捕球してからスローイングしたり、ポーンと上に自分で投げてからスローイングをしたりと、ただスローイングするのではなくあらゆる打球を想定して練習しましょう。
③スローイングのコントロールを正確にする練習
ボールが意図した場所にいかない、スローイングのコントロールが安定しないといった場合はリリースポイントがズレている可能性があるので、コントロールが安定するリリースポイントを普段のキャッチボールから探しておきましょう。
コントロールを付けやすいリリースポイントは、人によって微妙に異なります。このリリースポイントで投げると「上に行くな」「下に行くな」などの感覚は数多く投げて知るしかありません。
もちろん自分に合ったリリースポイントを掴んだら、そのリリースポイントを固定して投げる癖を付けておくことも大切です。
コントロールを付けやすいリリースポイントは、人によって微妙に異なります。このリリースポイントで投げると「上に行くな」「下に行くな」などの感覚は数多く投げて知るしかありません。
もちろん自分に合ったリリースポイントを掴んだら、そのリリースポイントを固定して投げる癖を付けておくことも大切です。
内野手は正確なスローイングが大事
内野手は早くて正確なスローイングが大事と何度もお伝えしてきました。それは野球というスポーツは一つのミスがあると流れが変わりたちまちピンチとなってしまうからです。
したがって、まずは基本となるスローイングフォームや体の使い方を覚えて確実にアウトにできるプレーでミスをしないことが大切です。
野球の試合でミスをしないためには日頃の練習を積み重ねていくしかありません。記事中で紹介した練習は一人でできるものもあるので、毎日少しずつでも習慣化して取り組んでみてください。
したがって、まずは基本となるスローイングフォームや体の使い方を覚えて確実にアウトにできるプレーでミスをしないことが大切です。
野球の試合でミスをしないためには日頃の練習を積み重ねていくしかありません。記事中で紹介した練習は一人でできるものもあるので、毎日少しずつでも習慣化して取り組んでみてください。
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