山形県の野球の強豪高校とは?強さ順に10校をランキングで紹介!
山形県の高校野球の情勢は、1980年代の日大山形、東海大山形の強豪2強の時代を経て、90年代は日大山形、2000年代からは酒田南が強豪校に君臨していました。現在は、一時代を築いた野球の強い高校である酒田南、山形中央、山形南などの公立校も山形県の高校野球のトップを狙える状況にあります。
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公式ライター Activel_director
山形の高校野球とは?
山形球児たちは、ひと昔前までは秋冬の期間を体力づくりに費やすのが当たり前でしたが、近年では屋内練習場が整備され、冬に合宿を兼ねて他県に遠征をする強豪校が増えました。年間を通して白球を追うことが環境を確保できるようになったことが、山形県の選手たちのレベルアップに大きく貢献しています。
山形県の高校野球の情勢
・公立校の山形中央
・鶴岡東
・羽黒の私立勢
なかでも、直近10年で夏の大会に4回出場した鶴岡東が頭ひとつ抜け出た存在です。
山形の野球の強豪校ランキング第10位
山形城北高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 山形市肴町1ー13 |
春の選抜成績 | 出場なし |
甲子園の成績 | 出場なし |
OB選手 | 橋本マナミ(タレント) |
井上京子(女子レスラー) |
躍進の素地となっているのは、スポーツ活動を強みに進学や就職につなげるスポーツ総合コースの存在です。将来を嘱望される県内のスポーツエリートたちが集まり、初の甲子園を目指しています。
山形の野球の強豪校ランキング第9位
山形工業高校
国公私立 | 公立 |
所在地 | 山形市緑町1ー5ー12 |
春の選抜成績 | 出場なし |
甲子園の成績 | 出場なし |
OB選手 | 三浦里佳子(水球) |
飛塚雅俊(柔道) |
決してスポーツエリートとは言えない選手たちが、日々の地道な練習や努力にり成長を遂げ、2019年の夏の甲子園県予選では、17年ぶりにベスト4に進出しました。山形工業は、野球以外にも剣道や水球、柔道なども全国レベルの実力を持っています。
山形の野球の強豪校ランキング第8位
米沢中央高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 米沢市中央7ー5ー70ー4号 |
春の選抜成績 | 出場なし |
甲子園の成績 | 出場なし |
OB選手 | 高橋健太郎(バレーボール) |
芦野李沙(バレーボール) |
甲子園県予選では、2010年からの10年間でベスト8以上を5回獲得、2013年には決勝進出を果たしています。米沢中央の目標は、2022年の創立100年の節目までに甲子園の土を踏むことです。
山形の野球の強豪校ランキング第7位
山形南高校
国公私立 | 公立 |
所在地 | 山形市東原町4ー6ー16 |
春の選抜成績 | 出場なし |
甲子園の成績 | 5回出場:0勝5敗 |
OB選手 | 加藤武治(元日本ハム) |
滝口光則(元日本ハム) |
例年、3年生部員の不足で練習に苦労する場面もありますが、効率よく鍛錬を重ねることを突破口として、県内の強豪校の座を守り続けています。1980年甲子園大会出場以来県予選での敗退が続いていますが、強い名門・山形南の復活を待ち望む人は少なくありません。
山形の野球の強豪校ランキング第6位
羽黒高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 鶴岡市羽黒町手向薬師沢198 |
春の選抜成績 | 1回出場(最高位ベスト4):通算3勝1敗 |
甲子園の成績 | 2回出場:通算0勝2敗 |
OB選手 | 田中優大(元巨人) |
鈴木健(元広島) |
野球部躍進の原動力となったのは、国内外から入学してきた特待生たちです。2005年の選抜では3人のブラジル人留学生がチームを牽引しました。2018年の甲子園では、東京、神奈川など関東圏出身の部員がベンチ入りメンバーの6割を占めています。
山形の野球の強豪校ランキング第5位
東海大山形高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 山形市成沢西3ー4ー5 |
春の選抜成績 | 3回出場:通算2勝3敗 |
甲子園の成績 | 6回出場:通算3勝6敗 |
OB選手 | 宮川哲(西部) |
赤間謙過(横浜DeNA) |
兵庫や千葉、宮城などの全国からボーイズリーグ出身の有力選手が集まっているのが特徴で、2004年には選抜ベスト8入りを果たしています。
山形の野球の強豪校ランキング第4位
山形中央高校
国公私立 | 公立 |
所在地 | 山形市鉄砲町2ー10ー73 |
春の選抜成績 | 2回出場:通算1勝2敗 |
甲子園の成績 | 2回出場(最高位ベスト16):通算2勝2敗 |
OB選手 | 石川直也(日本ハム) |
横山雄哉(阪神) |
山形中央野球部は、2010年春の選抜で甲子園に初お目見えし、初勝利を飾りました。春夏それぞれに2回出場し、夏の甲子園予選では、過去10年で6回の決勝進出という無類の強さを誇っています。
山形の野球の強豪校ランキング第3位
酒田南高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 酒田市浜田1ー3ー47 |
春の選抜成績 | 1回出場:通算0勝1敗 |
甲子園の成績 | 10回出場:通算4勝10敗 |
OB選手 | 長谷川勇也(ソフトバンク) |
下妻貴寛(楽天) |
酒田南では、個性を尊重しその能力を最大限に引き出すといった前監督・西原忠善氏の指導方針が徹底され、高校卒業後に大成した選手が多いです。
山形の野球の強豪校ランキング第2位
日大山形高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 山形市鳥居ヶ丘4-55 |
春の選抜成績 | 4回出場(最高位ベスト8):通算3勝4敗 |
甲子園の成績 | 17回出場(最高位ベスト4):通算12勝17敗 |
OB選手 | 奥村展征(ヤクルト) |
栗原健太(元広島) |
全国制覇をスローガンに掲げる日大山形のメンバーは、創部当初は県外勢がレギュラーの多数を占めることもありましたが、現在では県内の有力選手の進学が増え、中心メンバーが県内勢に変わっています。
山形の野球の強豪校ランキング第1位
鶴岡東高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 鶴岡市切添町22ー30 |
春の選抜成績 | 1回出場、2020年大会にも選出:通算1勝1敗 |
甲子園の成績 | 6回出場(最高位ベスト16):通算3勝6敗 |
OB選手 | 吉住晴斗(ソフトバンク) |
渡辺貴洋(元巨人) |
全国にスカウティング網を持つ鶴岡東の野球部には、おもに関西方面から入部する選手や、プロを目指す選手が多いのが特徴です。
山形の高校野球を語ろう
山形県の強豪校では、地元出身の選手たちだけのチームで全国制覇を成し遂げることを目標として、日々練習に励んでいます。
2005年選抜で羽黒が、2013年甲子園で日大山形がベスト4入り
年度 | 春の選抜出場校 | 夏の甲子園出場校 |
---|---|---|
2010年 | 山形中央(21世紀枠) | 山形中央 |
2011年 | 鶴岡東 | |
2012年 | 酒田南 | |
2013年 | 山形中央(東北絆枠) | 日大山形 |
2014年 | 山形中央 | |
2015年 | 鶴岡東 | |
2016年 | 鶴岡東 | |
2017年 | 日大山形 | |
2018年 | 羽黒 | |
2019年 | 鶴岡東 | |
2020年 | 鶴岡東(大会中止) | 大会中止 |
2つの強豪高校が全国的知名度を上げたことで、公立校も他県の強豪校との対戦機会を得るようになり、県内の私立勢を脅かす存在となりました。過去10年の県代表を見てもわかるように、山形は激戦区の様相を呈しています。
夢は地元出身選手たちによる全国制覇!
山形の球児たちは、令和の時代に全国制覇を成し遂げることを目標として、日々練習に励み続けています。
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