広島県の野球の強豪高校とは?強さ順に7校をランキングで紹介!
広島県の野球の強豪高校は、全国優勝をしている広島商業高校と広陵高校が有名です。しかし、広島新庄高校や如水館高校など野球の強い高校が台頭し、広島県の勢力図に変化がみられています。広島県は、全国で通用する強豪校が多く、2020年までに4つの高校が全国制覇を果たしています。
2022.12.31
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野球
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広島県の高校野球とは?
広島県の高校野球は、広陵高校や広島商業高校、広島新庄高校を筆頭に野球が強い高校が集まっています。広島県の高校は夏の選手権・春の選抜大会で7回づつ優勝を果たし、甲子園の通算成績は全国でもトップクラスです。地方大会は毎年約90校が参加し、決勝戦はプロ野球チームの広島東洋カープが本拠地としているマツダスタジアムで開催されます。
広島県勢の成績 | 勝利数 | 敗北数 | 優勝数 | 準優勝数 |
---|---|---|---|---|
夏の選手権大会 | 119勝 | 76敗 | 7回 | 5回 |
春の選抜大会 | 90勝 | 72敗 | 5回 | 6回 |
通算 | 209勝 | 138敗 | 12回 | 11回 |
広島県の高校野球の情勢
広島県の高校野球の現在の情勢は、全国レベルの強豪校である広陵高校に古豪・広島商業高校や私立の新鋭校である如水館高校や広島新庄高校が挑む図式です。
ここ数年は広島新庄高校と広陵高校の2強の活躍が目立っていましたが、甲子園優勝6度の実績がある公立の広島商業高校も低迷期を抜け出して優勝争いに加わっています。私立と公立の甲子園を目指した熱い戦いは、全国の高校野球ファンからも注目を集めています。
ここ数年は広島新庄高校と広陵高校の2強の活躍が目立っていましたが、甲子園優勝6度の実績がある公立の広島商業高校も低迷期を抜け出して優勝争いに加わっています。私立と公立の甲子園を目指した熱い戦いは、全国の高校野球ファンからも注目を集めています。
広島県の野球の強豪校ランキング第7位
尾道高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 広島県尾道市向島町5548番地10 |
春の選抜の成績 | 出場なし |
甲子園の成績 | 出場なし |
主なOB選手 | 川中圭三 |
尾道高校は水泳部やラグビー部が全国レベルで活躍していましたが、野球部は特に目立った活躍はありませんでした。しかし、ここ数年で強豪ひしめく広島県で頭角をあらわして、過去5年間でベスト8に2度、2019年には決勝まで駒を進める活躍を見せています。甲子園の出場経験はありませんが、尾道高校野球部は、野球の神髄は心とのモットーを掲げて、初めての甲子園出場を目指して強豪校に挑んでいます。
広島県の野球の強豪校ランキング第6位
高陽東高校
国公私立 | 公立 |
所在地 | 広島市安佐北区落合南8-12-1 |
春の選抜の成績 | 出場1回 |
甲子園の成績 | 出場2回 |
主なOB選手 | 梅林優貴 |
高陽東高校野球部は、1996年の春夏連続出場をはじめ、通算で甲子園に3度出場し、県大会でも毎回上位に食いこみ、強豪校の地位を築いています。
監督の沖元茂氏は、前任の広島工業高校時代にチームを甲子園に導いた経歴を持つ名将で、心と身体を鍛える指導で有名です。地元のファンに愛される高陽東高校ナインは、2005年以来の甲子園を目指して、己に勝つをテーマに日々練習に明け暮れています。
監督の沖元茂氏は、前任の広島工業高校時代にチームを甲子園に導いた経歴を持つ名将で、心と身体を鍛える指導で有名です。地元のファンに愛される高陽東高校ナインは、2005年以来の甲子園を目指して、己に勝つをテーマに日々練習に明け暮れています。
広島県の野球の強豪校ランキング第5位
呉高校
国公私立 | 公立 |
所在地 | 広島県呉市阿賀中央5-13-56 |
春の選抜の成績 | 出場2回 |
甲子園の成績 | 出場なし |
主なOB選手 | なし |
市立呉高校の野球部は2007年に創設されてまだ歴史は浅いですが、2017年選抜で初の甲子園出場を果たした野球の強い公立高校です。野球部専用のグランドがない環境でも、公共施設のグランドを使用する工夫しながら、日々笑顔を絶やさない練習スタイルで地力をつけてきました。夏の甲子園の経験はまだありませんが、2015年には決勝まで進出し、上位校を脅かす存在になっています。
広島県の野球の強豪校ランキング第4位
如水館高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 広島県三原市深町1183 |
春の選抜の成績 | 1回出場 |
甲子園の成績 | 7回出場・ベスト8 |
主なOB選手 | 柳瀬明宏,田中大輔,坂本光士郎 |
如水館高校野球部は1994年の校名変更に伴い創部されると、わずかな期間で力をつけて強豪校の仲間入りをした新鋭の私立高校です。
如水館高校は夏将軍と呼ばれるほど夏の大会に強く、1997年の初出場から3期連続で出場を果たすと、2019年までに夏だけで7度も甲子園の土を踏んでいます。甲子園からはしばらく遠ざかってはいますが、全国制覇を目標に置いた高いレベルで日々の練習に励んでいます。
如水館高校は夏将軍と呼ばれるほど夏の大会に強く、1997年の初出場から3期連続で出場を果たすと、2019年までに夏だけで7度も甲子園の土を踏んでいます。甲子園からはしばらく遠ざかってはいますが、全国制覇を目標に置いた高いレベルで日々の練習に励んでいます。
広島県の野球の強豪校ランキング第3位
広島商業高校
国公私立 | 公立 |
所在地 | 広島県広島市中区舟入南六丁目7番11号 |
春の選抜の成績 | 21回出場/優勝 |
甲子園の成績 | 23回出場/優勝 |
主なOB選手 | 柳田悠岐,達川光男,岩本貴裕 |
広島商業高校の野球部は、創部から120年の歴史があり、全国の高校野球ファンから通称・広商で知られている強豪校です。広島商業高校は機動力と緻密な野球を武器に、春の選抜大会に21回、夏の選手権大会で23回甲子園に出場をし、春夏合わせて7回の優勝を誇っています。
平成では、野球が強い有力校相手に低迷が続いていましたが、2019年に15年ぶりに広島県大会を制し、古豪復活をアピールしました。
平成では、野球が強い有力校相手に低迷が続いていましたが、2019年に15年ぶりに広島県大会を制し、古豪復活をアピールしました。
広島県の野球の強豪校ランキング第2位
広島新庄高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 広島県山県郡北広島町新庄848 |
春の選抜の成績 | 2回出場 |
甲子園の成績 | 1回出場 |
主なOB選手 | 堀瑞輝,田口麗斗,永川勝浩 |
広島新庄高校の野球部は、新鋭の名門校で、夏の選手権大会に2回、春の選抜大会に1回出場を果たしています。広島県大会の安定感のある強さは際立ち、2013年から2018年まで6年連続で県大会の決勝に進出しました。打撃練習よりも守備練習に多くの時間を使うことでも有名で、毎年堅実な守備力と投手力を中心としたチームを作り、打倒広陵高校の1番手に挙げられる強豪校です。
広島県の野球の強豪校ランキング第1位
広陵高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 広島県広島市安佐南区伴東3丁目14番1号 |
春の選抜の成績 | 24回出場/優勝 |
甲子園の成績 | 23回出場/準優勝 |
主なOB選手 | 佐野恵太,野村祐輔,小林誠司 |
広陵高校の野球部は春の選抜大会で3回の優勝、夏の選手権も3回の準優勝を誇る全国でも有数の名門高校です。甲子園の春夏合わせた通算出場回数も47回を数える常連校で、広島県の高校野球の歴史で常に優勝争いの中心にいる活躍を見せてきました。
広陵高校は、多くのプロ野球選手を輩出していることでも有名で、現役選手だけでも巨人・小林選手や広島・野村投手をはじめ15名、OBを合わせると50名を超えています。
広陵高校は、多くのプロ野球選手を輩出していることでも有名で、現役選手だけでも巨人・小林選手や広島・野村投手をはじめ15名、OBを合わせると50名を超えています。
広島県の高校野球を語ろう
広島県の高校野球を語るときに、広陵高校と広島商業高校のライバル2校の戦いの歴史は欠かせません。広島県は甲子園の優勝回数が全国でも5本の指に入る多さで、多くは広陵高校と広島商業高校が成し遂げた全国制覇の回数です。
広島県代表がスタンドで、しゃもじを打ち鳴らして応援する独特のスタイルは甲子園の風物詩になっています。
広島県代表がスタンドで、しゃもじを打ち鳴らして応援する独特のスタイルは甲子園の風物詩になっています。
広島県を牽引するライバル対決
広陵高校と広島商業高校は、頂点を争うライバル関係で広島県の高校野球を牽引してきました。夏の広商・春の広陵と呼ばれる両校が甲子園に出場した回数は合計で100回を超え、優勝は春夏合わせると10回にのぼります。
21世紀に入り、私立高校の勢いに押されていた広島商業高校ですが、2019年に夏の甲子園に出場すると、2020年の県大会では宿敵広陵高校とライバル対決を制し、2連覇を達成して存在感を示しました。
21世紀に入り、私立高校の勢いに押されていた広島商業高校ですが、2019年に夏の甲子園に出場すると、2020年の県大会では宿敵広陵高校とライバル対決を制し、2連覇を達成して存在感を示しました。
大会の成績 | 広島商業高校 | 広陵高校 |
夏の選手権 | 23回出場,優勝6回/準優勝1回 | 23回出場,優勝0回/準優勝4回 |
春の選抜大会 | 21回出場,優勝1回/準優勝1回 | 24回出場,優勝3回/準優勝3回 |
甲子園の合計 | 44回出場,優勝7回/準優勝2回 | 47回出場,優勝3回/準優勝7回 |
広島県代表の名物応援
甲子園で広島県代表の伝統的な名物応援といえば、メガホンの代わりに、しゃもじを打ち鳴らした応援です。しゃもじは広島県の名産品で、使い方から相手を召し取る、鳴らした音のカチ、カチを勝ちとの意味を込めて使われるようになりました。安全上の理由から使用できない期間もありましたが、2019年に広島商業高校が甲子園に出場したさいには、多くのしゃもじが打ち鳴らされてスタンドの応援を盛り上げました。
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