2020年6月14日 更新

自転車の歴史とは?起源・始まりを歴史年表付きで解説

自転車の起源はヨーロッパのドイツで、1913年にドイツ人発明家が考案したことが歴史の始まりです。自転車は、時代にあわせて常に機能の改良がおこなわれ、長い歴史を経て現在の形となりました。生活に役立つだけではなく、スポーツ競技の魅力もあり、健康維持や環境保全に繋がることが世界中で愛される乗り物へ進化した理由の1つです。

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自転車の歴史とは?

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自転車の起源は諸説ありますが、1813年にドイツ人の発明家が新しい乗り物を考案したという説が有力です。

発明当初のシンプルな構造の自転車は、ヨーロッパの国々へ普及していくうえで新しい技術お進化でさまざまな改良が施されました。利便性が高まったことで自転車は世界中へ広まり、多様な用途で使用されるようになります。

自転車の起源・始まり

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最も有力な自転車の起源の説は、1813年に発明家のカール・フォン・ドライスが発祥地であるドイツで自転車の元となるドライジーネと呼ばれる装置を考案したことです。

ドライス伯爵の愛馬が死んでしまい、馬に変わる乗り物を探したことをきっかけに自転車は発明されました。ペダルのない地面を踏んで進む装置は、現在の自転車の起源となります。

自転車の語源

英語で自転車を表記するBicycleの語源は、1879年イギリスで発明された車輪へチェーンを組み込む仕組みのBicycletteの言葉に由来しています。

日本では、1870年に竹内寅次郎が3輪車の販売の許可の申請時に、乗り物の名前を自転車と名付けたことが由来で、命名の理由や普及の詳細はは記録がないため不明とされています。

自転車の発祥の地

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自転車の発祥地はドイツです。自転車先進国のヨーロッパの国々では、現在も自転車の歴史に関する研究が盛んで、さまざまな文献で発祥の歴史や自転車文化の変遷の検証が続けられています。

自転車の発展

ドライス伯爵が発明した自転車は発祥地のヨーロッパの各国で発展し、歴史の流れによってさまざまな機能が付加され世界中へ広まりました。

自転車の発展で追加された機能は大きく分けて6つです。

・車輪の回転
・材質が鉄製へ変更
・安全機能の追加
・空気入りタイヤの開発
・ギアの開発
・電動機能の追加

自転車の歴史年表

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自転車の歴史年表は1818年から始まり、現代まで200年以上の歴史が続いています。

自転車は、200年間の歴史なかで利用者の増加とともに乗る人のニーズや生活様式にあった機能の革新がされ、市民の生活や時代を象徴する形で変化を遂げています。

起源~明治

1818年 文化15年 ドライス伯爵が自転車を発明 ドイツ
1861年 文久元年  ミショー型の自転車の開発 フランス
1870年 明治3年 自転車の言葉の誕生 日本
1879年  明治12年 チェーン駆動の開発 イギリス
1880年 明治13年 オーディナリー型の自転車の開発 イギリス
1885年 明治18年 折りたたみ自転車の発明 フランス
安全型自転車の考案 イギリス
1888年 明治21年 空気入りタイヤの開発 イギリス
1896年 明治29年 フリーホイール機能の開発 イギリス
ギア機能付き自転車の発売 イギリス
1903年 明治36年 ツールドフランス初開催 フランス
起源から明治の年表は、技術の変革が多いことが特徴です。

1861年にミショー型と呼ばれるペダルが付加された車輪が回転する自転車が発明され、車体は鉄製になりました。1880年にはオーディナリー型と呼ばれる前輪が大きく速く走れる車種が開発され、1885年には現在の自転車と同じ構造の安全機能が付加されました。

大正~昭和

1903年 明治36年 個人保有台数が100万台を突破 日本
1992年 大正11年 空気抵抗を軽減する自転車の開発 ドイツ
1923年 大正12年 乾電池ランプの開発 日本
1937年 昭和12年 ツールドフランスでギアの使用の認可 フランス
1950年 昭和25年 個人保有台数が1000万台を突破 日本
1970年 昭和40年代 マウンテンバイク競技の誕生 アメリカ
1970年 昭和40年代 電子フラッシャー付き自転車が流行 日本
1986年 昭和61年 カーボンフレームを開発 アメリカ
大正から昭和の年表の特徴は、自転車の保有者の増加と自転車競技の普及です。

自転車競技の世界的な大会のツールドフランスが定期的に開催されるようになり、1970年にはマウンテンバイクの競技も始まりました。自転車の認知度の高まりで、1950年には日本の個人の車両保有台数が1000万台を突破します。

平成~現在

1993年 平成5年 電動アシスト自転車の発売 日本
1996年 平成8年 ツアーオブジャパンの初開催 日本
2009年 平成21年 幼児乗り2人自転車の解禁 日本
2015年 平成27年 電動アシスト自転車の生産数が48万台突破 日本
平成から現代までの年表の特徴は、電動自転車の普及です。

電動アシスト自転車は、利用者のニーズにあわせた機能の進化で幅広い世代へ広まり、市場が拡大したことで2015年には国内の生産台数が48万台を突破します。
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