2021年1月20日 更新

足の筋肉の名前とは?ふくらはぎ・太もも・足の付け根の筋肉を解説

足の筋肉の名前は、単体の筋肉を指す場合と、共同して働く複数の筋肉の名前が集まった総称を呼ぶ場合があります。ふくらはぎ・太もも・足の付け根の筋肉には、強くて大きい大殿筋や大腿四頭筋・ハムストリングスが集まり、姿勢の保持や下半身の安定を担っています。

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足の筋肉とは?

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足の筋肉は、付け根から膝関節までを指す大腿部とふくらはぎから足部までを指す下腿部の2つに分かれる30種類以上の筋肉から構成されています。

足には、股関節・膝関節から足関節までの下半身を機能的かつ効率よく動かすため、前面・後面・左右のすべての部位に強い筋肉が付いています。脚にある筋肉は、日常の基本的な動作から応用を必要とするスポーツの場面までのあらゆる動作を安定して働かせる役割がある重要な部分です。

大腿部

大腿骨を覆うように多くの筋肉が付着している大腿部は、人体で1番太い筋肉で、股関節から膝関節までの運動を担っています。股関節は、関節の自由度が高く可動範囲が広いことが特徴です。

股関節の運動には、大殿筋や中殿筋・腸腰筋が関与しています。膝関節は骨だけでは不安定な関節ですが、大腿四頭筋とハムストリングスの2つの大きくて強い筋肉に支えられることで、安定性と可動性を得ることができています。

下腿部

下腿部とは、膝関節から下の足関節・足部までのことで、下半身の強い踏ん張りとバランス能力を必要とするときに活躍している部位です。足関節を動かしている下腿三頭筋は、収縮によるポンプ作用で下半身の血流を活発にしていることから、第二の心臓と呼ばれています。

下腿部には、足首と足の指を動かす筋肉が共同して働くことで、バランスを調整して、床面に対して力を伝える2つの作用があります。

足の筋肉の名前

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足の筋肉の名前は、同じ役割や付着部をもつ複数の種類の筋肉を組みあわせてつけられています。下肢の筋肉の主な働きは、股関節・膝関節・足関節を可能な範囲で動かしたり、複数を同時に収縮させて関節を固定することです。

二関節筋が機能的に複数の関節に働くことで、下半身の安定性と効率性をもたらしています。

関節別の筋肉一覧

股関節 殿筋群,腸腰筋,大腿四頭筋,ハムストリングス,外旋6筋,内転筋
膝関節 大腿四頭筋,ハムストリングス,腓腹筋
足関節 下腿三頭筋,前脛骨筋,後脛骨筋
足部 長母指屈筋,長母指伸筋,長趾伸筋,趾屈筋
足は、4つの関節ごとに別の筋肉が付いていて、機能性やバランスの保持、安定性を確保する働きがあります。

・股関節
・膝関節
・足関節
・足部の関節


股関節と膝関節の2つの関節に関与している大腿四頭筋とハムストリングスの役割は、下半身全体の運動性と安定性の向上させることです。足首の運動を担う下腿三頭筋や前脛骨筋と足の指を動かす足趾の筋は、床面に足の力を伝えるために重要な役割を果たしています。

二関節筋

付着している骨の部分が2つの関節をまたいでいる二関節筋は、身体を機能的に働かせていくうえで非常に重要な役割を果たしている筋肉です。二関節筋が隣接している2つの関節に同時に力を伝えることで、下半身の安定性が向上し、少ない筋肉の働きで大きく効率的に動かすことが可能となります。

下半身にある二関節筋は、5つです。

・半腱様筋
・半膜様筋
・腓腹筋
・大腿直筋
・大腿二頭筋

足の付け根の筋肉の名前と役割

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名称 役割
大腿直筋,恥骨筋,大腿筋膜張筋,縫工筋,腸腰筋 屈曲・前方に足を上げる
大殿筋,大腿二頭筋,半膜様筋,半腱様筋 伸展・後方に足を引く
中殿筋,小殿筋,大腿筋膜張筋 外転・外側に開く
長内転筋,短内転筋,大内転筋,恥骨筋,薄筋 内転・外転から閉じる
梨状筋,上双子筋,下双子筋,大腿方形筋,内閉鎖筋,外閉鎖筋 外旋・外側にひねる
小殿筋,中殿筋,大腿筋膜張筋 内旋・内側にひねる
脚の付け根の筋肉の役割は、股関節の広い可動範囲を動かして体幹と下半身を連結して力を全身に伝えることです。股関節は1つの運動への働きに対して複数の筋肉が関与しているため、効率よく高い筋出力を発揮することができます。

股関節周りの代表的な筋肉である大殿筋や大腿四頭筋・ハムストリングスは、全身の筋肉で上位に入る大きい筋面積があり、筋トレによる効果が高いです。

大殿筋

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殿筋群で最も表層に位置している大殿筋は、丸みのある臀部を形成している大きくて力も強い筋肉です。大殿筋には、股関節を後ろに伸ばす役割があり、膝を曲げた状態から戻すときによく働くことから、座った状態から立ち上がるときや階段を昇るときに活躍します。

骨盤を固定して上半身と下半身をつないでいる大殿筋を鍛えると、疲労を軽くして長く楽に歩けるようになります。​

中殿筋

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お尻の上に位置している中殿筋は、面積のほとんどが大殿筋に覆われているインナーマッスルで、骨盤と股関節を結んでいます。中殿筋の1番大きな働きは股関節を外側に広げて上げる動作で、歩いているときや片足立ちのときの安定性を高める役割があります。

中殿筋の筋力が低下すると、片足立ちが不安定になったり骨盤が左右に傾いたりするため、うまく歩くことが難しくなりやすいです。
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