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ホームランの打ち方を徹底解説!大事な6つのコツをおさえよう

ホームランの打ち方を徹底解説!大事な6つのコツをおさえよう

ホームランを打ちたいと考えている人へ伝えたいことは・・・ホームランを打つためにはコツがあるということです。 構えからスイングに続けバットの力の抜き方など6つのコツを解説します。1つ1つ確認して、ホームランを打てるようになりましょう。

2021.12.16 野球

ホームランの打ち方について考えよう

ホームランには打ち方がある

Baseball Field Stadium - Free photo on Pixabay (81950)

「野球のホームランというのは普通にスイングをして、それがうまくいったときに打てるものである」という認識を持っていると、結局あまりホームランを打てなくなってしまうものです。

なぜなら、ホームランには「打ち方」があるからです。

実際、一定以上に野球のバッティングの実力がついてくると「今はとにかく塁に出る必要があるから、ホームランを狙わない打ち方にする」、反対に「今はホームランを狙うべき場面だから、それに見合った打ち方にする」などの「野球勘」も身に付きます。

ホームランを打つために必要な6つのコツとは?

パワーに頼らない打ち方とは?

Baseball Substitute Bench - Free photo on Pixabay (81960)

ここでお伝えしていく方法を身につければ、「ホームランではなかったが、長打にはなった」というケースも増えますので、チームに点を取らせるためにもぜひマスターしましょう。

基礎的な筋力が高ければそれはもちろん非常に良いことですが、ホームランを打つコツの多くは、パワーに頼らない方法となっています。

ホームランの打ち方のコツ①構え

バットの握り方

Baseball Little League Children - Free photo on Pixabay (81961)

まず、スイングがスタートするまではゆるめに握ります。そして、インパクトのときだけぎゅっと握ることになります。

ホームランの打ち方の基本的は、力を抜くことです。どうしても力が入ってしまうというのであれば、まずはバットを握る練習だけをしてください。

力をぎりぎりまで抜いて、それでもバットがぶれないような力加減を探しましょう。だいたい感覚がつかめたのであれば、実際のバッティングを通じて握力を調整していきます。

バッターの構え方

Baseball Batter Bat - Free photo on Pixabay (82025)

可能な限りナチュラルに立ちます。握り方と同じく、やはり力を抜くことが大事です。

どうしても力が入ってしまう人におすすめことは、バッティングの前に全身の筋肉にわざと力を入れるという方法です。

全くためらうことなく、全力をこめてください。すると、力を抜いたときに反動で筋肉がリラックスしてくれます。実際の野球の試合においては、ネクストバッターズサークルなどでこの方法に取り組んでおくことをおすすめします。

立ち方

Home Plate Ball - Free photo on Pixabay (82026)

バッターボックスでは自身の打ち方が最も自然になる位置に立つことを目標としましょう。自分が打ちやすいと感じるのであれば、バッターボックスの前目でも後ろに立っても構いません。

もちろん、ピッチャーによって立つポジションを変える場合あります。握り方・構え方・立ち方をすべて固めることができたら、一度スイングしてみましょう。

その際にバッティングやスイングが乱れるのであれば、バットの握り方・構え方・打ち方を調整していきましょう。
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ホームランの打ち方のコツ②ボールを見る

ボールの見方とは?

Baseball Dirty Sport - Free photo on Pixabay (81962)

ピッチャーが投球動作に入った瞬間からボールをきちんと見ておきます。正しいボールの見方は、頭は動かさないようにして眼だけを動かしてボールを見るのが適切な方法です。

なかなかうまくできないようであれば、誰か二人にキャッチボールをしてもらって横からできる限り頭を動かさずに、ボールの軌道を見るという方法があります。

ただし、あまりにもキャッチボールをする二人の位置が離れていると目で追うことができなくなるので、普段の野球の練習よりも近い位置でキャッチボールをしてもらいましょう。

ボールの軌道の予測

Smoking Baseball Isolated - Free photo on Pixabay (82027)

ボールがキャッチャーに届くまでのボールの動き方を予測します。慣れてくれば頭の中で予測すると考えることはなくなりますが、最初のうちは意識しておきましょう。

難しければ最初のうちは野球ボールではなくピンポン玉を投げてもらうなどして、その軌道を予測することが練習になります。特にピンポン玉は野球のボールよりも当然軽いので、空気抵抗によって極端な動きをします。

このピンポン玉の動きがわかりようになることで、野球のボールの変化球を高い精度で予測できるようになります。

インパクト位置の決め方

Baseball Batter Hitting - Free photo on Pixabay (82028)

ボールの軌道の予測が終わったらインパクトの位置を点で決めます。頭の中でどの位置をインパクト位置にするかと意識することが大事です。

最初のうちはバント練習を通して、飛んでくるボールの軌道を予想しつつ、インパクト位置を決めるトレーニングをすることをおすすめします。トレーニング中に違和感を覚えないレベルまで達したら、バントからそのままスイングをしてみましょう。

ホームランの打ち方のコツ③ミートポイント

ミートポイントの決め方

Baseball Athlete - Free photo on Pixabay (81963)

ホームランを打つためにはバットでボールの芯をとらえることが大事ですので、ティーバッティングをして適切なミートポイントを探しましょう。

芯でとらえることができた場合は、バッティングの音が小気味のいいものになります。反対にバットが芯からずれたときは、鈍い音になるケースが多いです。自分の体に対してどの高さでスイングするとミートポイントがよくなりやすいかということも確認しましょう。

重心の位置

Baseball Player Batter - Free photo on Pixabay (82029)

スイングを始めると同時に「右足→左足」というふうに体重を移動させます(左打ちなら逆の動作)。この際、膝を開かない、膝を前に曲げないことがコツです。

前脚を上げるとそちらに気を取られてしまうので、とりあえずは両足とも地面につけたまま練習するのがおすすめです。ティーバッティングでホームランを打てる率が上がってきたら脚を上げてみてもいいでしょう。必ずしも前足を上げてバッティングする必要はありません。

膝の位置

Baseball Sport Preparation - Free photo on Pixabay (82030)

打ち方のポイントは、前脚の膝とミートポイントが地面から見て、一直線の位置することです。これはバッティングの最中に確認するのは難しいので、録画して見直したり、野球部などのコーチにチェックしてもらったりするのがおすすめです。

また、膝とミートポイントがズレている場合は、両足のほうを動かすことをおすすめします。肘の位置に対する違和感もなくなります。

ホームランの打ち方のコツ④手首への意識

スイングの仕方

Baseball Player Batter - Free photo on Pixabay (81964)

先ほど紹介したミートポイントを大事にしながら腰全体でスイングを行います。

反対に「腕で振る」という意識があると、バッティング全体が乱れやすくなるので気を付けてください。もちろん腕を振ることは確かなのですが、特別に意識はしません。このときはコツは、手首は動かさないようすることです。

手首の使い方

Baseball College Teams - Free photo on Pixabay (82031)

スイングをしているといずれミートポイントに到達するので、そこで一瞬手首をくるんと半回転ほどさせます。これがいわゆる手首を返すという動作です。

バッティングの動作の全体を通して、手首が動くのはこの一瞬だけであるということを意識するのが打ち方のコツです。どうしても手首が余計に動いてしまうというのであれば、手首を鍛えるトレーニングなどをすることをおすすめします。

意識の持ち方

Baseball Little League Sport - Free photo on Pixabay (82032)

この手首を返すという動作も慣れれば特別に意識することはなくなります。ちなみに、意識をしなくなるレベルというのはバッティング全般における目標にしてください。

そもそも「手首が~」という意識を持つことよりも、ボールをバットで押すというつもりでいることが大事です。ボールとバットが接触している状態からのティーバッティングのトレーニングをするのもおすすめです。

ホームランの打ち方のコツ⑤スイングスピードを上げる方法

おすすめの筋力トレーニング

2013/05/04 松井秀喜 メジャーリーグ全ホームラン

もちろん上半身の筋肉も鍛える必要はありますが、スイングスピードを上げるためにはやはり足腰の強さが重要です。筋肉の瞬発力を上げるためのスクワット、筋肉の持久力を高めるためのランニングなどを重点的に行うようにしましょう。

ちなみに松井秀喜選手の太ももの筋力は普通の20歳以上の男性の2倍以上、プロ野球選手のアベレージの1.5倍程との情報があります。
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軽量バットを使うトレーニング

Athletes Ballpark Baseball - Free photo on Pixabay (82033)

なかなかスイングスピードが上がらないと思った場合は、普段使っているバットよりも150グラムほど重量が少ないバットを使ってスイングのトレーニングをしてみましょう。

あまりにも軽いバットでスイングをする回数が多いとそちらの打ち方に慣れてしまう可能性が高いので、多くてもスイングは10回程度におさえてください。普通のバッティング練習・ティーバッティング・素振りなどのすべてに言えることですが、この練習は特に回数が少なくなるので1回1回意識して大事にスイングしましょう。

重量バットを使うトレーニング

Bat Baseball Equipment - Free vector graphic on Pixabay (82034)

今度は「スイングスピードが速くなってきたけれど、フォームがバラバラになってきた」という場合におすすめの方法です。普段よりも150グラムほど重いバットを使って素振りを行います。

いつもより重いぶん、当然バッティングフォームが乱れやすくなりますが、そこをこらえて1つ1つの動作を念入りにチェックしてください。こちらも軽量バットと同様に1セット10スイング程度にします。

ホームランの打ち方のコツ⑥スイングの軌道

スイング軌道をイメージ

ホームランを打つときのバットの動き方ですが、ダウン(叩きつける)、レベル(水平)、アッパー(すくい上げる)のどれか一つの打ち方になるわけではありません。

「ダウン→レベル→アッパー」という感じの、言ってみれば、へこんだUのような軌道になります。スポーツメーカーのナイキのロゴに近いです。

ここまで解説してきた①〜⑤のコツ慣れてきたら、自分のスイングを録画してスイングの軌道がナイキのロゴの打ち方になっているかどうかチェックしましょう。

バットの振り抜く方法

Home Plate Baseball Sport - Free photo on Pixabay (82036)

スイングしてボールを飛ばした後は、バットの位置と自分の姿勢に目を向ける必要があります。

適切に振りぬくことができていればプロゴルファーがスイングした後のような体勢になっているはずですし、何も意識しなくても筋肉の反動で体勢が元に戻っていくものです。

ピンとこないのであればバットを持たずに、スイング後だと仮定して身体をできるだけねじってみるということをしてください。これが適切な振りぬき位置です。

ロングティーの方法

Ball Baseball Close-Up - Free photo on Pixabay (82037)

再びティーバッティングをしますが、ここではすでにミートポイント・膝の位置・重心移動などについては習得しているものとします。

そのうえで、ここでは遠くに飛ばすことを意識してください。スイングをする前の構えの状態と振り抜いた後とで、左肩と右肩の位置がちょうど入れ替わるようなスイングをするのが打ち方のコツです。

最初から肩の位置について意識していると動きがぎくしゃくしてしまうので、スイングの習得度が中級以上になってから目を向けることをおすすめします。

ホームランを打つ方法をしっかり学ぼう

Baseball Coach - Free photo on Pixabay (81966)

ホームランを打つために最初に取り組むことは、バットの握り方です。それを習得することができたら、できる限り今回お伝えしたことを一つ一つ順番に振り返りつつトレーニングしましょう。

ホームランを打つためには、1つ1つの動作・筋力などが不可欠となりますし、ホームランを打つ中で泥臭くシングルヒットを記録して塁に出ることもできるバッターになることもできます。ガンガンとホームランを打つ4番バッターを目指しましょう。

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