現代バスケットボールの戦術研究!基本的な戦術20選を解説
現代バスケットボールの戦術研究として、基本的な戦術20選を解説していきます。バスケットボールの醍醐味といえば、スピード感溢れる試合展開やテクニックにありますが、様々な戦術を、相手チームの特性やそれぞれのシチュエーションに応じて使い分ける頭脳戦も見どころの一つです。
2022.11.26
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バスケットボール
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現代バスケットボールの戦術とは?
オフェンス戦術
バスケットボールは、狭いコートの中で5人対5人のプレーヤーたちが1つのボールを奪い合い、多くの得点を競い合う競技スポーツです。そして、オフェンス戦術としては様々な種類があり、各チームとも相手ディフェンスに対して最も適したバスケット戦術を選択し、さらに試合展開や残り時間などをも勘案しながら、数多くのオフェンス戦術を駆使します。
それは、バスケットボールの最高峰リーグであるNBAでも同じように行われており、バスケット戦術を一つ一つ覚えていくことで攻撃の幅が広がることを意味します。現代バスケットボールのオフェンス戦術の基本をおさえることで、幅広い攻撃手段を持つことができ、得点力を上げることができます。
それは、バスケットボールの最高峰リーグであるNBAでも同じように行われており、バスケット戦術を一つ一つ覚えていくことで攻撃の幅が広がることを意味します。現代バスケットボールのオフェンス戦術の基本をおさえることで、幅広い攻撃手段を持つことができ、得点力を上げることができます。
ディフェンス戦術
バスケットボール戦術はオフェンスだけではなく、ディフェンスにおいても様々な種類のバスケット戦術があります。そんなディフェンス戦術は大きく分けて、ゾーンディフェンスとマンツーマンディフェンスがあり、それぞれ、相手チームとの身長差や、スピードの違い、試合展開など、相性によって使い分けることで有利な試合展開に持ち込むこともできます。
また、バスケットのディフェンス戦術におけるゾーンディフェンスは、様々な陣形があり、相手チームの攻撃スタイルに応じて使い分けることで相手の攻撃力を抑えることができます。バスケットボールにおけるディフェンス戦術を知ることで勝利に近づけることができます。
また、バスケットのディフェンス戦術におけるゾーンディフェンスは、様々な陣形があり、相手チームの攻撃スタイルに応じて使い分けることで相手の攻撃力を抑えることができます。バスケットボールにおけるディフェンス戦術を知ることで勝利に近づけることができます。
バスケットのオフェンス戦術11選
①ツーメンブレイク
ツーメンブレイクは、バスケット戦術における速攻の中でも最もシンプルなバスケット戦術です。メリットは相手のディフェンスが整う前に攻撃を仕掛ける点にあります。ガードにスピードのある選手を持つチームにはおすすめのバスケット戦術です。
青の④がリバウンドを奪い、青の⑤にパスを出したらそのままゴールに向かって走ります。青の②はリバウンドを奪ったのを確認したらすぐに相手ゴールに向かい走り出し、青の⑤はパスを受けたらゴールへ走る青の②へパスを送り、青の②はそのままレイアップシュートします。青の⑤が中継する理由は、一番身長が高く、上からパスを出してもパスカットされにくいという点にあります。
青の④がリバウンドを奪い、青の⑤にパスを出したらそのままゴールに向かって走ります。青の②はリバウンドを奪ったのを確認したらすぐに相手ゴールに向かい走り出し、青の⑤はパスを受けたらゴールへ走る青の②へパスを送り、青の②はそのままレイアップシュートします。青の⑤が中継する理由は、一番身長が高く、上からパスを出してもパスカットされにくいという点にあります。
②スリーメンブレイク
スリーメンブレイクは、三人が横一列で一気に攻撃をしかけるバスケット戦略です。チーム全体的にスピードがあるチームには特におすすめのバスケット戦略で、リバウンドを奪ってから素早くトランジションすることが求められます。
リバウンドを奪った青の④は素早く青の③へパスを出し、そのまま右サイドラインをゴール付近めがけて走ります。青の②はいバウンドを確認したら左サイドライン際をゴールへ向かって走りだします。パスを受けた③はそのまま中央をドリブルで突破し、横一列に三人が並ぶように一気に攻撃を仕掛けます。青の③はそのままゴールすることも、青の②にパスすることも、青の④にパスすることもできます。
リバウンドを奪った青の④は素早く青の③へパスを出し、そのまま右サイドラインをゴール付近めがけて走ります。青の②はいバウンドを確認したら左サイドライン際をゴールへ向かって走りだします。パスを受けた③はそのまま中央をドリブルで突破し、横一列に三人が並ぶように一気に攻撃を仕掛けます。青の③はそのままゴールすることも、青の②にパスすることも、青の④にパスすることもできます。
③バックドアカット
ディフェンスの裏狙い! バックドア 【バスケの勉強】
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バックドアカットはマークマンがパスカットを狙ってオーバーワークしている時、またはマークマンがスクリーンを警戒したりして、注意をそらしている間に有効なバスケット戦略です。
フリースローライン付近でセンターがボールを保持している状況で、45度付近にいるフォワードが一度トップへ行くと見せかけてディフェンスを引き付け、瞬時に爆発的なクイックネスでトップとは逆のゴールへ向かい、センターからパスを受けてゴールを狙います。ポイントはゴールへ向かう瞬間の爆発力にあります。
フリースローライン付近でセンターがボールを保持している状況で、45度付近にいるフォワードが一度トップへ行くと見せかけてディフェンスを引き付け、瞬時に爆発的なクイックネスでトップとは逆のゴールへ向かい、センターからパスを受けてゴールを狙います。ポイントはゴールへ向かう瞬間の爆発力にあります。
④Vカット
Vカットからバックカット
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Vカットは、ゴールに直結しなくても、様々な場面で使えるバスケット戦術で、カットの中でも最も一般的に使われているバスケット戦略です。コーナー付近から45度付近まで上がり、一気にゴールへ向かってボールを受けることで得点チャンスが広がります。
また45度付近からフリースローライン付近まで行き、そのままV字にトップへ上がりパスを受けるなど、様々な種類のV字のカットで攻撃の幅を広げることができます。どちらも方向転換を素早く行うクイックネスが求められます。
また45度付近からフリースローライン付近まで行き、そのままV字にトップへ上がりパスを受けるなど、様々な種類のV字のカットで攻撃の幅を広げることができます。どちらも方向転換を素早く行うクイックネスが求められます。
⑤ディープカット
ディープカットは、コートの一方のコーナー付近にいる選手または、45度付近にいる選手がエンドライン沿いに逆サイドにカットするバスケット戦術です。特に相手のディフェンスがゾーンディフェンスの場合、マークされることがないので、オフェンスはカットしやすくなります。
特にボールがない逆サイドは動きやすいので、相手のディフェンスがゾーンディフェンスの際におすすめのバスケット戦略です。ディープカットをした選手はパスを受けてそのままシュートを打つこともできます。
特にボールがない逆サイドは動きやすいので、相手のディフェンスがゾーンディフェンスの際におすすめのバスケット戦略です。ディープカットをした選手はパスを受けてそのままシュートを打つこともできます。
⑥ピックアンドロール
現代バスケットの基本チームプレイ ピック&ロール 【バスケの勉強】
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ピックアンドロールはNBAでもよく使われるスクリーンプレーを用いたオフェンス戦術で、2対2を基本にしています。まず、ボールを保持したガードの選手にセンターがスクリーンを仕掛けにいき、これをピックと呼びます。スクリーンを利用したガードがそのまゴールへドライブを仕掛けます。
センターのマークマンがスイッチでガードのマークに移り、センターはそのままゴールへ向かい、ボール保持者からパスを受けてゴールを狙います。このとき、センターには身体の小さなガードの選手がマークについているはずなのでミスマッチが生じており、オフェンスが有利な状態になっています。
センターのマークマンがスイッチでガードのマークに移り、センターはそのままゴールへ向かい、ボール保持者からパスを受けてゴールを狙います。このとき、センターには身体の小さなガードの選手がマークについているはずなのでミスマッチが生じており、オフェンスが有利な状態になっています。
⑦トレイル
2人のコンビ(アウトサイドスクリーン・トレイル)オフェンス【バスケ指導】
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トレイルとは、ボールを持っている選手の近くを通り、手渡しでボールをもらい、攻撃をするオフェンス戦術です。主にセンターがハイポストでボールを保持しているときに、ガードの二人が交互にセンターの近くをカットし、手渡しするか、手渡しすると見せかけて別のプレーに移ります。
この際、センター自身がカットしてくる選手のマークマンをスクリーンする役割にもなり、相手ディフェンスからしてみればボールの動きがわかり難く、手渡しするのかしないのか混乱します。また、ボールを手渡してカットマンのスクリーンをしたセンターにはスクリーンされたガードがマークにつかなくてはいけないのでミスマッチが生じます。
この際、センター自身がカットしてくる選手のマークマンをスクリーンする役割にもなり、相手ディフェンスからしてみればボールの動きがわかり難く、手渡しするのかしないのか混乱します。また、ボールを手渡してカットマンのスクリーンをしたセンターにはスクリーンされたガードがマークにつかなくてはいけないのでミスマッチが生じます。
⑧ダウンスクリーン
【バスケ動画】ダウンスクリーンで簡単で得点を奪う方法
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ダウンスクリーンはボールのない場所でのスクリーン、いわゆるオフボールスクリーンの一種で、ノーマークを作って有利な状態でボールを保持することを目的としており、バスケット戦略の中でも様々なチームが取り入れているスクリーンプレーです。
自分のいるポジションよりエンドラインよりの選手にスクリーンをすることをダウンスクリーンと呼び、ダウンスクリーンを利用して45度やトップ付近へあがってパスを受けます。このダウンスクリーンのポイントは、空間ではなく、人へしっかりとスクリーンをかける点にあります。
自分のいるポジションよりエンドラインよりの選手にスクリーンをすることをダウンスクリーンと呼び、ダウンスクリーンを利用して45度やトップ付近へあがってパスを受けます。このダウンスクリーンのポイントは、空間ではなく、人へしっかりとスクリーンをかける点にあります。
⑨フレアスクリーン
スクリーンプレイの3Pシュート! 【バスケの勉強】
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フレアスクリーンとは、一言でいうと外角のシュート、特にスリーポイントシュートを味方に打たせるスクリーンです。味方にスリーポイントのスペシャリストがいるチームには特におすすめのオフェンス戦術です。スリーポイントシューターはエンドライン際を通りながら逆サイドの45度付近へ移動します。
そして追いかけてくるマークマンを味方のパワーフォワードがスクリーンをかけてヘルプディフェンスに行かせないようにします。この場合、パワーフォワードのスクリーンは、止まっているディフェンスに対してではなく、走ってくるディフェンスに対してかけるので、ファールを取られないように上手くスクリーンを仕掛けることが必要です。
そして追いかけてくるマークマンを味方のパワーフォワードがスクリーンをかけてヘルプディフェンスに行かせないようにします。この場合、パワーフォワードのスクリーンは、止まっているディフェンスに対してではなく、走ってくるディフェンスに対してかけるので、ファールを取られないように上手くスクリーンを仕掛けることが必要です。
⑩ホーンズ
【NBAでもよく使われる】セットオフェンス「ホーンズ」vol.1
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ホーンズとは英語で角の意味で、基本的な形はPGがトップに、PFとCがフリースローラインに並び、SGとSFが両サイドのコーナーにポジションをとります。これが角のような陣形になり、ホーンズと名付けられました。ホーンズのメリットは、誰でもどこからでも攻撃を仕掛けやすく、何通りもの組合せができる点にあります。
1-2-2の形を作り、シューティングガードにPFとCがスクリーンを仕掛けるところから始まり、相手ディフェンスの動きに応じて様々な種類のセットオフェンスに展開していきます。
1-2-2の形を作り、シューティングガードにPFとCがスクリーンを仕掛けるところから始まり、相手ディフェンスの動きに応じて様々な種類のセットオフェンスに展開していきます。
⑪UCLAカット
セットオフェンス「UCLAカット」
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UCLAカットは、アメリカの強豪大学のUCLAの黄金期に使っていたフォーメーションで、NBAでも採用されているバスケット戦術です。基本的にはPGがウイングにいる選手にパスを出し、Cのスクリーンを利用してゴール下へ走りこみ、パスを受けてゴールを目指します。PGにヘルプがついたら、Cにパスを出せばミスマッチになっているので有利です。
また、PG以外の選手がエンドライン付近に横1列に並び、PGがどちらかのウイングにパスを出し、そのままゴール下へ走りこみ、パスを出したサイドで2対2の状況を作ることもできます。UCLAカットは様々な展開に発展させることができる優れたバスケット戦略です。
また、PG以外の選手がエンドライン付近に横1列に並び、PGがどちらかのウイングにパスを出し、そのままゴール下へ走りこみ、パスを出したサイドで2対2の状況を作ることもできます。UCLAカットは様々な展開に発展させることができる優れたバスケット戦略です。
バスケットのディフェンス戦術9選
⑫2-3
2-3は、ソーンディフェンスのバスケット戦術の中でも最もオーソドックスなゾーンディフェンスです。特徴は、ゴール下を重点的に守りながら、外角もケアできる最もバランスが取れた守備陣形になっています。PGとSGでトップを抑え、SFとPFがエンドライン付近からの侵入を防ぎ、Cがペイントエリアを守ります。
この2-3のデメリットは45度付近からのスリーポイントに弱い点です。相手チームのCがハイポストに来た場合にPGかSGのどちらかがマークにつきます。そうすることでマークがついた側の45度ががら空きになるので、容易にスリーポイントを打たれないような工夫が必要になります。
この2-3のデメリットは45度付近からのスリーポイントに弱い点です。相手チームのCがハイポストに来た場合にPGかSGのどちらかがマークにつきます。そうすることでマークがついた側の45度ががら空きになるので、容易にスリーポイントを打たれないような工夫が必要になります。
⑬2-1-2
2-1-2は2-3戦術のCがハイポスト付近へ上がったシステムで、相手のCが強力な場合に威力を発揮するディフェンス戦術です。後に出てくるボックスワンのゾーンディフェンスに似ており、ペイントエリア内に入ってきたCにディフェンスのCがマッチアップするイメージです。
他の4人のディフェンスは、基本的に与えらえれたスペースを重点的に守ることが求められます。相手チームの強力なCを封じることができる反面、ゴール下にスペースが生まれやすく、SFとPFの連携がカギを握ります。
他の4人のディフェンスは、基本的に与えらえれたスペースを重点的に守ることが求められます。相手チームの強力なCを封じることができる反面、ゴール下にスペースが生まれやすく、SFとPFの連携がカギを握ります。
⑭3-2
3-2は、SF、PG、SGの3人が前のスペースを、CとPFの2人がゴール下付近のスペースを守備するゾーンディフェンスで、主なメリットはスリーポイントを防ぐことができる点にあります。相手チームがスリーポイントを中心とした外角からのシュートを得意としている場合に威力を発揮するバスケットのディフェンス戦術です。
スリーポイントシュートや、ドライブを防ぐことができる反面、両サイドのコーナーやペイントエリア付近のスペースが空いてしまっているため、ゴール下の攻撃に弱いというデメリットがあります。
スリーポイントシュートや、ドライブを防ぐことができる反面、両サイドのコーナーやペイントエリア付近のスペースが空いてしまっているため、ゴール下の攻撃に弱いというデメリットがあります。
⑮1-3-1
1-3-1は、PGが1列目、SF、C、SGが2列目、PFが3列目に位置する陣形のゾーンディフェンスです。最大のメリットは相手のオフェンスに対して、様々な陣形に変化させて臨機黄変に対応することだできる点にあります。相手がSF側のコーナーから攻撃をしかけてきたらPFがディナイし、空いたゴール下はSGがカバーし、その逆ではSFがゴール下をカバーします。
ペイントエリア内とスリーポイントシュート双方への対応では一番優れた戦略といえます。しかし、両サイドのコーナーでは連携が必要なため、トレーニングしておく必要という点では最も難しいバスケット戦術といえます。
ペイントエリア内とスリーポイントシュート双方への対応では一番優れた戦略といえます。しかし、両サイドのコーナーでは連携が必要なため、トレーニングしておく必要という点では最も難しいバスケット戦術といえます。
⑯1-1-3
1-1-3は、相手チームがインサイド中心の攻撃をしてくるチームの場合に威力を発揮するバスケット戦術です。両サイドの45度はフリーになりやすいのでスリーポイントは防ぎにくいというデメリットがあります。しかし、インサイドの攻撃にはどこからでも対応しやすいフォーメーションになっています。
また、リバウンドを奪取したら、PGを走らせてツーメンブレイクをやりやすい陣形でもあります。状況に応じて2-3、1-3-1に陣形を変形させるようにトレーニングを積んでおくとさらに効果的なバスケ戦術になります。
また、リバウンドを奪取したら、PGを走らせてツーメンブレイクをやりやすい陣形でもあります。状況に応じて2-3、1-3-1に陣形を変形させるようにトレーニングを積んでおくとさらに効果的なバスケ戦術になります。
⑰ボックスワンゾーンディフェンス
ボックスワンゾーンディフェンスとは、相手チームに1人のポイントゲッターが存在する場合に効果的なバスケット戦術です。相手のポイントゲッターに1人がマンツーマンでつき、残りの4人がボックスを作ってゾーンディフェンスを敷く戦略フォーメーションです。マンツーマンでつく1人はディフェンスのスペシャリストだとさらに効果を発揮します。
最大のメリットは相手チームのエースの得点や動きを阻止し、メンタル面で混乱をおこさせることが期待できます。しかし相手のエースがCやPFの場合には使うことができず、また、ボックスの中央にスペースがあり、ここを攻められると弱いという弱点があります。
最大のメリットは相手チームのエースの得点や動きを阻止し、メンタル面で混乱をおこさせることが期待できます。しかし相手のエースがCやPFの場合には使うことができず、また、ボックスの中央にスペースがあり、ここを攻められると弱いという弱点があります。
⑱トライアングルツーゾーンディフェンス
トライアングルツーゾーンディフェンスは、相手チームの司令塔であるPGと得点源であるエース2人にマンツーマンでつき、残りの3人でトライアングル型のゾーンディフェンスを敷くバスケ戦術です。相手の司令塔とエースの動きを阻止し、相手のリズムを崩すことが期待できます。
また、トライアングルの3人は、相手の動きに応じてヘルプディフェンスをしやすいというメリットがあります。しかし、相手チームの5人全てが得点能力を持つ場合や、相手の得点源がPFやCの場合には効果がありません。
また、トライアングルの3人は、相手の動きに応じてヘルプディフェンスをしやすいというメリットがあります。しかし、相手チームの5人全てが得点能力を持つ場合や、相手の得点源がPFやCの場合には効果がありません。
⑲ゾーンプレスディフェンス
ゾーンプレスディフェンスは、ハーフコートを対象にするゾーンディフェンスとは違い、フルコートを対象に、5人がそれぞれのテリトリーを守備するバスケット戦術です。その最大の目的は8秒ルールバイオレーションを狙うか、バックコートでインターセプトを狙う点にあります。
8秒バイオレーションを奪うことでフロントコートから24秒を使ってじっくりと攻撃することができ、また、早い段階でインターセプトすることですぐに速攻を仕掛けることができるというメリットがあります。しかし、オールコートを守備するため、体力の消耗が激しく、ここぞという場面限定で使うチームが多数を占めています。
8秒バイオレーションを奪うことでフロントコートから24秒を使ってじっくりと攻撃することができ、また、早い段階でインターセプトすることですぐに速攻を仕掛けることができるというメリットがあります。しかし、オールコートを守備するため、体力の消耗が激しく、ここぞという場面限定で使うチームが多数を占めています。
⑳オールコート・ハーフコートマンツーマン
マンツーマンディフェンスにはオールコートマンツーマンとハーフコートマンツーマンの2種類があります。オールコートマンツーマンは、激しい動きにより体力消耗するため1試合を通して戦略としてい使用することは不可能ですが、自チームが負けている場合などに使用することがあります。
また、ハーフコートマンツーマンは、5人のプレーヤーそれぞれが相手チームの同じポジションの選手にマッチアップする最もシンプルなディフェンスで、NBAの多くのチームが採用しているディフェンスのバスケット戦術です。
また、ハーフコートマンツーマンは、5人のプレーヤーそれぞれが相手チームの同じポジションの選手にマッチアップする最もシンプルなディフェンスで、NBAの多くのチームが採用しているディフェンスのバスケット戦術です。
バスケットボールの基本的な戦術 まとめ
バスケットボールにはオフェンス、ディフェンスそれぞれ様々な基本的な戦術が存在します。オフェンスについてはUCLAカットや、バックドアプレーなどを基本にし、相手の状況により、様々なフォーメーションプレーに発展させることができます。また、ディフェンスにおいては、相手チームの特性や自チームの特性を考慮して、それに適したバスケット戦術、戦略を用いることで勝利に近づけることができます。この戦術を誤ると、勝てる試合も逃してしまう結果になります。バスケの基本戦術を学ぶことで、テクニックだけではなく、戦術で勝利することも不可能ではなくなります。
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