高校野球のタイブレークとは?甲子園ではタイブレークでも決着つない時も!
高校野球のタイブレークは、9回表裏が終了して同点の場合に、10回表から行われます。春と夏に甲子園球場で行われる大会のタイブレークは、オリジナルのルールで行われています。タイブレークでも試合の決着が着かない場合は、決着が着くまでタイブレークで行われます。
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公式ライター Activel_director
高校野球のタイブレークとは?
タイブレーク制とは?
タイブレークの意味
高校野球にタイブレークが導入された理由
・ピッチャーの負担を減らす
・部員数の少ない高校への配慮
・日程をスムーズに消化させる
タイブレーク制の導入は、選手や高校への配慮と運営側の負担を減らすことを目的としています。
ピッチャーの負担を減らす
過去の甲子園の大会の中で、試合が長い延長戦となり、1人のピッチャーが1試合で200級以上投げたケースがありました。球数が多い試合が連日起こると、ピッチャーの肩やひじの負担が大きくなり怪我の原因となるため、ピッチャーの負担を考慮するためにタイブレークを導入しています。
部員数の少ない高校への配慮
しかし、部員数の少ない学校では、交代すること選手が少ないため、1人の選手にかかる負担は大きいです。少子化のため部員数の少ない高校も多いことへの配慮も必要になります。
日程をスムーズに消化させる
球場を借りている期間、運営スタッフを雇う期間もきまっていることから、日程の消化ができないため、運営が苦しいです。高校野球の日程は雨天中止も踏まえて、計画しているとはいえ、限界はあります。
高校野球の延長のルール
再試合の場合とは?
高校野球では、大会ごとに延長戦でタイブレークを始めるイニングが異なりますが、再試合は決勝戦の場合でのみ適用されます。
決勝戦のタイブレーク制
延長15回まで行い決着がつかないときは、再試合を行います。再試合をおこない、再試合でも延長戦に突入した場合は、延長13回からタイブレークに入り試合を再開です。再試合でタイブレークに突入した場合は、決着がつくまで続きます。
高校野球のタイブレークの例
高校軟式野球
中京vs崇徳 『延長50回、死闘に決着!!』(第59回全国高校軟式野球選手権大会・準決勝)
4日間連続の試合をきっかけに、決勝戦を除く、延長13回以降はノーアウト1・2塁から開始のタイブレークを導入することとなりました。
甲子園の延長のルール
延長13回からタイブレーク
ノーアウト1塁、2塁から開始
甲子園のタイブレークの例
甲子園初のタイブレーク
甲子園史上初タイブレーク 佐久長聖 vs 旭川大 13回から
試合は延長14回の表に佐久長聖が1点を勝ち越し、5対4で佐久長聖が勝利しました。
選抜・プロ野球・国際大会でのタイブレークとは?
・選抜高校野球のタイブレーク
・プロ野球のタイブレーク
・国際大会のタイブレーク
タイブレークの扱い方は、それぞれの試合のルールによって変わります。
選抜高校野球のタイブレーク
プロ野球のタイブレークあるの?
国際大会でのタイブレーク
・オリンピック
・WBC
大きな2つの大きな国際大会では、延長10回が終わり同点で決着がつかない場合は、延長11回のノーアウト1、2塁からタイブレークが開始されます。
タイブレークの賛否
どちらの意見も高校野球を盛り上げていきたい気持ちがいっぱいです。実際にプレーする選手や運営スタッフのいろいろな意見があり、現在はタイブレーク制を採用しています。
賛成派
・選手の疲労や故障を減らすことができる
・部員数の少ない高校への配慮
・大会日程の円滑におこなう
タイブレークを導入することで試合時間を短縮でき、試合時間を短縮することで選手の疲労を防ぐ目的です。タイブレークを導入することで、部員数の少ない高校も負荷が減っていきます。何試合も延長再試合が続くけば、大会日程が苦しいです。大会日程を円滑に進めるためにタイブレークは必要であります。
反対派
・心を揺さぶる試合が見られない
・決着がつくまで試合をさせてほしい
高校野球の記憶に残る試合として、心を揺さぶる試合です。タイブレークを導入することによって、長い延長戦がなくなり、心を揺さぶる試合が見られなくなる意見があります。タイブレークとは特別ルールで試合を行い決着をつけることです。決着がつくまで試合続行させたい気持ちがあります。
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