
バスケの試合時間とは?NBA・Bリーグから高校・中学まで解説!
バスケの試合時間は、4つのクォーターとクォーター間のインターバルで構成されます。各クォーターの時間は、NBA12分、Bリーグ・ワールドカップ・高校生10分、中学生8分、小学生6分です。バスケの試合時間は、タイムアウトやバイオレーションが生じたときにタイマーが止められるので、試合の内容によって前後することがあります。
2023.01.03
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バスケットボール
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バスケの試合時間とは?
バスケの試合時間は、4つのクォーターと、各クォーターの間のインターバルで構成されます。第2クォーターと第3クォーターの間には、ハーフタイムが設定されています。試合時間の構成は、小学生のミニバスケットボールからNBAのプロバスケットボールまで同じです。
試合時間は、バスケットボール専用のデジタルタイマーを使用して、審判の笛の合図に合わせて、正確に計測されます。
試合時間は、バスケットボール専用のデジタルタイマーを使用して、審判の笛の合図に合わせて、正確に計測されます。
クォーターはピリオドともよばれていましたが、2018年にルールが変更されたことにより、ピリオドはクォーターに統一されました。現在では、第1ピリオドは第1クォーター、第2ピリオドは第2クォーターとよばれます。
試合時間のルール
バスケットボールの公式戦では、タイムアウトやバイオレーションが生じたときにタイマーを止めます。タイマーを止めることで、試合時間は一定ではなく、タイムアウトやバイオレーションの数により変動します。なお、バスケットボールの試合には、サッカーのようなロスタイムはありません。
決勝戦のような白熱した試合では、タイマーが止まることが多くなるので、試合時間が長くなります。
決勝戦のような白熱した試合では、タイマーが止まることが多くなるので、試合時間が長くなります。
延長戦の試合時間のルール
延長戦の試合時間のルールは、プレーヤーの年代や所属しているリーグによって異なります。ミニバス・小学生・中学生は、1回3分間の延長時間、高校生・Bリーグ・NBA・ワールドカップは1回5分間の延長時間です。
延長戦が始まる前には、インターバルが設けられ、勝敗を左右する貴重な作戦会議の時間となります。ちなみに、延長戦は第4クォーターの続きとして考えられているため、ファールの数は継続です。
延長戦が始まる前には、インターバルが設けられ、勝敗を左右する貴重な作戦会議の時間となります。ちなみに、延長戦は第4クォーターの続きとして考えられているため、ファールの数は継続です。
バスケットボールの公式戦における延長戦は、同点で終了することはなく、必ず点差がつくまで繰り返しおこなわれます。
プロバスケの試合時間
via unsplash.com
プロバスケットボールの試合時間は、4つのクォーターと各クォーター間のインターバルで構成されます。試合時間は、高校生や中学生の公式戦と比べて、ハーフタイムが長いのが特徴です。試合が白熱してファールの数やタイムアウトの数が多くなると、1試合にかかる時間は長くなります。
Bリーグ
ゲームの流れ | クォーター | 休憩 |
第1クォーター | 10分 | |
---|---|---|
インターバル | 2分 | |
第2クォーター | 10分 | |
ハーフタイム | 20分 | |
第3クォーター | 10分 | |
インターバル | 2分 | |
第4クォーター | 10分 | |
延長 | 5分 |
Bリーグの試合時間は、各クォーター10分ずつで、各クォーターの間には2分間のインターバルがあります。
プレーヤーがハーフタイムの間にすることは、後半の試合を有利にもっていくための作戦会議や、パフォーマンスを高めるための水分補給です。
プレーヤーがハーフタイムの間にすることは、後半の試合を有利にもっていくための作戦会議や、パフォーマンスを高めるための水分補給です。
Bリーグでは、ハーフタイムが長く設けられています。ハーフタイムの間は、コート上でチアリーディングダンスや抽選会などのファンサービスが実施され、観客の一体感を高めるのに役立っています。
NBA
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ゲームの流れ | クォーター | 休憩 |
---|---|---|
第1クォーター | 12分 | |
インターバル | 2分10秒 | |
第2クォーター | 12分 | |
ハーフタイム | 20分 | |
第3クォーター | 12分 | |
インターバル | 2分10秒 | |
第4クォーター | 12分 | |
延長 | 5分 |
NBAの試合時間は、各クォーター12分で、各クォーターの間には2分10秒間のインターバルがあります。
各クォーターを12分としているのは、NBAのみとなっており、他の海外や日本のリーグでは各クォーター10分間で統一されています。
各クォーターを12分としているのは、NBAのみとなっており、他の海外や日本のリーグでは各クォーター10分間で統一されています。
NBAは、エンターテイメント性が高く、観客を楽しませることに重きを置いているため、試合時間やルールの変更が頻繁にあります。
ワールドカップ
ゲームの流れ | クォーター | 休憩 |
---|---|---|
第1クォーター | 10分 | |
インターバル | 2分 | |
第2クォーター | 10分 | |
ハーフタイム | 20分 | |
第3クォーター | 10分 | |
インターバル | 2分 | |
第4クォーター | 10分 | |
延長 | 5分 |
ワールドカップの試合時間は、各クォーター10分で、各クォーターの間には2分間のインターバルがあります。
ワールドカップでは、一般的に世界に広まっている国際ルールを採用しているので、試合時間も各クォーター10分ずつ、インターバル2分で実施されます。
高校バスケの試合時間
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高校バスケの試合時間は、男子と女子で同様です。公式戦の試合時間は、中学生と比べ、各クォーター2分間ずつ延長されます。
高校バスケでは、ハーフタイムの時間がプロバスケットボールとは異なります。しかし、他のルールは同じのため、高校卒業後にプロバスケットボールのチームに入ったときに、スムーズになじむことができます。なお、練習試合や地域の交流試合では、8分間で実施することもあります。
高校バスケでは、ハーフタイムの時間がプロバスケットボールとは異なります。しかし、他のルールは同じのため、高校卒業後にプロバスケットボールのチームに入ったときに、スムーズになじむことができます。なお、練習試合や地域の交流試合では、8分間で実施することもあります。
男子/女子
ゲームの流れ | クォーター | 休憩 |
---|---|---|
第1クォーター | 10分 | |
インターバル | 2分 | |
第2クォーター | 10分 | |
ハーフタイム | 20分 | |
第3クォーター | 10分 | |
インターバル | 2分 | |
第4クォーター | 10分 | |
延長 | 5分 |
高校バスケの試合時間は、各クォーター10分ずつで、各クォーターの間には2分間のインターバルがあります。Bリーグやワールドカップと同じ時間配分となっています。
ハーフタイムは、水分補給や休息をするだけでなく、作戦を立てたり、相手チームの分析をすることに使われます。プロバスケットボールのような、エンターテイメント性はありません。
中学バスケの試合時間
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ゲームの流れ | クォーター | 休憩 |
---|---|---|
第1クォーター | 8分 | |
インターバル | 2分 | |
第2クォーター | 8分 | |
ハーフタイム | 10分 | |
第3クォーター | 8分 | |
インターバル | 2分 | |
第4クォーター | 8分 | |
延長 | 3分 |
中学バスケの試合時間は、各クォーター8分ずつで、各クォーターの間には2分間のインターバルがあります。ミニバス・小学生の試合時間より2分長くなるので、1試合を通して走り切るスタミナや集中力が必要となります。
ミニバス・小学生の試合時間
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ゲームの流れ | クォーター | 休憩 |
---|---|---|
第1クォーター | 6分 | |
インターバル | 1分 | |
第2クォーター | 6分 | |
ハーフタイム | 5分 | |
第3クォーター | 6分 | |
インターバル | 1分 | |
第4クォーター | 6分 | |
延長 | 3分 |
ミニバス・小学生の試合時間は、各クォーター6分ずつで、各クォーターの間には1分間のインターバルがあります。試合時間は、地域や大会によって多少変更されることもあります。
小学生は体力や集中力が十分ではないため、試合時間を短縮することにより、けがを防いだり、持っている力を最大限発揮したりすることに繋がります。
バスケットボールの試合時間まとめ
バスケの試合時間
via unsplash.com
各リーグのまとめ | 各クォーター | インターバル | ハーフタイム | 延長 |
---|---|---|---|---|
Bリーグ | 10分 | 2分 | 20分 | 5分 |
NBA | 12分 | 2分10秒 | 15分 | 5分 |
ワールドカップ | 10分 | 2分 | 15分 | 5分 |
高校生 | 10分 | 2分 | 10分 | 5分 |
中学生 | 8分 | 2分 | 10分 | 3分 |
ミニバス・小学生 | 6分 | 1分 | 5分 | 3分 |
バスケの試合時間は昔は違った?
昔のバスケの試合時間は、前半と後半の各20分でしたが、2001年にルールが大きく変更され、今と同じ4クォーター制となりました。さらに、同じチームがボールを保持できる30秒ルールが24秒になったことも大きな変化です。
現在の4クォーター制の試合時間では、以前と比べてアグレッシブでスピーディーなバスケットボールの試合展開を楽しむことができるようになりました。
現在の4クォーター制の試合時間では、以前と比べてアグレッシブでスピーディーなバスケットボールの試合展開を楽しむことができるようになりました。
試合観戦に必要な時間
試合観戦に必要な時間は、あらかじめ決まっている4クォーター、インターバル、ハーフタイムの時間に加えて、各チームが決められた回数取得できるタイムアウトや、ファール、フリースロー、バイオレーションでタイマーが止まっている時間を含めます。
試合が白熱し、フリースローやタイムアウトの数が増えると、試合時間も長くなるので、公式戦の決勝戦では試合時間が長くなることが多いです。
試合が白熱し、フリースローやタイムアウトの数が増えると、試合時間も長くなるので、公式戦の決勝戦では試合時間が長くなることが多いです。
各リーグ | 観戦時間 |
---|---|
Bリーグ | 約2~2.5時間 |
NBA | 約2.5~3時間 |
ワールドカップ | 約2~2.5時間 |
高校生 | 約90分 |
中学生 | 約80分 |
ミニバス・小学生 | 約60分 |
バスケットボールの試合は、内容によって試合時間が大きく増減します。さらに、プロバスケットボールの試合では、会場が込み合い、観覧席になかなかたどり着けないこともあります。安心して試合を楽しむためには、時間に余裕をもってスケジュールを組んでおくことが大切です。
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