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桑田真澄の名言53選!KKコンビのピッチャーだった野球選手のかっこいい言葉・語録

桑田真澄の名言53選!KKコンビのピッチャーだった野球選手のかっこいい言葉・語録

桑田真澄は、1990年代の読売ジャイアンツをけん引してきた元プロ野球選手で、怪我や挫折から這い上がった経験をもとにした名言を数多く残してきました。桑田真澄の名言からは、周りの人への感謝を忘れないことや、結果が出ずとも諦めず努力することの大切を気付かせてくれます。

2024.03.30 野球

桑田真澄とは?

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桑田真澄は、1990年代の読売ジャイアンツを支え続けた元野球選手です。桑田真澄の凄さは、プロ入りする以前のPL学園高校時代からずば抜けていて、高校に入学してから卒業するまで計5回、甲子園に出場しています。

同期である清原和博とのKKコンビの活躍は目ざましく、甲子園5回出場のうちの2回は全国制覇に導きました。桑田真澄が甲子園で打ち出した大記録は、長きにわたって語り継がれる伝説のエピソードです。

桑田真澄のプロフィール

氏名(ふりがな) 桑田真澄(くわたますみ)
生年月日 1968年4月1日
出身地 大阪府八尾市
身長/体重 174cm/80kg
血液型 AB型
ポジション/背番号 投手/18
投打 右投げ右打ち
所属チーム 読売ジャイアンツ(1986~2006)
ピッツバーグ・パイレーツ(2007)
引退後の経歴 読売ジャイアンツ投手コーチ(2021~)
成績・タイトル 最優秀防御率(1987,2002)
最多奪三振(1994)
最高勝率(1998)
沢村栄治賞(1987)
最優秀選手(1994)
ベストナイン(1987)
ゴールデングラブ賞(1987,1988,1991,1993,1994,1997,1998,2002)
最優秀投手(1987)
高校時代から注目を集めていた桑田真澄は、読売ジャイアンツからドラフト1位で指名を受け入団します。入団してからは、最多奪三振や沢村栄治賞、ベストナインと数々のタイトルを獲得し、なかでもゴールデングラブ賞8回の受賞は、投手として最多タイの記録です。

日本で21年間プレーを続けたあと、活動拠点をメジャーに移した桑田真澄。日本人選手最年長記録である39歳でのメジャーデビューは、多くのファンを感動させました。

桑田真澄の座右の銘

万里一空

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桑田真澄が掲げている座右の銘の意味は、「たとえ遠く離れた空でも、空は1つである」です。しかし桑田真澄は、本来の意味とは少し解釈を変えた「目標を見失わず、ひたむきに努力を続ける」の意味で用いていました。

現役時代は怪我やスキャンダル事件と困難なことが多かった桑田真澄。大きな壁を前にしても第一線で活躍し続けられた裏には、座右の銘を胸に、腐ることなく、目標に向かって努力をし続けていたことが伺えます。

桑田真澄の名言53選

桑田真澄は自身が経験した怪我や挫折をもとに、同じく挫折をしている人にそっと寄り添う名言を数多く残しています。かっこいい名言のほとんどが、野球選手である前に人としてあるべき姿について説き、挫折を経験しても努力を続けることの大切や、周りに対しての感謝を忘れない心は、野球に限らずビジネスや勉強、人生全てに役立つ名言です。

桑田真澄が残した名言は、仕事や人生で悩みを抱えている人の背中を力強く押してくれます。

努力の名言

がむしゃらな努力は無駄だ。

プロ野球選手となったあとも、無茶な努力はしなかった。怪我をしたら意味がないからだ。無茶な練習の代わりに、23年間、毎日毎日「50回のシャドウピッチング」を必ず続けた。時間にしてみれば1日10分とか15分。

原因があって、結果がある。サボったら、サボっただけの結果しか出ない。野球に携わるすべての人が、スポーツマンシップを意識したい

遠回りしてやることも、素晴らしいこと

練習したからといって、すぐに結果が出るものではない。毎日コツコツ努力していると、人間はある日突然、成長する。

一心不乱に根性だけで練習に没頭したことは一度もなかった。やるべきことを精査し、効率性を重視しながら、練習を積み重ねていた。

努力は、量ではなく質である。短時間で効率的、合理的に積み重ねてこそ成果がある。そして、「表の努力」と「裏の努力」を両立できてこそ、努力は報われる。

どんな選手もいいときばかりではない。打たれても気持ちを切り替え、悪いときを短くし、いい時を長くするのが、プロの世界で生きていくには大事。

長い人生の中、常に成長しつづけることができるわけではないが、基本的なことを諦めずにやり続けていると、ある日、努力が報われて急にできるようになりたかったことができるようになる時期が来る。その収穫期のような時期のため、日々マイペースでいいので諦めずに努力を続けていく必要がある。

努力は、嘘をつかない。

学生の頃から努力を惜しまないことで有名な選手だった桑田真澄。しかし、努力家のイメージとはかけ離れた「がむしゃらな努力は無駄だ」という名言を現役時代に残しました。努力の名言の裏には、何も考えずにおこなう頭ごなしの努力は無駄だが、効率性や合理性をふまえた短時間の努力は必ず成果に結びつくことを暗に伝えています。

桑田真澄の努力の名言からは、効率性を重視した努力を毎日コツコツ続けることが大切だと学べます。

やる気が出る名言

試練が人を磨く。

今まで経験したことのないことを、毎日経験できる。これは最大の楽しみです。

僕が球界で初めてウエイトトレーニングを取り入れた時、周りはなんて言いました?なんて馬鹿なことをしているんだ。でも、今はどうです。正しいことなんて誰にもわからない。これまでの常識とは違う力の出し方だってある。

出るくいは打たれると言われるけれど、ぼくの場合、地面にめり込んでもなお打たれます。

格好悪くていい。“格好悪い”とは人の評価だからである。僕は自分が充実した人生を送るために生きているわけで、周囲の人から見て格好いいことをするために生きているわけではない。

人生にマイナスはないですね。マイナスはプラスにするための準備期間だと思います。

プラスの中にはマイナスがあるし、マイナスの中にはプラスがある。

とにかく、がむしゃらにやれ!

桑田真澄は現役時代、逆境を何度も乗り越えてきたかっこいいプロ野球選手でした。「試練が人を磨く」の名言からは、試練を試練と捉えず、自分を磨くいい機会だと考える姿に桑田真澄のメンタルの強さが表れています。

仕事や勉強、恋愛とうまくいかないことも多いですが、桑田真澄の名言からするとマイナスはプラスにするための準備期間です。うまくいかないときでも諦めない心、モチベーションを上げることの大切さを説いています。

失敗や挫折を乗り越える名言

イチローも4割・5割の打率は記録できず、6割以上失敗する。人生も同じだ。失敗しても構わない。大事なのは、失敗してもそこから起き上がることだ。

「これであきらめるなら、お前の思いはその程度なんだよ」と、神様に試されているような気がする。

いま振り返れば怪我をしてよかったなと思える。今後僕が指導者としても若い世代と向き合っていくとき、彼らの苦しみや痛みを理解し、アドバイスを送ることができるからだ。怪我をしたときはとてもショックだったが今ははっきりと言える。怪我は僕にとって、かけがえの財産であり勲章だ。

生きる目的は自分を磨くことだと僕は思う。だから試練や困難は、僕に与えられた砥石なんだ。

一球投げるのが復活じゃない。元いた位置に戻ることが僕の復活ですから。

自分は怪我や病気なんてしない、僕はそう思っていた。でも、スポーツをしていれば、そんなことは決してない。怪我とはうまく付き合っていくべきだし、怪我から多くのことを学び取ることができる。

現役時代、数々の賞を総なめにしてきた桑田真澄ですが「イチローも4割・5割の打率は記録できず、6割以上失敗する」と名言しました。挫折を乗り越える名言の裏には、一流選手も半分以上は失敗するが、失敗を失敗のまま終わらせず、次成功するための糸口にすることが重要であると暗に伝えています。

桑田真澄のかっこいい名言からは、成功の裏には成功以上の失敗があり、地道な努力で失敗を乗り越えることが大切だと学べます。

人生の生き方を教える名言

一年間だけではダメです。一生です。僕は一生のスケジュールを立てています。

きょうは『うれしい』しかない。夢を実現するチャンスをいただけて、心の中で野球の神様に『ありがとう』と言いました。

世の中には、永遠なものはない。家族、友達、命、財産、何ひとつ変わらないものはない。ゆえに、一瞬一瞬を精一杯生きたい。

人間は目に見えないものをあまり信用しない。でも僕は目に見えないもの、その力を大事にしたいんです。

自分にとって、タイトルはアイスキャンディーの当たりのようなもの。当たれば当然嬉しいけど、たとえ、当たらなくてもアイスキャンディー一本分は既に楽しんでいる。

常に第一感を忘れるな。

大物とは他の評価を気にしない。

昔のことは振り返らない。今を精一杯生きる。それが一番いいんじゃないですか。

社会と野球の関係をより密接にしていくことで、野球界をさらに発展させていく。それこそ、僕を含めて野球界にお世話になった人が果たすべき使命だ。

やるか、やらないかですよ、人生は。やればそれだけのものが返ってくるし、やらなければそのままですよ。

単に野球がうまいから、エリートというわけではない。野球もうまくて「教養」もある。自分を律する強い心を、チームをまとめる能力を備える。そんな人間力のある人物こそ、真の野球エリートである。

野球しかわからない人間にならないように気をつけているのだ。野球だけでなく、勉強や遊びからも、忍耐力や責任感、自立心などを養い、自分を高めることができると思う。

言うこととやることが一致しているから、言葉に説得力がある。

高校時代から天才球児と呼ばれ続けた桑田真澄が残した「僕は一生のスケジュールを立てています」の名言からは、先を見据えることの大切さが学べます。桑田真澄は常に自分自身の将来を想像し、目標に向かってコツコツと努力を続けてきました。

日本人最年長記録ではありますが、メジャーでプレーをすることも桑田真澄が描いたビジョンの1つです。人生設計をすることで、目標やいま成すべきことが明確化されることを教えています。
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指導者に向けた名言

桑田真澄の野球は心の野球です。

日本の指導者にどうしても伝えたいことがある。指導者は「選手に教える」のではなく、「選手とともに考え、ともに歩む」存在だ。“金の卵”は大事に扱わないと、殻が簡単に割れてしまう。今こそ、指導者のレベルを底上げしなければ、日本野球の更なる発展はない。

ひたすらノックを受けることは、忍耐力を養ったり、下半身を鍛えるためにはいいかもしれない。しかし、試合で必要なのは普通のゴロを着実にさばける技術である。何メートルも走ってボールに飛びつく練習よりも、正面のゴロを何球も処理する方が選手の守備力は確実に上がる。

目標に向かっていく姿勢がない選手は要らない。

真夏の暑い時期に一日練習をしたり、メンバーだけしか練習をさせない学校もあるみたいですね。1000本ノックや1000球投げ込みのような練習も、未だにあると聞いています。同じ野球人として悲しくなりますね。

運動部員が授業中に居眠りするのは、日本全国の学校で見慣れた光景かもしれない。しかし、それは本来あるべき学生の姿ではない。僕は、運動部員こそ、勉強とスポーツの両立を求めるべきだと思っている。

ベースボールと野球の違いはいったい何なのか。それは、野球を通じて人間性を磨こうとする姿勢にあると思っている。礼儀を重んじたり、道具を大切にしたりすること。ひとつひとつのプレーに決して手を抜かないこと。技術だけでなく、心を大切にすること。

桑田真澄は野球に限らず、スポーツ指導をする全ての人に向けた名言をいくつも残してきました。「桑田真澄の野球は心の野球です」の名言からは、技術を磨くよりも、礼儀を重んじる姿勢や道具を大事に扱うこと、チームメイトと積極的にコミュニケーションを図ることが重要だと暗に伝えています。

指導者は子どもたちに向けて、選手である前に1人の人間であることを教え、一緒に心を磨くことが今後のスポーツ界の向上には必要です。

ビジネスにも活きる名言

結果は大事、でもプロセスはもっと大事。

野球選手であろうと、サラリーマンであろうと、大工さんであろうと、一人ひとりに役割がある。その役割を全うする、仕事を通して自分を磨いていくのがプロフェッショナル。

人間は自分一人では何もできない。だからこそ、周囲の人たちに感謝しつづけたい。

目標を達成できないからダメっていうことはない。

いい事はもちろん、悪い事も視点を変えて良い試練だとポジティブにとらえることにより、怒ったり落ち込んだりすることなく、何事も自分の成長の糧にすることができる。

他人は失ったものに目を向けますが、僕は得たものに目を向けます。

野球は一人ではできない。みんなでやるスポーツだから、チームメイトと心を一つにしたい。だからこそ、数字や結果と同じくらい、目に見えない心を大切にする。それが僕がたどり着いた一心の野球。

チーム作りも、選手としての精神面もすべてバランスが大事。チーム編成にはベテラン、中堅、若手の協力が不可欠。選手としては、緊張とリラックスと自信をバランスよく兼ね備えたい。

200階まで行きたい。エレベーターもエスカレーターもダメとなったら、もう階段しかないでしょう。

日本のプロ野球界の歴史を塗り替え続けた桑田真澄は、「目標を達成できないからダメっていうことはない」と格言を残しました。名言からは目標達成の有無よりも、目標を達成するまでの過程が何よりも重要であることが読み解けます。

桑田真澄の格言をビジネスの場に置き換えてもプロセスが大切なことは同じです。たとえ、仕事が上手くいかなくても、結果の良し悪しに一喜一憂せず、成長の糧にすることが大切だと教えてくれています。

桑田真澄の名言集から得られること

桑田真澄の名言集から得られることは、結果がすぐに出ずとも、諦めず努力をし続けることの大切さです。

現役時代、大怪我やスキャンダル事件と自分の意志とは正反対のことが次々と降りかかった桑田真澄。しかし、決して自分自身で掲げた目標を諦めることはありませんでした。39歳で挑戦したメジャーは、諦めなければ夢が叶うことを体現し、なおかつ年を重ねても努力をし続ける姿はかっこいいことを教えてくれています。

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