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野球の正しいスイングフォームと軌道とは?【上達ガイド】

野球の正しいスイングフォームと軌道とは?【上達ガイド】

野球の醍醐味であるバッティングですが、正しいスイングフォームを身に付けることが、バッティング上達の近道と言えます。そこで今回は、スイングフォームの基本型をバットの軌道と合わせて3種類解説します。正しいスイング軌道を身に付けて野球をもっと楽しくしましょう!

2021.12.16 野球

野球の正しいスイングフォームとスイング軌道とは

Hit Catcher Baseball Home · Free photo on Pixabay (44455)

野球の醍醐味は何と言ってもバッティングです。
野球をする誰しもがキレイに打ちたい、ホームランを打ちたいと思っていますが、なかなか思った通りのスイングができていない方も多いと思います。
野球において思った通りのスイングができないとヒットも出ませんし、ましてやホームランも打つことができません。これが野球の難しいところです。まずは素振りなどで正しい基本的なスイングフォームを身に付けることがバッティング上達の近道なのです。しかし、野球においてスイングフォームは数種類ありますし、バットの軌道をどう出すのが正しいのかということは人それぞれです。
この記事では、野球におけるスイングフォームや軌道の種類についての基本的な解説を行ない、それぞれの特徴やメリット・デメリットについて考えていきます。またどの様な素振りの方法が良いのかなども解説します。

スイングフォームの3つの種類

hawks_____51 on Instagram: “ギータ#柳田悠岐 #ギータ #ソフトバンクホークス” (44463)

プロ野球を見ていると、様々な打撃フォームを目にします。一見、無数の数ほどスイングフォームがあると思われがちですが、実は野球における基本的なスイングフォームは大きく分けて3種類しかありません。
どの野球選手の打撃を紐解いても、基本は3種類のいずれかのスイングフォームになっているのです。野球における3種類のスイングの基本を見ていきましょう。

(1)アッパースイング

アッパースイングは、バットを下から上にすくい上げる様な軌道となります。
メジャーリーグでは良く見かける打撃フォームですが、日本のプロ野球選手での代表格はソフトバンクの柳田悠岐選手でしょう。近年プロ野球でブームになりつつある「フライボール革命」の影響を受けて、プロ野球選手の中でもアッパースイングに取り組む選手は増えてきています。
アッパースイングはボールを下から叩く打ち方のため、ボールに上回転が生じて打球が上にあがり、長打が生まれやすくなるメリットがありますが、デメリットとしては、アッパースイングはバットの軌道が遠回りになりやすく、ボールを見極める時間が短くなることや、ミートが甘い場合は打球がフライになりやすいなどが挙げられます。

(2)ダウンスイング

@24m_yn on Instagram: “清水いたの…😂相変わらずかっこよかった…😂#清水隆行” (44469)

野球経験者の方であれば、「バットは上から出せ。」や「上から叩く様にして打て。」などの言葉を聞いたことがあると思いますが、ダウンスイングはまさに、ボールを上から下に叩く様なスイング軌道になる打撃フォームです。代表的なプロ野球選手は元・巨人の清水隆行選手です。
野球におけるダウンスイングのメリットは、バットの軌道が最短距離で出やすいということです。また上から下に叩く打ち方の為、ゴロを打ちやすいというメリットがあります。
逆にデメリットはミートポイントが少なくなる点が挙げられます。バットの軌道を考えた時に、ダウンスイングはボールを面ではなく、点でしか捉えられないことが分かると思います。

(3)レベルスイング

@soyogi6hotoke on Instagram: “絶対大丈夫#swallows#東京ヤクルトスワローズ#青木宣親一日でも早く元気に野球してる姿が見られますように” (44471)

レベルスイングのバットの軌道は「肩とバットのヘッドが平行」のイメージです。
とてもバランスの取れた理想的なスイング軌道となる打撃の為、日本のプロ野球選手のほとんどがレベルスイングになっています。その中でも代表的なプロ野球選手はヤクルトの青木宣親選手です。
レベルスイングの最大のメリットは、ボールに対して「面で捉えることができる」ということです。当然、点で捉える打撃フォームより高い確率でボールを捉えることができます。
逆にデメリットは、ダウンスイングと比べるとバットの軌道が遠回りになることと、アッパースイングと比べると飛距離が出にくいことが挙げられます。

アッパースイングのスイングフォームと軌道

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それではアッパースイングの打ち方について詳しく見ていきましょう。
アッパースイングはバットの軌道が下から上すくい上げる打撃フォームです。メジャーリーグではアッパースイングの選手も多いですが、日本のプロ野球ではまだまだ少ないのが現状です。

正しいアッパースイングフォームの考え方

まずは正しいアッパースイングフォームの考え方について確認しましょう。
近年、メジャーリーグではアッパースイングに注目が集まっています。これはアッパースイングの特徴である「フライボール」が見直されてきている為です。プロ野球でも「フライボール革命」と呼ばれるブームが到来しています。打球を転がす野球よりも、打球を上げて遠くに飛ばすことが今のプロ野球ではトレンドになっているのです。
メジャーリーグでは、近年の科学の発達により、打球速度や打球角度などで打球を客観的に評価できる様になってきました。その中でフライボールをゴロボールと比べた際に、打率は同じレベルですが、「長打率」が飛びぬけていることが分かってきました。野球において同じ様な打率で長打率が高いということは、得点に直結しやすいということになります。
つまり長打率を高める為にフライボールを打つ、これがアッパースイングフォームの正しい考え方です。

正しいアッパースイングフォームの理想の軌道

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アッパースイングの軌道について見ていきます。アッパースイングは文字の通り、ボールをすくい上げる様なスイングとなります。イメージは「Vの字の軌道」です。
アッパースイングは、まずトップの位置から一気にバットを振り下ろします。その後、ボールとのインパクトの瞬間に、ボールの少し下を叩き上げるようなイメージの軌道です。まさにVの字の軌道といえます。

正しいアッパースイングの振り方

Kazuhiro Okazaki on Instagram: “アッパースイング過ぎf^_^;柳田みたいだけど、あれは彼だから出来る芸当だからな〜でもこれ、打球が高く上がり太陽が目に入ったのか、ファーストが捕れずに顔に当てて貴重な1点が入った。#少年野球 #アッパースイング” (44550)

アッパースイングの正しい振り方については大きく分けて2つあります。

①スイングの時に右肩が下がりヘッドも下がる振り方
②スイングの時に右肩があまり下がらずヘッドだけが下がる振り方


①の振り方は、目線がボールの軌道に近づくために、ボールの軌道を的確に捉えられます。
②の振り方は、①と反対に目線が遠くなってしまう為、ボールが捉えられず力負けしてしまいます。
野球において、正しいアッパースイングの振り方は①スイングの時に右肩が下がりヘッドも下がる振り方と言えるでしょう。

正しいアッパースイングのコツ

野球においてのアッパースイングはフライボールを打ち、長打率を上げていく考え方の振り方ですが、単に力んで行なうアッパースイングは逆に簡単なフライを量産してしまう可能性もあります。
アッパースイングのコツは、インパクトの瞬間にパワーを集中させる意識をすることです。アッパースイングは長打を狙う振り方なので、どうしても大振りになってしまいます。そこをインサイドアウトを意識して、インパクトの瞬間にバットを加速させるイメージで打つことがアッパースイングのコツです。

ダウンスイングのスイングフォームと軌道

次はダウンスイングについて解説していきます。
野球経験者の方の中には「ボールを上から叩け」といった指導を受けた人も数多いと思います。ダウンスイングはゴロを打つ際には有効な振り方かもしれませんが、前述した通りプロ野球などでフライボールが注目されつつある今では、ダウンスイングについても見直す動きが出てきています。

ダウンスイングの考え方

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野球においてのダウンスイングの基本的な考え方は、ボールを上から叩いて、ゴロを打つことです。
ダウンスイングはミートポイントに対して、最短距離でバットの軌道を出すことができるスイングフォームです。最短距離でバットを出すということは、ボールを長く見ることができます。その為、振り遅れることなくボールを見極められるのです。これがダウンスイングの最大のメリットです。

ダウンスイングは間違っている?ダウンスイングのデメリット

以前は、野球を始めたての人に対しては「ボールを上から叩け」というダウンスイングの指導法が一般的でしたが、近年はこの指導法が間違っているとも言われています。
野球においてのダウンスイングはゴロボールを打つ為のスイングフォームと言えますが、前述した通り、ゴロボールはフライボールと比べて長打が出にくいスイングフォームです。また上からバットを振り下ろす軌道の為、インパクトの瞬間が点でしか捉えることができず、ボールを捉える確率も下がってしまいます。
これがダウンスイングのデメリットと言えます。

レベルスイングのスイングフォームと軌道

最後はレベルスイングについて見ていきます。
野球においてのレベルスイングはバッティングの基本とも言えるスイングです。プロ野球選手も色々な打撃フォームをしていると思いがちですが、よく見るとほとんどのプロ野球選手がレベルスイングになっているのです。

正しいレベルスイングフォームの考え方

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野球においてのレベルスイングフォームの基本的な考え方は、ボールを「面で捉える」ことを意識することです。アッパースイングとダウンスイングはバットの軌道的に、ボールを点でしか捉えることができません。ボールは点で捉えるより、面で捉える方が打率が上がります。バッティングの目的はヒットやホームランを打つことですので、打率が上がりやすいレベルスイングを習得することは野球上達の近道とも言えます。

正しいレベルスイングフォームの理想の軌道

レベルスイングですが、バットの軌道を地面と平行にすると思われがちですが、この軌道ではボールの軌道とのズレが生じる為、上手くボールを捉えることができません。野球においてのレベルスイングの理想は、肩からバットのヘッドまでが一直線になることです。低めのボールをレベルスイングで打とうとすると、ヘッドが下がっている様に見えますが、肩と平行してバットが出てくる軌道となる為、力強い打球を打つことができます。

正しいレベルスイングの振り方

Toshiyuki Tanaka on Instagram: “スクール&レッスン終了❗️😄👍 今日は試験で休んでた高校女子ソフトボーラーが久しぶりにレッスンに。 ちゃんと素振りしてたみたい😄 福岡でも有数の進学校で、今年の国体にも出場した頑張り屋さん🤗 右投げ左打ちの弱点になりやすいパンチングアームを調整しました😊…” (44548)

野球においてレベルスイングの基本的な振り方をマスターすることは、バッティング上達の近道であり、正しいレベルスイングをする為には力みを無くすことが重要です。
上半身を股関節に軽く乗せる程度の力加減で立ち、そこから腰の回転を使って下半身を中心にバットを振ります。軸の回転で平行になることが理想の振り方です。下半身を意識しながら素振りを行なうと良いでしょう。

正しいレベルスイングのコツ

正しいレベルスイングのコツは、イスを使用したティーバッティングで身に付けることができます。
まずイスの前方に座り、足の幅を肩幅ぐらいに広げます。この状態でティーバッティングをしていくのですが、まずはバットにボールを当てる意識ではなく、腰よりも肩甲骨を動かす意識をしながら、上半身をねじって、バッティングをしましょう。
この方法で上手にボールを捉えることができれば、次の段階です。先ほどの足幅よりも広げます。そして上半身を軽くねじると同時に左ひざを内側に入れ、右足を固定します。次にスイングすると同時に左ひざを基に戻し、右ひざを内側に入れます。この方法が正しいレベルスイングを身に付けるコツです。

プロ野球選手からから学ぶスイングフォームと軌道

(1)アッパースイング ソフトバンク 柳田悠岐選手

柳田悠岐 ホームラン スイング スロー

次はプロ野球選手のスイングから、スイングフォームと軌道を学んでいきましょう。まずはアッパースイングの代表例で、ソフトバンクの柳田悠岐選手を見ていきましょう。柳田選手と言えばプロ野球でトリプルスリーを達成したり、サイクルヒットを達成したりと、まさに怪物級の活躍です。
柳田選手は、今プロ野球でブームとなっている「フライボール革命」の申し子と言っても過言ではない選手です。
動画を見てもらっても分かるように、バットの軌道がボールの下をすくい上げる様に叩く打撃フォームとなっています。

(2)ダウンスイング 元・巨人 清水隆行選手

弾丸!! 清水隆行 安打集 & 本塁打集

続いては、プロ野球選手ではほとんどいない、ダウンスイングの選手をご紹介します。
元・巨人の清水隆行選手のスイングフォームを見ていきましょう。清水隆行選手と言えば、弾丸ライナーのボールの軌道が有名です。
清水選手はダウンスイングで成功した、数少ないプロ野球選手の一人です。バットの軌道が最短距離で出て、尚且つスイングスピードがかなり速い為、スピンの利いた打球が多いことが分かります。ホームランについてもライナー性の打球が多いのは、ダウンスイングをしているからなのです。

(3)レベルスイング ヤクルト 青木宣親選手

青木 宣親 バッティング スロー

最後はレベルスイングの例を見ていきます。ここではヤクルトの青木宣親選手のスイングフォームを参考にします。
プロ野球選手の中でも青木選手は、理想的なレベルスイングになっています。日米通算2,000本以上のヒットを積み重ね、生涯打率も3割以上の青木選手は、まさにバッティングの天才と言えるでしょう。
この青木選手のスイング動画を見てもらえれば分かるように、バットの軌道がインパクトの瞬間まで、線を引くように出ているのが分かります。インパクトの瞬間が点にならないので、ボールを捉える確率も非常に高くなるという訳です。
ここまでキレイなレベルスイングをしているのは、プロ野球選手でも珍しいでしょう。

野球の正しいスイングフォームと軌道の身に付け方

Baseball Batter Catcher · Free photo on Pixabay (44475)

アッパースイング、ダウンスイング、レベルスイングと野球における3種類のスイングフォームについて見てきました。それぞれにメリット、デメリットがある振り方ですので、どんな打撃をしたいかどうかで自分にあったスイングを見つけることがとても大事になってきます。
自分の理想の打撃を思い浮かべた後は、正しいスイングフォームとバットの軌道を身に付けるのみです。やはりそれを身に付ける為には素振りなどの練習しかありません。効果的な練習方法は、素振りの他にティーバッティングもあります。
MIHO on Instagram: “バッティングティーとうとう購入⚾早速友達を呼んで練習。頑張れ~❤️*#野球#少年野球#ティーバッティング#バッティングティー#練習#友達” (44552)

野球における素振りは何回振っても、何も考えずに振っていれば全く意味がありません。今どういう軌道でバットが出ていたのか、肩や下半身、腰の動きや手首の返りはどうだったかなど各部位の動きを意識しながら素振りするのが効果的です。鏡を見ながら素振りをするのも良いでしょう。
ティーバッティングは素振りで身に付けたスイングで、実際にボールを捉えることができるかどうかの確認をする際に効果的です。動画を取るなどして、自分のスイングのインパクトの瞬間を確認してみましょう。この時に手首の返るタイミングなども確認してみてください。インパクトの瞬間に手首がすでに返っているようであれば、力が上手く伝わらないかもしれません。

素振りやティーバッティングで正しいスイングフォームを身に付けて、野球の醍醐味であるバッティングをもっと楽しいものにしていきましょう。

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