野球のバスターとは?バスター打法の打ち方やコツを簡単に解説します!
野球ではバントの構えからヒッティングをするバスター打法が戦術として使われることがあります。バスター打法はバントをすると相手に思わせて前進守備を誘ったところを、ヒッティングで相手の意表を突くことができます。平凡な打球でもヒットになる可能性が高い戦術です。
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公式ライター Activel_director
野球のバスターとは?
【プロ野球パ】吉村、バントシフトで前進も強烈バスターに素早く反応 2014/09/15H-M
ランナーを進塁させることを目的としながら、ヒットになればさらにチャンスを拡大できる可能性があります。
バスターの意味
バスター打法のメリット
DeNA関根のバスターエンドランは痛烈な当たりで
戦術のメリット
野球のバスターはバッターが送りバントをする場合に、守備側が前進守備を取ることを利用した攻撃側の戦術です。
ランナーを進塁させるだけでなく、ヒットによるチャンスの拡大も狙うことができます。
打撃フォーム改善
バスター打法で打つときには、テイクバックが大きくなったり遠回りなスイングをすると、振り遅れやすくなるからです。
選手によって練習だけでなく実戦の打席でもバスター打法をすることがあり、スイング矯正を目的としてランナーがいなくてもバスター打法をすることがあります。
バスターの打法の打ち方・やり方
①送りバントの構え
バスターをする時だけ送りバントをする時と違った構え方をすると、守備側からはバッターは打ち気でいるということが伝わっていまいます。
バスターを成功させるため1番重要なことは、構えの時点で打ち気を悟られず守備側のバントシフトを引き出すことです。
②バットを引くタイミング
守備側の野手も投手の動きに合わせて前進をするので、ヒッティングの構えに切り替えるのが早すぎると、そこで野手は前進を止めてしまいます。
相手のバントシフトを引き出すには、投手の動きに合わせてギリギリまでバントの構えを崩さないようにする必要があります。
③ボールを打つ方法
構えからトップの位置までバットを引いてきた軌道をたどるようにしてスイングをすることで、最短距離でバットを振りやすくなります。
バスター打法のコツ
①始動を早くする
バントで構えたところからヒッティングに移る始動が遅いことが、バスターで打てない時の原因として多くあります。
通常の構えから打つときに比べて、バントの構えからバットを引くという動作が必要になるので、通常のタイミングの取り方では必然的に遅れ差し込まれてしまいます。
②トップの位置を意識する
野球のバスター打法ではヒッティングに移るときに、通常の打ち方よりもバットを後ろに引く意識をしないとトップの位置までバットを持ってくることができません。
普通の打ち方の時と同じトップの位置までバットを引くことができていなければ、強く振ることができずインパクトが弱くなってしまいます。
バスターエンドランとは?
バスターエンドランは野球の戦術の中でも高度な戦術で、技術が必要になりますがチャンスを拡大するには効果のある戦術です。
エンドランの意味
エンドランは最低でもランナーを進塁させ、ヒットになればさらに次の塁にランナーを進めることが目的です。
バッターはボール球でも暴投以外は必ず打ちにいかなけらばならず、ランナーがスタートしているのでゴロを打つことがポイントです。
バスターエンドランの狙い目
【プロ野球 好プレー】20160712 横浜対中日 倉本 流れを呼び込むバスターエンドラン! 梶谷も3塁を陥れる好走塁!
ランナー1塁でバントの構えをすると守備側はバントシフトをとりますが、この時ランナーが盗塁するとショートがセカンドベースに入ります。
ショート定位置付近がガラ空きになるので、バッターは左方向に打つことで平凡なあたりでもヒットになりやすくランナーも3塁まで進塁するチャンスができます。
バスター打法は戦術が広がる
相手チームに対してバスターを印象付けることで、送りバントをする時も守備側は大胆な前進守備が取りづらくなるので送りバントの成功確率も上がります。
野球ではバスター打法で打つには技術が必要ですが、打線にバスターができる選手がいると攻撃の戦術を広げることができます。
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