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大阪府の野球の強豪高校とは?強さ順に10校をランキングで紹介

大阪府の野球の強豪高校とは?強さ順に10校をランキングで紹介

高校の野球界において全国的に強豪校が揃う激戦区として知られる大阪。そんな大阪の中でも野球の強豪校として有名な学校が大阪桐蔭高校、履正社高校です。両校ともそれぞれ特徴のある指導方針を掲げており、良いライバル関係を築いて、さらに近大付属、大商大浪商、上宮高校が追いかけています。

2022.12.31 野球

大阪の野球の強豪高校ランキング 第10位

大冠高校

【高校野球】大阪大会決勝 9回表 大冠 意地の猛追

国公私立 公立
所在地 大阪府高槻市大塚町4-50-1
選手権 0回
選抜 0回
主なOB選手 吉田大喜
大冠高校は、これまで選手権、選抜に出場した経験はありませんが、公立の雄として強豪校が揃う大阪府内において、上位校を脅かす存在となっています。練習設備も私立のような専用グラウンドがないなか、それでも公立の大冠高校を強豪校へ育て上げたのが東山宏司監督です。

東山監督は、公立で甲子園に行きたい、私立に負けるなという言葉を合言葉に、100人以上の部員を一人ひとり直接指導しています。加えて大阪で勝つには打力が必要だと、朝6時からの朝練にも付き添い、冬場は1日3000スイングをこなしています。

2017年の選手権大阪府予選では東海大仰星、上宮といった甲子園出場経験のある私立を破り、決勝では王者、大阪桐蔭を土俵際まで追い詰めましたが惜しくも敗れました。
・100人以上の部員をマンツーマンで個人指導
・大冠高校出身の初のプロ野球選手 ヤクルトスワローズ・吉田大喜

大阪の野球の強豪高校ランキング 第9位

東海大学付属仰星高校

 (130736)

国公私立 私立
所在地 大阪府枚方市桜丘町60-1-2580
選手権 0回
選抜 2回
主なOB選手 上原浩治/建山義紀/松坂健太
東海大仰星高校野球部は、これまで選抜に2回出場した経験をもつ強豪高校です。東海大仰星高校はラグビーやサッカーの名門高校としても知られていますが、野球部からはメジャーリーグでも活躍した上原浩治、建山義紀など蒼々たる選手を輩出しています。

東海大仰星高校は、固い団結力と堅い守備力、強力打線を武器に甲子園出場を目指しています。

とくに団結力は野球部だけではなく、学校全体のキャッチフレーズである Team仰星 をそのまま取り入れているもので、同級生、先輩後輩、先生と生徒など、年齢を超えたつながりを大切にし、高め合い、個の力を伸ばすことでクラブ間の結束が強めています。
・Team仰星の固い団結力
・堅い守備
・強力打線

大阪の野球の強豪高校ランキング 第8位

関西大学北陽高校

高校野球 2018年春季大阪大会準決勝 関大北陽 VS 初芝立命館

国公私立 私立
所在地 大阪府大阪市東淀川区新庄1-3-26
選手権 出場6回
選抜 出場8回(準優勝1回)
主なOB選手 長崎慶一/岡田彰布/榊原勝也/上田浩明/嘉瀬敏弘
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関西大学北陽高校野球部は、これまで選手権に6回、選抜に8回出場して準優勝に1度輝いている大阪府内でも知られた強豪校です。1970年代には大阪府内の私学7強の一角として注目され、阪神タイガースやオリックスブルーウエーブで選手、監督として活躍した岡田彰布を筆頭に多くのプロ野球選手を輩出しきた名門校です。

近年では大阪桐蔭や履正社に甲子園への道を阻まれていますが、2016年の選手権予選では王者の大阪桐蔭を撃破し、2018年の春の大会では決勝まで進出しています。そんな関大北陽野球部が意識していることは切替の早さです。1日3時間前後の短い練習時間を効率よく使うため、切替をいかに俊敏にできるかをテーマにしています。
・阪神やオリックスで活躍した岡田彰布の母校
・短い練習時間を効率よく使うための切り替えの早さ

大阪の野球の強豪高校ランキング 第7位

上宮高校

⚾上宮 元木大介【高校野球】

国公私立 私立
所在地 大阪府大阪市天王寺区上之宮町3-16
選手権 出場1回
選抜 出場8回(優勝1回・準優勝1回)
主なOB選手 片平晋作/三木肇/黒田博樹/薮田安彦/中村豊/種田仁/元木大介/笘篠賢治/笘篠誠治/光山英和
上宮高校野球部は、これまで選手権に1度出場、選抜には8回出場して全国制覇1回、準優勝1回を誇る強豪高校で、これまでメジャーリーグで活躍した黒田博樹、薮田安彦、読売ジャイアンツで活躍した元木大介など数多くのプロ野球選手を輩出してきた強い高校です。

そんな上宮高校の強さの裏には猛将として知られる山上烈元監督の存在が大きくかかわっています。就任当初は現在のような恵まれた練習環境ではなく、さらに弱小でしたが、チームを強くするポイントとして、チームリーダー・ゲームリーダー・ムードリーダーという3つの種類のキャプテン制を設けることで、選手への負担を減らしながらチームをまとめてきました。
山上烈監督
1948年4月17日生まれ
指導歴:上宮高校~上宮太子高校

山上烈監督は、上宮高校野球部で投手兼外野手として活躍し、その後日体大に進学し、卒業後に保健体育教師として1971年に上宮高校に赴任し、同校野球部監督に就任します。弱小高校としてのスタートでしたが、就任10年目の1980年に選抜に初出場を果たし、上宮高校での通算成績は選抜6回出場、選手権に1回出場、上宮太子高校では春夏1回ずつ甲子園に出場しています。

大阪の野球の強豪高校ランキング 第6位

市岡高校

第93回全国高校野球選手権大会大阪大会 市岡-星翔

国公私立 公立
所在地 大阪市港区市岡元町2-12-12
選手権 出場10回(準優勝1回)
選抜 出場11回
主なOB選手 佐伯達夫/田中勝雄/伊達正男/南村侑広/笠原和夫
大冠高校と同じく、大阪府内の公立の雄として知られる市岡高校は、これまで選手権に出場10回、準優勝1回、選抜に出場11回を誇る強い高校です。

公立校のため、グラウンドを使える日は限られており、それ以外の日は部員がそれぞれ自らの課題に取り組んだ基礎練習を行い、休日は他校へ足を運び、実践感覚を養う練習試合を行います。

早朝の練習では近隣住民へ配慮して金属バットではなく竹バットを使用するなど、様々な工夫を凝らして練習に励んでいます。100年の歴史が詰まった高校野球オールドファンを魅了する三本線の帽子は、甲子園歴史館にも展示されていることから、強豪校としての誇りが宿っています。

大阪の野球の強豪高校ランキング 第5位

大阪体育大学浪商高校

【野球-近畿大会準決勝】20170602大体大浪商シートノック

国公私立 私立
所在地 大阪府泉南郡熊取町朝代台1-1
選手権 出場13回(優勝2回)
選抜 出場19回(優勝2回・準優勝3回)
主なOB選手 香川伸行/牛島和彦/高田繁/張本勲
大商大浪商野球部はこれまで選手権に3回出場して優勝2回、選抜には19回出場して優勝2回、準優勝3回と輝かしい活躍をみせ、強豪校としての地位を築いています。

大商大浪商が強豪と呼ばれる理由は、強豪校が集う大阪代表として甲子園に出場し、甲子園で計4度の全国優勝に輝き、1961年に2度目の全国制覇を成し遂げた瞬間にV2という言葉が流行しました。

また、1979年にはドカベンで親しまれた香川伸行と牛島和彦のバッテリーは黄金バッテリーと呼ばれ、その話題性が強豪とのイメージを定着させています。近年は甲子園出場の機会が減ってしまっていますが、熱戦を繰り広げており、古豪復活が待たれます。
香川と牛島の黄金バッテリー
細身でクールな投手の牛島と、172cm、92kgのドカベンことキャッチャー香川。香川は天性のバットコントロールとパワーで130m特大弾を放ち、牛島は剛速球とフォークボールで打者を手玉にとり、甲子園を沸かせ、一大旋風を巻き起こしました。

大阪の野球の強豪高校ランキング 第4位

近畿大学付属高校

高校野球 近大付属高校 シートノック 【大阪の名門】

国公私立 私立
所在地 大阪府東大阪市若江西新町5-3-1
選手権 出場5回
選抜 出場7回(優勝1回)
主なOB選手 金城龍彦/犬伏稔昌/脇坂浩二/森岡裕之/藤井彰人
近大付属高校はこれまで選手権に8回出場、選抜に7回出場し、1990年の選抜大会では見事に全国制覇を成し遂げた強豪高校です。しかしそれ以前は強豪校が名を連ねる大阪府で悲運のチームと呼ばれた苦しい時期がありました。

1978年から1987年までの10年間の選手権では5度の決勝進出を果たしながらも、あと一歩で甲子園出場への夢を絶たれてきました。

その悔しさを晴らすために地道な練習を積み重ねてきた近大付属高校はその後、見事に甲子園出場を果たし、今では全国的にも知られる強豪校へと進化を遂げ、数多くのプロ野球選手を世に送り出しました。

大阪の野球の強豪高校ランキング 第3位

PL学園高校

 (130740)

国公私立 私立
所在地 大阪府富田林市喜志2055
選手権 出場17回(優勝4回・準優勝3回)
選抜 出場20回(優勝3回)
主なOB選手 小早川毅彦/吉村禎明/清原和博/桑田真澄/片岡篤史
立浪和義/宮本慎也/松井稼頭央/福留孝介/前田健太
PL学園は高校野球に詳しくない方でも、一度はその学校名を耳にしたことがあるほどの抜群の知名度を誇る高校野球強豪校です。

選手権には17回出場して4回優勝、選抜には20回の出場で3回の優勝と輝かしい成績を残してきました。出身OB選手を見ても有名なプロ野球選手ばかりが名を連ねていることから、PL学園はプロ野球養成所とも呼ばれました。

特に1年生からエースと4番で活躍してきた桑田・清原のKKコンビは社会現象にもなり、清原が特大のホームランを放った際の、甲子園は清原のためにあるのかという実況は後々まで語り継がれています。PL学園はまさに全国屈指の強豪校と呼ぶにふさわしい高校です。

大阪の野球の強豪高校ランキング 第2位

履正社高校

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夏・日本一の履正社に訪問

国公私立 私立
所在地 大阪府豊中市長興寺南4-3-19
選手権 出場4回(優勝1回)
選抜 出場8回(準優勝2回)
主なOB選手 T-岡田/山田哲人/安田尚憲/岸田護
履正社野球部は、選手権に4回出場し、1度の全国制覇、選抜では8回出場し、準優勝2回を誇る強豪校です。大阪府内では大阪桐蔭と並んで2強の状態になっており、強さも全国クラスとされている名門です。

履正社の強さの秘密は選手の自主性を尊重する点と食育にあります。練習は全体練習以外はほぼ自主練習で、監督コーチからの指示はありません。

さらにパワー不足を補うため10年前から食育に力を入れています。筋力トレーニングだけではなく、体の中から変えていこうということで、コンディショニングトレーナーが寮生活をしていない選手の保護者を交えて食事の栄養面に関した講習を行っています。こうした地道な取り組みが強豪校と呼ばれる礎になっています。
・選手の自主性を尊重
・パワー不足解消のため、食育に力を入れている

大阪の野球の強豪高校ランキング 第1位

大阪桐蔭高校

国公私立 私立
所在地 大阪府大東市中垣内3-1-1
選手権 出場10回(優勝5回)
選抜 出場10回(優勝3回)
主なOB選手 今中慎二/中村剛也/西岡剛/平田良介/中田翔/浅村栄斗/藤浪晋太郎/森友哉/根尾昴
大阪桐蔭は選手権に10回出場して5回の全国制覇、選抜に10回出場して3回の全国制覇を成し遂げた全国でも有名な強豪校として知られています。

大阪桐蔭の強さの理由は西谷浩一監督の存在にあります。西谷監督の指導方針の根幹にあるのが徹底した管理野球と、誰もがやって当たり前の基本的動作の徹底、全てにおいて妥協を許さない日本一の全力疾走・日本一の声にあります。

さらに全国各地から集まるエリート集団の中での激しいポジション争いはし烈を極めます。全国屈指の強豪校の中でもポジション争いに勝った選手たちのため、強豪校と呼ばれるのもうなずけます。
・徹底した管理指導
・日本一の全力疾走・日本一の声
・全国屈指のポジション争い

大阪府の野球の強豪高校 まとめ

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全国でも指折りの強豪校が集まる激戦地域である大阪府の中でも、大阪桐蔭高校と履正社は群を抜いた強豪校です。その両校は方や徹底した管理指導、そしてもう一方は選手の自主性を重んじる指導方針を採用しており、戦力さも拮抗していることから注目を集めています。

また、大阪桐蔭と履正社を追うように近大付属、古豪の大商大浪商、市岡高校、上宮高校や関西大北陽など、様々な強豪校が日々トレーニングに励んでいます。大阪を制するものが全国を制すると言われるほどレベルの高い大阪府から目が離せません。

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