
バスケットのコートサイズとは?コートの大きさ・寸法を紹介解説!
バスケットボールのコートサイズは、一般とミニバスケットボールでは大きさ・寸法が違います。ミニバスのコートには、3ポイントラインやノーチャージエリアがなくペイントエリアのサイズも小さくなっています。NBAのコートは、一般と比べて少し広く、3ポイントやフリースローの距離が長いです。
2022.11.25
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バスケットボール
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バスケットのコートサイズとは?
バスケットのコートサイズとは、選手がプレイできるフロアの大きさのことで次の2種類があります。
・一般
・ミニバス
ミニバスはU-12とも呼ばれ、12歳以下で小学校に通う世代のカテゴリで、一般は中学校や高校に通う世代や社会人・Bリーグはすべてが対象です。バスケットコートの広さや寸法は、シュートを狙うリングの高さやボールの大きさと同様に明確に規定されています。
・一般
・ミニバス
ミニバスはU-12とも呼ばれ、12歳以下で小学校に通う世代のカテゴリで、一般は中学校や高校に通う世代や社会人・Bリーグはすべてが対象です。バスケットコートの広さや寸法は、シュートを狙うリングの高さやボールの大きさと同様に明確に規定されています。
バスケットのコートサイズ
一般のバスケットコートのサイズは15m×28mの長方形で、コート内はエンドラインとサイドラインで囲まれたエリアをさします。コートの外には、試合をする2チームのベンチやテーブルオフィシャルズの席があります。
大きさ・寸法
バスケットコートの大きさは、縦15m×横28mです。センターラインはコート全体を縦15m×横14mの大きさのフロントコートとバックコートにわけるように引かれます。
フロントコート | 自チームがシュートを狙うリングがある方の半コート |
---|---|
バックコート | 自チームが守るリングがある方の半コート |
面積
一般のバスケットコートの面積は次のとおりです。
・フルコート:420㎡
・ハーフコート:210㎡
ペイントエリアは4.9m×5.8mの広さで28.42㎡の面積のエンドラインに接地するエリアで、オフェンス側のプレイヤーはペイントエリア内に3秒以上留まれません。
・フルコート:420㎡
・ハーフコート:210㎡
ペイントエリアは4.9m×5.8mの広さで28.42㎡の面積のエンドラインに接地するエリアで、オフェンス側のプレイヤーはペイントエリア内に3秒以上留まれません。
各ライン
バスケットコートに引かれているラインは5cm幅で、コートに対し明瞭で対象的な色と規定されています。多くのコートでは白色で塗られていますが、プロの試合ではチームカラーを意識した色も採用されます。コートのラインは、センターラインを軸に折り曲げると完全に重なります。
ラインの名称 | 長さ/大きさ/線のタイプ |
---|---|
サイドライン | 28mの直線 |
エンドライン | 15mの直線 |
センターライン | 15mの直線 |
3ポイントライン | 半径6.75mの半円 |
ペイントエリアライン | 4.9m×5.8mの長方形を描く直線 |
センターサークル | 直径3.6mの半円 |
フリースローサークル | 半径1.8mの半円 |
ノーチャージエリアライン | 半径1.25mの半円 |
スリーポイントの距離
3ポイントシュートの距離は、6.75m以上です。3ポイントラインがリングの中心の真下を中心に半径6.75mの半円で引かれていますが、エンドライン近くではサイドラインとの間に0.9m以上の距離が必要でサイドラインと平行な直線となります。バスケでは、選手がいるポジションをリングに対する角度で表現しますが、エンドラインに最も近い0度の位置から打つ3ポイントの距離は6.6mです。
フリースローの距離
フリースローの距離は4.225mで、リングの中心の真下からフリースローラインまでの長さです。フリースローラインはエンドラインから5.8mの位置に引かれ、バックボードはエンドラインから1.2m内側に設置されています。バックボードとリングの関係は、リングの内周で最もバックボードに近い場所とバックボードの距離が0.151mです。
ミニバスケットのコートサイズ
ミニバスケットのコートサイズは、縦12~15m×横22~28mです。ミニバスでは、リングの高さや使用するボールに明確な規定がありますが、コートサイズは規定に幅が持たされています。
大きさ・寸法
ミニバスケットのコートは、12~15mのエンドラインと22~28mのサイドラインとに囲まれた長方形です。コートを半分にわけるようにセンターラインが引かれ、中央にセンターサークルがあります。コートを囲む長さに幅があることは、会場ごとにとれる広さに順応できる配慮がなされているからです。
面積
ミニバスコートの面積は、サイドラインとエンドラインの長さの規定に幅があるので会場によって変動し、次のようになります。
・フルコート:242㎡~420㎡
面積が小さい会場ではプレイヤーの密集度が高く、オフェンス側は攻めにくくなり、規定の補範囲内で広いコートでするミニバスのゲームでは運動能力が物をいいます。
・フルコート:242㎡~420㎡
面積が小さい会場ではプレイヤーの密集度が高く、オフェンス側は攻めにくくなり、規定の補範囲内で広いコートでするミニバスのゲームでは運動能力が物をいいます。
各ライン
ミニバスのコートの各ラインは一般と同じく幅5cmで引かれています。
ラインの名称 | 長さ/大きさ/線のタイプ |
---|---|
サイドライン | 22~28mの直線 |
エンドライン | 12~15mの直線 |
センターライン | 12~15mの直線 |
ペイントエリアライン | 上辺3.6m×下辺5.6m×高さ4.85mの台形を描く直線 |
センターサークル | 直径3.6mの半円 |
フリースローサークル | 半径1.8mの半円 |
一般のコートにあってミニバスのコートにないラインに次のものがあります。
・3ポイントライン
・ノーチャージエリアライン
センターラインは、ミニバスのコートに引かれていますが、ミニバスには8秒ルールやバックコートヴァイオレーションがないので役割はありません。
・3ポイントライン
・ノーチャージエリアライン
センターラインは、ミニバスのコートに引かれていますが、ミニバスには8秒ルールやバックコートヴァイオレーションがないので役割はありません。
バックコートヴァイオレーション
一度フロントコートにボールを運んだ後にバックコートにボールを戻すと、攻撃側の反則で攻撃権が相手に移ります。ミニバスではバックコートヴァイオレーションがなく、事実上フロントコートとバックコートの概念がないといえます。
一度フロントコートにボールを運んだ後にバックコートにボールを戻すと、攻撃側の反則で攻撃権が相手に移ります。ミニバスではバックコートヴァイオレーションがなく、事実上フロントコートとバックコートの概念がないといえます。
スリーポイントの距離
ミニバスには、3ポイントラインがないので3ポイントシュートが存在せず、フリースローを除くとコート上のどこからシュートを決めても2得点です。3ポイントシュートがない理由には、コートの寸法に幅があることや、長距離シュートよりも1対1の能力向上を求めている背景があります。
フリースローの距離
ミニバスのフリースローの距離は3.625mで、リングの中心から真下の位置とフリースローラインとの距離を指します。ミニバスはコートのサイズに幅がありますが、エンドラインからバックボードまでの距離が0.85mと規定されているので、フリースローの距離は変動しません。
バスケットコートサイズの疑問
バスケットコートサイズの疑問は、カテゴリごとの広さや寸法の違いです。国際ルールでは、コートサイズが一般とミニバスに分かれていて、アメリカプロバスケットボールリーグのNBAでは独自の規格もあります。一般では、男女でボールの大きさが違いますが、コートサイズの男女差はありません。
一般とミニバスのコートの違い
一般とミニバスのコートの違いは次のとおりです。
項目 | 一般 | ミニバス |
---|---|---|
サイドラインの長さ | 28m | 22~28m |
エンドラインの長さ | 15m | 12~15m |
3ポイントライン | ある | ない |
ペイントエリアの形 | 長方形 | 台形 |
ノーチャージエリア | ある | ない |
リングの高さ | 3.05m | 2.60m |
一般のコートは、2010年のルール改正で次の変更がなされました。
・ペイントエリアの形が長方形に変更
・3ポイントラインが6.25mから6.75mに拡大変更
・ノーチャージエリアが新設
ペイントエリアは、ミニバスのペイントエリアが変更されてないため異なります。
・ペイントエリアの形が長方形に変更
・3ポイントラインが6.25mから6.75mに拡大変更
・ノーチャージエリアが新設
ペイントエリアは、ミニバスのペイントエリアが変更されてないため異なります。
ハーフコートのサイズは?
バスケットのハーフコートのサイズは次のとおりです。
・一般のハーフコート:210㎡
・ミニバスのハーフコート:121㎡~210㎡
ハーフコートはカテゴリごとにサイズは違い、ゲーム中に広さが変わることはありません。
・一般のハーフコート:210㎡
・ミニバスのハーフコート:121㎡~210㎡
ハーフコートはカテゴリごとにサイズは違い、ゲーム中に広さが変わることはありません。
NBAのコートサイズは?
NBAでは、一般と比べて少し広くコートサイズが規格されています。
項目 | NBA | 一般 |
---|---|---|
サイドラインの長さ | 28.65m | 28m |
エンドラインの長さ | 15.24m | 15m |
3ポイントライン | ある | ある |
3ポイントの距離 | 7.24m以上 | 6.75m以上 |
ペイントエリアの形 | 長方形 | 長方形 |
ノーチャージエリア | ある | ある |
リングの高さ | 3.048m | 3.05m |
NBAと一般のコートの違いのポイントは、NBAのコートが一般と比べて1.04倍広いことと、フリースローや3ポイントが遠いことです。フリースローは一般と比べて35cm遠い4.57m、3ポイントは一般と比べて49cm遠い7.24mと規格されていて、エンドライン側の0度の角度近くでは、NBAの3ポイントは6.71mとなり一般との距離の差が10cmほどに縮まります。
コートのサイズを知ればバスケの見方も変わる
バスケットコートサイズはカテゴリごとに違いがあり、広さや寸法を知っているとプレイに対する見方や考え方が変わります。例えば、ステファン・カリーのディープスリーの射程距離や、マイケル・ジョーダンのレーンアップの跳躍距離が具体的な数値で把握できると凄さの感じ方が変わるでしょう。
バスケットボールは、コートサイズを把握してプレイヤー心理を考えると一層楽しめます!
バスケットボールは、コートサイズを把握してプレイヤー心理を考えると一層楽しめます!
レーンアップ
レーンアップは、フリースローレーンからジャンプしてダンクシュートを決めるプレイで、フリースローラインダンクとも呼ばれます。
レーンアップは、フリースローレーンからジャンプしてダンクシュートを決めるプレイで、フリースローラインダンクとも呼ばれます。
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