これだけ見れば丸わかり!バスケのファウルの種類11選
バスケットボールの初心者は多くのファウルがあり覚えるのは大変です。その中でも絶対に覚えておきたいバスケのファウルを徹底解説!今回はこれだけ見れば丸わかりできるように丁寧に紹介していますのでしっかりとファウルをルールとともに理解しましょう。
2022.12.11
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バスケットボール
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バスケのファウルは大きく2つに区分される
バスケは、サイドライン28m、エンドライン15mという狭いコートの中で5人対5人でゴールを争うスポーツです。コートが狭いため、それなりに接触も多くなるため、ルールの上でも様々なファウルが定められています。そのファウルは、パーソナルファウルとパーソナルファウル以外のファウルに区分されます。
なぜこのように分けられるのかというと、ファウル後の試合再開方法の違いに関係してくるためです。以下ではそれぞれの種類についてさらに詳しく解説していきます。
なぜこのように分けられるのかというと、ファウル後の試合再開方法の違いに関係してくるためです。以下ではそれぞれの種類についてさらに詳しく解説していきます。
パーソナルファウルとそれ以外
パーソナルファウルとは、相手チームの選手と身体的接触があり、そのプレーを不当に妨げた場合のファールを意味します。具体的にはブロッキング、チャージング、プッシング、イリーガル・ユーズ・オブ・ハンズ、ホールディングス、イリーガル・スクリーン、がパーソナルファウルとされています。
そして、パーソナルファウル以外のファウルとは、パーソナルファウル後の試合再開方法とは違うファールを意味し、具体的にはダブルファウル、アンスポーツマンライクファウル、ディスクオリファイングファウル、テクニカルファウル、ファイティングがあげられます。
そして、パーソナルファウル以外のファウルとは、パーソナルファウル後の試合再開方法とは違うファールを意味し、具体的にはダブルファウル、アンスポーツマンライクファウル、ディスクオリファイングファウル、テクニカルファウル、ファイティングがあげられます。
ファウルの判断基準
バスケにおけるファウルを判定する際に基本となる考え方がシリンダーです。シリンダーとは円筒の形を意味し、ディフェンスが両足を自然に広げて立つ姿勢を指します。この両足を自然に開いて、両肘を張る態勢、そしてその頭上の空間をバスケではシリンダーと呼ばれ、ファウルの判断基準とされています。
この空間ではディフェンスは意図的に手を出したりしない限りファウルを取られないという考え方があります。つまり、ディフェンスがジャンプしているときに、オフェンスと接触しても、それはシリンダー内ということからファウルを取られることがありません。この考え方が基本にあります。
この空間ではディフェンスは意図的に手を出したりしない限りファウルを取られないという考え方があります。つまり、ディフェンスがジャンプしているときに、オフェンスと接触しても、それはシリンダー内ということからファウルを取られることがありません。この考え方が基本にあります。
バスケの11のファウルを解説
①ブロッキング
ファウルの区分 | パーソナルファウル |
ファウルの内容 | 相手の進行を妨げる |
ファウルの判断基準 | 相手に遅れてコースを塞ぐ |
審判の動作 | 両手を腰につける |
バスケのブロッキングとは、ボールを保持しているといないとに関わらず、体を使って相手プレーヤーの進行を不当に妨げることを意味します。しかし、実際のバスケの試合では、相手の進路をふさがなければそのままゴールを許してしまうことになります。そこでポイントになるのが不当にという部分です。
つまり正当に進行を妨げればブロッキングの反則に該当しないというわけです。この不当・正当の区別は、進路をふさぐタイミングにあります。相手よりも先にコースをふさげば正当、相手よりも遅れてコースに入ればブロッキングということになります。この判断は審判に委ねられます。
つまり正当に進行を妨げればブロッキングの反則に該当しないというわけです。この不当・正当の区別は、進路をふさぐタイミングにあります。相手よりも先にコースをふさげば正当、相手よりも遅れてコースに入ればブロッキングということになります。この判断は審判に委ねられます。
チャージング②
ファウルの区分 | パーソナルファウル |
ファウルの内容 | ディフェンスに突っ込む |
ファウルの判断基準 | ディフェンスの方が先にコースに入る |
審判の動作 | オフェンス側のゴールへ拳を突き出す |
バスケのチャージングとは、ディフェンス側のファウルではなく、オフェンス側のファウルで、オフェンス側の選手がディフェンス側の選手に体当たりをしてしまうファウルを意味します。しっかりとディフェンス側がオフェンス側よりも先にコースに入っていることでオフェンス側のファウルになるわけです。
つまり、先ほど解説したブロッキングとチャージングは紙一重のファウルということになります。また、2015年のルール改正で、ノーチャージエリアができました。このエリアはゴール下のペイントエリアを意味し、このエリアではオフェンスファールが取られないというルールです。改正の意図は、危険な接触を減らし、ケガの防止にあります。
つまり、先ほど解説したブロッキングとチャージングは紙一重のファウルということになります。また、2015年のルール改正で、ノーチャージエリアができました。このエリアはゴール下のペイントエリアを意味し、このエリアではオフェンスファールが取られないというルールです。改正の意図は、危険な接触を減らし、ケガの防止にあります。
③プッシング
ファウルの区分 | パーソナルファウル |
ファウルの内容 | 手や腕など体を使って相手を押す |
ファウルの判断基準 | シリンダーの領域外 |
審判の動作 | 両手で押す |
バスケのプッシングとは、手や腕など体を使って相手を押すファウルを意味します。また、相手選手がボールを保持しているかしていないかに関わらずプッシングが適用されます。実際のバスケの試合では、オフェンス側の選手がドリブルで侵入してくる際にディフェンスが横から押したり、抜かれた後に後ろから押してしまうケースがあげられます。
バスケにおいてファウル基準とされるディフェンスの領域であるシリンダー内であれば、その領域を確保するための行為は認められていますが、その他の相手選手を押す行為はプッシングファウルの対象になります。
バスケにおいてファウル基準とされるディフェンスの領域であるシリンダー内であれば、その領域を確保するための行為は認められていますが、その他の相手選手を押す行為はプッシングファウルの対象になります。
④イリーガル・ユーズ・オブ・ハンズ
ファウルの区分 | パーソナルファウル |
ファウルの内容 | 手を不当に使って相手に必要以上に触れる |
ファウルの判断基準 | 自分の領域を確保するため以外の手の接触 |
審判の動作 | 片方の手を叩く |
バスケのイリーガル・ユーズ・オブ・ハンズとは、手を不当に使って相手選手に必要以上に触れたり払いのけるファウルです。バスケの試合中に相手選手の手や腕に触れてしまうことはありますが、どの時点でファウルをとられるかは審判の判断になります。不当ではない手の使い方とは、ドリブル中に自分の領域を確保するために手でガードするような使い方です。
また、相手プレーヤーの腕を叩くというハッキングのファウルもこのイリーガル・ユーズ・オブ・ハンズに含まれます。以前には手を叩く行為としてハッキングという名前のパーソナルファウルがありましたが、現在ではハッキングはイリーガル・ユーズ・オブ・ハンズの一部とされています。
また、相手プレーヤーの腕を叩くというハッキングのファウルもこのイリーガル・ユーズ・オブ・ハンズに含まれます。以前には手を叩く行為としてハッキングという名前のパーソナルファウルがありましたが、現在ではハッキングはイリーガル・ユーズ・オブ・ハンズの一部とされています。
⑤ホールディング
ファウルの区分 | パーソナルファウル |
ファウルの内容 | 手や腕を使って相手をおさえて行動の自由を奪う |
ファウルの判断基準 | 相手の腕をつかんだり、後ろからだきかかえるような態勢 |
審判の動作 | 手首をつかんで水平に伸ばす |
バスケのホールディングとは、手や腕を使って相手プレーヤーをおさえて行動の自由を奪う行為をさします。例えば、ドライブインしてくる相手オフェンスの腕を掴んだり、執拗にボールチェックにいった結果、後ろから抱きかかえるような態勢になってしまう行為もホールディングの対象になります。
相手選手をおさえこんでしまったり、抱きかかえてしまうなんてことは、通常ではあり得ないと思われがちですが、バスケの試合に集中している選手は、ついついやってしまいがちなファウルです。
相手選手をおさえこんでしまったり、抱きかかえてしまうなんてことは、通常ではあり得ないと思われがちですが、バスケの試合に集中している選手は、ついついやってしまいがちなファウルです。
⑥イリーガルスクリーン
バスケのパーソナル・ファウル実例(オフェンスチャージング・イリーガルスクリーン)
via www.youtube.com
ファウルの区分 | パーソナルファール |
ファウルの内容 | 正しくないスクリーンで相手の進行を妨げる |
ファウルの判断基準 | スクリーナーがきちんと静止しているか否か |
審判の動作 | 両手を腰につける |
バスケのイリーガルスクリーンとは、オフェンス側がスクリーンをかける際に、その場で静止せずにオフェンスに合わせて動いたり、両足を地面につけていなかったり、故意に動いてディフェンスの進行を妨げるプレーが該当します。基本的に攻撃側のスクリーンプレーとは、自らが壁となり、味方選手についたマークマンの動きを妨げてフリーの選手を作ることを目的としています。
そのため、きちんと静止していないスクリーナーはもはや壁とはいえません。
そのため、きちんと静止していないスクリーナーはもはや壁とはいえません。
⑦ダブルファウル
ファウルの区分 | パーソナルファウル以外のファウル |
ファウルの内容 | 両チームが同時にパーソナルファウルをおかす |
ファウルの基準 | ファウルが発生したタイミング |
審判の動作 | 両腕の拳を握り、頭上でクロスさせる |
ダブルファウルとは、オフェンスプレイヤーとディフェンスプレイヤーがほぼ同時にパーソナルファウルをおかしてしまうファウルです。例えば、ボールを保持している選手の手が相手のディフェンスを払いのけるために手で叩いたイリーガル・ユーズ・オブ・ハンズと、ディフェンス側のプッシングがほぼ同じタイミングで行われた場合、ダブルファウルとなります。
審判は両腕を拳を握りながら頭上でクロスさせてオフィシャルにダブルファウルであることを知らせます。
審判は両腕を拳を握りながら頭上でクロスさせてオフィシャルにダブルファウルであることを知らせます。
⑧アンスポーツマンライクファウル
うわー!アンスポファールだ
via www.youtube.com
ファウルの区分 | パーソナルファウル以外のファウル |
ファウルの内容 | ボールに正当にプレイしていない危険なファウル |
ファウルの基準 | 規則の精神と目的を逸脱している |
審判の動作 | 手首をつかんで頭上にあげる |
アンスポークスマンライクファウルは、スポーツマンらしくないファウルをさします。その点、競技規則には、規則の精神と目的を逸脱し、ボールに正当にプレイしていないと審判が判断したパーソナルファウルと定義しています。ボールに正当にプレイしていない、つまり、明らかに後ろから突き飛ばしたり、故意に起こした正当ではないファウルが該当するといえます。
アンスポークスマンライクファウルは、大きなケガに繋がる恐れがあるため、審判は毅然とした態度で挑むことが求められています。
アンスポークスマンライクファウルは、大きなケガに繋がる恐れがあるため、審判は毅然とした態度で挑むことが求められています。
⑨ディスクオリファイングファウル
【Bリーグ】横浜ビー・コルセアーズ ハシーム・サビート・マンカ ディスクォリファイングファウル
via www.youtube.com
ファウルの区分 | パーソナルファウル以外のファウル |
ファウルの内容 | 退場が宣告されるほどに悪質でスポーツマンらしくない行為 |
ファウルの基準 | 悪質性 |
審判の動作 | 両拳を頭上に突き上げる |
バスケのディスクオリファイングファウルは、退場が宣告されるほどに悪質でスポーツマンらしくないファウルを意味します。さらにこのディスクオイリファイングは、コート上の選手だけではなく、ベンチ内のコーチやチーム関係者全てに適用される点が特徴です。チーム関係者に適用された場合には記録上はコーチに対してテクニカルファウルが記録されることになります。
アンスポーツマンライクファウルとの違いは、一発退場になる点と、ベンチ内のコーチやチーム関係者をも対象にしている点にあります。
アンスポーツマンライクファウルとの違いは、一発退場になる点と、ベンチ内のコーチやチーム関係者をも対象にしている点にあります。
⑩テクニカルファウル
【バスケ】ドリブルしてるだけでだめなの⁉テクニカルファール集!【テクニカルファール】basketball【technical fouls】
via www.youtube.com
ファウルの区分 | パーソナルファウル以外のファウル |
ファウルの内容 | 選手同士の接触を伴わない、スポーツマンシップに反する行為 |
ファウルの基準 | フェアプレイの精神を逸脱している |
審判の動作 | 頭上で、両手の平でT字を作る |
バスケのテクニカルファウルはフェアプレイの精神を逸脱し、試合運営に対する強力の精神を著しく欠く行為に対して適用されるファウルです。例えば、審判への暴言や、判定への抗議、また、相手チームのシュートを妨害するようにゴールを揺らしたり、故意にバックボードを叩く行為もテクニカルファウルの対象になります。さらに相手チームのシュート時に目の前に手をかざして妨害するような行為にも適用されます。
アンスポーツマンライクファウルとの区別は、相手選手への接触を伴うか否かです。テクニカルファウルは接触を伴わないスポーツマンシップに反する行為です。
アンスポーツマンライクファウルとの区別は、相手選手への接触を伴うか否かです。テクニカルファウルは接触を伴わないスポーツマンシップに反する行為です。
⑪ファイティング
【衝撃!】 Bリーグで乱闘 11人同時に退場処分
via www.youtube.com
ファウルの区分 | パーソナルファウル以外のファウル |
ファウルの内容 | 乱闘を起こす、または乱闘に参加した選手に対する規定 |
ファウルの基準 | 正当ン理由なくベンチ入りメンバーやコーチ、チーム関係者がベンチエリアから出た場合 |
審判の動作 | 両腕を頭上に突き上げる |
バスケのファイティングとは、コート上やコートの周辺で暴力行為が起きたとき、または、起こりうる可能性のある場合に適用されるファウルで、主に両チームによる乱闘を想定しているテクニカルファウルとされています。ベンチリ入りメンバーやコーチ、チーム関係者は、ベンチエリアから出た場合、失格や退場処分を受けます。
また、監督やアシスタントコーチは、争いを止める目的であればベンチエリアから出ても処分を受けることはありません。
また、監督やアシスタントコーチは、争いを止める目的であればベンチエリアから出ても処分を受けることはありません。
ファウル後の試合の再開方法とは?
パーソナルファウルの場合
ここまで解説してきたバスケのパーソナルファウル後の再開方法には2種類があります。どちらもタイムは止まり、シュート動作時ではない場合のパーソナルファウルの場合は、パーソナルファウルが起きた場所から最も近いサイドまたはエンドラインの外からスローインで再開します。
これに対してシュート動作時に対するパーソナルファウルの場合もタイムは止まり、シュートが入れば1本、シュートが外れれば2本のフリースローが被パーソナルファウル選手に与えられます。またスリーポイントラインの外でシュート動作時にパーソナルファウルがあれば、シュートが入れば1本、シュートが外れれば3本のフリースローが与えられます。サッカーとは違い、タイムが止まるのも特徴です。
これに対してシュート動作時に対するパーソナルファウルの場合もタイムは止まり、シュートが入れば1本、シュートが外れれば2本のフリースローが被パーソナルファウル選手に与えられます。またスリーポイントラインの外でシュート動作時にパーソナルファウルがあれば、シュートが入れば1本、シュートが外れれば3本のフリースローが与えられます。サッカーとは違い、タイムが止まるのも特徴です。
パーソナルファウル以外の場合①ダブルファウル
両選手にパーソナルファウルが記録されます。再開方法は、シュート後のダブルファウルで、シュートが成功した場合には得点が認められ、相手チームのエンドラインからのスローインで再開します。
そして、どちらかのチームがボールを保持してい場合には、ダブルファウルが起きた一番近くのサイドまたはエンドラインから、ボールを保持していたチームのスローインで再開します。また、どちらもボールを保持していない場面でのダブルファウルの場合には、ジャンプボールで再開します。
そして、どちらかのチームがボールを保持してい場合には、ダブルファウルが起きた一番近くのサイドまたはエンドラインから、ボールを保持していたチームのスローインで再開します。また、どちらもボールを保持していない場面でのダブルファウルの場合には、ジャンプボールで再開します。
パーソナルファウル以外の場合②アンスポーツマンライクファウル
アンスポーツマンライクファウルが宣告された後の再開方法は、シュート動作時の有無に関わらず、ファウルを受けた側のプレーヤーに2本のフリースローが与えられ、さらにセンターライン付近からのファウルを受けた側のチームによるスローインから再開されます。この再開方法はテクニカルファウルにも共通する再開方法です。
同一の選手が1試合に2度アンスポークスマンライクファウルを宣告されると退場になります。
同一の選手が1試合に2度アンスポークスマンライクファウルを宣告されると退場になります。
パーソナルファウル以外の場合③ディスクオリファイングファウル
ファウルをしたプレーヤーまたはベンチパーソネルに1個のディスクォリファイングファウル
が記録され、試合の再開方法は、相手チームにフリースローが2本与えられ、さらに相手チームにセンターライン付近からのスローインが与えられます。この際、身体の接触を伴わない場合は、シューターはコーチが指名できます、また、仮に第1ピリオド開始前にディスクオイリファイングファウルが宣告された場合には、フリースローを2本行い、その後にジャンプボールで開始します。
が記録され、試合の再開方法は、相手チームにフリースローが2本与えられ、さらに相手チームにセンターライン付近からのスローインが与えられます。この際、身体の接触を伴わない場合は、シューターはコーチが指名できます、また、仮に第1ピリオド開始前にディスクオイリファイングファウルが宣告された場合には、フリースローを2本行い、その後にジャンプボールで開始します。
パーソナルファウル以外の場合④ファイティング
再開方法は、両チームのコーチにテクニカルファールが記録され、ボールを保持していたチーム、または一方のチームがボールをコントロールしていたが、ボールが与えられることになっていた場合は、そのチームがスコアラーズテーブルの反対側のセンターラインの延長線上からのスローインで再開します。
またどちらもボールを保持していなかった場合にはジャンプボールで再開し、5個目のファウルに至ったプレーヤーは5ファールでその場で退場となります。
またどちらもボールを保持していなかった場合にはジャンプボールで再開し、5個目のファウルに至ったプレーヤーは5ファールでその場で退場となります。
バスケのファウルの戦略的使い方
バスケにおけるファウルは、試合中におかれる様々なシチュエーションで、作戦として意図的に使われることがあります。言葉は悪いかもしれませんが、やってはいけない反則を、ルールに則って有利に使うということです。その最たるファウルがハックとファウルゲームです。
反則をおかすことである程度のリスクは覚悟の上で、ハイリターンを望むこの作戦には賛否両論ありますが、試合観戦では知っていて損はないバスケにおけるファウルの一つです。
反則をおかすことである程度のリスクは覚悟の上で、ハイリターンを望むこの作戦には賛否両論ありますが、試合観戦では知っていて損はないバスケにおけるファウルの一つです。
①ハックとしてのファウル
ハックとは、バスケットボールにおいてフリースローが不得意な選手に対して意図的にファールをし、フリースローを打たせて、落ちたシュートを確実にリバウンドで拾ってマイボールにする作戦の一つです。主に負けている側のチームが残り時間が少なくなってきたときに、早く攻撃の時間を作りたいときに行います。
もともとは、バスケットボールNBAのダラスマーベリックスの監督を務めていたドン・ネルソンによって使われていた守備戦術でしたが、その後シャキール・オニールがフリースローが苦手ということもあり、オニールと対戦するチームが試合終盤で多様していました。
もともとは、バスケットボールNBAのダラスマーベリックスの監督を務めていたドン・ネルソンによって使われていた守備戦術でしたが、その後シャキール・オニールがフリースローが苦手ということもあり、オニールと対戦するチームが試合終盤で多様していました。
②ファウル・ゲーム
はやくファールしろ!
via www.youtube.com
バスケットにおけるファウルゲームとは、負けているチームが試合終盤に行う作戦の一つで、時間稼ぎをする相手チームに意図的にパーソナルファウルを行い、チームファールを5つ以上にしてフリースローを与えるリスクをおかしてでも、リバウンドボールを拾って攻撃をするというものです。
しかしもともとこのような作戦には批判もあり、トップチームでは平成30年からファウルゲームと審判が判断した場合には、アンスポーツマンライクファウルが宣告されることになりました。
しかしもともとこのような作戦には批判もあり、トップチームでは平成30年からファウルゲームと審判が判断した場合には、アンスポーツマンライクファウルが宣告されることになりました。
バスケのファウルの種類のまとめ
バスケのファウルは、大きく分けてパーソナルファウルとパーソナルファウル以外のファウルに分けられます。そしてパーソナルファウルはシュート態勢に入っている場合にはフリースローが与えられ、シュート態勢に入っていない場合には近くのサイド、またはエンドラインからスローインで再開されます。
スポーツマンシップに反するファウルは相手チームにフリースローが与えられ、さらにスローインが与えられます。ファウルは1試合の中で5回おかすと5ファールで退場になるので注意が必要です。
スポーツマンシップに反するファウルは相手チームにフリースローが与えられ、さらにスローインが与えられます。ファウルは1試合の中で5回おかすと5ファールで退場になるので注意が必要です。
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