スロースクワットの効果と正しいやり方とは?中性脂肪と血糖値が下がる?
スロースクワットとは、時間をかけてスクワットする筋トレのことです。スロースクワットは有酸素運動なので、筋力増加はもちろん、ダイエットやテストステロンの分泌といった効果が期待できます。スロースクワットは、関節に負担をかけずに太ももの筋力を上げることができるため、年配の人にもおすすめです。
Writer
公式ライター オリモト
スロースクワットとは?
簡単にできるのに負荷が大きく脂肪燃焼効果も高いスロースクワットは、道具を使わずに自宅で気軽にできるため、女性やダイエット初心者に適しています。
スロースクワットのメリット
・足の関節に負担がかからない
・いつでも気軽にできる
・健康を維持できる
器具が必要なく自宅で気軽にやれるスロースクワットは、通常のスクワットと違いゆっくり時間をかけてやる分関節への負担が少ないため、年齢や性別を問わず誰でも挑戦しやすいトレーニングです。ダイエットが目的の人以外に、足腰に自信がない人や運動不足が続いている人に適しています。
スロースクワットで効く筋肉・部位
・ハムストリング
・大腿四頭筋
・ふくらはぎ
・ヒラメ筋
スロースクワットで集中的に鍛えられる筋肉は、ハムストリングや大腿四頭筋といった太ももと、ふくらはぎやヒラメ筋の膝から下の足の部分であるとされています。
①ハムストリング
【場所】
太ももの裏
【特徴】
ハムストリングは、走る・飛ぶなどの動きに大きく関係しています。肉離れなどの損傷が起きてしまうと、歩く・走るといった動作ができなくなります。
【鍛えるメリット】
・基礎代謝量の増加
・運動能力の向上
②大腿四頭筋(だいたいしとうきん)
【場所】
太もも
【特徴】
大腿四頭筋は、体全体を支えており、立つ・歩くといった動作に大きく関係しています。損傷すると、立つ・座るといった動作ができなくなるのはもちろん、階段の上り下りといった動きも一切できなくなります。
【鍛えるメリット】
・基礎代謝量の増加
・運動能力の向上
・下半身の安定
③ふくらはぎ
【場所】
膝から下の、アキレス腱などがある裏の部分
【特徴】
ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれ、上半身に血液を送る役割があります。歩く・走るといった動作に大きく関係しており、人間が活動するうえで非常に大切な筋肉です。
【鍛えるメリット】
・血流が良くなる
・運動能力の向上
・美脚につながる
④ヒラメ筋
【場所】
ふくらはぎの部分で、足首までの裏側
【特徴】
ふくらはぎ同様、ヒラメ筋は血液を上半身へ送る役割があります。足首などの関節動作に関係しており、長時間立つなど、同じ姿勢を保つのに必要な筋肉です。
【鍛えるメリット】
・血流が良くなる
・運動能力の向上
スロースクワットの効果
・テストステロンの増加
・ダイエットできる
・血糖値が下がる
スロースクワットには、生活の質を上げるたり健康を促進するといった効果があります。脂肪燃焼のみならす病気の予防につながるため、毎日習慣化すべき筋トレの1つであると言えます。
①テストステロンの増加
【テストテロンの効能】
・集中力や記憶力を高める
・性欲や睡眠の質を高める
・男らしさを保つ
ダイエット期間中は、スロースクワットを定期的におこない、テストステロンを増やすように意識していきましょう。
②ダイエットできる
中性脂肪を燃焼させて痩せやすい体を作ることができるスロースクワットは、同時に足を引き締めることができるためダイエット中の女性におすすめです。
③血糖値が下がる
スロースクワットの正しいやり方・トレーニング法
スロースクワット10分で痩せる&血糖値を下げる【ピントレダイエット】
【スロースクワットのやり方】
①両足を肩幅より少し広めに開く
②両手を伸ばしお尻を後ろに突き出しながら、2〜3秒かけて下ろす
③床と太ももが平行になる位置まで下ろし2〜3秒キープする
④2〜3秒かけて、元の状態に戻す
①フォーム・姿勢
・腰を下ろすときにお尻を後ろに突き出し膝が前に出ないようにする
・背筋を伸ばしながら腰を下ろす
②回数
③インターバル
インターバルは、長すぎると筋肉の緊張がなくなり、短すぎると筋繊維を壊す恐れがあります。長すぎず短すぎない適度な長さのインターバルを取ることが大切です。
④セット数
スロースクワットは、初めから無理をするのではなく、徐々に目標の回数やセット数を達成できるようにしていきましょう。セット数を減らしたくない人には、1セットあたりの回数を少なくするのもおすすめです。
⑤呼吸
呼吸を止めて筋トレをすると、体内の酸素量が減り、血圧が上昇して心臓や血管に負担がかかってしまいます。最悪の場合、筋トレ中に失神する恐れもあります。
⑥頻度
スロースクワットのコツ
・1回あたりにかける時間
・足の角度
スロースクワットは、きちんとポイントを押さえてやらなければ鍛えたい筋肉に負荷がかからず効果が半減するので注意が必要です。
①1回あたりにかける時間
②足の角度
【地面についている足の角度】
指先・膝は真っ直ぐに向けましょう。前に向けることで、付け根から足首までの筋肉へまんべんなく適度な負荷をかけることができます。
【腰をおろしたときの膝の角度】
膝の角度が、90度になるまで下ろしましょう。腰をおろすときには、膝を前に出すのではなく、お尻を後ろに突き出すようにするのがポイントです。
スロースクワットの疑問
①毎日やってもいいの?
②初心者の重量設定とは?
スロースクワットは自重だけでも十分な効果を得ることができるため、一般人や初心者の人には、器具を使わずにやることをお勧めします。
③女性がスロースクワットするときは?
スロースクワットを正しい方法で行う
健康維持や代謝向上など嬉しいメリットが多いスロースクワットは、無理せず自分のペースで、段階的に筋肉量の増加を目指しながらやりましょう。
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