2021年4月30日 更新

首の筋肉の名前とは?首筋の筋肉の役割と働きを解説!

首の筋肉の名前とは、僧帽筋や胸鎖乳突筋に代表される頭部と頚椎に付いている筋肉群をさしています。首には形状や付いている骨の部分が名前の由来になっている筋肉が多くあります。首筋の役割は、頚椎の自由な運動を可能にして、人体の約8%の重量がある頭部を保護して良い姿勢を保持することです。

108 view お気に入り 0

首の筋肉とは?

 (236227)

首の筋肉とは、頚椎の周りにある筋肉群のことで、頭部と身体をつないでいる頚椎の保護し、運動する働きを担っています。首の筋肉が働くことで頚椎がしている運動は3つです。

・前に倒す屈曲と後ろに反らせる伸展
・左右に倒す側屈運動
・左右にひねる回旋運動


人間の頭の大きさはおよそ6キログラムほどあり、横になっている時以外は常に頭の重さを頚椎と周りにある筋肉が支えています

首の筋肉の名称

首の筋肉の名称は単独の場合と筋肉群とまとめて呼ばれている場合があり、付いている骨や働きで名前が付けられていることが多いです。首の筋肉の多くは、左右1対で存在していることが多く、左右の筋が同時に働くと頸部の屈曲・伸展運動になり、片側のみの収縮では側屈あるいは回旋運動になります。

頭部と頚椎から肩甲骨や胸椎につながっている筋肉は首の運動だけでなく、身体の姿勢や運動に関与しています。
名前 付着している部位 働き
僧帽筋 頭部後面,胸椎/鎖骨,肩先端 肩甲骨を上に挙げる
肩甲挙筋 頚椎/肩甲骨 肩甲骨を上に挙げる
菱形筋 小菱形筋:頚椎/肩甲骨 肩甲骨を上に挙げる
大菱形筋:胸椎/肩甲骨 内側に寄せる
胸鎖乳突筋 胸骨,鎖骨/頭部後面 頸部伸展・回旋
斜角筋群 頚椎/肋骨 頸部屈曲・側屈
後頭下筋群 頚椎/頭部後面 頸部伸展・側屈・回旋
椎前筋群 頚椎/頭部後面 頸部屈曲
舌骨下筋群 胸骨,鎖骨,肩甲骨/舌骨 舌骨の引き下げ
頭板状筋 頚椎,胸椎/頭部後面,頭部側面 頸部伸展・側屈・回旋
頚板状筋 胸椎/頚椎 頸部伸展・側屈・回旋
広頚筋 下顎骨/肋骨周囲の皮膚 口角を下方に引く
頭半棘筋 頚椎,胸椎/頭部後面 頸部伸展・回旋

僧帽筋

 (236228)

僧帽筋は頭部の後方から肩甲骨や肩の先端、鎖骨に付いている表層にある面積の広い筋肉で、頭部と肩甲骨の幅広い運動に関与しています。僧帽筋は肩こりの原因になる筋肉で、別の働きをもつ以下の3つの筋繊維から構成されています。

・僧帽筋上部筋繊維:肩甲骨を引き上げる
・僧帽筋中部筋繊維:肩甲骨を中央に寄せる
・僧帽筋下部筋繊維:肩甲骨を引き下げる

僧帽筋を鍛えるためには、懸垂やデッドリフトが有効です。

菱形筋

菱形筋は頚椎と胸椎の棘突起から肩甲骨に付着している深層筋で、肩甲骨を内側に引きよせる働きをしています。大菱形筋と小菱形筋の2つの筋で構成されている菱形筋は、表層にある僧帽筋や広背筋の働きをサポートをする役割があり、菱形筋が弱くなると、肩甲骨が外側に開き、不良姿勢の原因になります。

菱形筋は、腕を伸ばした状態から肩甲骨を引き寄せるトレーニングで効果的に鍛えることが可能です。

肩甲挙筋

肩甲挙筋は、首の後ろから肩甲骨に付着している筋肉で、肩甲骨を上方に上げる作用があり、僧帽筋と同時に働きます。ショルダーバッグやリュックを背負う場面では肩甲挙筋に特に負担がかかり、長時間続けていると筋肉が硬くなり、肩こりが起こりやすくなるため注意が必要です。

肩甲挙筋のトレーニングには、肩甲骨を上方へ引き上げる運動であるショルダーシュラッグを行って僧帽筋と同時に鍛える方法があります。

胸鎖乳突筋

 (236229)

胸鎖乳突筋は、側頭部から鎖骨と胸骨に付着している大きな筋肉で、頭部の伸展運動と片側だけの収縮で首の回旋運動をしています。胸鎖乳突筋の特徴は人体で最も速筋繊維の占める割合が高いことで、スポーツで怪我の防止目的で鍛えられることが多い筋肉の1つです。
胸鎖乳突筋は、仰向けの姿勢から軽い抵抗をおでこに加えて頭を起こす動作をすることで鍛えることが可能で、フェイスラインがすっきりする効果があります。

斜角筋群

 (236230)

斜角筋群は前斜角筋・中斜角筋・後斜角筋の3つの名称から構成されている深層筋であり、肋骨の上部から頚椎に付いています。斜角筋群は、頭部を側屈させる働きと、肋骨を引き上げる動きで呼吸の補助する呼吸筋の役割があります。

斜角筋のみを鍛える方法はありませんが、首を上に向ける動作をともなうバックエクステンションで背筋群と一緒にトレーニングすることが有効な方法です。

後頭下筋群

後頭下筋群は、頭部から頚椎の棘突起をつなぐ4つの首の後ろにある筋肉の総称で、同時に収縮することで頭部の伸展と側屈、回旋させる働きがあります。後頭下筋群を構成している筋肉は4つです。

・大後頭直筋
・小後頭直筋
・上頭斜筋
・下頭斜筋

後頭下筋群は首の付け根に位置し、周辺には神経が集中している場所でもあるため、猫背や首が前に移動して緊張状態が続くと、頭痛やめまいの原因になります。

椎前筋群

椎前筋群は、頚椎から頚椎と後頭骨をつないでいる首の後ろの深層にある筋群で4つの種類の筋肉で構成されています。

・頚長筋
・頭長筋
・前頭直筋
・外側頭側筋

4つの椎前筋群が同時に収縮することで、頭部の屈曲と側屈を補助する働きがあります。
椎前筋群は大きな力を持つ筋肉ではありませんが、ストレートネックが原因で頭の位置が前方にある場合には、過剰な収縮をして疲労しやすい筋肉群です。
55 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

この記事のキュレーター

mblue1974 mblue1974