腕立て伏せのコツを知ろう!自重トレーニングで効果的に鍛えよう
自重トレーニングの中でも、基本であり最強である腕立て伏せ。上半身を鍛えるのに最適な腕立て伏せですが、実は正しいやり方と効果的に鍛えるコツがあります。コツを知らずに腕立て伏せをしても、なかなか上半身の筋肥大してくれません。腕立て伏せのコツと大胸筋を鍛える方法をご紹介!
Writer
公式ライター トヨアキ
腕立て伏せは自重で行う筋トレの基本
腕立て伏せのやり方を知らない人は少ないことと思いますが、「正しい腕立て伏せ」のやり方を知っている人少ないでしょう。正しい腕立て伏せのやり方やコツを理解すると、より効果的に筋肉を鍛えることができます。正しい腕立て伏せのやり方をご紹介します。
正しい腕立て伏せのやり方をご紹介
腕立て伏せのやりかた workout exercises at home to lose weight
それぞれの腕立て伏せには正しいやり方やコツがありますが、まずは基本となる腕立て伏せの正しいフォームとやり方を解説します。
この基本をしっかりとマスターしないと、胸筋や腕筋はうまく肥大せず、効果があまり見えなくなってしまって続かなくなります。まずは基本のフォームをマスターしましょう。
1.うつ伏せになる
2.腕を肩幅程度に広げる
3.足はなるべく閉じる
4.体を持ち上げる
5.体が一直線になっていることを意識しながらキープ
これが、基本的な姿勢になります。腕立て伏せをするときは、必ず体が真っ直ぐになることを意識するようにしましょう。この時、鏡などで自分の姿を見ながら行うとより効果的です。
6.息を吸いながら体をおろす
ゆっくりでいいので、息を吸いながらしっかりと体を下ろします。また、姿勢は真っ直ぐになっているように意識したままにしましょう。基本となる姿勢は崩さずに、腕の力のみで体を下ろして行くようにしましょう。
7.胸が床に付く寸前のところでキープ
8.息を吐きながら体を持ち上げる
これを繰り返し行うことが、腕立て伏せの正しくて効果的なやり方なので、腕立て伏せを毎日していてもなかなか効果が出ないという人は、実践してみると良いでしょう。負荷のかかり方が全く違うことがわかるでしょう。
腕立て伏せの効果を上げる5つのコツ
正しい腕立て伏せのやり方!初心者でも胸全体を刺激する
さらにここから、このやり方を行う上で、知っておいたほうが良いコツを5つご紹介します。このコツを意識すれば、より腕立て伏せの効果をアップすることができるでしょう。
腕立て伏せのコツ①正しいフォームで腕立て伏せを行う
正しい腕立て伏せ(プッシュアップ)をマスターする方法
正しいフォームで腕立て伏せを10回行うと、負荷のかかり方が全く変わってきます。間違ったやり方で腕立て伏せを行っても、回数をこなしても負荷が少なければ、なかなか鍛えることはできません。正しいフォームで筋トレは行うようにしましょう。
腕立て伏せのコツ②呼吸を意識する
特に体を持ち上げるときは、力を入れる必要があるので、どうしても呼吸を止めてしまったり、ゆっくりと吐くことができなくなってしまいます。
自重での筋トレの場合、呼吸に合わせて筋肉に負荷をかけると、効果がアップするので、腕立て伏せの回数を増やすよりも、正しいフォームと呼吸方法で腕立て伏せができるようになるのが、筋トレのやり方のコツとなります。
腕立て伏せのコツ③鍛えている箇所に意識を向ける
負荷がかかった箇所であれば、当然鍛えられるのですが、より効果的に鍛えたいのであれば、鍛えている箇所をしっかりに意識を集中しましょう。呼吸を意識しつつ、負荷がかかっている部分に意識を集中することで、筋肉は発達します。脳の働きと筋肉の成長はつながっているのです。
腕立て伏せのコツ④正しいフォームで腕立て伏せを行う
【それダメ】やってはいけない筋トレ【間違った筋トレ】腹筋・腕立てver
そのほかにも、大胸筋を鍛えるための腕立て伏せ「ワイドプッシュアップ」や二の腕を鍛える「ナロープッシュアップ」など、様々なやり方があります。ノーマルプッシュアップで、満遍なく鍛えることはできますが、一定のところまで筋肉が肥大してしまうと、ノーマルプッシュアップだけでは鍛えるのが難しくなります。
そのため、鍛えたい箇所に適した腕立て伏せを行うことが、腕立て伏せで効果的に筋肥大させるコツとなります。
腕立て伏せのコツ⑤ゆっくり腕立て伏せを行なって高い負荷をかける
腕立て伏せは、1回につき5秒のペースで行うことが理想と言われています。ゆっくり身体を下ろして、キープ。そこからゆっくり上げるという、正しい姿勢で行うことが、何よりも筋肉に負荷をかけて、発達させるための重要なポイントなのです。
自重トレーニングをより効果的に行うための5つのコツ
【筋トレ】腕立て伏せのやり方 初心者向け。大胸筋を鍛えよう
ジムなどで器具を使ってトレーニングをすると、より高い負荷をかけることができるので早く筋肥大させることができますが、筋トレは自重トレーニングで行うことがベストだという専門家もおり、正しいやり方をすれば自重トレーニングのみで十分な効果を期待することができます。
ただし、自重トレーニングに場合、自分の体重以上に負荷をかけられないので、ある一定のところまで成長させると伸び悩む場合があります。そのため、腕立て伏せを含めて、自重トレーニングで効果を最大限に生み出すためのコツをご紹介します。
自重トレーニングのコツ①回数を多くする
ノーマルプッシュアップの場合は、基本的には20回を3セットが目安と言われていますが、20回×5セットや、10セットにするなど自分の筋肉レベルに合わせて回数を増やしていきましょう。この時のコツが、1セットの回数を増やすのではなく、セット数を増やすようにしましょう。
1セットの回数を増やすと、フォームが乱れやすくなってしまいます。なので、セット数を増やすことが、自重トレーニングのコツだと言えます。
自重トレーニングのコツ②インターバルを短くする
あまりインターバルを空けてしまうと、筋肉が休んでしまうのでセットとセットが連動したトレーニングにはならないためです。インターバルは長くても30秒で抑えておき、筋肉が休みきる前にセット数をこなすことが、効果的なトレーニングのやり方です。
自重トレーニングのコツ③動作はゆっくり
動作を早くすると、フォームが崩れてしまったり、反動をつけやすくなってしまうので、結果として自重トレーニングを行なってもなかなか成果が出ないということになります。最初は少ない回数でも構わないので、量より質を意識して、1回1回のトレーニングでしっかりと筋力アップするように意識しましょう。
自重トレーニングのコツ④継続して行う
「継続は力なり」とはよく言ったもので、上半身のトレーニングをするときに、1回に100回の腕立て伏せを行うよりも、20回を5日間継続して行なった方が、筋肉を肥大化させることができます。上半身の筋トレを習慣化させるには、最低でも3ヶ月間は継続させる必要があります。
継続させるコツとしては、1日のスケジュールに組み込んでしまうことがいいでしょう。筋トレは、朝行うと効果的だと言われていますが、難しい人は帰宅後に行う、夜寝る前に行うなど、決まったタイミングでトレーニングを行うようにしましょう。
毎日決まった時間にトレーニングするようにすると、より習慣化しやすくなり、筋肥大させやくなります。
自重トレーニングのコツ⑤鍛える場所を変える
そのため、一定のレベルに達したら、上半身のいろいろ部分をきたえられるように、トレーニングの内容をローテーションするようにしましょう。例えば、腕立て伏せなら、基本のノーマルプッシュアップと、大胸筋を鍛えるワイドプッシュアップを組み合わせて行うようにします。
ノーマルプッシュアップ1セット+ワイドプッシュアップ1セット→インターバルのように、違った部分を鍛える腕立て伏せを組み合わせてトレーニングを行うと、より効果的な自重トレーニングができるようになるでしょう。
腕立て伏せは大胸筋を鍛える最高の筋トレ
自重で大胸筋上部を狙い撃ち!しっかり効かせれる胸トレ紹介【自宅で筋トレ】
特に、大胸筋を自重トレーニングで鍛える方法は、腕立て伏せしかありません。短期間で引き締まった体を手に入れたいのであれば、腕立て伏せを行うことをおすすめします。
大胸筋を鍛えるのに最適な自重トレーニングはプッシュアップ
腕立て伏せの正しいやり方!大胸筋に効く5つのフォームのポイントを解説
肩幅より少し広く腕を広げる
足を軽く開いて体を一直線にする
肘を曲げて状態を倒す
床に胸がつかないギリギリまで体を倒す
このとき、ノーマルプッシュアップがしっかりできないくらいの筋肥大だったり、腹筋が弱かったりするとキープすることが厳しいはずです。自分にはワイドプッシュアップが早いということなので、無理せずノーマルプッシュアップから始めるようにしましょう。
ゆっくりと元に戻す
最初のうちは、キツくて余裕がないはずなので、鏡でフォームを確認するやり方は難しいかもしれません。
一緒にトレーニングしてくれるパートナーがいれば、見てもらったり、そういう人がいなければスマートフォンで動画を撮影して、インターバルの間にフォームを確認するなどして、正しいフォームで腕立て伏せができるようにすると、大胸筋を鍛える効果的なワイドプッシュアップを取得できるコツになるので、ぜひ試してみましょう。
正しい腕立て伏せのやり方やコツのまとめ
腕立て伏せのやり方で大切なのは、とにかくフォームです。どの腕立て伏せでも、必ず体が一直線に真っ直ぐになっていることを意識してトレーニングすることを徹底することが、効果的に筋肥大させる方法です。それ以外のコツとしては、下げるときは息を吸う、上げるときは吐くという呼吸を意識すること、そして自分が行なっているトレーニングが、どの部分の筋肉を鍛えているのかしっかりと意識することです。
特に、筋肉を意識するというのは、バカにする人もいるかもしれませんが、かなり効果を上げるためのコツの1つであると言われています。正しいフォームと呼吸と、意識。この3つをマスターすることで、腕立て伏せの効果を最大限に発揮し、最短で理想の体を手に入れられるように、トレーニングに励みましょう。
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