腕立て伏せのコツ!大胸筋に効かせる効果抜群のやり方とは?【筋トレガイド】
大胸筋を鍛えるための効果的な腕立て伏せのトレーニング方法を10種類ご紹介しています。初心者の方から上級者の方まで目的に応じて大胸筋を鍛えるための腕立て伏せを正しいやり方で実践できるように解説しておりますので是非参考にしていただけたら幸いです。
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公式ライター noah1711
腕立て伏せで大胸筋を鍛える際に注意すること
左右の大胸筋の形が非対称になってしまったり、継続的にトレー二ングを行なっているにも関わらず思ったような効果が得られないということも起きてしまいます。そうならないためにもこちらの記事で腕立て伏せの正しいやり方を学び、効果的に腕立て伏せに取り組んでいただけたらと考えております。
大胸筋を鍛える効果的な腕立て伏せ①
ノーマルプッシュアップ
大胸筋と三角筋は正面から見える筋肉になるためノーマルプッシュアップで筋肉を鍛えることで印象がガラリと変わり、ガッシリとした逞しい体格へと変化していきます。最もスタンダードな腕立て伏せから取り組んでいきたいという方にはノーマルプッシュアップが非常に効果的になります。この基本的なやり方を他の腕立て伏せに応用することも可能です。
具体的なやり方
2.頭からかかとまで一直線になるように両手で支えながら構えます。
3.肘をゆっくりと曲げていき、胸が地面に着くスレスレまで下ろしていきましょう。
4.下ろしきったら、息を吐きながら肘を伸ばして上体を起こしていきましょう。
5.3~4を繰り返します。
ノーマルプッシュアップを始めたばかりの時は1セット10回を目標に行うと良いでしょう。セット数は3セットを目標に取り組み、慣れてきたら1セットの回数を増やすなどして負荷を高めていくと良いでしょう。ノーマルプッシュアップは基本的な筋トレになり、他の筋トレでの応用のためにも正しいやり方で取り組む必要があります。
大胸筋を鍛える効果的な腕立て伏せ②
ナロープッシュアップ
また、ノーマルプッシュアップを行なっているにも関わらずあまり筋肉への負担を感じられなくなった場合などはナロープッシュアップをトレーニングに取り入れて見るのも良いでしょう。普段とは違う筋肉の動きを行うことによって効果的に筋肉に刺激を与えることができます。ナロープッシュアップがきついと感じる方はまずノーマルプッシュアップで筋肉の強化を行いましょう。
具体的なやり方
2.両腕で身体を支える際はかかとから頭までが一直線になるように身体を持ち上げます。
3.ゆっくりと肘を曲げながら身体を下げて行きます。
4.胸が手につくギリギリまでを目安に身体を下げて行きます。
5.その後、肘を素早く伸ばしながら身体を持ち上げて行きます。
ナロープッシュアップでは左右の手の幅を狭めることによって大胸筋と上腕三頭筋に対して強い負荷を与える鍛え方になります。最初は1セット10回を3セット程を目標に取り組んでいきましょう。負荷が大きい筋トレのため、フォームが崩れないように取り組むことがコツです。
大胸筋を鍛える効果的な腕立て伏せ③
デクラインプッシュアップ
デクラインプッシュアップは大胸筋を鍛えるのと同時に上腕三頭筋を鍛えるトレーニングとしても効果的なため、特にこの2種類の筋肉を鍛えたいという方にもおすすめの筋トレと言えるでしょう。しかし、初心者の方に対しては負荷が大きく怪我をしてしまう可能性もあるため、正しいやり方で無理なくトレーニングを行うようにしていきましょう。
具体的なやり方
2.足のつま先をベンチや椅子にのせます。
3.手を地面に対してまっすぐつけます。
4.(3)の時、手幅は肩幅程度の広さで地面につけましょう。
5.足から首筋にかけてまっすぐな姿勢をキープします。
6.上半身ををゆっくりと下げていきます。
7.上半身を地面ギリギリまで下げ、その位置で停止します。
8.その後、地面を押すように状態を起こしていきましょう。
デクラインプッシュアップは足を上げる高さにより負荷が変わってくるため30cm〜50cm程度の間で自分に合う高さの調整を行います。回数は1セット10回を3セットを目標にし、慣れたら回数と足の高さを上げていきましょう。
大胸筋を鍛える効果的な腕立て伏せ④
インクラインプッシュアップ
インクラインプッシュアップでは大胸筋を集中的に鍛えるトレーニングであり、負荷も比較的少ない腕立て伏せなので初心者の方でも取り組みやすいメニューになります。身体は常にまっすぐな状態にし、頭からかかとまで一直線の形をキープしながら行いましょう。また、上半身を下げた時に肩甲骨を締めることを意識することで広背筋の強化にもなります。
具体的なやり方
2.椅子にまっすぐ立ちます。
3.両手を高さがあるものに乗せて腕立て伏せの形を作ります。
4.(3)の時に足は開かずに閉じた状態にします。
5.腕を曲げていき、限界まで肘を開きます。
6.この時に肩甲骨を締めながらゆっくりと上半身を下げていきます。
7.しっかりと大胸筋を刺激させて広背筋を収縮させます。
8.腕をしっかりと伸ばします。
インクラインプッシュアップでは上半身をゆっくりと下げ、肩甲骨を締めながら行うことが重要なポイントとなります。回数の目安としては15回を3セットを目標に取り組むことが望ましいでしょう。ポイントを理解しながら実践していきましょう。
大胸筋を鍛える効果的な腕立て伏せ⑤
ディップス
そのような点からディップスは筋トレマニアの中でも人気のあるトレーニング方法になります。ディップスによって筋トレを行うのはもちろんのこと、見た目も綺麗で力強い胸筋にするためにも積極的に取り入れたいトレーニングですね。やり方と回数をしっかりと理解し、上半身を美しいボディに変化させていきましょう。
具体的なやり方
2.腕を立てて身体を支えた状態で構えます。
3.上半身を少しだけ前に傾けながらゆっくり腕を曲げていきます。
4.身体が下がっていく際に足が地面につかないように、膝を90度に曲げて左右の足をクロスさせた状態にしておきます。
5.限界まで下げたら、その場で2秒間キープします。
6.その後、ゆっくり腕を伸ばし元の状態に戻します。
ディップスは器具が必要なトレーニング方法のため少し難易度は高めですが、非常に効果的に胸筋を鍛えることが可能になります。回数の目安としては1セット10回を3セットを目標に取り組むと良いでしょう。少しずつ胸筋が鍛えられ、慣れてきたら徐々に回数を増やしましょう。
大胸筋を鍛える効果的な腕立て伏せ⑥
スロープッシュアップ
スロープッシュアップは他の鍛え方と比較して負荷が少ない点が特徴としてあげられますが、いかに正しいフォームでゆっくりと行うことができるかといった点がポイントとなります。スピードを意識し、設定した目標回数までフォームを崩さないように行いましょう。
具体的なやり方
2.指先はまっすぐよりも少しだけ内側に向けて地面につけましょう。
3.あごが地面ギリギリになるまで3秒かけて上半身をゆっくり下げていきます。
4.次は3秒かけてゆっくり上半身を上げていきます。
5.上半身を上げるときは肘を伸ばしきらないように注意しましょう。
6.膝から肩までをまっすぐな姿勢にキープして動作を繰り返します。
スロープッシュアップでは膝をついた状態で腕立て伏せを行うため、体力に自信のない女性でも実践が可能です。まっすぐな姿勢をキープした状態でゆっくりと10回を3セットを目標に取り組んでいきましょう。
大胸筋を鍛える効果的な腕立て伏せ⑦
ワイドプッシュアップ
もちろんベンチプレスで行うトレーニングとは負荷の大きさは変わってきますが、大胸筋に負荷を集中させることができ非常に効果的な鍛え方となります。また、こちらのトレーニング方法も特別な器具を必要としないため自宅で手軽に行うことができます。ノーマルプッシュアップとは異なる点もあるためやり方に注意しましょう。
具体的なやり方
2.体をゆっくりと持ち上げていき、腕立て伏せを始める体勢を作ります。
3.(2)の時に足から首筋にかけてまっすぐとするように心がけましょう。
4.体のラインを維持しながらゆっくりと下ろしていきます。
5.ギリギリまで体をしっかりと下げたら2秒停止します。
6.下げた状態から手のひら全体で押し上げるように状態を上げていきます。
ワイドプッシュアップでは左右の手の幅の広さと、上半身を下げた時に頭から足のかかとまでまっすぐなラインになっていることが重要になります。その点を意識しながらゆっくりと時間をかけて10回3セットを目安に行いましょう。
大胸筋を鍛える効果的な腕立て伏せ⑧
ヒンズープッシュアップ
フォームを維持しながら実行する難易度が高い腕立て伏せですが、ヒンズープッシュアップでは大胸筋をはじめ、上腕三頭筋、腹筋、背筋など多くの種類の筋肉をバランスよく鍛えることができるため、非常に効果的な鍛え方になります。普段行なっている腕立て伏せで効果を感じなくなった際や筋肉に対して新たな刺激を与えたいと思った際などはチャレンジしてみると良いでしょう。
具体的なやり方
2.猫が背筋を伸ばす動作のようにお尻を天井に高く突きつけます。
3.腕からお尻にかけてはまっすぐな姿勢をキープしておきましょう。
4.足の幅も腕と同様に肩幅より少し広めに取っておきます。
5.上半身をを地面すれすれで手と手の間をすり抜けるように動かします。
6.そのままぐるっと元の位置まで戻ります。
7.頭は下げすぎないように注意しましょう。
ヒンズースクワットは正しいフォームで行うことが非常に重要なトレーニングになります。動画でもやり方を確認し無駄なく実践していきましょう。回数の目安としては10回を3セットを目標に取り組んでいくと良いでしょう。
大胸筋を鍛える効果的な腕立て伏せ⑨
タイプライタープッシュアップ
タイプライタープッシュアップは上下運動だけではなく、左右の運動も加わるため高負荷のトレーニングになります。ノーマルプッシュアップやワイドプッシュアップなど基本的な腕立て伏せで筋肉をある程度鍛えてから取り組むことをお勧めします。少し難易度の高い動きになるため最初は動作を確認しながら行なっていきましょう。
具体的なやり方
2.左右の手の指先を外に向けて地面につける。
3.右腕に胸を寄せるように動かし、左腕がしっかりと伸びるまで下げていきます。
4.その後、最初の構えに戻ります。
5.次に左腕に胸を寄せるように動かし、右腕がしっかりと伸びるまで下げていきます。
6.この動作を左右10回ずつ行います。
タイプライタープッシュアップは上下左右の運動が加わるため、姿勢が崩れやすい腕立て伏せになります。そのため頭からかかとまで一直線の姿勢をキープしながら筋トレに取り組んでいきましょう。回数の目安としては左右10回ずつを3セットを目標に実践していくと良いでしょう。
大胸筋を鍛える効果的な腕立て伏せ⑩
クラッププッシュアップ
最初は負荷がかなり高く継続が難しいため他の腕立て伏せで力をつけたり、クラッププッシュアップのやり方で手を叩かずにジャンプだけする練習を行ってみるのも良いでしょう。大胸筋をはじめ上腕三頭筋、三角筋を鍛えるために非常に効果的です。
具体的なやり方
2.肘を曲げながら腕立てを開始します。
3.身体を上に持ち上げる際に勢いをつけて持ち上げます。
4.そのままの勢いを殺さずに身体を空中に浮かせます。
5.空中で手を叩き、再び着地します。
クラッププッシュアップは全身にある程度の筋力が身についていないと実践することができないトレーニング方法になります。負荷も大きく初心者の方には難しいメニューになるため、他の取り組みやすいトレーニングで筋力を身につけてから実践することをお勧めします。身体を空中に浮かせた際にその高さが高ければ高いほど負荷が大きくなります。回数の目安としては10回を3セットを目標に取り組みましょう。
正しいトレーニング方法で効果的に大胸筋を鍛えよう
また、複数のトレーニング方法を学んでおくことで様々なアプローチで大胸筋を鍛えることができるのと同時に気分転換を行いながら筋トレを継続することができるでしょう。今回ご紹介してきた腕立て伏せの方法では大胸筋を鍛えることはもちろんですが、その周辺の筋肉もバランスよく鍛えることができるためバランスよく美しい上半身を手に入れましょう。
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