栃木県の軟式野球が強い中学校は2019年県総合体育大会で優勝した小山城南中学校と準優勝の南河内第二中学校です。この2強を追うのが2019年東日本少年軟式野球大会栃木県代表の南河内中学校と2019年県春季体育大会で優勝した大平南中学校です。2019年県少年野球大会で優勝した益子中学校も注目されています。
栃木県の中学校の軟式野球の強さとは
栃木県の中学軟式野球は
全日本春季大会は2018年以降、全国中学校軟式野球大会は2015年以降出場できていないのが現状です。
全国中学校軟式野球大会では第7回大会の小山中学校の準優勝が、全日本春季大会では第9回大会の小山第三中学校のベスト8が最高成績です。どちらの大会も栃木県代表は全国制覇をしたことがありません。
栃木県の中学野球の情勢
県総合体育大会 |
優勝校 |
準優勝校 |
2017年 |
北中学校 |
小山城南中学校 |
2018年 |
親園中学校 |
国分寺中学校 |
2019年 |
小山城南中学校 |
南河内第二中学校 |
県総合体育大会の結果を参考にすると
2017年に準優勝、2019年に優勝した小山城南中学校の台頭が目立ちます。関東中学校軟式野球大会では2015年大会で赤見中学校が準優勝し全国中学校軟式野球大会に進みましたが2回戦で敗退しました。
2015年以降栃木県の中学校は全国中学校軟式野球大会に出場していません。全日本春季大会で2018年に小山第三中学校がベスト8の成績を残しましたが2019年は出場していません。
栃木県の中学野球の地域別情勢
2019年の県総合体育大会では優勝が小山城南中学校、準優勝が南河内第二中学校と
、上位2チームを県南勢が独占しました。
2019年県春季大会では大平南中学校が優勝。2019年県新人大会では小山城南中学校が優勝し、県南勢の活躍が目立ちます。県北勢では県春季大会で3位の成績を残した矢板中学校や、県総体ベスト4の那須中央中学校以外に目立った活躍はありませんでした。
栃木県の軟式野球の強いランキング第10位
那須町立那須中央中学校
国公私立 |
公立 |
所在地 |
栃木県 那須郡那須町 寺子丙92 |
全日本春季大会成績 |
出場無し |
全国中学校軟式野球大会成績 |
出場無し |
主なOB選手 |
ー |
那須中央中学校は、2019年県総合体育大会で大会上位3校を県南勢が占めるなか、ベスト4と好成績を残し、健闘しました。学校にはナイター設備が整った立派な野球場も併設されていて、練習環境に恵まれています。2017年学校統合後わずか2年での快挙に地元でも関心を集めている注目の中学校です。更なる飛躍を目標に、チームワーク重視の野球で上位を狙っています。
栃木県の軟式野球の強いランキング第9位
小山市立小山第三中学校
国公私立 |
公立 |
所在地 |
栃木県小山市犬塚3丁目29-1 |
全日本春季大会成績 |
第9回大会ベスト8 |
全国中学校軟式野球大会成績 |
出場無し |
主なOB選手 |
ー |
小山第三中学校は2018年全日本少年春季軟式野球大会でベスト8の成績を収めた県南屈指の名門中学校です。2019年県新人大会準優勝、2016年県総合体育大会では優勝と輝かしい成績を残し、県南地区を代表する野球の強い中学校です。積小為大 ~新たな頂戦をチームスローガンに掲げて、選手たちは日々練習に励んでいます。グラウンドも広く練習環境に恵まれていることも強さの要因です。
栃木県の軟式野球の強いランキング第8位
佐野市立赤見中学校
国公私立 |
公立 |
所在地 |
栃木県佐野市出流原町628-1 |
全日本春季大会成績 |
出場無し |
全国中学校軟式野球大会成績 |
第37回大会2回戦敗退 |
主なOB選手 |
飯田奎太(青森大) |
赤見中学校は2015年県総合体育大会準優勝、2015年関東中学校軟式野球大会で準優勝した野球の強い中学校です。2015年全国中学校軟式野球大会は2回戦で敗退しましたが、2015年以降関東大会で上位3チーム入賞は同校だけです。個性を生かした知徳体の調和の取れた生徒の育成を目標に、接戦を制する粘り強いプレーで名門復活を狙っています。
栃木県の軟式野球の強いランキング第7位
宇都宮市立陽北中学校
国公私立 |
公立 |
所在地 |
栃木県宇都宮市今泉町47番地2 |
全日本春季大会成績 |
出場無し |
全国中学校軟式野球大会成績 |
出場無し |
主なOB選手 |
ー |
陽北中学校は2019年県春季大会で準優勝、県総合体育大会でもベスト8と、宇都宮地区で今注目の強豪校です。春季大会では優勝候補の小山城南中学校を破り、チーム力がトップクラスであることを証明しました。宇都宮地区で開催している宇都宮中部リーグでも2019年第3位と、結果を確実に出しています。自主性、社会性を育む指導に重点が置かれていて、生徒全員が積極的に参加するチームワーク重視のチーム作りを行っています。
栃木県の軟式野球の強いランキング第6位
宇都宮市立古里中学校
国公私立 |
公立 |
所在地 |
栃木県宇都宮市中岡本町3130 |
全日本春季大会成績 |
出場無し |
全国中学校軟式野球大会成績 |
第20回大会ベスト8 |
主なOB選手 |
赤木陸哉(JFE東日本) |
池澤快斗(桐蔭横浜大) |
古里中学校は、1998年全国中学校軟式野球大会でベスト8になったこともある古豪の有名中学校です。2019年の県総合体育大会では1回戦で2019年春季大会覇者の大平南中学校を破ってベスト4に入り、活躍ぶりが県内で注目されています。野球技術の取得だけでなく、豊かな人間関係の構築や、社会性、協調性の取得をモットーとし、全員参加型のチーム作りを目指しています。
栃木県の軟式野球の強いランキング第5位
益子町立益子中学校
国公私立 |
公立 |
所在地 |
栃木県芳賀郡益子町益子3618 |
全日本春季大会成績 |
出場無し |
全国中学校軟式野球大会成績 |
出場無し |
主なOB選手 |
ー |
2019年県総体、春季大会、県新人大会と出場機会がなかった益子中学校が、2019年県少年野球大会で6年ぶり2回目の優勝を果たしました。2019年関東少年軟式野球大会は惜しくも1回戦で敗れましたが、大躍進ぶりが県内の強豪校を驚かせました。6年前の県総合体育大会でも準優勝し、県西部では有名な野球の名門中学校です。生徒全員が積極的に練習に取り組み古豪復活を狙っています。
栃木県の軟式野球の強いランキング第4位
栃木市立大平南中学校
国公立 |
公立 |
所在地 |
栃木県栃木市大平町西野田825 |
全日本春季大会成績 |
出場無し |
全国中学校軟式野球大会成績 |
出場無し |
主なOB選手 |
ー |
大平南中学校は2019栃木県春季体育大会の優勝校です。2019年関東春季大会では惜しくも初戦で敗退してしまいましたが、優勝した茨城中央選抜相手に善戦しました。2018年の県総合体育大会でもベスト4に入り、県内の大会で常に上位に顔をのぞかせる野球の強い中学校です。練習方法も特徴的で、休息を細目に入れながら短時間集中型方式を取り入れ、無理せず効率的な鍛錬法にこだわっています。
栃木県の軟式野球の強いランキング第3位
下野市立南河内中学校
国公立 |
公立 |
所在地 |
栃木県下野市薬師寺982 |
全日本春季大会成績 |
出場無し |
全国中学校軟式野球大会成績 |
出場無し |
主なOB選手 |
ー |
南河内中学校は2019年県総合体育大会3位入賞の強豪校です。2019年県春季大会でベスト8、2019年東日本少年軟式野球大会の栃木県代表代表に選出され、今や栃木県南地区を代表する野球の名門中学校です。すべてのことが繋がっていると意識し何事も全力で取り組むをモットーに、部の年間目標で各種大会の優勝を掲げ、更なる飛躍を誓い練習に励んでいます。
栃木県の軟式野球の強いランキング第2位
下野市立南河内第二中学校
国公私立 |
公立 |
所在地 |
栃木県下野市祇園4丁目16-3 |
全日本春季大会成績 |
出場無し |
全国中学校軟式野球大会成績 |
出場無し |
主なOB選手 |
ー |
南河内第二中学校は2019年県総合体育大会の準優勝校です。2回戦で2018年優勝校の親園中学校に競り勝ち、善戦ぶりが称えられました。優勝校の小山城南中学校とともに第44回関東中学校軟式野球大会に出場。敗れはしましたが、常連校の上一色中学校相手に9点を奪い互角の戦いを見せました。体力、知力を自主的に鍛えられる生徒の育成を目標とし、生徒の個性に合わせたトレーニング法に重点を置いています。
栃木県の軟式野球の強いランキング第1位
小山市立小山城南中学校
国公立 |
公立 |
所在地 |
栃木県小山市東城南1丁目22-9 |
全日本春季大会成績 |
出場無し |
全国中学校軟式野球大会成績 |
出場無し |
主なOB選手 |
古川雄一朗(国学院大) |
篠田大輔(日本大) |
小山城南中学校は2019年県新人体育会、2019年県総合体育大会で優勝した栃木県で最も野球が強い中学校です。今全国区で話題の球速MAX144キロの本格派右腕、盛永智也投手を中心に、2019年県総合体育大会では並みいる強豪校を次々破り、旋風を巻き起こしました。広大なグランドを所有し、生徒たちが伸び伸びと野球ができる環境が整っているのも特徴です。常に受け身にならず、チャレンジ精神で立ち向かう強靭な心身の取得を目標に日々練習に励んでいます。
栃木県の軟式野球が強い中学校を語ろう
栃木県の中学軟式野球は勢力図が変わりつつあるのが現状です。かつて全国大会の常連校だった県内の名門中学校が県予選で早々に姿を消し、新たなチームが上位を独占しつつあります。特に小山市内の中学校の活躍が目立ち、中でも小山城南中学校が名門校を抑え新たな覇者になるべく勢いを増しています。南河内第二中学校と南河内中学校も今後上位に食い込む可能性が高いです。