東京都のバスケの強豪高校ランキング10選!バスケの強い名門校はどこ?
東京都のバスケが強い高校は、ウィンターカップ予選を6年連続で優勝した八王子学園八王子高校です。次いで、実践学園高校や成立学園高校が強豪校に名を連ねています。東京都のバスケ強豪校は私立高校の割合が多いなか、都立の城東高校も着実に力をつけ、2017年のインターハイ予選ではベスト8入りを果たしています。
Writer
公式ライター さとう れもん
学生時代はソフトボールに熱中していました。現在はフルマラソン完走に向けて、毎日のランニングに励んでいます。
東京都のバスケが強い高校とは?
東京都のバスケが強い高校は、八王子学園八王子高校と実践学園高校で、どちらも私立高校です。2校は全国大会の出場回数が多く、八王子学園八王子高校は12年連続16回目の出場、実践学園高校は過去5回の出場を果たしています。
東京都のバスケットボールの情勢
年度 | インターハイ予選 | ウィンターカップ予選 |
2022 | 1位:八王子学園八王子高校 2位:國學院大學久我山高等学校 |
ー |
2021 | 1位:実践学園高校 2位:八王子学園八王子高校 |
1位:実践学園高校 2位:八王子学園八王子高校 |
2020 | 中止 | 中止 |
2019 | 1位:実践学園高校 2位:成立学園高校 |
1位:実践学園高校 2位:國學院大學久我山高校 |
2018 | 1位:八王子学園八王子高校 2位:実践学園高校 |
1位:八王子学園八王子高校 2位:日本学園高校 |
2017 | 1位:実践学園高校 2位:國學院久我山高校 |
1位:八王子学園八王子高校 2位:実践学園高校 |
2016 | 1位:八王子学園八王子高校 2位:実践学園高校 |
1位:八王子学園八王子高校 2位:実践学園高校 |
2015 | 1位:八王子学園八王子高校 2位:國學院久我山高校 |
1位:八王子学園八王子高校 2位:日本学園高校 |
2014 | 1位:八王子学園八王子高校 2位:足立学園高校 |
1位:八王子学園八王子高校 2位:東洋大京北高校 |
2013 | 1位:八王子学園八王子高校 2位:東洋大京北高校 |
1位:八王子学園八王子高校 2位:國學院大學久我山高校 |
2012 | 1位:八王子学園八王子高校 2位:東洋大京北高校 |
1位:東洋大京北高校 2位:八王子学園八王子高校 |
バスケ名門校である八王子学園八王子高校と実践学園高校は、東京都予選から圧倒的な力の差をみせる実力高校です。八王子学園八王子高校は、インターハイ予選で5年連続優勝、ウィンターカップ予選で6年連続の優勝を成し遂げています。
一方の実践学園高校は、2016年ごろから着実に力をつけ始め、2017年のインターハイ予選では、優勝常連校である八王子学園八王子高校からトップの座を奪いました。
バスケが強い東京名門校の全国大会戦績
2021 | 実践学園高校 八王子学園八王子高校 |
初戦敗退 ベスト16 |
2020 | 中止 | 中止 |
2019 | 実践学園高校 成立学園 |
ベスト16 初戦敗退 |
2018 | 実践学園高校 八王子学園八王子高校 日本学園高校 |
ベスト16 ベスト8 2回戦敗退 |
2017 | 國學院大學久我山高校 東洋大京北高校 実践学園高校 |
初戦敗退 初戦敗退 初戦敗退 |
東京都のバスケ強豪校の実力は、全国のバスケ強豪校に比べると、やや劣ります。2017年から2021年までの5年間で残したインターハイの最高順位は、八王子学園八王子高校のベスト8と全国大会で勝利することの難しさを体現しています。
東京都のバスケ強豪校が強敵を追い詰め、全国の4強入りを果たすのか、今後の活躍から目が離せません。
東京都のバスケ強豪高校ランキング第10位
都立城東高校
国公私立 | 都立 |
所在地 | 東京都江東区大島3-22-1 |
インターハイ予選成績 | 2017年:7位 |
ウィンターカップ予選成績 | 2017年:8位 |
主なOB選手 | ー |
東京都の江東区に位置する城東高校は、都立ながら私立の名門高校と肩を並べるバスケが強い高校です。2017年のインターハイ予選では7位、同年のウィンターカップ予選では8位と強豪高校を打ち負かし、東京都の8強入りを成し遂げました。
都立城東高校バスケ部の教育方針
城東高校のバスケ部のモットーは、「激しく・賢く・楽しく」の3つです。バスケットボールを通して自分自身の人としての成長や、切磋琢磨しあえる部員同士の関係性を大切にしています。
また、バスケ部が掲げる目標はインターハイの出場です。目標に向けて、月曜日と木曜日の休養日を除き、毎日練習しています。城東高校は、都立高校でインターハイ出場を狙いたい中学生におすすめの学校です。
東京都のバスケ強豪高校ランキング第9位
専修大学附属高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 東京都杉並区和泉4-4-1 |
インターハイ予選成績 | 2021年:7位 |
ウィンターカップ予選成績 | 2021年:6位 |
主なOB選手 | ー |
専修大学附属高校は、ウィンターカップに出場した経験のあるバスケが強い高校です。バスケ部の強さの秘密は、年に4回実施される合同合宿。関東大会や全国大会の常連校が参加する合同合宿では、連日、実戦形式のゲームがおこなわれます。
強豪校との対戦を通して、技術面、精神面、バスケットボールと向きあう姿が学べ、チーム全体の強化につながっています。
専修大学附属高校バスケ部の教育方針
専修大学附属高校バスケ部は、試合の勝敗以前にチームワークの大切さを教えています。仲間と一緒にプレーできる喜びや、勝ち負けに一喜一憂できるチームワークのよさが専修大学附属高校バスケ部の魅力です。
厳しい練習環境のなかでも、仲間と共に切磋琢磨しあえる熱い信念をもった中学生を、バスケ部の部員は心待ちにしています。
東京都のバスケ強豪高校ランキング第8位
足立学園高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 東京都足立区千住旭町40-24 |
インターハイ予選成績 | 2014年:準優勝 |
ウィンターカップ予選成績 | 2019年:6位 |
主なOB選手 | ー |
バスケ強豪校で有名な足立学園高校は、全国大会で上位に食い込むことを目標に掲げ、日々の練習に励んでいます。バスケ部の活動日は、休養日である木曜日を除いた週6日。火曜日と土曜日は筋力面を強化すべく、マシーンが常設されたトレーニング室や土手を使って、大型選手に押し負けない強い体づくりに励んでいます。
足立学園高校バスケ部の教育方針
足立学園高校は全国大会で勝ち残ることを目標に掲げていますが、勉強面もおろそかにしないのがバスケ部の教育方針です。監督やコーチは、強くなるためには技術面に加えて、人としての成長が必要不可欠と生徒に教えています。
学校生活や毎日の授業も真面目に取り組み、文武両道に頑張れる中学生を足立学園高校バスケ部は待ち望んでいます。
東京都のバスケ強豪高校ランキング第7位
日本大学豊山高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 東京都文京区大塚5-40-10 |
インターハイ予選成績 | 2017年:4位 |
ウィンターカップ予選成績 | 2021年:7位 |
主なOB選手 | 高田秀一(香川ファイブアローズ) 坂田央(愛媛オレンジバイキングス) |
日本大学豊山高校は、2017年に開催されたインターハイの東京都予選で4位の成績をおさめたバスケが強い高校です。日本大学豊山高校では、入学前に進学コース、特進コース、スポーツコースの中から、3年間学ぶコースを選択します。
なかでもスポーツコースは、本気でプロを目指す生徒から熱い支持を得るコースで、バスケ部員の在籍も少なくありません。競技に集中できる体制を整え、生徒の学校生活を手厚くサポートしています。
日本大学豊山高校バスケ部の教育方針
日本大学豊山高校のバスケ部は、全国大会の入賞をチーム目標に掲げ、週6日の厳しい練習に取り組んでいます。目標を達成するべく、実践形式の対人練習に加え、パスやドリブル、シュートの基礎的な練習も怠りません。
また、バスケ部は多くの人から応援されるチームづくりを目指しています。部活動に限らず、生活面からあいさつや礼儀を重んじるバスケ部の教育方針は、人としての在り方を学べます。
東京都のバスケ強豪高校ランキング第6位
成立学園高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 東京都北区東十条6-9-13 |
インターハイ予選成績 | 2021年:4位 2019年:準優勝 2018年:4位 |
ウィンターカップ予選成績 | 2019年:4位 |
主なOB選手 | ー |
成立学園高校は、2019年のインターハイ予選で準優勝を果たし、インターハイの本選に出場した経験のあるバスケ強豪高校です。
しかし、成立学園高校のバスケ部は、2012年から2021年までの10年間で、東京都のトップに立ったことはありません。優勝経験こそないですが、準優勝やベスト4と常に王座奪還を狙える位置につけています。
成立学園高校バスケ部の教育方針
成立学園高校バスケ部が掲げるチーム目標は全国優勝です。全国優勝の目標に向けて、基礎練習から試合を想定した対人練習までハードな練習メニューを毎日こなしています。
また、成立学園高校バスケ部の特徴は、学習面や生活面で模範生となる部員が多いことです。普段の生活から強豪バスケ部の一員であることを自覚し、本気でバスケットボールに向きあえる中学生の入部を期待しています。
東京都のバスケ強豪高校ランキング第5位
日本学園高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 東京都世田谷区松原2-7-34 |
インターハイ予選成績 | 2018年:3位 |
ウィンターカップ予選成績 | 2018年:3位 |
主なOB選手 | ー |
日本学園高校は、2018年のインターハイ予選で名だたる強豪校を打ち負かし、3位の実績を残した名門高校です。日本学園高校が強豪校と互角に戦える強さの秘密は、学園環境に隠されています。
強化部活に指定されているバスケ部は、部活動に集中できるスポーツコースの選択が可能です。クラス内には他の競技でトップアスリートを目指す生徒が在籍し、部活動に限らず学習面でも互いを高めながら学園生活を過ごせます。
日本学園高校バスケ部の教育方針
日本学園高校バスケ部は、「にちがく」の名を全国に刻むことを目標に掲げています。目標達成に向けて、部員たちはバスケ部の部訓である「心技一体」を胸に日々の鍛錬を怠りません。
また、3年間の部活動を通じて、練習の成果が結果に伴わずとも心と技を磨き続けることの大切さを教えてくれます。日本学園高校はバスケに対し、熱い情熱をもった中学生に必見の学校です。
東京都のバスケ強豪高校ランキング第4位
東洋大学京北高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 東京都文京区白山2-36-5 |
インターハイ予選成績 | 2012年,2011年:優勝 |
ウィンターカップ予選成績 | 2011年:優勝 |
主なOB選手 | 田渡修人(サンロッカーズ渋谷) 田渡凌(三遠ネオフェニックス) |
東洋大京北高校は、東京都の文京区に位置するバスケの名門校で、田渡修人や田渡凌などのプロバスケットボール選手を輩出してきました。バスケ部の実力も都内トップレベルで、2011年はインターハイ予選、ウィンターカップ予選ともに名だたる強豪高校を撃破し、優勝を勝ち取っています。
東洋大学京北高校バスケ部の教育方針
東洋大京北高校の部訓は「気魄」です。気魄の2文字は代々受け継がれてきた部旗に刻み込まれ、部員たちは日ごろから気魄の意識づけを図っています。気魄には、敵対選手に勝る強い精神力の意味があり、部員たちは厳しい戦況でも折れない心を鍛えています。
また、東洋大京北高校バスケ部は、どれほど辛い練習が続いても文武両道に対して一切の妥協を見せません。部活も勉強も本気で取り組みたい中学生に向いている高校です。
東京都のバスケ強豪高校ランキング第3位
國學院大學久我山高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 東京都杉並区久我山1-9-1 |
インターハイ予選成績 | 2017年,2015年:2位 |
ウィンターカップ予選成績 | 2019年,2013年:2位 |
主なOB選手 | 小野龍猛(富山グラウジーズ) |
國學院大學久我山高校は、優勝常連校である八王子学園八王子高校と互角に渡りあう、バスケが強い名門高校です。しかし、強豪校でありながらバスケ部の活動日は、月曜日と日曜日を除いた週5日。休養日を十分に確保することで、メリハリのある生活ができ、質の高い練習へとつなげています。
また、國學院大學久我山高校のバスケ部は学業のレベルが高いことで有名です。卒業後は、國學院大學をはじめ、早稲田大学や慶応義塾大学に進学しています。
國學院大學久我山高校バスケ部の教育方針
國學院大學久我山高校バスケ部の酒井良幸監督は、「堅守考攻」のバスケスタイルを部員に求めています。最大の武器である堅い守りを中心に、部員自ら考えて攻撃を仕掛けるバスケスタイルが國學院大學久我山高校の特徴です。主体的に考えながら試合を展開していきたい中学生に必見の高校です。
東京都のバスケ強豪高校ランキング第2位
実践学園高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 東京都中野区中央2-34-2 |
インターハイ予選成績 | 2021年,2019年,2017年:1位 |
ウィンターカップ予選成績 | 2021年,2019年,2018年:1位 |
主なOB選手 | 小寺裕介(金沢武士団) |
実践学園高校は、2017年のインターハイ予選で強豪校の八王子学園八王子高校から王者を奪還したバスケの名門校です。2017年に優勝して以降、インターハイ予選、ウィンターカップ予選ともにトップの座を守り続けています。
実践学園高校バスケ部の教育方針
実践学園高校バスケ部の強さの秘密は、2つの力です。実践学園高校は中高一貫のため、実践学園中学に所属していた本校生と、高校から入学してきた生徒とでバスケ部は構成されています。
高校生の背中を見て育った本校生の力と、高校からの新たなる戦力とが加わり、圧倒的な力を見せつけてきました。本校生と共に新たな風を吹かす中学生の入部を実践学園高校バスケ部は歓迎しています。
東京都のバスケ強豪高校ランキング第1位
八王子学園八王子高校
国公私立 | 私立 |
所在地 | 東京都八王子市台町4-35-1 |
インターハイ予選成績 | 2018年,2016~2012年:1位 |
ウィンターカップ予選成績 | 2017~2013年:1位 |
主なOB選手 | 多田武史(秋田ノーザンハピネッツ) |
八王子学園八王子高校は、長年、東京都のトップに君臨してきたバスケが強い高校です。バスケ部員の多くは、トップアスリートを目指せるアスリートコースで3年間学びます。
アスリートコースは、独自のキャリア教育とプログラムで生徒の学習面をサポートするため、全国大会を目指しながら東京の六大学を狙うことも可能です。勉強も部活もトップレベルの環境で学びたい中学生に八王子学園八王子高校は向いています。
八王子学園八王子高校バスケ部の教育方針
八王子学園八王子高校バスケ部は、他を寄せ付けない圧倒的な練習量をこなすことで有名です。豊富な練習量の裏には、部旗に掲げられた「臥薪嘗胆」と「乾坤一擲」が関係しています。臥薪嘗胆の意味は、将来の成功を信じ苦難に立ち向かうことで、乾坤一擲の意味は、一か八かの大勝負に出ることです。
再び全国で優勝することを将来の成功とし、部旗に恥じぬ練習を部員1人1人が実践しています。
東京都のバスケが強い高校を語ろう
東京都のバスケが強い高校は、八王子学園八王子高校をはじめ、実践学園高校や成立学園高校、日本学園高校と私立の高校が多くの割合を占めています。私立高校は、勉強や部活動に本気で取り組める環境を整え、バスケットボールと真摯に向き合いながら、自分自身の成長とチームの成長とを実現しています。
恵まれた環境のなかで鍛えた東京都の強豪校が、全国大会でどこまで爪痕を残せるのか、今後の活躍から目が離せません。
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