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悪送球とは?牽制の悪送球でサヨナラになる?【野球のルールを解説】

悪送球とは?牽制の悪送球でサヨナラになる?【野球のルールを解説】

野球の悪送球とは、投げ手側のミスで捕球位置が当初の目標から大きく逸れてしまった送球を指します。悪送球はヒット捕球後に各塁へ送球するときやピッチャーがランナーを牽制するときに多く、得点圏にランナーがいる場面でピッチャーが牽制の悪送球をするとサヨナラ負けを喫する可能性もあります。

2021.12.16 野球

Writer

emikobayashi215

公式ライター
emikobayashi215

学生時代に水泳とバドミントンを競技し、保護者として空手に携わる姉妹の母。趣味はスマートウォッチをつけてのストレッチ&ウォーキング2万歩(*'ω'*)

悪送球とは?

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野球の悪送球とは、投げた野手のミスで本来の目標位置から大きく逸れてしまった送球を指します。悪送球は暴投やパスボールと混同されがちですが、守備間で送球ミスが起きた場合、原因が投げた野手にあるならばすべて悪送球となるルールです。

悪送球で進塁したり得点が入ったり試合動いた場合は、悪送球をした選手にエラーがつきます。しかし悪送球をした場合も、試合に大きな影響がないならば記録が残ることはありません。

野球用語の送球とは?

野球用語の送球とは、守備側の選手が目標に向かい手や腕でボールを投げる動作のことで、野手が打たれたボールを掴んで各塁に投げたり、ピッチャーが盗塁を阻止するために各塁へ投げたりする行為が該当します。

送球のうち早く正確な位置に投げられたよい送球が好送球、目標から大きく逸れた送球が悪送球です。悪送球が原因でランナーが進んだり点が入ったりした場合には、ボールを投げた選手にエラーが記録されます。

悪送球と暴投の違い

悪送球 暴投
投げる人 守備チームの選手 投手
受ける人 守備チームの選手 打者・捕手
本来の動作 送球 投球
悪送球と暴投の違いは、ボールを投げた選手とボールを受けるべき選手の違いにあります。

悪送球は正確でない送球のことであり、送球動作をする守備側の選手全員にする可能性があります。一方、暴投はバッターに対する投球動作に使われる用語で、投手以外の野手は投球しないことから投手のみする可能性があります。投手は味方守備陣に投げたボールが逸れた場合には悪送球、バッターに対する投球が逸れた場合は暴投が取られます。

悪送球時のスコア記入方法

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悪送球は、球を落とす落球エラーや受け手側のミスで取り損ねる捕球エラーとひと括りのEマークでスコアブックに記載されることが一般的です。

スコアにはエラーをした野手番号にEをつけ、[悪送球エラーをした選手の野手番号]E-[受けた選手の野手番号]と書きます。守備番号7のレフトが守備番号3のファーストへ送球し、悪送球エラーとなった場合のスコアブック記入は、7E-3です。

悪送球の種類

悪送球は大きく3つの種類に分かれます。

・守備の選手が起こす悪送球
・投手が起こす悪送球
・試合が一時停止となる悪送球


悪送球した後、ボールがグラウンド上にあるときはそのまま試合が続行され、守備側の選手が逸れたボールを捕球にいくことが一般的です。悪送球が選手の取りにいけないスタンドやベンチに入ったときには、審判の判断で試合が一時停止され打者や走者に進塁の権利が与えられます。

野手がする悪送球

守備の選手がする悪送球の多くは、打者に打たれた球の捕球後に打者や走者をアウトにするため各塁やホームベースへ向かって送球するときに起こります。

高い技術を必要とする外野からの送球は悪送球となる確率が高い一方で、滞空時間の長さから味方選手がフォローに入りやすく、エラーに費やす時間が短くて済みます。しかし内野手の悪送球は、ハイスピードのボールが受け手目前で逸れることで捕球に手間取り、大きなピンチを招きます。

投手がする悪送球

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投手がする悪送球は、3つのパターンに分かれます。

・走者に対する牽制球ミス
・ピッチャーゴロの捕球ミス
・バントの捕球ミス

投手が牽制の悪送球をした場合、味方の守備陣はバッターに沿う通常の守備シフトにいるため悪送球に対するフォローアップが遅れ、相手チームへ大幅な走塁を許すこととなります。プロ野球では、ランナーが得点圏にいるときに牽制悪送球をし、相手チームに得点を与えたりサヨナラ勝ちを許したりする例が多いです。

ボールデットとなる悪送球

悪送球したボールがベンチやスタンドに飛んだ場合は、公認野球規則7.05に従いボールデットとして試合を中断し、各走者に1個もしくは2個の安全進塁権を与えるルールがあります。悪送球でボールがフェンスに引っかかった場合もボールデットのルールが適用されます。

相手チームの選手がいくつの進塁権を得るかは状況ごとに異なりますが、相手チームは確実に塁を進めることとなりますので、最も避けるべき種類の悪送球です。

悪送球の実際の例

野球の公式戦で多くみられる悪送球のパターンは3つあります。

・悪送球でバッターが塁へ出たり既存ランナーに走塁されたりする
・牽制を悪送球し相手チームにサヨナラ勝ちを許す
・悪送球を捕球し送球したボールがさらに悪送球となる

悪送球は相手チームの得点や走塁を許す原因になることが一般的です。ただしプロの試合では悪送球ののちにランナーがアウトになる珍しい例もみられます。

悪送球で進塁された例

阪神選手が悪送球しバッターに進塁されたりランナーに走塁を許したりする動画の例は、アマチュア・プロを問わず最も多くみられる悪送球の王道パターンです。

悪送球の原因は投げた選手のコントロールミスで、捕球からバランスを崩した状態のままで送球したり、味方選手の捕球位置を理解しないまま送球したりすることが大幅なコントロールミスに繋がっています。

牽制の悪送球でサヨナラになった例

2017年8月のロッテvsファイターズでは、ロッテが投手の牽制悪送球でサヨナラ負けをしました。

ランナー2塁、ヒットでサヨナラ負けする場面では、外野手がヒットに備えて通常の守備シフトを取ることが一般的です。牽制はホームを狙うランナーへ大きな抑止力となりますが、2塁で捕球するショートが捕球し損ねた場合は、センターやセカンドの選手が離れた位置からフォローに入るため時間を要し、即失点を招くリスクがあります。

悪送球のフォローも悪送球になった例

悪送球のフォローが悪送球になる例はアマチュア野球に大変多い事例です。動画では1塁の送球が悪送球になり、捕球し慌てて投げたキャッチャーに対する送球も悪送球となりました。

1プレー中に悪送球が2度3度と繰り返されることは、悪送球をフォローする選手までもが悪送球による時間ロスや相手選手の走塁に焦り、冷静さを失った状態でプレーしていることが原因です。

悪送球も走者がアウトになった珍しい例

各塁に悪送球し受け手の野手が捕球できなかった場合、ランナーはセーフとなることが一般的です。しかし動画は、悪送球でセーフとなったバッターが走塁する意思を放棄したとみなされ、ルール的にアウトとされた珍しい例です。

悪送球で走者がアウトとなった原因は、走者の確認不足と悪送球の受け手であるファーストの鋭い判断力にあります。悪送球で捕球が遅れた場合も諦めずに早い捕球とベースタッチを心がけることが大切です。

悪送球を防ぐにはキャッチボールが重要

悪送球の多くは、冷静さを欠く判断力不足とコントロールミスが原因となります。悪送球をなくすには、基本的なキャッチボールで送球時の身体の運び方や捕球から送球をスムーズにする動作練習が効果的です。

野球の試合で悪送球がおきたら、送球した選手の実力・コントロール不足であるのか、味方の選手同士の意思疎通が不十分であったのかと悪送球の原因を深堀すると試合を違った角度から楽しむことができ有意義です。

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