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バスケのパス18選!基礎から初心者が覚えておくべきパスとは?

バスケのパス18選!基礎から初心者が覚えておくべきパスとは?

バスケのパスはオフェンスで基本的なプレイの1つで、たくさんの種類があります。パスは出し方や質や軌道で分類され、パスセンスがある選手は広い視野でコート全体を把握してカットを避けます。パスは奥深いプレイで、上達するとバスケットが数段面白くなり楽しみが増します。

2022.11.23 バスケットボール

バスケのパスとは?

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バスケのパスとはボールを持っているプレイヤーが味方にボールを渡すプレイで、ドリブルやシュートと並ぶオフェンス時の基本的なプレイの1つで回数は制限されていません。

バスケのパスの種類とは?

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バスケのパスは、出し方と軌道と質で分類できます。
項目 名称 概要
出し方 チェストパス 両手で胸の前から出す
オーバーヘッドパス 両手で頭の上から出す
ワンハンドパス 片手で出す
ショルダーパス 片手で肩より上の位置から出す
サイドハンドパス 片手で肩と水平の位置から出す
アンダーハンドパス 片手でボールをすくい上げるように出す
フックパス フックシュートの腕の使い方で出す
ラテラルパス 片手で横に押し出すように出す
ビハインドパス ボールが背中のうしろを横切るように出す
エルボーパス 自分で自分の肘にボールをぶつけて出す
手渡しパス 自分に近づいてきた味方にボールを手渡す
軌道 バウンドパス ボールをフロアにバウンドさせて出す
ロブパス フワッと山なりに浮かせる
ロングパス ハーフコートのサイドライン以上の距離を渡る
アウトレットパス リバウンドをとった選手がサイドにいる味方に出す
リードパス 受け手を動かす意図で出す
キックアウト インサイドからアウトサイドにいる味方に出す
ノールックパス レシーバーを見ずに出す
例えばチェストパスでロブパスを出したり、ワンハンドパスでバウンドパスのキックアウトを出したりと、出し方に軌道や質を組み合わせてバリエーションを増やします。

バスケのパス18選

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バスケのパスはたくさんの種類や技名があり、難易度が低くて使用頻度が高いものは初心者でも必須です。できる技が増えると、あらゆるシチュエーションで効果的なパスを選べるようになり、ときにはディフェンスの虚をつくことも可能です。パスミスがターンオーバーにつながると、位置次第では相手チームに速攻で簡単に得点されるため、成功させることを最優先しなくてはなりません。

チェストパス

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難易度 ★☆☆☆☆
使用頻度 ★★★★★
チェストパスは使う頻度も一番高い基本的なパスです。

【チェストパスの特徴】
・両手で強く速いボールが出せる
・軌道を自由に変えれる
・出す方向がわかりやすい

カットを避けるには、ボールの速度を上げたり軌道を変えることが重要です。

オーバーヘッドパス

難易度 ★☆☆☆☆
使用頻度 ★★★☆☆
オーバーヘッドパスは、サッカーのスローインのように両手で挟んだボールを頭の上から放って出します。

【オーバーヘッドパスの特徴】
・強く速いボールが出せる
・長い距離をまかなえる
・ディフェンスより背が高いとカットされる可能性が低い
・出す方向がわかりやすい

遠くに出すときは、ワンハンドよりもオーバーヘッドパスのほうが方向や距離をコントロールしやすいです。

ワンハンドパス

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難易度 ★☆☆☆☆
使用頻度 ★★★★★
バスケのワンハンドパスは、いくつかある片手で出すパスの総称です。

【ワンハンドパスの特徴】
・全方位に出せる
・腕の角度や体の向きを変えると変幻自在
・両手よりも瞬間的に出せる

バスケットボールは手のひらよりはるかに大きいので、片手でコントロールするときは手首の強さや指先の繊細な感覚が求められます。

ショルダーパス

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難易度 ★☆☆☆☆
使用頻度 ★★★★☆
ショルダーパスは、肩口から押し出すようにして出します。野球のように投げず、ボールを肩に担いで片足を前に踏み出してボールを押し出すようにして放つのがコツです。

【ショルダーパスの特徴】
・前方に強く速く出せる
・長い距離も対応できる
・出す方向がわかりやすい

出す方向がわかりやすいので、カットされないようにバウンドさせたりして軌道を工夫しなくてはなりません。

サイドハンドパス

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難易度 ★★☆☆☆
使用頻度 ★★★★☆
サイドハンドパスは腕を肩の高さで水平な角度にして出します。コツはボールを扱っている腕側の足を横に踏み出しながら腕を横に出すことで、正面にいるディフェンスとのずれを大きくしてコースを作ります。

【サイドハンドパスの特徴】
・短い距離で使う
・プレスディフェンスをかわせる
・コントロールしづらい

体から遠い場所でボールをリリースするため、コントロールが難しく手首や指先の感覚が重要です。

アンダーハンドパス

難易度 ★★★☆☆
使用頻度 ★★★☆☆
アンダーハンドパスはボールを下からすくいあげるようにして出します。やり方のコツは、腕をソフトボールのピッチャーのように使うことです。

【アンダーハンドパスの特徴】
・速さや強さをつけづらい
・リリースするタイミングを誤ると山なりになる
・ドリブルをしながらでも出しやすい

ドリブルしながらでもスムーズに出せる点で重宝します。

フックパス

難易度 ★★★★☆
使用頻度 ★★☆☆☆
フックパスはリリースした後の腕の形がかぎ針(フック)のようになる出し方をします。

【フックパスの特徴】
・自分より高さのあるディフェンダーをかわすのに有効
・放物線の軌道を描き強く出せない

体勢がディフェンスに対して半身で遠い位置から出すのでカットされづらく、ハイポストやローポストでポジショニングしているプレイヤーへポストアップするときに使います。
フックシュート
フックシュートはリリースした後の腕がかぎ針(フック)のようになることが由来のシュートの方法です。リングに対して体を垂直に向けて遠いほうの腕のひらにボールをのせ、ボールが自分の頭の上を放物線を描きながら通るようにシュートします。

ラテラルパス

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難易度 ★★★☆☆
使用頻度 ★★☆☆☆
ラテラルパスは英語でlateral passと書き、片手で横方向に押し出すようにして出します。lateralには横の意味があります。

【ラテラルパスの特徴】
・長い距離を飛ばせない
・出す方向がわかりづらい

モーションが小さく瞬間的に出せるため、ディフェンスに読まれづらいですが、ボールにパワーを伝えづらいので短距離でしか使えません。

ビハインドパス

難易度 ★★★★☆
使用頻度 ★★☆☆☆
ビハインドパスはボールを背中のうしろを通過させて出し、ボールを保持している腕を背中に巻きつけるように動かして出すので、ドリブルをしながら使うことが多いです。

【ビハインドパスの特徴】
・角度のコントロールが難しい
・ディフェンスの逆をつける

ボールを見ずに出すのでコントロールが難しいですが、ドリブルをしながら進行方向と反対側に出すのでカットされにくくなります。

エルボーパス

難易度 ★★★★★
使用頻度 ★☆☆☆☆
エルボーパスは自分の肘にボールをぶつけて出すので、めったに目にしないテクニックです。やり方はビハインドパスの要領でボールを動かして、反対側の腕の肘を引いてボールを弾き返して出します。

【エルボーパスの特徴】
・コントロールは難しい
・使うシチュエーションが限られる

肘は平らでなくコントロールが非常に難しく、味方がすぐ後ろにいなくては通らないため、ゲーム中に使うハードルが高い技です。

手渡しパス

難易度 ★☆☆☆☆
使用頻度 ★★★★★
手渡しパスは自分に近づいてきた味方にボールを渡し、ハンドオフとも呼ばれます。

【手渡しパスの特徴】
・ボールが移動しないのでカットされる可能性が非常に低い
・パサーは渡した直後にスクリーナーになる
・渡す瞬間にカットされないように注意が必要

パサーによるスクリーンを活かせば、レシーバーとディフェンスの間に瞬間的なズレが作れるので簡単ながらも効果的なプレイです。

バウンドパス

難易度 ★☆☆☆☆
使用頻度 ★★★★★
バウンドパスはフロアにボールをはねさせて出すパスの総称で、両手でも片手でも出せます。

【バウンドパスの特徴】
・カットを狙った手を避けやすい
・バウンドすると勢いが弱まる

ボールの移動距離は問わずパサーが意図的にバウンドさせれば全てバウンドパスです。バスケットの上級者は、ボールにスピンを加えてフロアにはねた瞬間に角度が変わるようにしたりします。

ロブパス

難易度 ★★★☆☆
使用頻度 ★★★☆☆
ロブパスはボールをフワッと浮かせて山なりの軌道を描きます。相手までの距離は問わず両手でも片手でも出せます。

【ロブパスの特徴】
・滞空時間が長くカットされやすい
・空間把握能力が重要
・出す方向がわかりづらい

ボールを浮かせるため滞空時間が長くなりカットされやすいので、コート上の選手の位置や動きを把握しておかなくてはなりませんが、ゴール近くへ出すと得点に直結することが多く魅力的です。
ロブシティ
ロブシティとはクリス・ポールとブレイク・グリフィンやデアンドレ・ジョーダンが所属していた時期のNBAのロサンゼルス・クリッパーズの別称です。ポールが頻繁に出すロブパスを空中で受けたパワフルなダンカーが次々にリングに叩き込むことからロブシティと呼ばれていました。

ロングパス

難易度 ★★★☆☆
使用頻度 ★★★☆☆
ロングパスは長い距離を飛ばし、ファストブレイクで使います。

【ロングパスの特徴】
両手でも片手でも出せる
・パワーとテクニックが必要
・通れば効果絶大

片手で出すときは制御が難しく、両手で出すときはパワーとテクニックを求められますが、通れば得点に直結します。特にディフェンスリバウンドを確保した選手がロングパス1本で速攻につなげるシーンはバスケならではのスピード感を味わえるプレイです。

アウトレットパス

難易度 ★★☆☆☆
使用頻度 ★★★★☆
アウトレットパスは、ディフェンスリバウンドを確保しで自チームボールになった直後に、バックコートの左右どちらかのコーナー付近にいる味方に出すもので、アウトレットは出口を意味します。

【アウトレットパスの特徴】
・守備から攻撃へ切り替えるスイッチの役割
・レシーバーはガードプレイヤー

アウトレットパスがスピーディにでると、相手チームが守備の体制を整える時間が短くなり速攻につながりやすくなります。

リードパス

難易度 ★★☆☆☆
使用頻度 ★★★★☆
リードパスは受け手を動かす意図を持ち、動きや相手ディフェンスの位置を把握し空いているスペースに出します。

【リードパスの特徴】
・速攻で使うことが多い
・カットされにくい

レシーバーが動きを緩めずに気持ちよく次のプレイに移れる繊細なリードパスはチームによいリズムをもたらします。

キックアウト

難易度 ★★★★☆
使用頻度 ★★★☆☆
キックアウトはインサイドへ攻め込んだプレイヤーがアウトサイドにいる味方に対して出します。パサーはシュートを狙ってゴールに近づきながらアウトサイドに待つ味方の位置を把握しなくてはならず難易度は高めです。

【キックアウトの特徴】
・レシーバーはキャッチアンドシュートを狙う
・カットされると速攻につなげられやすい

レシーバーはゴールに正対してボールミートできるのでシュートにつなげやすいです。

ノールックパス

難易度 ★★★★★
使用頻度 ★☆☆☆☆
ノールックパスはレシーバーを見ずに出す難易度が高いテクニックです。

【ノールックパスの特徴】
・ディフェンスの虚をつきカットされにくい
・精度を担保しにくい
・レシーバーも驚くときがある
・ミスすると恥ずかしい

成功して得点につながったときはコートが沸きますが、精度が低く誰も取れなかったり、ボールが直接アウトオブバウンズになると少し恥ずかしいです。
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パスの用語

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バスケットには技名ではなくルールや練習方法を指すパスを含む用語がいくつかあります。

バックパス

バックパスはバスケットボールの反則の1つで、攻撃側がフロントコートにボールを運んだあとにバックコートにボールを戻すことです。正式にはバックコートバイオレーションといい、コールされるとボールの保有権が相手チームに移り、スローインで試合が再開されます。

アシストパス

アシストパスはアシストが記録されるパスを指し技名ではありません。ボールを受けた味方がドリブルせずにシュートを決めた場合にアシストパスと認定され、出したプレイヤーにアシストが記録されます。アシスト数が多いプレイヤーは、味方がシュートを打ちやすい位置にボールを提供しているといえます。

パスフェイク

パスフェイクはパスをするふりのことで、バスケットのテクニックの1つであり技名ではありません。パスフェイクはトラベリングといった反則をしない範囲で何度してもよく、効果的に使うと相手ディフェンダーの逆をつけるため、次のプレイでディフェンスより優位にたてます。

三角パス

三角パスは技名ではなく、バスケの練習方法の1つです。やり方は、1辺が3~4mくらいの正三角形の頂点に選手が位置し、ボールを受けたらパサーではない選手にパスを出して別の頂点に移動します。

やり方はシンプルですが、出し方を変えたり出した後に動く方向を変えてバリエーションを増やし、次の動き方を考えてステップのやり方を変えると内容が濃くなります。

バスケのパスの気になる疑問

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バスケのパスの疑問は良し悪しに関してが多く、具体的にはよいパスを出すためのコツや、どのようなプレイヤーがパスセンスがあると評されるのかです。

パスのコツとは?

パスのコツには次のものがあります。

・カットされない
・首を振ってフロア全体の状況を把握しておく
・いろいろな技を習得しておく
・レシーバーが次の動きをやりやすいように出す


カットされると相手ボールになり、場所次第ではファストブレイクされ失点に直結するため、成功させることを最優先しましょう。自分以外の9人の状況や動きも把握しながら、最適な出し方や質を選んで繊細にコントロールする意思を持たねばなりません。

パスセンスとは?

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パスセンスとはパスをする感覚のことで、パスセンスがある選手の特徴は次のとおりです。

・レシーバーが求めるところに出せる
・レシーバーがスムーズに次のプレイに移れる
・人と人の間を通るパスが出せる

得意なプレイや運動能力を考慮して出されたパスは、チームのシュート成功率向上をもたらします​。

パスカットされてしまう理由とは?

パスカットされてしまう理由には次のことがあります。

・出す方向が読まれている
・パスすることしか考えていない
・ボールの速度が遅い


ボール保持者はドリブルやシュートといった多くの選択肢を持ちディフェンスを迷わさねばならず、パスしか考えていないと守備側は守りやすくなります。カットされないためには、ボールを強く速く出すことに加えて軌道や角度も考慮して、ディフェンスが触りにくいように出さねばなりません。

パスが上達するとバスケはもっと面白くなる!

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バスケットボールの花形プレイはシュートで、個人能力に優れた選手は目立ちますが、チームスポーツで1人だけ強いプレイヤーがいても試合には勝てません。オフェンスのメインオプションのプレイヤーも、サポート役に回るプレイヤーもパスが上手になると、バスケの面白みは増します
チームでの役割 パスが上達するメリット
メインオプションのスコアラー 味方を活かして自身に対するプレッシャーを低減する
自分以外のプレイヤーに得点させる楽しみが増える
スコアラーをサポート マークが厳しいスコアラーが楽に得点できる
自分のシュートに対するプレッシャーが低減する
パスが上手になることは視野が広がることを意味します。パス能力をアップさせてコート上を支配しましょう!

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