インターナルローテーションとは?効果的に棘下筋を鍛えるやり方を解説!
インターナルローテーションとは、棘下筋を含むインナーマッスルを含めた肩回りの筋肉の強化ができるエクササイズのことです。効果的に棘下筋を鍛えるやり方には、ダンベルを使用したインターナルローテーションがあり、肩関節の連動性の向上や肩の脱臼に効果が期待できます。
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公式ライター Activel_director
インターナルローテーションとは?
インターナルローテーションには、軽い負荷で肩こりや姿勢改善に効果があるため、男性だけではなく女性が鍛えるのにもおすすめです。
インターナルローテーションで鍛えられる筋肉・部位
インターナルローテーションをするときには、小さく意識しづらいインナーマッスルと大きく意識しやすいアウターマッスルのそれぞれの特徴を理解し、効率よくトレーニングするようにしましょう。
回旋筋腱板
回旋筋腱板を使うインターナルローテーションで、まとめて鍛えられる筋肉は4つです。
棘上筋
肩甲下筋
棘下筋
小円筋
棘下筋
手を外に開く動作や肩を挙げて背後に腕を引く動作で使用され、肩関節の安定性に大きな関りを持つ棘下筋は、野球の投球やテニスといったスポーツでよく使われています。
大胸筋
広背筋
インターナルローテーションでは、大胸筋と同様に、内側に引っ張るときに使用されています。
大円筋
インターナルローテーションでは広背筋や大胸筋と同様に、チューブを内側に引っ張るときに使われます。
インターナルローテーションの効果
・肩関節の連動性向上
・肩のエクササイズ
・肩のリハビリ
インターナルローテーションは肩関節のインナーマッスル中心に効果があり、腕をメインに使うスポーツのパフォーマンスを向上させるのに欠かせません。
肩関節の連動性向上
肩のエクササイズ
インターナルローテーションで得られるエクササイズ効果は、4つです。
・肩こり解消
・姿勢改善
・身体の代謝上昇
・肩トレーニング前のウォーミングアップ
肩のリハビリ
・肩回りの筋力の回復
・肩関節の安定性向上
・肩関節の脱臼予防
インターナルローテーションでは、肩のケガで弱くなってしまった筋肉や、使うことが減り狭くなった可動域を適度な負荷で鍛え、広げることができます。
インターナルローテーションのやり方
・フォーム・姿勢
・回数・セット数
・呼吸のタイミング
・インターナルローテーションの注意点
正しい姿勢やフォームを崩さずにできる回数を設定し、呼吸に気を使うことで、効率的なトレーニングすることができます。
フォーム・姿勢
【インターナルローテーションのやり方】
①チューブを身体の外側にひじの高さで固定
②チューブが張るくらいの距離に立つ
③脇を締め、ひじを胴体に固定
④ひじを固定したまま身体の内側方向へ引っ張る
⑤ゆっくりスタートポジションへ戻る
⑥④~⑤を繰り返す
・ゆっくり動く
・鍛えたい部位を使っていることを意識する
・無理にスタートポジション以上外へ広げる必要はない
・正しく呼吸を続ける
回数・セット数
回数 | 10~20回 |
---|---|
セット数 | 3~5セット |
慣れるまでは、10回3セットから始め、自分の身体やレベルにあった回数やセット数を見つけるようにしてください。
呼吸のタイミング
息を吐く | チューブを引っ張るとき |
息を吸う | スタート位置に戻るとき |
呼吸のタイミングは、筋トレをするときに大切な要素の1つです。呼吸を意識しないで筋トレをすると、血液の循環が悪くなったり、疲労や筋肉の柔軟性に影響を与えたりする恐れがあるため、注意が必要です。
インターナルローテーションの注意点
【フォームの崩れている恐れがある場合】
・チューブを引っ張るときにひじが離れすぎてしまうとき
・スタートポジションを最後まで維持できないとき
・身体をひねっているとき
インターナルローテションのバリエーション
・ダンベルを使ったやり方
・ジムでのインターナルローテーションのやり方
インターナルローテーションをアレンジし、チューブの代わりにダンベルや、ジムにあるケーブルマシンを使ってトレーニングすることが可能です。
ダンベルを使ったやり方
ダンベルがない場合は、水の入ったペットボトルでも代用可能です。ダンベルを使ってトレーニングをする場合は、ダンベルの重量を間違えると過負荷になりやすいため注意しましょう。
ジムでのインターナルローテーションのやり方
・握りやすい持ち手に付け替える
・自分のひじの高さに持ち手を調整する
・軽めの重量を設定する
インターナルローテーションの気になる疑問
・女性がするときは?
・毎日やってもいいの?
・脱臼癖があってもやっていいの?
インターナルローテーションをはじめる前に疑問を解消することで、効率よくトレーニングすることができます。
女性がするときは?
自分にあった負荷でトレーニングすることで、3つの効果が実感できるようになります。
・バストアップ
・肩こり改善
・基礎代謝が上昇し、ダイエットに繋がる
毎日やってもいいの?
筋肉痛があるときには、バランスのよい食事を心がけ、傷ついた筋肉を回復させることを意識してトレーニングするようにしましょう。
脱臼癖があってもやっていいの?
インターナルローテーションと逆側に引っ張るトレーニングのエクスターナルローテーションを同時にすると、同じ筋肉を違う動きで鍛えて、より脱臼に強い肩を作ることができます。
肩関節の筋肉に刺激を入れる
肩関節の連動性が向上すると、上半身と下半身への相乗効果が得られ、健康促進に繋がります。
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