リバースランジの正しいやり方と鍛え方とは?効果的にトレーニングしよう
脚の筋肉強化としておすすめトレーニング種目のリバースランジですが、正しいやり方を知らないとせっかく鍛えても効果は半減してしまいます。リバースランジの正しいフォームや負荷のかけ方を学んで、トレーニングの効果を最大限に高められるようにしましょう。
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公式ライター old_user_id: 442
リバースランジとは?
脚を中心とした下半身のトレーニングの基本といえばスクワットが有名ですが、リバースランジを取り入れることで、それだけでは鍛えきれない部位の筋肉への負荷を与えることができます。バランスの良い下半身の強化トレーニングを行うために、スクワットにプラスして補強する役割として取り入れてほしい種目となります。
スクワット・フロントランジとの違い
「フロントランジ」はリバースランジ(バックランジ)と対になる種目で、バーベルを担いだ姿勢から脚を前に出し、元に戻す動作となります。フロントランジで鍛えられる筋肉は主に大腿四頭筋でありスクワットと狙いが重なってしまうため、スクワットにプラスするならリバースランジがおすすめというわけです。
基本的なリバースランジの正しいやり方
バックランジ
リバースランジの正しいやり方と目的をしっかりと意識してトレーニングに取り組んでみてください。何も考えずに取り組むよりも遥かに早いスピードで筋肉は発達していくはずです。
リバースランジのやり方①バーベルの担ぎ方と姿勢
①両足は肩幅に広げる。
②姿勢を正して真っ直ぐに立つ。(上体が前傾しないように注意)
③胸を張る意識で肩甲骨を寄せ、バーを首よりもやや後ろめに担ぐ。
重量を担いだまま後ろに下がる動作になるので視線が下に行きがちですが、下を向いてしまうと自然と猫背になり、トレーニング効果が失われるだけでなく最悪腰を痛めてしまうため、視線は真っ直ぐ前を向くことを意識してください。
リバースランジのやり方②トレーニング動作
④上体を直立させたまま、片足を後ろに大きく踏み出す。
⑤後ろ足の膝を地面手前まで下げる。(後ろ足はつま先立ち)
⑥前足のすねは地面に対して垂直をキープする。
⑦前足主動を意識しながら後ろ足をスタートポジションに戻して立つ。
⑧左右交互に行う。
バランスを保つために多少上体が前傾するのは構いませんが、基本的に上体は直立を維持します。また戻すときは後ろ足ではなく軸足で戻すことを心がけてください。
リバースランジのやり方③効かせるべき筋肉
なぜ脚ではなくお尻なのかといえば、それはリバースランジの役割に理由があります。下半身強化の種目の主役はやはりスクワットであり、リバースランジはそれだけでは追い込みきれない筋肉を強化する補強役です。ですのでスクワットでバッチリ効果が及ぶ太ももよりも、比較的負荷のかからないお尻を重点的にトレーニングするべき種目だというわけです。
リバースランジのやり方のバリエーション
それぞれの種目の目的と正しいやり方を理解して、効果的なトレーニングに励んでください。
リバース・スライディング・ランジ
#07スライディング・ランジ
①後ろ足をスライディングディスクの上に置き肩幅に立つ。床で行う場合は滑らないよう軸足に靴などを履いておく。
②両手を腰に置き姿勢を正す。
③後ろ足をスライドさせ、膝が地面に付く手前まで下げる。
④前足のすねは地面に対して垂直をキープする。
⑤お尻を意識して後ろ足をスライドさせて戻す。
⑥左右各10回を交互に行う。
ダンベル・リバースランジ
バックランジの効果的な筋トレ方法/大臀筋/ダンベル/ジョイフィット24四ツ橋 #ダイエット #下半身痩せ
①両手にダンベルを持ち、足を肩幅に広げ真っ直ぐ立つ。
②両腕は真っ直ぐ下に下ろす。
③後ろに片足を踏み出し、膝が床に付く手前まで下げる。
④前足のすねは地面に対して垂直をキープする。
⑤お尻を意識して元の態勢に戻す。
⑥左右交互に行う。
ダンベルを使用する場合も、リバースランジで意識してほしいのはお尻です。どうしても後ろ足を蹴ってしまう場合は、少し上体を前傾させると軸足主動で戻すことを意識しやすくなります。
オフセット・ダンベル・リバースランジ
自宅筋トレ、ヒップと太もも引締め バックランジ
①後ろに下げる側の手にダンベルを持ち、肘を曲げて顔の横、肩の上に持ってくる。
②足を肩幅に広げ、真っ直ぐ立つ。
③後ろに片足を踏み出し、膝が床に付く手前まで下げる。
④前足のすねは地面に対して垂直をキープする。
⑤お尻を意識して元の態勢に戻す。
⑥左右交互に行う。
バランスが崩れないよう意識することで肩とお尻、さらに体幹に程よい負荷を与えることができます。
オーバーヘッド・ダンベル・リバースランジ
オーバーヘッドリバースランジ
①両手を真っ直ぐ上に伸ばしてダンベルを持つ。
②足を肩幅に広げ、真っ直ぐ立つ。
③後ろに片足を踏み出し、膝が床に付く手前まで下げる。
④前足のすねは地面に対して垂直をキープする。
⑤お尻を意識して元の態勢に戻す。
⑥左右交互に行う。
なるべく体の重心がぶれないように意識しながら行うことで全身の筋肉に効果が出ますので、まずは軽い重量から挑戦してみてください。
リバースランジの負荷とセットについての考え方
リバースランジに適した負荷とセット
①アップ10回1セット(基準の30~50%重量)
②メイン10回2~3セット(基準の重量)
メインのラストセットは10回上げられないかもしれませんが、とにかく限界まで追い込みましょう。自分の成長に合わせて重量を上げていきます。
シェイプアップを目的とする場合は重量は少し余裕を感じるぐらい軽めのもので構いません。
①アップ20~40回1セット(重量なし)
②メイン20~40回2~3セット(軽い重量)
一回にかかる負荷よりもリズムよく回数を続けることがポイントになります。軽く息が上がるくらいにがんばりましょう。
リバースランジを行う頻度
そんなに休んだら不安になるという人は、リバースランジを行った次の日は上半身といったように日毎に鍛える部位を変えてローテーションするのがおすすめです。トップボディビルダーも月曜日は腕、火曜日は肩など一つの部位が一週間に一度回ってくるローテーションを組んでいるようです。
リバースランジの正しいやり方で脚の筋肉を強化しよう
今まで行っていなかった方も、ぜひリバースランジをメニューに取り入れて正しいやり方で実践してみてください。
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