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スライダーとは?カーブなどの変化球との違いを徹底解説

スライダーとは?カーブなどの変化球との違いを徹底解説

ピッチャーが投げる変化球には多種多様のものがあります。カーブやフォークなど多くの変化球がある中で、曲がり方の違いなどで球種が分けられています。その中でも、多くのピッチャーが投げているスライダーについて、握り方、投げ方など色々な面から考えていきます。

2022.12.12 野球

スライダーの変化球の特徴とは?

ピッチャーは多くの変化球を使い分けて、バッターを打ち取ろうとします。ストレートがピッチャーにとって大事な球種であることに間違いありません。しかし、レベルが上がればそれだけでは打ち取ることが難しいです。
そこで、変化球を使ってバッターを惑わして打ち取ることになります。スライダーとは、そういった変化球の1種であり、昨今の野球界では使うピッチャーが多いです。スライダーは、変化球の中でも横に滑るように曲がることが特徴になります。

スライダーの特徴①横滑りする変化球

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スライダーとは、簡単に言い表すと、横に滑っていくような変化球です。変化球には、様々な動きをするものがあります。フォークのように、下にボールが落ちたり、曲がりながら落ちていくようなカーブなど種類が豊富です。

その中でも、スライダーとは、ストレートと同じようなスピードでボールが投げられますが、打者の近くに来た時に、横滑りするように曲がります。右投げのピッチャーであれば、右から左へ、左投げのピッチャーであれば、左から右へと滑るように曲がるのが特徴です。

スライダーの特徴②多くのピッチャーが使う変化球

スライダーとは、昨今では多くのピッチャーが使う変化球です。スライダーは、横に変化するボールと言いましたが、実際には縦に変化するスライダーも存在します。
ピッチャーによって、持ち方も違ってきますから、変化も変わり、ボールの動きが不規則です。基本は、横滑り、縦の変化になりますが、実際に投げたピッチャーがスライダーと言えば、そのボールの軌道に関係なくスライダーとなります。多くのピッチャーが使っている球種ですから、練習を積めば、使える変化球です。

スライダーの特徴③ストレートと同じように投げることができる球種

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スライダーとは、ストレートと同じように投げることができる変化球です。持ち方が違いますから、かかる回転も違ってきます。しかし、スライダーは他の変化球と違い、ストレートと同じような軌道で進みながらバッターの手元で変化することが特徴です。
スライダーの特徴とは、ストレートと同じように投げることができます。わざわざ曲がるようにボールに捻りを加えるのではなく、ボールを指先から話す瞬間に引っ掛けるようにするだけで、ストレートと同じ投げ方から変化を加えることが可能です。

スライダーの特徴④覚えやすい変化球

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全ての変化球は、投げる人の投げ方や、腕の使い方などで投げやすさや投げにくさがあります。変化球は、いかにして回転をかけたり、かけなかったりするかによって、ボールに空気抵抗を与え、軌道を変化させる技術です。
スライダーは、多くのピッチャーが利用していることからも、投げやすい球種であることは間違いありません。変化の大きさは、回転の数にもよってきますから、それをいかにしてコントロールしたり、スピードを乗せることができるかが、それぞれのピッチャーの技術と言えます。

スライダーとカーブの違いとは?

スライダーとカーブの違いを上げるならば、スピードとボールの軌道の違いが挙げられます。スライダーは、ストレートと同じように、高速の真っすぐな軌道で進みながら、打者の手前で変化することが通常です。それに比べ、カーブとは、山なりの軌道を描きながら、曲がりながら落ちるような感覚で投げられるボールと言えます。

これらは、それぞれに利点があり、打者の打つタイミングをずらすことできちんとバットに当てることができなくする方法です。

スライダーとカーブの違い①曲がり方

スライダーとカーブの違いは、曲がり方が大きく違います。スライダーは、横滑りするような曲がり方が特徴です。これに対して、カーブは、スローボール気味にボールが曲がりながら落ちていきます。

この曲がり方の違いからも分かるように、カーブとスライダーは曲がり変化球と言えども、全く性質の違うボールです。ストレートのような軌道から変化を付けたいのであればスライダー、スローの時点から大きく変化を出すのであれば、カーブといった使い分けができます。

スライダーとカーブの違い②スピードの違い

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2つの球種の違いとは、ボールのスピードに大きな差があります。スライダーは、投げるピッチャーによっても違ってきますが、ストレートに近いくらいの球速です。速いボールでストレートのように見せて、手元に近い場所で変化します。

対して、カーブとは、スローボールのようなスピードになることが多く、相手のタイミングをずらせたり、スピード変化を付けることによって、目を慣らせないようにするようなボールと考えるとわかりやすいです。

スライダーとカーブの違い③握り方の違い

スライダーとカーブの違いとしては、ボールの握り方が違います。カーブもスライダーもボールの縫い目に指を掛ける形です。スライダーは、中指を縫い目にかける握り方で、カーブは人差し指と中指を縫い目にかけます。
どちらも横に曲がる変化球ですから、ボールに回転を付けますが、手首を捻るのではなく、腕全体でボールに回転をかけるようにします。スライダーには、高速のものや縦に変化するものもありますが、どのような変化球も同じような投げ方です。

スライダーとカーブの違い④回転軸が違う

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細かな話になると、スライダーとカーブは回転軸が違います。回転軸とは、高速で動くボールにかかる回転の中心線のことで、変化球はこの回転軸をどこに作るように投げるかがポイントです。

スライダーは横回転がかかるように投げますから、回転軸は上から下になります。対して、カーブは曲がりながら落ちるので、回転は斜め方向です。この時の回転軸は、右投げであれば左上から右下になります。このように、変化球を投げる時には、回転軸も違うことを意識して投げることです。

スライダーの握り方

スライダーのボールの握り方は、選手によって違ってきます。しかし、一般的な握り方として、ボールの縫い目に中指を引っ掛けるようにして、握るのが一般的です。

握り方を確かめながら、スローモーションのような動作でゆっくりとボールを投げることから始めます。いきなり思い切り強くボールを投げても思うように投げることができないからです。握り方を1回ずつ確かめるようにして、ボールを投げることで、一般的な投げ方が良いのか、自分に合ったものを見つける作業が握り方をフィットさせるために必要になります。

①ストレートの握り方からずらす

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スライダーのボールの握り方は、ストレートの握り方から少しずらすのが一般的です。ストレートは縫い目に人差し指、中指をかけます。親指と中指で挟み込むようにしますが、スライダーはそこから指をずらしていきボールの縫い目のカーブしている部分に中指の全体をかけるように握るやり方です。

まずは、スローモーションでこの動きが自然とできるようになることが重要です。最初から素早い動きはできませんから、スローで行うことでじっくりと手と指に覚えさせることが大切です。

②ツーシームの変化形

ツーシームとは、ストレートの一種ですが、通常はボールの縫い目4か所に指がかかるフォーシームですが、ツーシームは2本の縫い目に指を掛ける形です。ツーシームを変化させるスライダーとは、ツーシームの握り方から人差し指を中指に揃えるようにして投げる投げ方です。

スライダーとは、横向きの回転をかけることが一番のポイントになります。効果的なスライダーを投げるには、ツーシームでもフォーシームでも縫い目にボールをかけることで、高速の横回転を付けることがポイントです。

③オリジナルの握り方でもOK

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スライダーのボールの握り方は、基本の形はあっても、自分が投げやすい形で投げれば問題ありません。スライダーを投げるピッチャーは大勢いますが、それぞれが独自の投げ方をしている場合もあります。

基本の投げ方でボールを投げ続けることで、自分が一番投げやすい形を見つけることが大切です。1つだけ、基本となるのは、横向きに回転をかけるために、縫い目に指を掛けることが基本とされていると言えます。指にしっかりとボールがかかる投げ方が重要です。

スライダーの投げ方

スライダーの投げ方は、手首で捻りを加えて回転をかける投げ方ではありません。投げ方は基本的にストレートと同じで、腕をしっかりと振り、肘から先の反動でボールを投げだします。

ストレートと違うのは、握り方と、ボールが手から離れる瞬間にボールをチョップするような感覚で投げ出すことです。小さな動きですが、このちょっとした動きによってボールに横回転を付けることができ、腕の勢いに応じてスライダーの変化に大小がついてきます。

①腕をしっかりと振ること

スライダーの投げ方のポイントとして、腕をしっかりと振ることを忘れてはいけません。変化球全般にありがちな事として、手先で変化を付けようとしてしまって腕を振ることを忘れることがあります。

変化球もボールを投げる行為の先にあることを考えれば、腕を振ってボールを投げ切ることが大切です。そして、ボールを離す瞬間に少しだけ指先で変化を付けることでボールが変化します。スライダーであれば、ボールを切るようにする事です。

②捻るのではなく切る感覚

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スライダーの投げ方として、意識したいのが、ボールを離す瞬間に手首でボールに回転をかけるのではなく、ボールに上手く指をかけておいてチョップするようにボールを切る感覚で投げることで、横に回転をかけることができます。手首で回転をかける問題点は、回転が上手くかからないこともありますし、かかりすぎて早くに曲がりすぎることです。

変化球を投げる時には、変化だけを意識すると、上手く変化がかからなくなります。ストレートと同じように投げることが、投げ方としては、一番重要です。

③指先でボールを滑らす

スライダーの投げ方として気を付けたいことに、手首を使うのではなく、指先の神経を集中させることが大切です。

ボールに無理な回転をかけずに、ストレートと同じ投げ方で握り方を変えるだけで、多くの変化球を投げることができます。ここに注目して、握り方と、ボールが最後に指先を離れる瞬間にボールがどの指の先を通っていくのかを指先で自覚することです。

ボールを押し出したり、捻るのはなく、指の上を滑っていく時に、自然と回転がかかるようにすることが大切になります。

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