壁倒立のコツとは?子供が逆立ちを簡単にできるようになる練習方法を解説!
壁倒立のコツは、腕をまっすぐに伸ばして頭を起こし、脇を110°~80°にして肩に重心をかけることです。壁倒立は、コツさえ掴めば、3歳前後の小さな子供でも習得することができます。子供でも簡単にできる壁倒立の練習方法には、ウォール・ウォークとキックアップの2種類があります。
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公式ライター ayadarira
美味しいものを食べることやベリーダンス、新しいサプリメントやダイエットグッズを試すのが大好きです。学生時代は競泳のオリンピック選手でした。役立つダイエット情報をお届けできるように頑張ります♪
壁倒立ができるようになりたい!
倒立の練習をする前に、まずは壁倒立ができるようになりたいと考える子供多いです。壁倒立は、正しい練習方法をやコツを理解して継続的に練習すれば、3歳前後の幼稚園児から簡単に習得することができます。
壁倒立は何歳頃からできるの?
壁倒立は、逆立ちの姿勢への恐怖心を乗り越えてコツさえ掴めれば、早い子供で3歳前後からできるようになります。幼稚園児のうちは、後ろ向きの四つん這いで壁に近づき足を高い所に乗せて始めるウォール・ウォークで始める壁倒立、小学生頃になると、足を前後に開いてチョキの形にセットして始めるキックアップの方法を使った壁倒立ができるようになります。
壁倒立ができない原因とは?
壁倒立ができない原因には、怪我を恐れる恐怖心や、身体を支えるだけの手や肩の筋力不足が考えられます。バランス感覚が欠如している場合や、コツが掴めずに間違えたやり方で練習を続けた場合も、壁倒立ができるようにはならないでしょう。
怪我への恐怖心
怪我を恐れて恐怖心が出てしまうと、上手に壁倒立をすることができません。初めて壁倒立をするときには、慣れない上下が逆さまになる逆立ちの姿勢や失敗で怪我をするのではないかと考える恐怖心がネックとなっている場合が多いです。
普段することのない体を逆さにする体勢に緊張してしまい、身体が固まってバランスがうまく取れず、上手に足を上げられなくなることがあります。
腕や肩の筋力不足
腕や肩の筋力が不足していると、重心をうまく乗せてバランスが取れないため、上手く壁倒立ができません。壁倒立をしたときに身体が揺れてしまう場合には、筋トレで腕や肩を鍛えることが必要です。
バランス感覚の欠如
バランス感覚が欠如していると、腰を上手く足の上に乗せることができずに崩れてしまうため、上手く壁倒立をすることができません。壁倒立をするときは、さかさまの姿勢で頭に血が上った状態でも、手のひらの上に肩・その上に腰と足が乗るといった身体を一直線にすることができるバランス感覚が必要です。
間違った壁倒立のやり方
間違えたやり方では、肘が曲がったり脇が鈍角になって上手く手に重心をかけることができないため、いくら練習しても壁倒立ができるようにはなりません。手の向きや目線の位置を誤って覚えて練習すると、足が高く上がらずに身体が傾き、バランスを崩して倒れてしまいます。
壁倒立の正しいやり方
壁倒立の正しいやり方は、2種類あります。初めて練習するときは、徐々に足をあげるためいきなり逆さまになる恐怖心が少ない、お腹を壁に向けてする方法がおすすめです。手を床につけて足をあげる動きを繰り返すかえるの足うちを練習しておけば、足を振り上げて背中を壁に向けてする方法を早く習得することができます。
いずれの方法も、慣れてコツをつかむことができるまでは、倒れてもよいように床にマットを敷いて練習したほうが安全です。
壁倒立のやり方
壁倒立のやり方は、お腹を壁に向けてする方法と足を振り上げて背中を壁に向けてする方法の2種類あります。幼稚園児が練習するときは、徐々に足を上げるため恐怖心が少ない、お腹を壁に向けてする方法をおすすめします。
お腹を壁に向けてする方法のコツは、腕をまっすぐ伸ばし、足先を壁につけることです。1日3セット続けると、頭が下になる逆立ちの状態に慣れてバランス感覚を掴み、安定した壁倒立ができるようになります。
- 壁に背中を向けて、手を床につく
- 足を壁につける
- 慣れてきたら、手を壁に近づけて足を高く伸ばす
- つま先を天井に向ける
足を振り上げて背中を壁に向けてする方法は、上半身を倒してかかとを上に上げるイメージ ですると安定しやすいです。かえるの足うちをするときは、足を上げ過ぎると前方に倒れる危険性があるため、勢いがつきすぎないように注意しましょう。
- 手を床につけて足をあげるかえるの足うちを繰り返す
- お腹を壁に向けて手をつく
- 足を上げて壁につけて戻るのを繰り返す
- 立った状態から腕を振り下ろして足を上げる
壁倒立をキープするコツ
壁倒立を長い時間キープするコツは、身体を地面と垂直にすることです。できるだけ身体をまっすぐにすると、傾いて倒れることを防ぐことができます。
身体を地面と垂直にするためには、肩に力を乗せられるように肘をまっすぐに伸ばしましょう。コツをつかんで肩に重力をかけられるようになると、体重が分散してバランスが崩れることがなくなり、長く体勢をキープできるようになります。
壁倒立ができるようになる5つのコツ
壁倒立ができるようになるコツは、5つあります。壁倒立をするときには、体勢を安定させるために、顔を起こし、肘をまっすぐに伸ばしましょう。脇は、腕側に重心をかけられるよう、110°~80°を意識することが大切です。お尻を高くあげ、腕に重心をかけると、蹴り上げが楽にできるようになります。
- 顔を起こす
- 肘をまっすぐに伸ばす
- 脇を110°~80°にする
- 腕に重力をかける
- お尻の位置を高くする
顔の位置
壁倒立をができるようになる方法の1つ目のコツは、顔を起こすことです。顔を起こすことを意識しながら取り組むと、肩に体重が乗りやすくなり、身体を伸ばすときのバランスが安定します。顔を起こすときは、目線を、手をついた場所の少し上のあたりに向けましょう。
肘の位置
壁倒立ができるようになる方法の2つ目のコツは、肘をまっすぐに伸ばすことです。両手を逆ハの字につき、肩で床を押すことを意識しながら肘をまっすぐに伸ばすと、上手く肩に体重が乗り、体勢が安定します。
脇の角度
壁倒立ができるようになる方法の3つ目のコツは、脇の角度を110°~80°にすることです。脇が鈍角になっていると、肩や脇の部分に力が入らず足側に重力が残ってしまうため、蹴り上げが上手くいきません。ついている手よりも肩が前にでることをイメージして取り組み、腕側に重力がかかるようにしましょう。
腕の重力
てこの原理の該当する部分 | 支点(手のひらの部分)と作用点(身体の重心が近づく) |
結果 | 力点(地面をける足)に必要な力が減る |
壁倒立ができるようになる方法の4つ目のコツは、腕に重力をかけることです。腕に重心を乗せられるようになると、てこの原理で重心の移動距離が短くなるため、軽い蹴り上げで壁倒立ができるようになります。
お尻の位置
壁倒立ができるようになる方法の5つ目のコツは、お尻の位置を高くすることです。足が伸び切るくらいお尻を高くすると、身体の重心が10cm程度上がり、体勢を安定させることができます。
お尻を高く上げるためには、肩を入れることを意識して手をついた後、利き足から蹴り上げるように足を振り上げ、お尻が1番高くなってから足を揃えると上手くいきます。
壁倒立ができるようになる練習法
壁倒立ができるようになる練習法には、ウォール・ウォークとキックアップの2種類があります。初めて壁倒立をする場合は、低い位置から取り組むことができるため逆立ちの姿勢になる恐怖心が少ないウォール・ウォークがおすすめです。
ウォール・ウォークに慣れて恐怖心がなくなったら、壁に背中を向けた状態から始めるキックアップに挑戦してみましょう。小学生以上の子供で、逆立ちへの恐怖心がない場合は、いきなりキックアップからはじめても問題ありません。
ウォール・ウォーク
ウォール・ウォークは、壁についた足の高さを上げて垂直に近い姿勢を目指す練習方法です。最初は低い位置から練習をはじめていき、最終的には垂直に近い姿勢で20秒以上キープすることを目指します。
慣れるまでは、恐怖を感じた時点で足を下ろして、元に戻っても問題ありません。身体を1本の棒にすることを意識しながら練習すると、コツを掴みやすいです。
- 壁に足をつけ、床に腕立て伏せの姿勢になる
- 四つん這いの状態で手を1歩づつ壁に近づけていく
- 壁につけた足を上に登らせていく
- 垂直に近い位置まできたら、両足を揃える
- 20秒静止する
キックアップ
キックアップは、壁に背中を向けた状態から倒立の体勢になる練習方法です。倒立の姿勢になるときには、両腕が床に対して垂直になることを意識しましょう。両耳が腕に隠れることが大切です。壁に対して垂直の姿勢ができたら、両足を揃えて20秒程度静止します。
- 両手を肩幅にあわせて、壁から20cm程度離れたところにつく
- 勢いよく足を蹴り上げる
- 垂直の体勢になったら、両足を揃えて静止する
コツを掴めば壁倒立は簡単にできる!
壁倒立は、コツを掴めば、小さな子供でも簡単に習得することができます。どうしても子供が逆立ちの姿勢が怖いという場合は、最初だけ大人が補助をしてあげると、早く上達します。できるようになる方法やコツを学んでから練習を始めると、子供が早く壁倒立を習得できるようになるでしょう。
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