北海道の野球の強豪高校とは?強さ順に5校をランキングで紹介!
北海道の高校野球は、甲子園全国最多出場を誇る北海高校や、2005・2006年夏の甲子園連覇を果たした駒大苫小牧高校の知名度が高いです。2019年夏の甲子園では旭川大高校が準優勝した星稜高校と善戦し、北海道の高校野球のレベルの高さが注目されつつあります。
2022.12.31
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野球
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公式ライター Activel_director
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北海道の高校野球とは?
北海道の高校野球は、北北海道と南北海道の2ブロックに分かれて代表校が選出され、所属地域の支部内のブロックを勝ち抜いて、ブロック代表校で対戦し代表を決めます。北北海道ブロックの強豪は旭川大高校、クラーク高校、白樺学園、駒大岩見沢高校があり、南北海道ブロックの強豪は、北海高校、北海学園札幌高校、駒大苫小牧高校、函館大有斗高校が挙がります。
北海道の高校野球の情勢
北海道の高校野球の情勢をみると、甲子園全国最多出場の記録を持つ北海高校、東北地方初の全国制覇および連覇を果たした駒大苫小牧高校が全国的に知名度が高いです。2019年夏の甲子園では旭川大高校が準優勝した星稜高校と善戦を繰り広げたことが多くのファンの関心を集めました。北海道の野球レベルは全国的に見ても上がってきていて、今後の動向に注目が集まっています。
北海道の野球の強豪校ランキング第5位
函館大有斗高校
via www.yuto.ed.jp
国公私立 | 私立 |
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所在地 | 北海道函館市湯川町2-43-1 |
所属支部 | 南北海道・函館支部 |
春の選抜大会の成績 | 出場6回 |
夏の甲子園の成績 | 出場7回 |
主なOB選手 | 佐藤義則(元阪急)、盛田幸妃(元近鉄) |
函館大有斗高校は、1947年に野球部が創部し、甲子園春夏あわせて13回出場している強豪校です。野球部員は、渡島・檜山地区の道南エリア出身者で構成されています。春季大会では3年連続で函館支部を制し、全道大会へ出場しました。2019年度から元阪神タイガースの古溝克之氏が監督に就任し、約20年以来の甲子園出場に向けて練習しています。
明治神宮野球大会では北海道最多出場
函館大有斗高校は、明治神宮大会に5回出場しています。明治神宮大会に5回出場の出場記録は、駒大苫小牧高校と並び北海道最多出場タイ記録です。1996年大会ではベスト4まで勝ち上がりましたが、以降の出場が途絶えていて古豪復活が期待されています。
北海道の野球の強豪校ランキング第4位
駒大苫小牧高校
国公私立 | 私立 |
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所在地 | 北海道苫小牧市美園町1-9-3 |
所属支部 | 南北海道・室蘭支部 |
春の選抜大会の成績 | 出場4回 |
夏の甲子園の成績 | 出場7回 ※優勝2回、準優勝1回 |
主なOB選手 | 田中将大(NYヤンキース)、大塁進(日本ハム) |
駒大苫小牧高校は、甲子園春夏あわせて11回出場し、2003年から2007年まで5年連続で夏の甲子園出場を決め、2004年、2005年には連覇を果たしたことで一躍有名になりました。初優勝時のキャプテンだった佐々木孝介監督がチームを率いています。
東北地方以北初となる甲子園優勝
2004年 駒大苫小牧 初優勝
via www.youtube.com
駒大苫小牧高校は、2004年夏の甲子園決勝戦で済美高校を13-10で破り初優勝を果たしました。北海道を加えて東北地方の高校では春夏通して優勝は初めてでした。当時は優勝旗が津軽海峡を越えて一気に北の大地にやってきたと話題になりました。チーム通算打率は174打数78安打、打率.448と大会記録です。
メジャーリーガー・田中将大を輩出した高校で有名
駒大苫小牧高校は、NYヤンキースで活躍する田中将大の母校で有名です。2005年夏の甲子園では2年生エースで活躍し大会連覇を果たしました。3連覇を懸けた2006年夏の甲子園では、決勝戦で早稲田実業と対戦。1-1の引き分けで37年振りの決勝再試合となりましたが、3-4と惜しくも敗れました。ライバル斎藤佑樹との壮絶な投げ合いは伝説です。
北海道の野球の強豪校ランキング第3位
北海学園札幌高校
via www.hgs.ed.jp
国公私立 | 私立 |
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所在地 | 北海道札幌市豊平区旭町4-1-42 |
所属支部 | 南北海道・札幌支部 |
春の選抜大会の成績 | 出場2回 |
夏の甲子園の成績 | 出場8回 |
主なOB選手 | 当銀秀崇(元阪急)、佐藤博正(元ロッテ) |
北海学園札幌高校は、1923年に野球部が創部し、甲子園春夏あわせて10回出場している野球が強い高校の1つです。2017年にユニフォームが甲子園に出場したときに採用されていたブルーに変更、2018年には全面人工芝の室内練習場が完成、大型バスの導入やクラブハウスを設立し、野球部の活動に対して学校が大きくバックアップしています。
名将・坪岡監督による古豪復活を目指す
via www.hgs.ed.jp
北海学園札幌高校は、2018年に坪岡英明氏を野球部監督に就任しました。坪岡氏は2007年から10年間北海高校の部長を務めていて、甲子園春夏5回出場、2016年夏の甲子園では準優勝に導いた実績の持ち主です。北海学園札幌高校は、1980年以降甲子園の出場が遠ざかっています。坪岡監督の手腕による古豪復活が期待されています。
北海道の野球の強豪校ランキング第2位
旭川大高校
国公私立 | 私立 |
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所在地 | 北海道旭川市永山7条16-3-16 |
所属支部 | 北北海道・旭川支部 |
春の選抜大会の成績 | なし |
夏の甲子園の成績 | 出場9回 |
主なOB選手 | 沼田翔平(巨人)、持丸泰輝(広島) |
旭川大高校は、2018年・2019年と2年連続で夏の甲子園に出場している強豪校です。今年は夏の甲子園3連続出場の記録がかかっていましたが、コロナウイルスの影響で大会が中止となったため残念ながら夢は消滅してしまいました。専用野球場にナイター設備、3つの室内練習場を保有し、冬の厳しい環境でも野球の練習に専念できる環境が整っています。
北北海道地区・夏の甲子園最多出場の名門高校
旭川大高校は夏の甲子園に9回出場し、北北海道地区最多出場となります。2019年夏の甲子園では、準優勝した星稜高校に0-1と熱戦を繰り広げました。優勝候補相手に堂々と戦う姿は、多くの人に感動を与えました。今年は中止になりましたが、来年の夏の甲子園の舞台には再び戻ってこれるように練習を積み重ねています。
北海道の野球の強豪校ランキング第1位
北海高校
国公私立 | 私立 |
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所在地 | 北海道札幌市豊平区旭町4–1-41 |
所属支部 | 南北海道・札幌支部 |
春の選抜大会の成績 | 出場12回 |
夏の甲子園の成績 | 出場38回 ※準優勝1回 |
主なOB選手 | 若松勉(元ヤクルト)、川越誠司(西武) |
北海高校は、1901年に野球部が創部し、甲子園春夏あわせて50回出場している強豪校です。2015年から2017年には3年連続夏の甲子園出場を果たし、2016年には準優勝の成績をおさめました。ヤクルトスワローズの監督を務めた若松勉氏のように数多くのプロ野球選手を輩出しています。ナイター設備を保有していて野球をするうえで充実した環境が整っています。
夏の甲子園38回出場は全国最多
北海高校は、夏の甲子園38回出場と全国最多出場記録を持っていて、甲子園大会が開催されてから100年のうち約1/3を出場していることになります。南北海道地区は駒大苫小牧高校など全国的に見ても強豪校が多いので、記録の凄さがおわかりいただけると思います。今後どこまで記録を伸ばしていくのか注目したいところです。
北海道の高校野球を語ろう
北海道の高校野球は、厳しい冬の環境から他地域の高校と比べてどうしても不利にありました。ですが、ナイター設備や室内練習場を整える学校が増えてきたことで、全国の高校と比較しても野球が強い高校が増えています。駒大苫小牧高校の夏連覇や北海高校の準優勝に続く高校が出てくるのか注目が集まります。
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