ブレイブボード・リップスティックの乗り方とは?トリック・技やコツをわかりやすく解説!
ブレイブボードやリップスティックの乗り方は、前方デッキに利き足を載せたあと後方デッキにもう片方の足を載せ、ボードを左右に傾けて走らせる方法です。ブレイブボードやリップスティックのトリックや技には、ウィリーやレイバックがあります。ブレイブボードやリップスティックのコツは、足の向きや乗り方・ボードの選び方にあります。
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公式ライター Activel_director
ブレイブボードの乗り方とは?
止まるときは足のつま先に体重を載せてボードを倒し、進みながら降りるときは、後方デッキの足から地面につけてるようにすると失敗が少ないです。
ブレイブボードとは、韓国製のジェイボードをアメリカ版に改良した商品”リップスティック”の日本名です。ブレイブボードとリップスティックは、呼び名の違いのみで、商品自体は同じものとなります。
乗り方
①進行方向のデッキに利き足を載せる
②後方のデッキにもう一方の足を載せる
進行方向のデッキに載せる足は利き足にするのが一般的ですが、どちらでも好きな方の足を載せて構いません。乗れるようになったら、前後のデッキに載せる足を入れ替えて、逆さ乗りをマスターすると身体のバランス力が高まります。1人で乗り方をマスターするまでは、周囲の柱や頼れる人に依頼し、掴まり乗りから練習を始めましょう。
進み方
・ちょこちょこ乗り
・ツイスト乗り
ちょこちょこ乗りは、後方デッキの足だけを細かく動かして進む乗り方です。後方のデッキの足の動かし方を覚えるだけで簡単に進むことができるため、比較的マスターしやすいです。
ツイスト乗りは、サーフィンに動きに近く、身体全体をくねくねと左右に動かした上半身と下半身のひねりを利用して進みます。
スピードの出し方
サーフィンに乗っているようにツイスト乗りをすると、スピードが出て、安定した走行が可能となります。
止まり方
ボードを倒すときは、力を込めて倒すと正面へ転倒する可能性があるため、力を抜いてゆっくりと倒すようにしましょう。つま先側ではなく背中側にボードを傾けて止まろうとすると、後方に転倒して後頭部や背中・臀部を怪我をする可能性があるため、身体を前方に倒すことが大事です。
降り方
降りるときは、周囲に人がいないことと障害物がないことを確認して降りることが大切です。スピードが出ているときに降りると怪我をする危険があるため、スピードを緩やかにしてから降りるようにしましょう。
ブレイブボードのコツ
・ボードに載せた足の向き
・乗る場所の選び方
・ブレイブボードの選び方
ボードに載せる足の向きは、平行にすることで体幹を使いやすくバランスを保つことができます。乗る場所は、事故や怪我に繋がる場所を避けることが大切です。ブレイブボードを選ぶときは、身体の大きさにあったサイズを選ぶことで、バランスが取れて乗りこなしやすくなります。
足の向き
乗る場所の選び方
・濡れた地面
・小石や段差がある地面
・人の往来が多い場所
・自動車が頻繁に行き来する場所
乗る場所を選ぶときには、濡れた地面や小石・段差がある場所は転倒、人の往来が多い場所には事故を起こす可能性があるため、避けることが重要です。道路交通法で禁止されている自動車が頻繁に行き来する場所で乗ることは、絶対にやめましょう。
ブレイブボードの選び方
商品名 | 耐荷重 | 重さ | サイズ(幅×高さ×奥行) |
リップステック デラックス | 100kg | 3.4kg | 860×120×220mm |
リップステック デラックスミニ | 79kg | 約2kg | 680×120×220mm |
リップステック エアーミニ | 79kg | 1.4kg | 655×100×195mm |
・サイズ
・重さ
・耐荷重
大人用の商品を選ぶ場合は、ボードの幅が狭いものを選ぶと両足の間隔が狭くなり、乗ったときにバランスがとりにくくなるため注意が必要です。身体に見あうサイズのブレイブボードを選ぶことが、部品の破損防止や乗りやすさの向上に繋がります。
ブレイブボードのトリック・技
①ウィリー
前輪を浮かして走行する
②レイバック
地面に手をつき、ボードごと回転する
③ノーズワンフットライド
後部デッキの足をあげて、片足走行する
④センターホールドアップ
走行中にボードの中心軸を身体に引き寄せて持ち上げる
ブレイブボードのトリックは初心者向けから上級者向けまであるため、簡単なものから1つずつ挑戦して、技の幅を広げていきましょう。
ウィリー
難易度 | ★★★☆☆ |
技の特徴 | ボードの後輪だけで進む |
【ウィリーのやり方】
①安定したスピードで走行し、後部デッキの足を端に置く
②後部デッキの足に体重をかけ、前部デッキを浮かせる
【ポイント】
身体の中心軸を意識して頭から後部デッキに載せている足まで軸をまっすぐ保つようにする
レイバック
難易度 | ★☆☆☆☆ |
技の特徴 | 地面についた手を中心に回転する |
【レイバックのやり方】
①走行中しゃがみ、前方デッキ側の手を背中側の地面につく
②手を軸にしてボードごと回転する
【ポイント】
地面につく手は背中側の進行方向に置く
ノーズワンフットライド
難易度 | ★★☆☆☆ |
技の特徴 | 片足で走行する |
【ノーズワンフットライドのやり方】
①ある程度のスピードを出して蛇行せず走行する
②後部デッキの足をあげる
【ポイント】
前部デッキの足をタイヤの真上から踏みしめてバランスを取る
センターホールドアップ
難易度 | ★★★☆☆ |
技の特徴 | 中心軸を掴みジャンプする |
【センターホールドアップのやり方】
①ある程度のスピードを出して蛇行せず走行する
②しゃがむ
③利き手でボードの中心を持ち、引き寄せながらジャンプする
【ポイント】
身体にボードを引き寄せるタイミングにあわせて思いきりジャンプする
ブレイブボードのかっこいい乗り方
①ジャンプライド:ブレイブボードに両足でジャンプして乗る
②スタンドライド:後部デッキの端を踏んで立てた状態から乗る
③ハンドライド:ブレイブボードを手で支えて立てた状態から落として乗る
ブレイブボードに乗れるようになったら、乗り方にアレンジを加えると、さらにかっこよさと面白さが増します。
ジャンプライド
難易度 | ★☆☆☆☆ |
乗り方の特徴 | 両足でジャンプして乗る |
【ジャンプライドのやり方】
①ボードを自分の方へ傾けて置く
②両足で軽くジャンプして、ボードに飛び乗る
【ポイント】
ジャンプして乗るときに、両足同時ではなく、前部デッキ側の足を少し早く載せるようにする
スタンドライド
難易度 | ★★☆☆☆ |
乗り方の特徴 | 後部デッキを踏み、立った状態のボードに乗る |
【スタンドライドのやり方】
①ブレイブボードの後部デッキの端を踏む
②もう片方の足で前部デッキを踏み込む
③後部デッキ側の足を素早く載せる
【ポイント】
前部デッキを踏むときに地面と垂直になるようにまっすぐ踏み込む
後部デッキの端を踏んでいるときはボードが斜めの状態で不安定なため、前部デッキの踏み込みに注意する
ハンドライド
難易度 | ★★★☆☆ |
乗り方の特徴 | 手で立てたボードを地面に落として飛び乗る |
【ハンドライドのやり方】
①ブレイブボードを地面に対して垂直になるように手で支える
②ボードが地面に着いたときを見計らって前部デッキから飛び乗る
【ポイント】
前部デッキに載せる足でボードの膨らんだ部分をぐっと踏みつける
力を込めて乗ると身体がこわばりバランスが取りづらくなるため、力を抜いて乗るようにする
ブレイブボード初心者の疑問
①練習はどのくらい必要か
②乗れない人はどうすべきか
ブレイブボードに乗れるまでの練習時間は個人差がありますが、約30分から1時間必要です。日をまたいで練習するときは、日にちの間隔を開けないようにしましょう。乗れなくて悩んでいる人は、掴まり乗りをしながら身体が覚えるまで練習を続けると乗れるようになります。
練習はどのくらい必要か?
練習日の間隔を大きく開けると乗る感覚を掴むまでに時間がかかり、恐怖心が増す恐れがあることから、1日の練習時間を長く確保できない人は、できるだけ毎日数分ずつ練習する時間を作るように心がけましょう。
乗れない人はどうしたら良いの?
自転車同様に1人でブレイブボードに乗れるようになるまで時間がかかる人もいますが、1度身体がブレイブボードのバランスを覚えてしまえばブランクが空いても乗ることができるようになるため、諦めないことが大切です。
ブレイブボードの注意点
・パーツ、ネジの緩み
・ウィールの摩耗
・怪我、事故
ブレイブボードは細かいパーツがネジで止められているため、ネジが緩むと大きな怪我に繋がる可能性があります。走行しているとタイヤは徐々に摩耗するため、定期的に点検し必要なときには早めに交換することが大切です。ブレイブボードでの怪我や事故を防ぐため、人や車の往来がない安全な場所を選んで楽しみましょう。
パーツ・ネジの緩み
ネジに緩みがあった場合は、ドライバーや六角レンチできつく締め、さらにネジ止め用の接着剤でネジを固定させると安心度が増します。子どもがブレイブボードに乗るときには、保護者や周囲の大人がパーツの緩みや破損がないか定期的に確認するのを忘れないようにしましょう。
ウィール(タイヤ)の摩耗
ブレイブボードの構造上、後輪のウィールのほうが摩耗しやすいため、定期的に前後のタイヤを交換することでウィールを長持ちさせることができます。1か月に1度の頻度でウィールの摩耗状況を確認し、必要なときに交換することが、乗り心地の安定と安全な状態で遊ぶための秘訣です。
怪我・事故
・段差のある地面や小石のあるところでは乗らない
・車や人の往来があるところでは乗らない
・パーツの緩みがないか確認する
・ヘルメットや肘膝パッドを装着する
・子どもが使用するときは保護者が同伴する
事故は、乗る人が怪我を負うだけでなく歩行者に怪我をさせる可能性もあるため、十分な注意が必要です。子どもが乗る場合は、保護者が安全策と注意喚起をしましょう。
達成感を味わいながらブレイブボードを楽しもう!
・乗り方をマスターすること
・人でこつこつとトリックの完成度を高めること
・親子や友人同士で相談しながら技を磨くこと
怪我や事故に気を付けて、達成感を味わいながらブレイブボードを楽しみましょう!
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