腹筋ローラーを使った腹斜筋の鍛え方!キレイな腹筋を作るための効かせ方
腹筋ローラーは最強の腹直筋トレーニングアイテムとして人気ですが、使い方次第で腹斜筋を鍛えることもできます。今回は、腹筋ローラーを使用した腹斜筋の鍛え方と、効果を高める5つのコツを解説します。腹斜筋を鍛えて、美しいくびれを手に入れましょう!
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公式ライター Activel_director
腹筋ローラーで腹斜筋を鍛えることはできる?
そのため横腹(脇腹)は腹回りで最も痩せにくく、トレーニングを後回しにされがちな部位ですが、最強の筋トレグッズとされる腹筋ローラーを使うと効果的なのでしょうか?実際の効果から鍛え方・コツまで、詳しく解説していきます。
やり方次第で腹斜筋にも効く
腹筋ローラーで鍛えられる筋肉は、おもにシックスパックとなる腹直筋があげられますが、腹筋ローラーの使い方によっては腹斜筋を鍛えることも可能です。正しい鍛え方とコツが理解できれば、集中的に、なおかつ効果的に強化することができます。
腹筋ローラーは自重でも高負荷な筋トレが可能
筋肉は、縮むよりも伸ばされながら力を出すほうが負荷が格段に高く、また体にかけた負荷の量だけ強化することが可能です。 そのため、自重トレーニングであっても腹筋ローラーを使用すると、未使用でおこなう鍛え方より数倍も高い効果を発揮することができます。
腹筋ローラーを使った腹斜筋の鍛え方
立ちコロでのトレーニングは、膝コロよりも格段に負荷が高くなります。腰や手首を痛めるなどケガをする可能性があるため、立ちコロをおこなったことがない人は、かならず膝コロに慣れてから立ちコロへ移行させましょう。
腹直筋の鍛え方(1)斜めに転がす
①通常のひざコロ(もしくは立ちコロ)のフォームになる
②右斜め前へむかって真っ直ぐに転がし、引き戻す
③元のフォームから、左斜め前へ向かって真っすぐに転がし、引き戻す
④②~③を繰り返す
比較的に負荷が軽く、はじめてでも取り組みやすいトレーニングです。週に3~4回のペースで、初心者は3~5回×3セット、筋肥大やシェイプアップが目的であれば10~20回×3セットが目安です。20回でも余裕がある場合は、回数を増やしてください。さらに高い負荷が欲しい場合は、立ちコロに移行させるか、ひねりを加えたトレーニング(下記で解説しています)に挑戦してみましょう。
腹斜筋の鍛え方(2)ひねりを加える
腹筋ローラー使い方ー中級者編ー
①ひざコロのフォームになる
②まっすぐに転がし、体が伸びるところでカーブさせ、引き戻す
③反対側の横腹(脇腹)も②と同じ要領で転がす
筋肉を伸ばすところでカーブをかけるため、斜めに転がすトレーニングよりも負荷が高くなります。週3~4回、初心者は3~5回×3セット、筋肥大・シェイプアップが目的の場合は10~20回×3セットを目安におこなってください。20回でも余裕がある人は、回数を増やすか立ちコロに移行してください。
腹筋ローラーで腹斜筋を鍛えるときの4つのポイント
②正しいフォームを守る
③腰痛のときは避ける
④腹斜筋だけを使うことを意識する
ただ腹筋ローラーを転がすだけでは、効果が半減するどころかケガにもつながります。横腹(脇腹)をしっかり引き締めるために、正しい知識をもってトレーニングに励みましょう。
①トレーニングの前後にストレッチを入れる
さらに、ストレッチには体を温めて冷え性を改善したり、気分のリフレッシュになるといった効果も期待することができます。
②正しいやり方でおこなう
・手首は返さない
・反り腰にならない
・毎日おこなわない
手首をかえして転がすと、負荷がかかり痛めてしまいます。必ず手首はまっすぐに固定して転がしましょう。腰を反らして体を伸ばすと腰痛の原因になるため、腹部をへこまし、背筋を丸めて体を伸ばしてください。
また、毎日筋トレをすることも良くありません。腰や手首を痛める原因になるうえ、効率よく筋肥大が起きないためです。筋肉はトレーニングで痛めた部分を回復させるときに肥大します。しっかり24~48時間の休憩とりましょう。
③調子が悪いときは避ける
不調のときはむりして続けずしっかり休む、という習慣を身に着けることがトレーニングを長続きさせる秘訣です。1~2週間程度の休息で、筋肉が激減するということはありません。それでも気になる場合は、ほかの部位のトレーニングに取り組みましょう。
④腹斜筋だけを使うことを意識する
腹斜筋を上手くつかうには、尺取虫のような動きをイメージして転がしてください。腹部に力をいれて背中を丸め、背中から吊り上げられるように引き戻すと、腹斜筋を刺激することができます。
腹筋ローラーで腹斜筋を鍛える3つの効果
②体幹を鍛えることができる
③内臓の垂れさがりを防ぐ
横腹(脇腹)の引き締めや体幹を鍛えることによるスタイルアップ効果、さらには内臓の位置が元の位置に戻されるため、健康促進の効果をもたらします。腹斜筋は鍛えづらい部位ですが、腹筋ローラーを使った腹斜筋トレーニングでしっかりと刺激し、効果を得ましょう。
くびれができる
くびれのない体はボディラインが寸胴になり、幼児体型に見えてしまいます。腹斜筋を鍛えてくびれをつくり、異性の目を惹くメリハリのあるボディラインを目指しましょう。
体幹を鍛えることができる
そもそも体幹と、腹部にある内臓を保護する筋肉のことです。体幹は体の軸とも言われており、内臓を守るだけでなく、筋肉が生み出した力をほかの部位へ伝達したり、全身を支え維持する役割も担います。
体幹を鍛えると力の伝達力がアップするため、発揮できる力が大きくなり、疲労が溜まりにくい体質になります。またバランス感覚がアップするため、姿勢改善やそれによるスタイルアップ、腰痛改善も期待できるのがメリットです。
内臓の垂れさがりを改善
また、内臓の垂れさがりは内臓機能の低下させ、冷え性、便秘疲労感、生理通の悪化、太りやすく痩せにくい体質になるなど健康へも悪い影響を与えます。腹斜筋トレーニングで筋肉を強化し、正しい位置でしっかりと内臓を支えましょう。
腹筋ローラーなら腹斜筋を効果的に鍛えることができる
ただし、腹筋ローラーは効果が高いだけに、使用方法を間違えるとケガのリスクがあります。かならず正しい鍛え方で取り組みましょう。
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