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自転車の盗難防止対策6選!盗まれないためのおすすめ防犯グッズ・駐輪方法とは?

自転車の盗難防止対策6選!盗まれないためのおすすめ防犯グッズ・駐輪方法とは?

自転車の盗難防止には、2つ以上の施錠をしたり防犯登録をしたり人目につきやすい駐輪場所を選んだりする対策に大きな効果があり、自転車を地球ロックで施錠すると更に安心です。転売されやすいロードバイクやクロスバイクは、鍵だけでなく盗難防止用のブザーやGPS機器の使用もおすすめします。

2021.12.20 自転車

自転車を盗まれないようにするにはどうしたらいいの?

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自転車を盗まれないようにするには、盗まれやすい自転車の傾向を知り防犯対策を立てることが必要です。

盗まれやすい車種や場所は犯人の目的で異なり、一時的な移動手段を目的に盗まれるシティサイクルは、販売台数の多い定番色、高額なロードバイクやクロスバイクはブランドの人気商品が多く狙われています。いずれも鍵で防犯対策を取ることが有益で、頑丈なチェーン錠を用いた地球ロックを自転車にすると大きな効果が得られます。

そもそも盗まれやすい自転車とは?

盗まれやすい自転車の共通点は2つです。

・無施錠か簡単に壊すことのできる鍵1つで施錠されている
・駐輪している時間が長い


自転車の窃盗犯は一刻も早く自転車を駐輪場所から持ち出したいと考え、鍵が不十分で即時移動が可能な自転車や、頻繁に使っている様子がなく持ち主と鉢合わせする可能性の低い自転車を狙うパターンが大変多くみられます。

盗まれやすい自転車の色や種類

自転車の種類 盗まれやすさ 盗まれやすい色
シティサイクル ★★★★★ 白・黒・グレー
ミニベロ 安価品 ★★★★☆ 白・黒・グレー
ブランド品 ★★★☆☆
ロードバイク ブランド品 ★★★★★
一般 ★★★☆☆ 白・黒・グレー
クロスバイク ブランド品 ★★★★★
一般 ★★★☆☆ 白・黒・グレー
子供用自転車 一般車 ★☆☆☆☆
ブランド品 ★★★★☆
盗まれやすい自転車の色や種類は、犯人が何の目的で自転車の窃盗をするかで異なります。

一時的な移動を目的とするシティサイクルやリーズナブルなミニベロの場合は、黒白グレーの色合いで、近隣の駐輪場に多くの類似品が存在する目立ちにくい車種が狙われます。転売目的と推定される高額なロードバイクやクロスバイクの場合は、色に関係なくできる限り未使用で人気の高い自転車が狙われることが多いです。

自転車が盗まれやすい場所

自転車が盗まれやすい場所のパターンは2つです。

・不特定多数の人間が激しく出入りする駅や商業施設の駐輪場
・人の出入りが少なく人目につかない駐輪場

誰が出入りしても不自然でない公共の場にある駐輪場では、一時的な利便性を目的としたシティサイクルの盗難が多発します。限られた人のみが出入りする駐輪場の場合には、人目につかないタイミングを狙った転売目的の高額ブランド自転車の窃盗が多いです。

地球ロックは盗難防止に効果的?

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地球ロックによる防犯は、自転車の盗難防止に一定の効果があります。

地球ロックとは、人力で動すことのできない柵や柱と自転車をチェーン錠やU字ロック錠で一緒に固定し施錠する防犯対策です。地球ロックに使用する錠が強固で簡単に壊せないならば、自転車まるごとを窃盗することは難しく盗難防止に大変有効です。華奢で簡単に破壊できる鍵を地球ロックに使用する場合も、リング錠のみで駐輪するより高い盗難防止効果が見込めます。

自転車の盗難防止対策6選

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自転車の盗難を防止するには6つの対策が効果的です。

①必ず鍵をかける
②メイン錠に加え、補助になる鍵をもう1つ使用する
③自宅ではなるべく室内に置き、屋外に置くならば門内で施錠をする
④外出先では施設管理者の目の届く場所か監視カメラのある場所に駐輪する
⑤自転車が自分の所有物であることの証明に防犯登録をし、みえる場所にシールを貼る
⑥自転車に防犯グッズを施し、窃盗にリスクの高い自転車と認識させる

メイン鍵の対策

自転車に標準装備で鍵が付いている場合には、駐輪時に必ず施錠することが大切です。シティサイクルには、前フォーク部に取り付ける前輪錠や後輪・台座に取り付けるリング錠が出荷時にセットされていることが多く、前輪錠やリング錠を必ず施錠するだけで盗難防止に役立ちます

標準装備されていない子供用自転車やロードバイク、クロスバイクの使用では、車体購入時に必ず1つは錠の準備をおすすめします。

補助錠の対策

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自転車の盗難防止には、メイン鍵に加えて補助錠も使用すると高い効果が得られます。

鍵が2つ以上付いている自転車は、標準装備のリング錠のみの自転車と比べ、開錠に時間がかかり、窃盗犯に敬遠される傾向があります。使用する補助錠は、安価で手に入りやすい前輪錠や簡易なワイヤー錠で十分に効果的です。自転車が高額で狙われやすい種類の場合には、強固で破りにくいU字ロック錠やチェーンロック式錠をおすすめします。

自宅駐輪場所の対策

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自宅で自転車を駐輪する場合に効果的な窃盗対策は5つです。

・置く場所に関わらず、必ず施錠する
・高額なロードバイクやクロスバイクは可能な限り室内で保管する
・屋外ならば、道路沿いでなく門扉内に駐輪する
・集合住宅や人通りの多い道路沿いに駐輪する場合は、ポストや柵に地球ロックを施す
・自転車にゴミや埃を溜めたままにしない


自転車を屋外に駐輪するならば、帰宅後も施錠し盗まれない対策を取ることが大切です。

外出先駐輪場の対策

外出先で駐輪場を探すときには、3つのポイントを抑えると防犯対策になります。

・管理人や整備員の目が行き届いている
・防犯カメラが作動している
・駐輪場が柵で囲われていたり、1台ごとに鍵付きのスタンドが付いていたりする


不特定多数の人が出入りし、多くの似た自転車が駐輪される駅前や複合施設の駐輪場では、駐輪場管理人や施設スタッフの目が行き届く場所を選んだり監視カメラが作動していたりする場所が有益です。

防犯登録の対策

自転車購入時に義務付けられている防犯登録を見える場所にわかりやすく貼ることも、盗難防止に大きな効果があります。

防犯登録のされている自転車であるならば、他人が自分の自転車を所有している場合に警察に照会してもらうことで自転車が自分の所有物であることの証明ができます。防犯登録は盗んだ自転車を所有する窃盗犯にとって不利益となる制度であるため、防犯登録済とわかる自転車の窃盗は避ける傾向が強く、防犯に有益です。

防犯グッズの対策

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自転車の盗難防止には、盗難防止用ブザーやGPS追跡機の使用も効果があります。

ブザーやGPS機器は、自転車が盗まれそうになったときや自転車が盗まれてしまったのちに便利な道具で、直接的に盗難を防止することはできません。ただし防犯グッズの装備されている自転車は、犯人から窃盗してもリスクの高い自転車であると判断されることが多く、一定の抑止力となります。

自転車の盗難防止におすすめなグッズ5選

自転車の盗難防止におすすめな商品は5種類です。

・U字ロック錠
・チェーン式錠
・自転車カバー
・盗難防止用ブザー
・GPSトラッカー

衝動的な用途で盗まれることの多いシティサイクルは、標準装備のリング錠とチェーン式錠や自転車カバーを組合わせることで大変大きな成果が得られます。一方、高額なブランド自転車を所有している場合には、1つだけでなく5種類の対策を幾重に組みあわせることがおすすめです。

U字ロック錠

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防犯効果の高さ ★★★☆☆
使いやすさ ★★★★★
リーズナブルさ ★★★★★
入手しやすさ ★★★★☆
U字ロック錠は、U字型の頑丈で持ち運びのできる自転車錠です。価格は1,000~3,000円程度で、ホームセンターやインターネットサイトから容易に購入でき、ダイヤル式、鍵式、指紋認証式と豊富な種類から選ぶことができます。

・メリット
カバンや前かごに入れて簡単に落ち運べる
専用工具がないと壊すことが難しい

・デメリット
重い
伸縮性がないため地球ロックがしづらい

チェーンロック式錠

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防犯効果の高さ ★★★☆☆
使いやすさ ★★★★★
リーズナブルさ ★★★★★
入手しやすさ ★★★★★
チェーンロック式錠は、中に頑丈な鎖が入ったひも状の自転車錠です。価格は1,000~2,000円程度と安く、鍵を紛失する心配のないダイヤル式が主流となります。チェーン式は、チェーンの長さや太さ、チェーンカバーのデザインが豊富で、防犯だけでなくおしゃれさを楽しむことも可能です。

・メリット
専用工具がないと壊すことが難しい
地球ロックが簡単にできる

・デメリット
重い
鎖が長く持ち運びの邪魔になりやすい

自転車カバー

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防犯効果の高さ ★★☆☆☆
使いやすさ ★★★★★
リーズナブルさ ★★★★☆
入手しやすさ ★★★★★
自転車カバーの使用は、自転車本体がどのような商品かわからなくできたり、カバーを外す手間がかかったりする点で盗難防止に一定の効果が得られます。盗難防止を目的に自転車カバーを使用する場合には、カギを通せる穴つき商品がおすすめです。

・メリット
自転車本体を犯人の目から隠すことができる
カバーごと鍵を使用することもできる
・デメリット
自分が使用するときにかけたり外したりすることが煩雑
外出先では使いづらい

盗難防止用ブザー

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防犯効果の高さ ★★★★☆
使いやすさ ★★★★☆
リーズナブルさ ★★★★☆
入手しやすさ ★★☆☆☆
盗難防止用ブザーは高額自転車に最も多用されている防犯対策で、鍵と連動するタイプと単体で発動するタイプの2種類が主流です。いずれも2,000円台から10,000円台までの幅広い価格帯で、装備場所やアラームの種類とあわせ多様な商品が発売されています。

・メリット
振動やイレギュラーな開錠時にすぐ有事を知ることができる
大音量が出ることで、自分が対応できずとも異常をまわりへ知らせることができる

・デメリット
費用がかかる
充電や電池交換に注意が必要
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自転車用GPSトラッカー

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防犯効果の高さ ★★☆☆☆
使いやすさ ★★★★☆
リーズナブルさ ★☆☆☆☆
入手しやすさ ★★☆☆☆
自転車用GPSトラッカーは、高額なロードバイクやクロスバイクユーザーに人気の高い防犯対策です。盗難防止用のアラーム機能を装備している商品が多く、盗まれた後に自転車の場所を特定・追跡することに長けています。頑丈な鍵を装備しても狙われることの多いブランド自転車の、第3、第4の防犯対策に人気です。

・メリット
盗まれた後の発見が容易

・デメリット
盗まれること自体は防止できない

盗まれた自転車はどのくらいで見つかるの?

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盗まれた自転車は4割程度の確率でみつかります。一時利用目的のシティサイクルは5割以上の確率でみつかることも多く、手元に戻るまでの期間も数日~1か月と短い傾向があります。

一方、人気ブランドのロードバイクやクロスバイクはシティサイクルよりみつかりづらく、手元に戻るまでの期間も1か月以上かかることが一般的です。盗難被害にあったときは、自身のみで解決せず警察に介入してもらうことをおすすめします。

盗まれた自転車が戻る確率

盗まれた自転車が戻る確率は、約45%と言われています。

一時的な利用目的で盗難にあった自転車は駅や商業施設で比較的簡単に発見されることも多く、地域により50%以上の確率で戻ることもあります。ただし転売目的で盗まれたと考えられるロードバイクやクロスバイクに限ると約35%程度しか戻っていません。

盗まれた自転車を見つける方法

自転車の盗難被害にあったときは、まず警察に被害届を出すことが重要です。警察に被害届を出すことで、盗難自転車を警察のデータベースに照合してもらうことが可能となり、自転車が戻ってきたり窃盗犯が捕まったりする確率が高まります。

警察に被害届を出した後は、考えられる範囲で自力の捜索をします。シティサイクルの場合は近隣の商業施設や駅、転売されやすいブランド自転車の場合はフリマサイトを探すことがおすすめです。

盗まれた自転車を発見したらどうすべき?

盗まれた自転車を発見したら、すぐに取り返せる状況であってもすぐに取り返さず警察に連絡することをおすすめします。

類似自転車が世に多く出回っているシティサイクルの場合には、自分の自転車によく似た他人の自転車ある可能性もゼロでありません。転売目的のフリマサイトで発見した場合、直接犯人と対峙する行動は、大変危険です。いずれの場合も警察に介入を依頼し、適切な手順を踏んで自転車を取り返すことが大切です。

大切な自転車の盗難防止には何重もの対策を!

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大切な自転車の盗難を防止するには、盗まれにくい環境を作り上げることが大切です。生活の足にシティサイクルを愛用しているならば、最もポピュラーなリング錠を必須で施錠することに加え自転車カバーやサブのチェーン錠で盗難防止対策をすると大きな効果が得られます。

高額で思い入れの強いロードバイクやクロスバイクを所持しているならば、U字錠や盗難防止用ブザーを用いた3、4種類で幾重に対策を重ねることがおすすめです。

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