上半身の筋トレメニュー16選!効果的な上半身の鍛え方とやり方とは?
がっしりしたカッコいい体にするためには、上半身の筋トレが欠かせません。この記事では、上半身の筋トレに効果的なメニューとその具体的なやり方を紹介していきます!上半身の部位別に解説しますので、しっかりと部位別に鍛えていきましょう。
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公式ライター old_user_id: 442
上半身の筋トレは5つの部位に分けて考える
・肩
・胸
・背中
・お腹
・腕
この5つの部位全て同時に上半身全体をバランスよく鍛えていくのが基本ではありますが、腕の筋肉を太くしたいという方は腕を集中的に鍛えていくようにしても全く問題ありません。各部位ごとに効果的なトレーニングメニューを紹介しますので、自分の鍛えたい部位に合わせて選びましょう。
上半身の肩の筋トレメニュー3選
肩の筋肉で意識してほしいのは「三角筋」と「僧帽筋」です。三角筋は肩の前、外、後ろを覆っている筋肉で、ここをバランスよく鍛えることで丸く大きな肩を目指すことができます。僧帽筋は肩から首にかけて付いている筋肉で、漫画のキャラなどによく見る上に盛り上がった肩を作るためには欠かせません。これらの筋肉を鍛えるメニューを紹介します。
肩の筋トレ①ショルダープッシュアップ
最強筋トレ 肩トレーニング!
・通常の腕立て伏せより腰を上にして体を「く」の字に折り、頭は前を見ずに上半身と平行にする
・手は「ハ」の字に内側を向ける
・頭を地面に近づけるように肘を曲げ、伸ばす
自重で行うため、負荷が軽すぎる場合は足を椅子など高いところに置いたり、行う速度を上げるなどして調整してください。ただし、フォームが崩れると肩ではなく腕や背中に効いてしまうので正しいフォームで行うことを意識しましょう。
肩の筋トレ②ダンベルショルダープレス
ダンベルショルダープレスのやり方!三角筋に効くフォームのコツを解説
・背筋を伸ばして立ち、ダンベルを顔の横くらいに持つ(ベンチに座ってもOK)
・三角筋を意識して上に持ち上げ、肘を伸ばしきらないあたりで止める
・ゆっくりと下ろして最初の位置まで戻す
この種目も肩の筋肉を使うことを意識しないと、腕や背中の筋肉に効果が分散してしまうので注意してください。また上半身を前後に揺らして反動を利用すると効果は半減します。体幹を固定した状態で行いましょう。
肩の筋トレ③ラテラルレイズ
サイドレイズ(ラテラルレイズ)/三角筋、大胸筋鎖骨部の鍛え方/筋トレ実践講座
・背筋を伸ばして立ち、肘をほんの少し曲げる
・体の真横よりもやや前方に向けて、腕を伸ばしたまま肩の力でウェイトを持ち上げる
・肩のやや上まで上げたら最初の位置までゆっくり下げる
ジムに通わず、ダンベルも持っていない場合はペットボトルに水を入れたものでも代用できるため自宅でも行うことができます。また女性や筋トレを始めたばかりの初心者、肩のリハビリ中などの場合は軽い負荷のトレーニングチューブで行うことで同様の効果を得ることができます。
上半身の胸の筋トレメニュー3選
初心者からボディビルを目指す方まで胸筋は重要視している人が多いため、トレーニング器具や鍛え方はたくさんあります。まずは初心者でも取り組みやすいものから紹介していきますので、バランスのいい上半身目指して胸の鍛え方を学んでいきましょう。
胸の筋トレ①プッシュアップ(腕立て伏せ)
【自宅筋トレ】なかやまきんに君の正しい腕立て伏せを学ぼう。
・手は肩幅よりやや広く、真っ直ぐもしくはやや内側向きに置く
・頭からつま先まで一直線になるように姿勢をとる(目線は下ではなく1メートルくらい先)
・胸を張った状態で肘を曲げ、下まで行ったら上げる
特に多い間違いが、上げる時に腰から上がってしまうことや上半身だけが上がってしまうパターンです。下ろす時も上げる時も、常に体は一直線を意識して鍛えるようにしましょう。
胸の筋トレ②ベンチプレス
【初心者】正しいベンチプレス講座【筋トレ】
・胸を張った姿勢を作り、ベンチに仰向けになる
・下げた時に肘から先が真っ直ぐ上を向く幅でグリップを握る
・バーを胸の位置に下ろし、真っ直ぐ上に上げる
ポイントは胸を張ることです。初心者のうちはこれが難しいのですが、肩甲骨を寄せるような意識で最初に姿勢を作ることを心がけましょう。また、反動を使うのも厳禁です。
胸の筋トレ③ダンベルフライ
ダンベルフライの効果的なやり方!大胸筋に効くフォームのコツを解説
・胸を張った状態でベンチに仰向けになる
・ウェイトを肩の真上に持ち上げる(この時肘は伸ばす)
・肘を曲げながら肩と水平のあたりまで両腕を真横に開く
・肘を伸ばしながら最初の位置まで上げる
肩の力で上げようとすると最悪の場合怪我につながることもあるので、しっかりと胸を張り意識して鍛えていってください。
上半身の背中の筋トレメニュー3選
ただ、トレーニング中に自分の目で見えないために誤った鍛え方をしている人が多いのも背中の特徴です。正しい鍛え方、フォームを学んで大きな上半身作りを目指してください。
背中の筋トレ①プルアップ(懸垂)
【初心者用】懸垂のやり方・始め方【0回から、1回からオッケー‼】
・順手でバーを握る
・背中を寄せる意識で体をアゴがバーを越えるぐらいまで持ち上げる
・ゆっくりと下まで下ろす
腕ではなく背中の筋肉を使って持ち上げるのがポイントです。胸をバーに近づけていくような感覚でやると意識しやすいかもしれません。最初のうちは一回もできないかもしれませんが、上げようという努力を続けることで徐々に成果が見えてくるはずです。どうしてもできない場合は低鉄棒で斜め懸垂から始めるのもいいでしょう。
背中の筋トレ②デッドリフト
【初心者】正しいデッドリフト講座【筋トレ】
・肩幅よりやや狭く足を開き、足の甲の上にバーが来るあたりの位置に置く
・背筋を伸ばしてお尻を引くような姿勢で膝を曲げ、肩幅の広さでグリップする
・膝を伸ばしながら真っ直ぐ持ち上げる
・バーが膝のあたりまで来たら上体を起こしていく
・上まで上げきったら肩甲骨をやや内側に締める
・ゆっくり元の位置に戻す
グリップする際、バーの真上に肩甲骨が来るような姿勢を意識してください。
背中の筋トレ③スタティックバックエクステンション
【背中の筋トレ】「バックエクステンション」広背筋下部、大臀筋、ハムストリングスのトレーニング
・床もしくは器具にうつ伏せの状態で寝そべる
・手は顔の横あたりを支える
・体を反らすように上半身を持ち上げる
手を頭の後ろで組むと首を痛めやすいので注意してください。負荷を調整するには、手をお尻方向に伸ばすと背筋が意識しやすくなり簡単に、手を前方に伸ばすと負荷を重くすることができます。ジムで器具を使える場合はメディシンボールなどのウェイトを抱えて行うのも効果的です。
上半身のお腹の筋トレメニュー4選
腹筋はウェイトを使いにくくなかなか負荷を効かせづらい部位になりますので、速度や回数などを上げることでしっかりと追い込んで、格好いい上半身を目指しましょう。
お腹の筋トレ①クランチ
クランチ(腹筋)の正しいやり方を解説!
・床に仰向けになり膝を90°に曲げる
・手は顔の横で支える
・上半身全体を起こすのではなく、背中を丸めるイメージでお腹を収縮させる
いわゆる腹筋運動のように腰から上半身を持ち上げるのではないことを覚えておいてください。効かせたいのは腹直筋の上部ですので、正しい姿勢で行えていればお腹の上、肋骨のすぐ内側あたりがジリジリ熱くなってくるはずです。
お腹の筋トレ②レッグレイズ
レッグレイズで腹直筋だけを効果的に鍛えるコツと、腹筋全体にめっちゃ効くやり方をご紹介!
・足を伸ばしたまま仰向けに寝そべる
・足を揃えて伸ばしたまま上に向けて持ち上げる
・かかとが地面に着かないぐらいまで下ろしてまた持ち上げる
ある程度速度を付けて行うことでかなりの負荷を与えることができ、また下ろす角度を斜めにすることで腹斜筋にも効かせることができます。二人一組になって相手に足を上から振り落とすような感じでサポートしてもらうとさらに効果的です。
お腹の筋トレ③サイドクランチ
サイドクランチ/腹筋/筋トレ実践講座
・床に横向きに寝そべる
・足は揃えて軽く曲げ、上側の手は頭の後ろに置く
・脇腹のあたりを収縮させるイメージで上半身を起こす
最初はバランスが取りづらくフォームが難しいかもしれません。効かせる部位が意識しづらい場合は下側の手で脇腹のあたりに触れるようにすると、筋肉の動きが分かるのでおすすめです。
お腹の筋トレ④アブローラー
アブローラーの効果的なやり方!腹筋に効かせるための2つのポイントを解説
・足を揃えて膝を付き、ローラーのグリップを握る
・背中を伸ばしたまま前方に転がし、限界まで上半身を伸ばす
・腹筋を折るようにローラーを引いていき、元のポジションに戻る
基本的には膝を付いて行うのですが、上級者には立った姿勢から行う人もいます。膝つきで物足りなくなったら挑戦してみてください。ただし、腰にもかなりの負担がかかりますのでヘルニアなどを経験している人は無理をしてはいけません。
上半身の腕の筋トレメニュー3選
腕は複雑な動きをする部位なので筋肉にも沢山の種類があるのですが、ここでは一番目立つ二の腕の表側と裏側の筋肉である「上腕二頭筋」と「上腕三頭筋」の鍛え方を紹介していきます。表裏どちらもバランスよく取り組んでいってください。腕が太いか細いかで上半身の印象はかなり変わりますので、しっかりと取り組んでいきましょう。
腕の筋トレ①テーブルトップディップ
【家トレーニング】ディップスやる方法と正しいフォームで大胸筋を鍛えましょう!【バストアップチャレンジ】
・低めの椅子や机を用意する
・背中側で椅子の縁に手をかけ、足を前に伸ばす
・上半身は伸ばしたままお尻が地面に着く手前まで肘を曲げる
・肘を伸ばして上半身を持ち上げる
二の腕に効かせるのが目的なので、体幹や足の力で上半身を持ち上げないように注意してください。最初から椅子や机で行うのが難しい場合は、同じ姿勢から足を曲げて床で同様の動作を行うこともできます。
腕の筋トレ②ダンベルバイセプスカール
バイセップカールの正しいやり方/一番よく見かける間違え
・背筋を伸ばした状態で立つまたは椅子に座る
・両手にダンベルを持つ
・ダンベルを交互に上げ下げする
左右交互に行うことで上腕二頭筋を意識しやすいのでまずはここから始めましょう。女性でダンベルがキツイ場合は負荷の軽いチューブなどでも構いません。慣れてきたらバーベルカールなども更に二の腕に効果的です。
初心者の失敗しやすいポイントは上半身の反動を利用してしまうことです。腕の力で持ち上げるコツとしては、肘を腰のやや前あたりに当てるように固定すると良いでしょう。
腕の筋トレ③ダンベルキックバック
上腕三頭筋の種目トライセップスキックバックのやり方を解説
・ベンチに片手と同じ側の膝を置き、上半身をベンチと平行にする
・逆側の手にダンベルを持ち、二の腕をベンチと平行にして肘を固定する
・肘を中心に腕の先を持ち上げる
体や肘を動かしてしまうと二の腕ではなく肩に効いてしまうため、上半身と肘を固定するのがポイントです。フォームを覚えるまでは軽いウェイトから始めて、徐々に重量を上げていくようにしましょう。
筋トレのメニュー、セット数の考え方
また、トレーニングをした後は休むことも大切です。「超回復」といって筋肉は48~72時間で元以上の能力まで回復します。そこで再度筋トレを行うことで更に重い重量を扱えるようになっていき、どんどん筋肉が発達していくのです。
上半身の筋トレで格好いい体を目指しましょう
時間をおくと気持ちはすぐに揺れ動いてしまいますので、モチベーションの高い今からすぐに始められる種目をまずやってみましょう。それを続けることで効果を実感し、また次もやりたくなるはずです。格好いい上半身を手に入れるために、小さな一歩を今踏み出してください!
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