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山形県の野球の強豪高校とは?強さ順に10校をランキングで紹介!

山形県の野球の強豪高校とは?強さ順に10校をランキングで紹介!

山形県の高校野球の情勢は、1980年代の日大山形、東海大山形の強豪2強の時代を経て、90年代は日大山形、2000年代からは酒田南が強豪校に君臨していました。現在は、一時代を築いた野球の強い高校である酒田南、山形中央、山形南などの公立校も山形県の高校野球のトップを狙える状況にあります。

2022.12.31 野球

山形の高校野球とは?

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山形県の高校野球は、雪との戦いから始まります。グラウンドに雪が積もる4カ月間は、試合も実戦形式の練習もできません。

山形球児たちは、ひと昔前までは秋冬の期間を体力づくりに費やすのが当たり前でしたが、近年では屋内練習場が整備され、冬に合宿を兼ねて他県に遠征をする強豪校が増えました。年間を通して白球を追うことが環境を確保できるようになったことが、山形県の選手たちのレベルアップに大きく貢献しています。

山形県の高校野球の情勢

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山形県の高校野球の情勢は、1980年代の日大山形東海大山形の2強時代を経て、90年代は日大山形、2000年代からは酒田南が強豪校に君臨していました。しかし、近年の甲子園出場高校を見ると、さまざまな学校が群雄割拠の情勢にあります。

・公立校の山形中央
・鶴岡東
・羽黒の私立勢


なかでも、直近10年で夏の大会に4回出場した鶴岡東が頭ひとつ抜け出た存在です。

山形の野球の強豪校ランキング第10位

山形城北高校

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国公私立 私立
所在地 山形市肴町1ー13
春の選抜成績 出場なし
甲子園の成績 出場なし
OB選手 橋本マナミ(タレント)
井上京子(女子レスラー)
山形城北は、2002年から男女共学制に移行したのと同時に野球部の歴史がスタートしました。創部20年に満たないものの、2017年甲子園予選ベスト4、翌年もベスト8に進出し、野球が強い高校として知名度を上げています。

躍進の素地となっているのは、スポーツ活動を強みに進学や就職につなげるスポーツ総合コースの存在です。将来を嘱望される県内のスポーツエリートたちが集まり、初の甲子園を目指しています。

山形の野球の強豪校ランキング第9位

山形工業高校

 (155819)

国公私立 公立
所在地 山形市緑町1ー5ー12
春の選抜成績 出場なし
甲子園の成績 出場なし
OB選手 三浦里佳子(水球)
飛塚雅俊(柔道)
山形工業は、今年で創立100年を迎える、ものづくりを重視する科学技術系の高校です。私立勢優位の山形県のなかでも貴重な野球が強い公立高校として知られています。

決してスポーツエリートとは言えない選手たちが、日々の地道な練習や努力にり成長を遂げ、2019年の夏の甲子園県予選では、17年ぶりにベスト4に進出しました。山形工業は、野球以外にも剣道や水球、柔道なども全国レベルの実力を持っています。

山形の野球の強豪校ランキング第8位

米沢中央高校

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国公私立 私立
所在地 米沢市中央7ー5ー70ー4号
春の選抜成績 出場なし
甲子園の成績 出場なし
OB選手 高橋健太郎(バレーボール)
芦野李沙(バレーボール)
米沢中央は、1922年に創設された男女共学の私立高校です。真の文武両道を目指し、学習と部活動の両方に注力しています。スポーツ推薦枠があるため、関東圏や東北他県から入学する硬式野球経験者が多いです。

甲子園県予選では、2010年からの10年間でベスト8以上を5回獲得、2013年には決勝進出を果たしています。米沢中央の目標は、2022年の創立100年の節目までに甲子園の土を踏むことです。

山形の野球の強豪校ランキング第7位

山形南高校

 (155821)

国公私立 公立
所在地 山形市東原町4ー6ー16
春の選抜成績 出場なし
甲子園の成績 5回出場:0勝5敗
OB選手 加藤武治(元日本ハム)
滝口光則(元日本ハム)
山形南は、1941年創立の公立高校で、県内有数の進学校としても有名です。夏の甲子園大会に5回の出場経験がある強豪校で、プロ野球選手も多く輩出しています。

例年、3年生部員の不足で練習に苦労する場面もありますが、効率よく鍛錬を重ねることを突破口として、県内の強豪校の座を守り続けています。1980年甲子園大会出場以来県予選での敗退が続いていますが、強い名門・山形南の復活を待ち望む人は少なくありません。

山形の野球の強豪校ランキング第6位

羽黒高校

 (152780)

国公私立 私立
所在地 鶴岡市羽黒町手向薬師沢198
春の選抜成績 1回出場(最高位ベスト4):通算3勝1敗
甲子園の成績 2回出場:通算0勝2敗
OB選手 田中優大(元巨人)
鈴木健(元広島)
羽黒は選抜に1回、甲子園2回に出場した比較的新しい強豪校です。2005年の選抜では、初出場でベスト4進出といった衝撃的な全国デビュー見せました。

野球部躍進の原動力となったのは、国内外から入学してきた特待生たちです。2005年の選抜では3人のブラジル人留学生がチームを牽引しました。2018年の甲子園では、東京、神奈川など関東圏出身の部員がベンチ入りメンバーの6割を占めています。

山形の野球の強豪校ランキング第5位

東海大山形高校

 (152779)

国公私立 私立
所在地 山形市成沢西3ー4ー5
春の選抜成績 3回出場:通算2勝3敗
甲子園の成績 6回出場:通算3勝6敗
OB選手 宮川哲(西部)
赤間謙過(横浜DeNA)
東海大山形は、1980年代から90年代にかけて日大山形とともに県の高校野球を牽引した名門高校です。専用球場や室内練習場に加え、トレーニング施設も完備された恵まれた環境のなか、甲子園で1つでも多く勝つことをスローガンに掲げ、日々練習に励んでいます。

兵庫や千葉、宮城などの全国からボーイズリーグ出身の有力選手が集まっているのが特徴で、2004年には選抜ベスト8入りを果たしています。

山形の野球の強豪校ランキング第4位

山形中央高校

 (152778)

国公私立 公立
所在地 山形市鉄砲町2ー10ー73
春の選抜成績 2回出場:通算1勝2敗
甲子園の成績 2回出場(最高位ベスト16):通算2勝2敗
OB選手 石川直也(日本ハム)
横山雄哉(阪神)
山形中央は、県内の公立校で唯一体育課が設置されている高校です。ラグビーやサッカー、スピードスケートなども強い名門高校として有名で、日本を代表するトップアスリートたちを多数輩出しています。

山形中央野球部は、2010年春の選抜で甲子園に初お目見えし、初勝利を飾りました。春夏それぞれに2回出場し、夏の甲子園予選では、過去10年で6回の決勝進出という無類の強さを誇っています。

山形の野球の強豪校ランキング第3位

酒田南高校

 (152776)

国公私立 私立
所在地 酒田市浜田1ー3ー47
春の選抜成績 1回出場:通算0勝1敗
甲子園の成績 10回出場:通算4勝10敗
OB選手 長谷川勇也(ソフトバンク)
下妻貴寛(楽天)
酒田南は、卒業生から7人のプロ野球選手がプロ入りした、エリート養成機関ともいえる野球強豪校です。春の選抜に1回、甲子園に10回出場した、庄内の野球の名門高校として知られています。

酒田南では、個性を尊重しその能力を最大限に引き出すといった前監督・西原忠善氏の指導方針が徹底され、高校卒業後に大成した選手が多いです。

山形の野球の強豪校ランキング第2位

日大山形高校

 (152774)

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国公私立 私立
所在地 山形市鳥居ヶ丘4-55
春の選抜成績 4回出場(最高位ベスト8):通算3勝4敗
甲子園の成績 17回出場(最高位ベスト4):通算12勝17敗
OB選手 奥村展征(ヤクルト)
栗原健太(元広島)
日大山形は、春の選抜4回、甲子園17回の県内最多出場を誇る野球名門校です。1970年代から今日までの山形県の高校野球は、日大山形を中心に回ってきました。

全国制覇をスローガンに掲げる日大山形のメンバーは、創部当初は県外勢がレギュラーの多数を占めることもありましたが、現在では県内の有力選手の進学が増え、中心メンバーが県内勢に変わっています。

山形の野球の強豪校ランキング第1位

鶴岡東高校

 (155727)

国公私立 私立
所在地 鶴岡市切添町22ー30
春の選抜成績 1回出場、2020年大会にも選出:通算1勝1敗
甲子園の成績 6回出場(最高位ベスト16):通算3勝6敗
OB選手 吉住晴斗(ソフトバンク)
渡辺貴洋(元巨人)
鶴岡東は、ここ10年間で4回甲子園に出場しています。2019年の甲子園では、高松商習志野といった古豪を連覇しました。惜しくもベスト8をかけた関東一戦では敗戦したものの、全国レベルの打ち勝つ野球は圧巻の実力でした。

全国にスカウティング網を持つ鶴岡東の野球部には、おもに関西方面から入部する選手や、プロを目指す選手が多いのが特徴です。

山形の高校野球を語ろう

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山形の高校野球は、21世紀に入り、全国レベルに追いつきつつあります。2005年に初出場の羽黒が選抜大会で県内勢初のベスト4進出、2013年の甲子園で日大山形がベスト4に進出したことで、山形県の高校が強豪校として全国的な知名度を上げました。

山形県の強豪校では、地元出身の選手たちだけのチームで全国制覇を成し遂げることを目標として、日々練習に励んでいます。

2005年選抜で羽黒が、2013年甲子園で日大山形がベスト4入り

年度 春の選抜出場校 夏の甲子園出場校
2010年 山形中央(21世紀枠) 山形中央
2011年 鶴岡東
2012年 酒田南
2013年 山形中央(東北絆枠) 日大山形
2014年 山形中央
2015年 鶴岡東
2016年 鶴岡東
2017年 日大山形
2018年 羽黒
2019年 鶴岡東
2020年 鶴岡東(大会中止) 大会中止
2005年、初出場の羽黒が選抜大会で県内勢初のベスト4となりました。2013年の甲子園では、日大山形がベスト4に進出しました。

2つの強豪高校が全国的知名度を上げたことで、公立校も他県の強豪校との対戦機会を得るようになり、県内の私立勢を脅かす存在となりました。過去10年の県代表を見てもわかるように、山形は激戦区の様相を呈しています。

夢は地元出身選手たちによる全国制覇!

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現在、山形県の高校野球の強豪校が大きな夢としているのは、地元出身選手たちによる全国制覇です。これまでは、関東や関西のボーイズリーグ出身の有力選手たちが高校野球部強化の礎となっていましたが、甲子園を夢見て中学から硬式野球に打ち込む強い選手が県内に増えたことで、受け皿となるチームが誕生しています。

山形の球児たちは、令和の時代に全国制覇を成し遂げることを目標として、日々練習に励み続けています。

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