2020年2月20日 更新

ディレードスチールとは?盗塁成功するための戦術やコツを解説【野球ガイド】

野球の盗塁にディレードスチールという戦術がありますが、通常の盗塁とはどこが違うのでしょうか。野球でディレイドスチールが成功すると、相手チームに大きなダメージを与えることができます。ディレードスチールを成功させるためのタイミングやコツを詳しく解説します。

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ピッチャーがセットポジションの体勢に入ってから、投球動作に移行するまでの時間が長い場合に仕掛けやすいディレードスチールです。 ピッチャーがセットポジションの体勢に入った段階でシャッフルで第2リードをとり、その勢いでそのままスタートを切り盗塁をします。

前述した投球前に仕掛けるディレードスチールと同様、野手は気付きやすいですが、ピッチャーは気付かずに投球動作に移行してしまうのを狙った戦術です。 また、ピッチャーが気付いても一度プレートから軸足を外す必要があるため、送球が遅れる可能性があります。

ピッチャーの投球後に盗塁するディレードスチール

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野球でディレイドスチールを仕掛ける際、比較的多いのがこの戦術になります。ピッチャーが投球した瞬間にシャッフルで第2リードをとり、キャッチャーが捕球する直前にスタートを切り盗塁をします。

ピッチャーが投球動作を開始した直後にスタートを切らないことで、野手は盗塁をしないと判断してバッターのバッティングに集中し、キャッチャーが捕球する直前にスタートを切ることで、キャッチャーはボールを見てランナーの動きから目を離すため、野手がランナーの動きに気付きにくくなります。

二塁を狙う場合は、左バッターの方がキャッチャーの視界からランナーが消えやすいため、このディレイドスチールを仕掛けやくなります。

ピッチャーの牽制球を誘い盗塁するディレイドスチール

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ピッチャーがセットポジションの体勢に入った段階で、牽制球を投げる状況を作りやすくするため、シャッフルで第2リードを大きめにとり、ピッチャーが牽制球を投げる動作に入った瞬間にスタートを切り盗塁します。これは、野球をした際にピッチャーに意図的に牽制球を投げさせ、その隙にスタートを切るディレイドスチールになります。

二塁を狙う場合は、左ピッチャーの方がランナーを見ることができるため、この戦術のディレイドスチールを仕掛けやくなります。また、牽制球を捕った野手がランナーの向かっている塁へ送球する際、ベースとランナーが重なるため投げにくく、送球がそれる可能性があります。

キャッチャーの牽制球を誘い盗塁するディレードスチール

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前述したピッチャーの牽制球ではなく、キャッチャーに意図的に牽制球を投げさせ、その隙にスタートを切るディレイドスチールもあります。ピッチャーが投球動作に入った段階でシャッフルで第2リードを大きめにとり、キャッチャーがピッチャーのボールを受けた後に牽制球を投げた瞬間、スタートを切り盗塁します。

野球をした際、三塁を狙うためにこの戦術のディレイドスチールを仕掛けた場合、本塁から二塁まで距離があり、野手が牽制球を捕るまで時間がかかるので、ディレイドスチールの成功率が高くなります。

キャッチャーの返球時に盗塁するディレードスチール

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ピッチャーの投球をキャッチャーが受けた後、ピッチャーに対して座ったまま山なりの返球をしている場合に仕掛けやすいディレイドスチールで、本塁を狙うケースで多く使われる戦術です。

ピッチャーの投球をキャッチャーが受ける際にシャッフルで第2リードをとり、キャッチャーがピッチャーに返球する瞬間にスタートを切り盗塁します。

右バッターで本塁を狙う場合は、キャッチャーがランナーを見にくくなるメリットがありますが、バッターがバッティングに集中して気付かないと邪魔になってしまうため、サインなどでしっかりトレーニングしておく必要があります。

ランナー1・3塁の状況でディレードスチールを成功させる方法

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ランナー1・3塁の状況になったとき、以下のようなケースでディレードスチールを仕掛けることが多くなります。

・2アウトで相手チームが3塁ランナーを警戒していない
・バッターのバッティングの状態が悪く期待できない
・ピッチャーの調子が良く連打で得点するのが難しい
・相手チームのセカンドとショートの守備力が低い

3塁ランナーをホームインさせ1点をとることが最大の目的のため、1塁ランナーと3塁ランナーの動きと連携が非常に重要になります。どのようにしてディレードスチールを仕掛けて成功させるのか、具体的に解説していきます。

通常の二塁への盗塁時にディレイドスチールで本塁へ突入する

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ピッチャーが投球動作に入った瞬間に1塁ランナーがスタートを切って盗塁し、3塁ランナーはシャッフルで第2リードをとり、キャッチャーがピッチャーのボールを受け二塁へ送球した瞬間、3塁ランナーがスタートを切り盗塁します。

二塁への盗塁が成功しないと判断した場合は、一二塁間で止まり後述するランダウンプレーに持ち込み、キャッチャーが3塁ランナーを警戒し二塁へ送球しなかった場合は、自然とランナー2,3塁の形ができるため比較的多く使われる戦術ですが、各ランナーは素早い状況判断ができるように、しっかりとトレーニングを行っておくことが必要になります。

ランダウンプレーに持ち込みディレイドスチールで本塁へ突入する

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キャッチャーに二塁へ送球させるために、ピッチャーが投球動作に入った後、1塁ランナーは少し遅れてスタートを切って盗塁し、3塁ランナーはシャッフルで第2リードをとります。

キャッチャーがピッチャーのボールを受け二塁に送球した後、1塁ランナーは一二塁間に止まりランダウンプレーに持ち込み、野手が二塁方向へ送球した瞬間、3塁ランナーはスタートを切り盗塁します。

本塁への送球の距離を長くするため、1塁ランナーはできるだけ二塁ベース近くまで移動し、3塁ランナーはそのタイミングを狙ってスタートを切る必要があります。繰り返しトレーニングを行いコツをつかんでおくことが重要です。

牽制球の隙にディレードスチールで本塁へ突入する

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ピッチャーがセットポジションに入った後、ピッチャーに一塁へ牽制球を投げさせるように1塁ランナーはシャッフルで第2リードをとります。3塁ランナーも本塁への突入に備えてシャッフルで第2リードをとり、ピッチャーが一塁へ牽制球を投げた瞬間、3塁ランナーはスタートを切り盗塁します。

このケースでは、左ピッチャーの方が3塁ランナーを見にくく、3塁ランナーが第2リードをとりやすいため、ディレードスチールの成功率が高くなります。
タイミングよくスタートが切れるように、トレーニングを行うようにしましょう。
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