筋トレの翌日がだるい理由とは?トレーニングやジムの次の日の対策を解説
トレーニングやジムの翌日に体がだるいのは、筋トレの負荷で筋肉の細胞が損傷し、炎症を起こしているからです。しかし、適切な処置を取ることで翌日の筋肉の回復を早めることができます。また普段から筋トレの前後や日常生活に工夫をすることで、筋肉がだるい状態にならず、快適に筋トレに取り組むことが可能です。
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公式ライター Activel_director
筋トレの翌日は体がだるい!
効果的にトレーニングに取り組むために、翌日に体がだるいと感じる原因と解決策を知っておきましょう。
筋トレの翌日がだるい原因とは?
・筋肉痛
・オーバートレーニング
・体のむくみ
・エネルギー不足
・睡眠不足
・血糖値の低下
・アルコールの摂取
筋トレの翌日まで体がだるい場合、トレーニングでダメージを受けた筋肉が回復しきれていないことや、筋トレに取り組むための体調が整っていなかったことが要因です。原因をきちんと把握し、再発防止に努めましょう。
筋肉痛
筋肉に炎症がある間は、疲れも蓄積されている状態ですので、無理にトレーニングをせず体を休めることを優先してください。
オーバートレーニング
自分の体調や限界に見合った適切な筋トレができない場合、疲労回復までかなりの時間がかかるため、翌日以降も体がだるい状態が続く可能性が高まります。
体のむくみ
むくみは、汗をかき体内の水分量が不足して起こる場合もあります。脱水の初期症状が起こり、体が水分を溜め込もうとするためです。筋トレ後のケアや水分補給が不十分だと、体がむくみ翌日にだるさが残ることがあります。
エネルギー不足
また、筋トレ中に消費する体内エネルギーは主に糖質ですが、消費できる糖質が不足すると、代わりに体内のタンパク質を分解しエネルギーを生成します。本来筋肉の素になるはずだったエネルギーを消費することになるため、エネルギー不足で筋トレをすると疲労を回復できないどころか筋肉量を増やすこともできません。
睡眠不足
また、寝る前の激しい運動は体を覚醒させ、入眠を妨害し睡眠の質を低下させてしまう可能性があるため、夜遅いトレーニングは避けた方がよいでしょう。
血糖値の低下
低血糖は、血糖値が正常より低下することで脳に栄養が不足し、倦怠感や自律神経に乱れが出る症状のことです。体がエネルギー不足を訴え危険信号を出している状態であるため、ドリンクやサプリで素早く糖質を補給しましょう。
アルコールの摂取
アルコールを摂取すると、分泌されるのがコルチゾールです。コルチゾールはエネルギー源である糖の確保のため、筋肉を分解し修復を遅らせます。さらに分解が進むと筋肉量の低下を招き、疲れが残るだけでなくトレーニングの効果を半減させてしまいます。
筋トレの翌日のだるい時の対策方法
・筋肉の緊張の緩和
・血行の活性化
・食へのアプローチ方法
・サプリメントの活用方法
・睡眠時間を適切に確保する方法
既に体がだるい状態でも、次の日に適切なアフターケアを取ることで、ダメージを受けた筋肉の回復を促進させることができます。多様なアプローチ方法がありますので、自分に合う方法を試してみてください。
筋肉の緊張の緩和
座った姿勢でできるストレッチは、疲労が溜まりやすい下半身の筋肉を効率良くほぐすことができます。太ももや足の付け根の大きなリンパを流すことを意識し、しっかり伸ばしましょう。体が温まっている運動後や入浴後は、血行が良く効果が高まるためおすすめのタイミングです。
血行の活性化
【温冷交代浴のやり方】
①40〜42度のお湯を張った湯船に3分、肩まで浸かる
②湯船から出て、水シャワーを1分浴びる
③①と②を3〜5回繰り返す
温冷交代浴は、お湯で膨張した血管が冷たい水で収縮され、温冷を繰り返すことでポンプのような働きが生まれます。普通に湯船に浸かるよりも高い血行促進が期待でき、たくさん汗をかくので入浴前後に水分補給をしましょう。
食へのアプローチ方法
トレーニング翌日の朝食は、タンパク質を多く含み、食べやすく消化しやすい食材を選びましょう。チーズ、ヨーグルト、ちくわ、サラダチキン、豆乳、おにぎりがおすすめです。
体重/3食 | 朝食 | 昼食 | 夕食 | 合計/1日 |
---|---|---|---|---|
50kg | 12~18g | 12~18g | 16~24g | 40~60g |
60kg | 14.4~21.6g | 14.4~21.6g | 19.2~28.8g | 48~72g |
70kg | 17.5~25.2g | 17.5~25.2g | 21~33.6g | 56~84g |
※1日に必要なタンパク質量(体重1kgあたり0.8~1.2g) |
サプリメントの活用方法
筋分解を抑制し筋合成を促進する役割を持つのが、タンパク質に含まれるアミノ酸です。アミノ酸をサプリメントで素早く吸収することで翌日の筋肉の回復のスピードを上げ、だるい状態を軽減します。
睡眠時間を適切に確保する方法
筋トレの前に眠気がある場合は、20〜30分の仮眠をとるのがおすすめです。眠気が解消されるだけでパフォーマンスが向上し、集中力が上がります。仮眠時間が長いと疲労感が増し、夜の眠りの質が低下する原因になりますので注意しましょう。
筋トレの翌日のだるさを防止するコツ
・休息日の設定方法
・食事の見直し方
・睡眠の見直し方
・トレーニング中の栄養補給方法
・トレーニングの実施時間の設定方法
生活習慣や、トレーニングの前後に工夫をし継続することで、筋トレの翌日に体がだるい状態を緩和することができます。効果的に筋肉が育つメリットもあるため、ジムや自宅でのボディメイクやダイエットにぜひ取り入れてみてください。
休息日の設定方法
おすすめの筋トレ頻度は週3回です。休息日とトレーニング日を交互に設定しましょう。毎日筋トレしたい人は、鍛える部位を変えて取り組むと、超回復を妨げずに効率的なトレーニングができます。
食事の見直し方
栄養素 | 効能 | 効果的な食材 |
---|---|---|
タンパク質 | 筋肉を作る | 魚介,肉,卵,大豆,乳製品 |
炭水化物/糖質 | エネルギー源/筋分解の阻止 | パン,米,バナナ,芋類,甘酒 |
食物繊維 | 体の調子を整える | 野菜,海藻,果物 |
脂質 | 効率のよいエネルギー源 | バター,オリーブオイル,ごま油 |
電解質/ミネラル | 筋組織の修復を促進 | 海藻,野菜,果物,ナッツ類 |
ビタミン | タンパク質の吸収を早める | 果物,ぶた肉,魚介,乳製品 |
朝食は抜かず、タンパク質メインの食事を摂りましょう。昼食はサラダや小鉢をプラスし、炭水化物やタンパク質に加え、野菜や海藻でビタミン・ミネラルを摂ることを心がけてください。夕食は、遅くても19時までに摂ることが理想ですが、難しい場合は2回に分けて分食することをおすすめします。
睡眠の見直し方
最適な睡眠時間は7〜8時間ですが、時間の確保が難しい場合は睡眠の質を高める努力をしましょう。日中は光を浴びること、寝る3時間前に食事を済ませ、2時間前までに入浴すること、寝る前にスマホやPCをしないことを心がけましょう。
トレーニング中の栄養補給方法
運動中は汗で大量の水分が失われるため、水分を素早く吸収できるハイポトニック飲料を喉が渇く前にこまめに飲むのがおすすめです。
トレーニングの実施時間の設定方法
夜は十分な睡眠時間を確保するため、遅くにトレーニングすることは避けてください。筋トレをする時間が遅くなると、筋肉の回復が遅れ次の日までだるい状態を持ち越してしまうため、遅くても就寝の2時間前までに終えることを心がけましょう。
筋トレの翌日のだるさを改善した具体的な口コミ
【改善できた口コミ】
・いつもより長めに湯船に浸かって汗をかいたら体のだるさが楽になった
・1週間の食事改善とストレッチで、倦怠感が無くなりスッキリした
・十分な睡眠時間を確保したことで体がスッキリし、翌日集中して筋トレできた
【改善できなかった口コミ】
・血行促進のために湯船に浸かったが、長く浸かりすぎて眠るのが遅くなり睡眠不足でだるかった
・お風呂ではなくサウナに行ったら血行がよくなりすぎてしまい、体が熱を持ってだるさが取れなかった
・短時間の昼寝ができず、3時間程度寝てしまいだるさが増してしまった
翌日のだるさ対策をして筋トレに取り組もう
栄養摂取と休養のバランスを適切に管理することは、怪我を防止し筋肉の発達に高い効果を発揮します。怪我や体調不良に注意しながら、効果的にトレーニングに取り組みましょう。
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