2019年4月13日 更新

軟式ボールの規格変更!ボールの歴史と合わせて解説【初心者ガイド】

軟式ボール規格の変更が発表され、2018年度から全日本軟式野球連盟の大会から使用されます。規格変更によってボールがどのように変わったのかを調べてみました。過去使われていた軟式ボールの歴史を振り返りながら、軟式ボールについて解説します。

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1985年~2005年の軟式ボール

1985年からは、それまでの各ボールの名称を見直すのと同時に若干の改良と新規ボールの追加が行われました。
A号、B号、C号、D号、H号の5種類が認定球となり、学童の中でも低学年向けのD号が新規追加されたボールです。旧L号が名称変更でA号になり、対象が一般で、直径71.5-72.5ミリの大きさです。旧A号がB号になり、対象は中学生で、直径は69.5-70.5ミリの大きさです。C号は1985年以前と変わらないまま、学童を対象とし若干の改良が加えられました。新しく追加されたD号は学童低学年を対象とし、直径64.0-65.0ミリの大きさです。準硬式の旧B号はサイズはそのままH号に名前が変更になりました。

2006年~2017年の軟式ボール

2006年からはA号、B号、C号の規格が変更になりました。この規格変更でデザインが大きく変わり、ボール表面についている凸凹が無くなりました。

直径や重さ、反発力に関しては旧規格のボールと変化はありませんが、性能に改良が加えられています。従来に比べて約10%の飛距離アップと、変化球が投げやすい作りに変わりました。縫い目が高くなり、ボールの空気抵抗に影響が出て、直球の伸び、変化球の曲がり具合が増加することになります。その他の変化として、反発力に変化はないものの、2バウンド以降の高さが抑えられるように設計されました。

2017年以降の軟式ボール

おひらん on Instagram: “.来シーズンから軟式球が変わる為、残り試合数を考えて、バラで購入!!実はプレーオフ1試合目で負ける計算で購入ww.#草野球#シーズン終了間近#軟式球#M球#残り3試合#プレーオフ買ったらあと2個必要#選手兼監督#つらい#山はもう積雪#マネ募集#主力転勤” (57955)

2016年12月に全日本軟式野球連盟が発表したボールの規格変更により、A号とB号が統一されてM号に、C号はJ号になりました。反発力が小さくなり、バウンドの高さが以前に比べて抑えられることになりました。これにより硬球との差が縮まり、軟式と硬式、両方の移行がスムーズになると見込まれています。ボールの値段も変わり、従来のものと比べて半額ほどになりました。

M号は旧規格の一般用のボールと比較しても、大きくて重いものになります。中学生への影響が大きい規格変更です。中学生は一般向けと統一されたため、違和感が大きいかもしれません。使い慣れない内は投球数に気を配り、体への負荷には十分に注意する必要があります。

新しい軟式ボールはいつから使われるのか?

軟式野球連盟により、2016年12月に規格変更が発表されたものの、すぐに実施されるわけではありません。各チームの対応だけでなく、大会運営側も準備が必要になります。

今回の規格変更では、M号とJ号が認定球として一般から学童向けの軟式野球大会で使用されることになります。M号とJ号とで使用が開始される時期が異なり、更にM号の中でも中学生と高校以上でタイミングが異なります。M号とJ号の販売時期も併せて調べておき、大会前に万全の準備をしておきたいです。

高校生以上と中学野球以下では変更のタイミングが異なる

MASSA on Instagram: “#軟式球#軟式ボール#ABからMへ#M号#新球#ちなみに奥の球はB球#指にかかる感じ#ハート#少しでかい” (57969)

高校生以上は平成30年度の軟式野球連盟主催大会より新規格のボールが使用されます。それに対して、中学生以下は平成31年からの軟式野球連盟主催大会から新規格のボールに変更となります。体が大きく成長する中学生、小学生はボールに対しての順応に時間がかかるという判断からずらしたのではないかと考えられます。

軟式ボールの大きさと重さが変わることで、新規格に慣れるという問題だけではなく、備品も対応が必要です。所持しているバッティングマシーンと新規格の軟式ボールの互換性の確認をしておきましょう。また、ボールが硬式に近づくことで危険性が高まりますのでエルボーガードやフットガードも必要になるかもしれません。

新規格のボールの販売

2018年9月現在、M号球は練習球、公認球ともに販売の確認が出来ています。通販、スポーツ用品店で購入可能です。

J号球は練習球のみ販売が確認出来ています。公認球は10月下旬より販売開始としている店舗がいくつかありました。練習球は実際の大会で使用されることはありませんが、練習と練習試合で使う分には問題ありません。早く使用して感覚を掴んでおきたいという人は練習球を購入してみるのも良いかもしれません。ただし、手触りであったり質の部分で認定球とは異なる部分があるのも確かです。その辺りを踏まえたうえで判断してください。

軟式ボールの規格変更まとめ

Toyokazu  Suzuki on Instagram: “来年軟式球変わるらしい一個前のデザインに似てるくぼみがハート型って#軟式球 #変化球どんな変化になるんだろう #ビヨンド対応するんかね? #来年軟式野球荒れるぞ” (57959)

軟式野球連盟により発表された新規格の軟式ボールは2018年度より順次使用されていきます。高校生以上は2018年から、中学生以下は2019年度から軟式野球連盟主催大会で使用されます。旧規格のボールと比べて、反発力が大幅に減少し、重さとサイズを改良して硬式球に近づけられています。1951年からの歴史で今回初めて中学生向けの軟式ボールのサイズが変更になりました。
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