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落合博満の名言40選!監督にもなった野球選手のかっこいい言葉・語録

落合博満の名言40選!監督にもなった野球選手のかっこいい言葉・語録

落合博満は、現役通算510本ものホームランを放ち、3度の三冠王を獲得し、日本一の監督にもなった偉大な野球選手であり、多くの名言を残しています。努力を重ねて自分の道を開いた落合博満の名言は、野球だけでなくビジネスや人生でも勉強になる多くの語録があります。

2024.03.30 野球

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落合博満とは?

落合博満は、日本のプロ野球の歴史に残る希代の強打者であり、オレ流と呼ばれた自分で決めた道を最後まで貫いた野球選手です。打率・打点・ホームラン数の打撃タイトル全てを獲得していて、同じ年に3つの打撃タイトルを独占する三冠王に3度輝いています。

選手時代のキャリアとともに中日ドラゴンズの監督を8年間務めて、4度のリーグ優勝、日本一に1度導き、中日の黄金時代を築きました。

落合博満のプロフィール

氏名 落合博満
生年月日 1953年12月9日
身長体重 178cm/82kg
ポジション 内野手
所属クラブ ロッテオリオンズ(1979-1986)
中日ドラゴンズ(1987-1993)
読売ジャイアンツ(1994-1996)
日本ハムファイターズ(1997-1998)
成績 通算安打2371安打
通算本塁打510本
通算打率3割1分1厘
タイトル 首位打者5回,本塁打王5回,打点王5回
三冠王3回,ベストナイン10回
最優秀選手2回
落合博満は甲子園出場経験がなく、大学時代卒業後にはプロボウラーを目指したのちに、社会人野球を経て25歳でプロ入りしました。天才的なバットコントロールを誇り、プロ入り3年目には首位打者、28歳のときに史上最年少で3冠王に輝き、45歳で引退するまで数々のタイトルを手にしています。

現役時代は目立った恋愛の話はなく、3度のプロポーズの末に31歳で9歳年上の信子夫人と結婚し、長男・福嗣さんを授かっています。

落合博満の座右の銘

不敗人生

落合博満の座右の銘は不敗人生であり、自身の著書のタイトルや日本ハム時代の応援歌の歌詞に使われている名言です。バット1本を武器に4球団を渡り歩き、最高の結果を追い求めてきた落合博満の野球人生は、不敗人生にふさわしい生き方でした。

誰よりもバットを振り、監督時代も選手に努力を継続することを求めた落合博満は、目の前の戦いに勝つこと、負けない心構えを持っているかっこいい人物です。

落合博満の名言40選

落合博満は現役・監督時代を通して、言葉の力をとても大切にする人であり、自身の経験に裏付けされた理論や哲学的な言葉まで名言を多く残しています。2021年までに10冊以上の著書を執筆し、野球以外の人生やビジネス、恋愛まで活かせる言葉が多くあります

落合博満の名言から学べることは大きく分けて5つの分野です。
・野球人生
・オレ流の生き方
・勝負哲学
・努力の大切さ
・ビジネス・仕事論

野球人生の名言

選手が『統一球は飛ばない』という言葉に逃げた。現に打てなくなった奴はみんなボール球を振っている。それでは打てないのは当然だ

「何でもできる人はいない」

いいんじゃない、うんと苦しめば。そんな簡単な世界じゃないよ。

信じて投げて打たれるのはいい。
信じて投げて打たれたのなら、それは結果。
一番いけないのは、やる前から打たれたらどうしようと考えること。

「まあ、しょうがない」と思うだけでは、しょうがないだけの選手で終わってしまう。

簡単に答えはないから野球はおもしろい。それを見つけるために知恵を絞り、体を使っているんだろうな。私も見つけていない。たぶん永遠に見つからないと思う

欠点を直すこと、それはよい部分が失われることでもある。

40本塁打してくれる大砲が貴重な戦力なら、送りバントを100パーセント決めてくれる選手も大切な戦力だ

落合博満の野球人生は決して平坦な道ではなく、高校時代には入部と退部を繰り返し、大学では1年生で野球部を退部したエピソードがあります。25歳でプロ入りしてからも輝かしい成績を残しながら、1球団に留まらず、4球団のユニフォームに袖を通して全チームで4番を務めてきました。

さまざまな苦労を重ねて野球を熟知し、真摯に向き合ってきた落合博満の野球人生の格言や名言には、哲学に近い語録が並んでいます。

オレ流の生き方の名言

自分は頭を下げないと生活できないと思っているから、媚も売るし、喧嘩もできないんだ。
人間、自分に自信があれば喧嘩もするのよ。

どうやってこのチームを、強くするしか考えていない。
預かった以上は、俺のやり方でやる。
周囲の声は、俺には関係ない。

マスコミ向けの練習をするつもりは、さらさらない。

自分の好き嫌いで選手を使ってはダメ。
自分で自分のクビを絞めることになる。
勝負は勝たなくてはいけない。
勝たなきゃみんな納得しないでしょ。

本当にその選手を育てたいと思ったら、「負けるなら負けてもいい。この試合はおまえに任せた」と言ってやるのが大切。

現実的には無理だとわかっていようが、「うちは優勝を狙います。それだけの戦力はある」と外に対して言えるのが、真の指導者なのだ。

一番ブーイングを受ける場所、一番嫌な役割っていうのは、監督がしなきゃいけない。

嫌われるのをためらっていたら本当に強いチームは作れない。本当に強い選手は育たない。ひいてはファンの皆さんが喜ぶ勝利も得られないのではないか

俺は野球に対して頑固なんだろう。これが一番の策だと思ったらそれに則った野球をする。もう少し大人の考え方ができれば、どうせ選手のやる事なんだからという判断もできるし楽なんだろうができない。逆に言えばその強さがある。最も強い部分は、人に何を言おうが左右されない事

落合博満は現役時代から常にオレ流と呼ばれる独自のかっこいいスタイルを貫き、最高の結果を残す活躍をしてきました。他人の声にまどわされることなく、自分が正しいと思ったことのみを実行し、結果を出すことがいかに覚悟が必要であるかを落合博満の名言は教えてくれています。

パフォーマンスではなく、本質をとらえて行動をしている落合博満のオレ流の名言からはぶれない生き方をすることの大切さを学ぶことができます。

勝負哲学の名言

素振りを1本でも多くやったヤツが、勝つ世界。

最終的にこうなってくれればいいという形を示し、その人にあったやりやすい方法を探す。
方法論は何も一つだけではない。

「獲りたい」などと言っていてはだめ。
「獲る」と決めれば取れる。

役割がはっきりしていれば、あとは全員で目標を目指して前進するだけだ。
難しいことは何もないだろう。

俺、負けたからっていちいちしょげていないからな。

私の中には白黒どちらかしかないんです。勝負事に灰色はあってはいけない

監督の私がすべてのことに首を突っ込むわけにはいかない部分もある。だからこそ、私が信頼して任せられるだけの人材を妥協せずに集めたい。

人間が投げてるんだ。悪い時だってあるよ。1試合や2試合でバタバタしなさんな。これまであいつにどれだけチームが助けられてきたことか。それを考えないといけないだろ

俺は子どものころ、巨人ファンだった。強かったからだ。勝利ほどファンの心を震わせるものはない

プロの世界に「ここまでやればいい」という終着点はないんです。だからこそ全員に期待をかけ、全員にさらなるレベルアップを求めます。実際、期待されれば人は変わるんです

落合博満の勝負哲学は勝つことに強くこだわってきた名言が多く、勝つことが最大のファンサービスであると断言しています。監督時代には勝利のために非情な采配を見せるエピソードもありますが、選手の成長と活躍を誰よりも期待し信頼してきました。

目の前の勝ち負けに一喜一憂することなく、最終的に勝利することを目標に戦い続けた落合の勝負哲学はとても感動的なかっこいい生き方といえます。

努力の名言

基本に忠実に、普通のことを普通にさせた。
見る方はつまらないかもしれないが、それが上達の一番の近道。

泣き言言うヤツいらないもん。泣き言言って能書き垂れるんだったら練習しろって。そいつを追い越していくだけのものをつかみとれって

志の低い人間は、それよりさらに低い実績しか挙げられない。

壁にぶち当たった時に、自分のやってきたことを否定してしまうとすべてがスタートに戻ってしまう。

前向きにもがき苦しむ経験は、すぐに結果に結びつかなくても必ず自分の生きる力になる

どんなにいいヒントを貰っても、それを実行しなければ成果は上がってこない。

素振りを1本でも多くやったヤツが、勝つ世界

自分の目標を達成したり、充実した生活を送るためには必ず一兎だけを追い続けなければならないタイミングがある

自分を高めようとする意欲の上に、「どんな相手が目の前に現れても必ず俺が蹴落としてやる」という野心が必要なのだ

もっともがき苦しめばいい。その方が勝ったときの喜びが大きい

落合博満はプロ野球選手の中でトップの存在に成長してからも、人の見てないところで誰よりも練習を重ねてきました。俺よりバットを振った奴はいないと断言するほど、努力に努力を重ねて最高の打者に君臨し続け、誰も成し遂げたことのない3度の三冠王を獲得しました。

常に高い目標を持って野球に向き合った落合博満の名言からは努力で物事を切り開く大切さを教えてくれています

ビジネスにも活きる名言

良い時も、悪い時も同じ態度で接してくれた人だけ信じられんだ、そういう人と一生つきあっていきたい。

最も厄介なのは、言葉は悪いが、感覚や時の勢いだけで物事に取り組む人だ。
そんな勢いは決して長続きしないことを覚えていてほしい。

働き場を与えれば、人は動く。

私は、人生や仕事というものは誰かを頼るのではなく、自分で切り開いていかなければつまらないと思っている

はじめにマイナス思考で最悪の結果を想定し、そうならないような計画を立ててから組織や集団を動かす。
そして、全体の流れが軌道に乗ってきたと見るや、プラス思考に転じて攻めて行く。

上司という立場にいるのなら、任せる部分はきちんと部下に任せておいて、あとはうまくそれらを機能させるというやり方を取るべきだ。

理由をきちんと説明して納得させることができれば、どんな選手にも正しくやらせることができる。

「皆さんも仕事をしてお金をもらっているならば、その道のプロ。その仕事を全うしなきゃ。」

コトバというのは、
教わった側がちゃんと聞いて、

理解して、納得して、実行して、
結果を残して初めて
カタチとなる。

プロは一生懸命やるのが仕事じゃない。結果を残すのが仕事。アマじゃないんだから。生活をかけてやってるんだ。

落合博満の組織論や人材育成論はスポーツの枠を越えて、人生やビジネスに役立つ多くの名言が並んでいます。自身の著書の中で、選手の時も監督の時も、ただ野球という仕事に取り憑かれたと語るほど、仕事で結果を残すことに強い思いを持っていました。

落合博満の仕事に対して向きあう姿勢と名言からは、仕事を極めたプロで生きていくためのモチベーションを高めて、やる気を起こすヒントを与えてくれています。

落合博満の名言集から得られること

落合博満氏の名言集から得られることは、周囲の環境に振り回されずに自分が信じた正しい努力を貫くことの大切さです。オレ流と呼ばれた独特の信念を持って、選手時代から監督時代まで高い目標を掲げて勝負に挑んだ姿は多くの人に感動を与えたかっこいい野球人生といえます。

落合博満の厳しい環境下でも、決して諦めない強いメンタルで状況を切り開いてきた落合博満の名言は人生・仕事・勉強に活かすことができます。

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