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ロードバイクを壁掛けする方法とは?自転車をおしゃれに室内保管したい!

ロードバイクを壁掛けする方法とは?自転車をおしゃれに室内保管したい!

ロードバイクを壁掛けするには、壁や柱にバイクラックを取り付けて、車体をラックについたハンガーに掛けます。ロードバイクを壁掛けすることで、省スペースでおしゃれな自転車収納が可能です。壁の加工が難しい賃貸物件でも、バイクスタンドやDIYした柱を利用することで壁掛け収納は実現できます。

2021.12.16 自転車

ロードバイクを壁掛けで収納したい!

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ロードバイクは家の中に保管することで、防犯対策パーツの劣化対策になります。しかし、室内に自転車を入れると場所をとるため、サイクリストにとってロードバイクの収納場所は悩みの種でもあります。

そこでおすすめしたい収納方法が、壁掛け収納です。壁掛け収納は、壁や柱にハンガーやフックを使ったバイクラックを設置して自転車を吊り下げる収納方法で、愛車を使ってスタイリッシュでおしゃれな空間を演出することも可能です。

ロードバイクを壁掛けで収納するメリット

ロードバイクを壁掛けするメリットは、省スペースで、ショップのようにおしゃれに自転車をディスプレイできることです。

壁掛け収納をすることで、自転車を収納するための床面積が必要なくなり、狭いスペースでも自転車を設置することができます。また、家具の上や壁の空いたスペースに自転車を収納できるため、自転車収納のバリエーションが増えるだけでなく、空間の有効利用につながります。

ロードバイクを壁掛けするときの注意点

ロードバイクを壁掛けするうえで注意したいことは3点あります。

①壁の強度
直接壁にバイクラックを取り付ける場合には、壁がロードバイクの重量に耐え得る強度でなければなりません。壁の材質や構造を確認しましょう。

②収納時の傷
収納するときにタイヤやハンドルで壁を傷つけてしまわないように注意が必要です。

③落下対策
振動が加わったときにバイクラックからロードバイクが落下することを防ぐ対策を講じる必要があります。

ロードバイクの壁掛け収納のタイプ

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ロードバイクの壁掛け収納のタイプには、横掛け縦掛けの2種類があります。どちらのタイプもバイクラックに取り付けられたハンガーやフックに自転車の一部を吊り下げて収納することは共通していますが、収納する自転車の向きで確保するスペースが異なります。収納を考えている場所や自転車の形状を考慮して、最適な収納のタイプを選んでください。

横掛け

横掛け収納は、自転車を壁と平行に掛けてディスプレイするタイプです。横掛け収納には、バイクラックを直接壁に取り付ける方法と突っ張り棒にフックとスタンドがついたバイクスタンドを使用する方法があります。

【横掛けタイプのメリット】
・1つの壁面や柱に対して複数台のディスプレイが可能

【横掛けタイプのデメリット】
・壁の面積が必要
・ロードバイクを持ち上げる必要がある

縦掛け

縦掛け収納は、壁面に対して自転車を垂直に立てて収納します。ロードバイクのホイールをバイクラックに取り付けられたフックに引っ掛けて収納するタイプが多く、横置きに比べ手軽な収納が可能です。

【縦掛けタイプのメリット】
・横掛けタイプに比べて省スペースで収納が可能

【縦掛けタイプのデメリット】
・収納するための奥行きが必要

ロードバイクを室内に壁掛けする方法

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ロードバイクを室内の壁に掛けるには、壁掛け専用のバイクラックが必要です。バイクラックを壁にネジで固定して、付属のハンガーやフックにロードバイクを吊り下げます。

室内の設置場所の検討

ロードバイクを壁掛けする場所は、自転車の出し入れを考慮すると玄関土間がおすすめです。玄関付近にバイクラックを設置すると、自転車を持ち上げて運ぶ距離が短く収納の楽であるほか、サイクリングから帰ってきたあとに床を汚す心配も減らすことができます。

また、スペースに余裕のある部屋ならば思い切ってリビングルームに自転車を飾るのも、部屋のインテリアになり、おしゃれにロードバイクを収納する方法のひとつです。

ロードバイクの壁掛けに必要な道具

・バイクラック
・ドリル
・ドライバー
・10cmくらいの紐またはバンド

ロードバイクを壁に掛けるには、バイクラックのほか、バイクラックを固定するネジ穴を開けるドリルドライバーが必要です。必須ではありませんが、電動インパクトドライバーを用意することができるとネジ止め作業が捗ります。紐またはバンドは、自転車をラックに掛けたあと、ホイールとダウンチューブの固定に使用します。

賃貸物件の室内でロードバイクを壁掛けする手順

自由に壁を加工することが許されていない賃貸物件でも、ロードバイクを室内の壁に掛けて収納することは可能です。

部屋の壁の前に自分でDIYした柱を設置し、バイクラックを取り付ければ、壁を傷つけずにロードバイクを壁に掛けることができます。

また、突っ張り棒型のバイクスタンドを使った壁掛け収納も壁に穴を開けずにロードバイクを壁掛けする方法のひとつです。

室内設置手順①柱の材料を準備する

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【柱の材料】
・2x4木材
・柱作成用の2x4専用DIYグッズ

2x4木材とは、断面の寸法が2インチx4インチの木材で、専用のDIYグッズを使い簡単に柱を立てられる規格です。天井と床の高さを測っておき、購入時にカットしてもらいましょう。

2x4専用DIYグッズは、木材の両端に取り付け突っ張り棒の要領で固定するアイテムです。取り付け口があらかじめ2x4サイズになっていて、加工なしで木材の両端に嵌め込めます。

室内設置手順②壁の代わりとなる柱の作成

適切な長さにカットした木材の両端にDIYグッズを取り付け、木材を垂直に固定し、柱とします。

DIYグッズが天井と床を突っ張って木材を固定するため、柱の設置は、天井と床の間にDIYグッズを取り付けた木材をはめ込むだけです。安全のため、設置したあとは柱の角度と固定具合を確認してください。

室内設置手順③バイクラックの取り付け

設置した柱に穴を開けて、バイクラックを取り付けます。高さや角度を確認しながら、取り付け位置を決めてください。自転車の取り出しやすさを重視する場合は低め、収納したときの見栄えを重視したい場合は高めの位置がおすすめです。

室内設置手順④ロードバイクを掛ける

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ロードバイクをラックまたはスタンドに掛けて完了です。ロードバイクを掛けたあとは、ハンドルの動きを制限するために前輪とダウンチューブを紐やバンドで固定することをおすすめします。ハンドルの動きを制限することで、ハンドルが動いて壁にぶつかることを防ぐことができます。

突っ張り棒型のスタンドを使用する場合

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突っ張り棒型のスタンドとは、天井と床の間に突っ張り棒の要領で固定される支柱にバイクを吊り下げるハンガーの付いたスタンドです。

突っ張り棒型スタンドを利用してロードバイクを壁掛けする場合は、ドリルを用意する必要はありません。スタンドの支柱を天井と床の間に突っ張らせて、付属のハンガーの角度を調整します。ハンガーの角度をドライバーで固定し終えたら、ロードバイクをハンガーに掛けて完了です。

壁に穴を開けてロードバイクを壁掛けする手順

壁に直接穴を開けてバイクラックを設置する場合には、基礎の材質を確認してから取り付けを開始します。

・コンクリートの場合…専用の振動ドリル、アンカー、ビスを用意します。ただしコンクリートが露出していない壁の場合は、取り付けが困難かつ取り付けても強度不足になる可能性が高いため、穴を開けず柱を自作する方法をおすすめします。

・鉄骨や木材の場合…壁の中を通っている柱の位置を確認できれば取り付け可能です。

室内設置手順①柱の位置確認

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バイクラックを固定するネジを打つために、壁の中を通っている柱の位置を確認します。一般的な住宅の壁は、縦材と呼ばれる柱に壁となるボードや木材を貼って作られています。そのため、固定ネジを打つ場合は、縦材である柱に打たなければ十分な強度を得ることができません。

位置の確認には、実際に壁を叩いて反響しない場所を探します。専用の下地センサーがあると簡単に見つけることができて便利です。

室内設置手順②バイクラックの取り付け位置の確認

柱の位置を確認することができたら、バイクラックの取り付ける高さを決めます。天井や床と自転車が抵触せず自分が無理なく自転車を持ち上げられる高さを確認しましょう。

室内設置手順③バイクラックの取り付け

バイクラックの位置を決定したら、次は取り付け作業です。まずは壁にネジ穴位置の印をつけ、ドリルで下穴を開けます。下穴を開けるときは、切り屑が出るため、床に養生シートを引くと後片付けが簡単でおすすめです。下穴を開け終えたら、ネジでバイクハンガーを固定します。

室内設置手順④ロードバイクを掛ける

バイクラックにロードバイクを掛けて完了です。ロードバイクを掛けたあとは、前輪とダウンチューブを紐やバンドで固定してハンドルの不要な動きを防ぎましょう。

ロードバイクを壁掛け収納できるおすすめのバイクラック5選

ロードバイクを壁掛けするバイクラックには、バイクラックの定番ブランドMINOURAをはじめ、国内外のメーカーからさまざまな種類と見た目のバイクラックが発売されています。住宅事情により製品選びの条件は異なりますが、おしゃれにディスプレイするためには、設置場所の雰囲気にマッチしたデザインのバイクラックを選びましょう。

MINOURA : バイクハンガー4R

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材質 スチール
サイズ 幅370mm x 奥行290mm x 高さ200mm 
耐荷重 20kg
バイクハンガー4Rは奥行きをできるだけ抑えたい人におすすめの壁掛けバイクラックです。ロードバイクのハンドル幅に合わせた専用設計とすることで、自転車と壁面との間に無駄な空間をつくることなく設置ができるようにデザインされています。また、ロードバイクを掛けていないときは、ハンガーを跳ね上げておくことができ、部屋の邪魔になりません。

MINOURA : バイクハンガーV

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材質 スチール
サイズ 幅80mm × 奥行き140mm × 高さ140mm
耐荷重 20kg
バイクハンガーVは、横幅を取らない縦型の壁掛けバイクラック。フックのスペースが広く取られていて、ロードバイク標準の細めのタイヤだけでなく、幅広のタイヤディープリムホイールを装着した自転車の壁掛けにおすすめです。

cycloc : cycloc SOLO

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材質 プラスチック
サイズ 直径250mm × 奥行き300mm
耐荷重 -
cycloc SOLOは、1つで複数の掛け方ができるおしゃれなバイクラックです。取り付け角度が限定されていないため、水平、垂直、斜めとさまざまな向きで自転車を掛けることができます。ヨーロッパ製品ならではの高いデザイン性も魅力で、部屋のインテリアに映える自転車収納にうってつけです。

cool bike rack : Cool

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材質 プラスチック / スチール
サイズ 幅118mm x 奥行き392mm x 高さ119mm
耐荷重 20kg
Coolは、自転車のレイアウトにこだわりたい人におすすめのバイクラックです。360度回転するアーム型ハンガーを使って、自由な角度で自転車をディスプレイすることができます。また、バイクラックを設置した後も簡単に角度を調節できるため、模様替えをしたい場合も便利です。
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CLUG : ROADIE

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材質 プラスチック / 樹脂
サイズ 幅32mm x 奥行き42mm x 高さ42mm
耐荷重 13kg
ROADIEは、世界最小のバイクラックです。製品自体が小さいため、設置の場所を選ばず、省スペースにこだわりたい人におすすめです。また、構造がシンプルな分、壊れにくくて値段も安く、コストパフォーマンスも優れています。

賃貸物件におすすめの壁掛けDIYグッズ

室内に柱を設置するためのDIYグッズでは若井産業のディアウォールと平安伸銅工業のラブリコが便利です。両製品とも壁の間を突っ張る役目をするグッズで、基本的な使い方は変わりません。2x4木材に取り付けるだけで簡単に柱を作ることができます。

若井産業:ディアウォール

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材質 ABS樹脂 / バネ / ゴム / スチール
サイズ 幅98 x 奥50 x 高さ50mm
ディアウォールは、取り付けと使い方の手順が極めてシンプルなため、DIYに慣れていない人におすすめのグッズです。製品の中に入ったバネの力を利用して柱を突っ張らせる仕組みで、木材の両端に嵌めて天井と床の間に押し込むだけで簡単に柱を設置することができます。万が一、木材の長さが足りない場合は、ディアウォール専用の中間ジョイントを使うことで天井から床までの長さを確保することができます。

平安伸銅工業:ラブリコ

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材質 ABS樹脂 / ゴム / スチール
サイズ 幅406 x 奥94 x 高さ1372mm (最大伸長時)
ラブリコは、バイクラックを取り付ける柱の位置が限定されている場合模様替えを頻繁に考えている人におすすめです。ネジを使ったジャッキ式の突っ張り方式のグッズで、柱を狙った位置に設置しやすく、微調整も簡単です。バネで突っ張り力を出しているディアウォールと違い、ラブリコはネジを回せば固定力を調整できるため、設置したい位置に柱を持ってきてネジをしめるだけでよく、位置調整が容易にできます。

壁掛けしたロードバイクをおしゃれに見せる方法

壁掛けしたロードバイクをおしゃれに見せるには、背面の壁をアクセントにすることがポイントです。雰囲気のある壁紙を貼ったり、ロードバイクメーカーのタペストリーを飾ったりして、自転車との統一感を出すことで空間をコーディネートすることができます。

自作で柱を設置する場合は、柱を2本設置して間に板を貼りウッドデッキ調の壁を作成するのもおすすめです。また、間接照明を使った演出も雰囲気作りに効果的です。

ロードバイクを壁掛けしてインテリアとしても楽しもう

ロードバイクは、外で使うことがメインでありながら、壁に掛けてレイアウトすると、室内のコーディネートの一部となるインテリア性のあるアイテムです。壁掛けのアイデアをきっかけに、収納やメンテナンスがしやすいように自分で工夫しながらディスプレイの仕方を考えると、サイクリングとは違ったロードバイクの楽しみ方がみえてきます。愛車を壁掛け収納して、部屋のインテリアでもロードバイクを活用しましょう。

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